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弦 緩める?
投稿日時:2019年01月13日 22:58
投稿者:今ピー(ID:ViNIgUA)
週1で練習するので練習が終わると5度ほど弦を緩めています。トラブルは起きていません。緩める派の方はどのくらい弦を緩めていますか?
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Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年09月26日 08:26
投稿者:jk(ID:MIhHESM)
40年ぐらい前に購入した、当時の新作バイオリンは、約半年毎に弦の張替え以外は、弦を緩めることなく使っていますが、特に問題はありません。20年前に購入したバイオリンも同じです。木材、金属等は、規則的(力を加えたり、加えなかったりを交互に)な負荷をかけると弱くなります。弦を緩めようと、そのままでも、時間が経てば指板が下がってくるのは仕方ないことで、そのための修理費は準備する必要はあります。バイオリンは思っているほど、やわなものではありません。
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Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年09月26日 22:32
投稿者:空蝉(ID:EHeBJmY)
学生時代に弦楽器屋さんでバイトをしていたことがあります。試奏時以外は弦を緩めていました。それだけでも指板が下がるのを遅らせることはできます。
ですが、新作楽器は遅かれ早かれ指板は下がるし、所々歪みが出てきてしまうのは仕方がないと思います。
すべての弦を外し、張力から解放してあげることで音がよくなった(回復した)楽器もたくさん見ました。
弦を緩めることが必ずしも楽器に悪いとは限らないような気もします。ときどき緩めてあげてもいいのでは?
ですが、新作楽器は遅かれ早かれ指板は下がるし、所々歪みが出てきてしまうのは仕方がないと思います。
すべての弦を外し、張力から解放してあげることで音がよくなった(回復した)楽器もたくさん見ました。
弦を緩めることが必ずしも楽器に悪いとは限らないような気もします。ときどき緩めてあげてもいいのでは?
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Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年09月30日 23:17
投稿者:松毬(ID:VXQoUQ)
また緩めるのは、弦の伸びを抑える意味もあるのではないでしょうか???
尚、ちゃんとしたバイオリンは概ねの構造強度設計が経験的にもなされていると思います。緩めなくても、長年つかって壊れない様に造られていると思います。
今の弦の張力は25kg前後あり、次のⅠ.Ⅱ.Ⅲ.は、ちゃんとした製作者は承知と思います。
Ⅰ.弦が掛るネックのナットからテールコードが掛るサドルの間で、約25kg弱の圧縮力が掛っています。これに耐えるように、表板、裏板が膠着けされて、表板、裏板で力に耐えていると思われます。
特に、表板は正目方向に加わる力に強く、大きな耐力があると考えられます。
Ⅱ.弦が掛る駒から表板を押すように約10kg強の力が加わります。これにアーチがついた表板と膠着けされたバスバーで受けて、耐えていると思います。魂柱が受ける分もありますが微小と思います。
表板の正目を横断するように駒が立っているので、表板が梁のように耐力があると考えられます。(正目に沿った割れには弱いが、力の掛り方が90°異なって耐力がある)
Ⅲ.ネックには、ネックを起こすように約5前後の反力を受けています。これにネックの太さや上部ブロックとネックの嵌め合わせ強度が確保されて耐えていると思います。
また、エンドピンは、約25kg前後の張力をダイレクトに受けていますが耐えられると思います。
但し、湿気などで木材の強度が落ちたり、そもそも強度不足の薄い板等を使っていた場合に後々曲がりや緩み等の問題が出てくるのではないでしょうか??それで、全弦を外してストレスを解放したり、リスクに対して少し弦の張力を下げるとその数倍も耐力上たすかって寿命が延びる効果を期待することがあると思います。
P.S. 演奏されると木材(含む膠)の振動にともなって多少なりとも圧縮引張りを繰り返す(応力振幅)入力があるのでストレスになります。ですがちゃんとした楽器は、此れにも耐えるように造られるのだと思います。
