高額な松ヤニ | ヴァイオリン掲示板

松ヤニアレルギーがあります。
アレルギーフリーの松ヤニはあまり好きではないので、普通の松ヤニでおすすめはありますか？

スレが3年間止まっていたようですが、再利用？　させて頂きます。
私も　レザーウッド　Leatherwood Bespoke の松脂が気になっています。
約1万円と流石に高いので失敗はしたくないですし、Supple とCrisp があるのも迷います。本家のサイトがあり、そこでは　75:25、50:50、 25:75の比でブレンドした商品もあります。都合5種類あるわけです。
ブレンドを買うより、Supple とCrisp 両方を買って、季節により、また用途（ソロor室内楽）により、塗り分けるのが良いのかも知れません。
使用された方のインプレッションをお聞きしたいです。

ベスポーク、アンドレア、セシリア、ミランペカット、ギョーム、メロスバロック、アルシェ等々…
ウッカリ色々試してしまった者です。
結論から言うとキリがないw
その時に張っている弦との相性もある。

とはいえ試す方の参考程度に…主観ですが。
ベスポーク: ギョームに更に透明感を持たせたような感覚です
クリスプの方が食い付きが良く比較的明るい音に聞こえる。
透明感はあるが、複雑な音色？というよりはストレートな音色に感じる

オールドマスター GOLD1:薄く塗っただけでかなり食い付きが良く
音色も艶があって良い
オールドマスター GOLD2:上記より食い付きは良くなるが、しっとりした感覚もある
若干弾いている感覚が重い、季節によるかもしれない
オールドマスター は現在メーカーによりパッケージがlight、darkとなっているものと混在する。

かくいう私はギョームより明るく艶と音量を感じるオールドマスター GOLD1に落ち着いております。
サラッとしているが引っ掛かりが強く、粉飛びしにくい松脂が好きな人にはオススメです。（ハチミツ感覚好き！？）

ベスポークも良い松脂だとは思いますが、完全に好みの問題で蜜蝋成分が多く？雑味？がなさ過ぎて綺麗すぎる音に感じるのが面白さに欠けます。（綺麗過ぎて何が悪い？確かに…）
個人的には雑味が艶に繋がる部分があると思っております。
ペカットあたりもそういう感覚が若干あり好印象でした。

試した楽器は1900年くらいのモダンでドミナントでの調整
一般的なソリストが充分使えるレベルの物です。
あ、私の腕は残念ながらそのレベルではありませんw

以上、完全に個人の偏見ですがご参考までに…

まるさん

オールドマスターはノーマークでしたが、良さそうですね！
GOLDと称して本当に14金が入ってるというのがなんか笑えますが。
ベスポーク1つの値段でIとIIの2種類が買えますし。
クロサワあたりに行ってみて店舗になければ通販で手に入れようかと考えております。

>個人的には雑味が艶に繋がる部分があると思っております。

これは同感します。オールドの名器は近く聴くと雑味を感じますが、離れて聴くと艶や輝きに変わりますね。

余談ですが、ピラストロ社が弦ごとに松脂を出すの、流石に調子に乗ってませんかね？
3万円の肩当てとかも。

もかさん

確かに調子に乗ってる？気はしますが…笑

ウッカリ乗せられて三万の肩当使っちゃってます…苦笑
個人的には意外に良くって、マッハワン全く使わなくなってしまいました…

弦と松脂の相性は確かにあると思うし、研究も色々しているんでしょうが
ピラストロの推薦通りかは疑問ですよね…笑

まるさん

オールドマスターですが、通販で最安を探して（笑）注文したところメーカー取り寄せとなりましたが、ダークゴールドとライトゴールド両方を入手しました。
1ヶ月くらい使用したところですが、結果から言って、大変気に入りました。

冬ということもあり、ダークを主に使っています。
引っ掛かりが十分でありながら滑らかさも感じます。
ねばりのあるとろみの摩擦という感じです。
まるさんおっしゃるところの「ハチミツ」感でしょうか　笑
たしかに粉があまり飛び散りません。
名前の由来の金粉が効いているのか、良い感じの雑味もあります。
部屋の温度でも変わってくる感じがます。
暖房が効いてくると、だんだんと粘りも出てくるように思います。

良い松脂を紹介してくださりありがとうございました。

3万円の肩当て良いんですね。
私は肩当てについては、35年くらい前に発売され周りで話題になって買って以来KUNを愛用しています。無くさずにいまだに使えてluckyです。
ゴムの部分だけたまに取り替えて使っています。
弦については私もピラストロ社にお布施してしまっております　苦

もかさん

気に入って頂けた様で良かったです。（って別に私が作ってる訳でもないんですが笑）

いやー、松脂の旅だけでいくら使ったんだか…笑
もっと早くコレに着眼出来ていれば…始めは正直全く眼中に無かった松脂だったので笑

35年も肩当もつとは凄いですね！
肩当も旅に出るとなかなか帰って来れないので、最近は何事も程々が良いと思ってます笑
コルフカーレストはとにかく付けてない程軽い、が良い点かなと。
形は好みに変えられるのでどんな人でも合わせる事ができますしね。
自分だけのオリジナル型になるまで弄る根気のある人向けな気はしますが。

弦は…確かにお布施…w
お布施に疲れて最近はtiでしばらく止まってます。
張った時は正直あまり好きでなかったハズなのに、なんか中高音がオリーブの様に中毒性がありますw（音質は当然違いますが）
たまたま楽器との兼ね合いでバランス良く鳴るせいだけかもしれません。
quartettoやちょっとしたソロなんかには合ってる気がします（コレに関しては独断と偏見ですw）

Cecilia というアメリカで作っている2層になっている松ヤニが今迄で一番倍音が鳴ります。(種類はありますが自分はSanctus 使用)
とても高いですが、試した人はだいたい驚いてから、買って帰ります(笑)