演奏の振動で、よく弓ではヘッド等が、バイオリンでも壊れるヤツがありますね。
尚、ちゃんとしたバイオリンは概ねの構造強度設計が経験的にもなされていると思います。緩めなくても、長年つかって壊れない様に造られていると思います。
今の弦の張力は25kg前後あり、次のⅠ.Ⅱ.Ⅲ.は、ちゃんとした製作者は承知と思います。
Ⅰ.弦が掛るネックのナットからテールコードが掛るサドルの間で、約25kg弱の圧縮力が掛っています。これに耐えるように、表板、裏板が膠着けされて、表板、裏板で力に耐えていると思われます。
特に、表板は正目方向に加わる力に強く、大きな耐力があると考えられます。
Ⅱ.弦が掛る駒から表板を押すように約10kg強の力が加わります。これにアーチがついた表板と膠着けされたバスバーで受けて、耐えていると思います。魂柱が受ける分もありますが微小と思います。
表板の正目を横断するように駒が立っているので、表板が梁のように耐力があると考えられます。(正目に沿った割れには弱いが、力の掛り方が90°異なって耐力がある)
Ⅲ.ネックには、ネックを起こすように約5前後の反力を受けています。これにネックの太さや上部ブロックとネックの嵌め合わせ強度が確保されて耐えていると思います。
また、エンドピンは、約25kg前後の張力をダイレクトに受けていますが耐えられると思います。
但し、湿気などで木材の強度が落ちたり、そもそも強度不足の薄い板等を使っていた場合に後々曲がりや緩み等の問題が出てくるのではないでしょうか??それで、全弦を外してストレスを解放したり、リスクに対して少し弦の張力を下げるとその数倍も耐力上たすかって寿命が延びる効果を期待することがあると思います。
P.S. 演奏されると木材(含む膠)の振動にともなって多少なりとも圧縮引張りを繰り返す(応力振幅)入力があるのでストレスになります。ですがちゃんとした楽器は、此れにも耐えるように造られるのだと思います。
演奏の振動で、よく弓ではヘッド等が、バイオリンでも壊れるヤツがありますね。
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Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年10月01日 05:52
投稿者:トト(ID:QlB5AhQ)
弦を緩めない→作りがしっかりしていれば通常通り使える。
弦をときどき緩める→弦のストレスから解放することで音が良くなったり寿命が伸びたりする。
弦をときどき緩める→弦のストレスから解放することで音が良くなったり寿命が伸びたりする。
[53890]
Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年10月18日 03:42
投稿者:?!(ID:MSNHZwA)
チェロのラーセンでそれやったらあっという間に弦がオシャカ。
[53894]
Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年10月19日 09:09
投稿者:松毬(ID:EAVAlRI)
それは、やんない方がいいね。
[53913]
Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年11月15日 01:05
投稿者:トト(ID:GTIgR2Y)
チェロの弦は高いですからね。
私は楽器のことを最優先に考えて緩めるようにしていますよ。弦はすぐ新しいものに取り替えられるし、昔の弦より巻き線の耐久が上がって解れにくい弦が増えたように思います。
体感ですが解れなければ張りっぱなしの弦より音色の寿命が伸びているように感じます。
私は楽器のことを最優先に考えて緩めるようにしていますよ。弦はすぐ新しいものに取り替えられるし、昔の弦より巻き線の耐久が上がって解れにくい弦が増えたように思います。
体感ですが解れなければ張りっぱなしの弦より音色の寿命が伸びているように感じます。
[53937]
Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年12月15日 23:23
投稿者:安藤(ID:OHOWE0Y)
ギターのリペアをしています。ギターのリペアでもちこまれる楽器のほとんどが演奏し終わったあとに弦を緩めていないことがほとんどです。毎回緩めていらっしゃるお客様の楽器はやはり状態はいいです。
バイオリンとは構造が違うかもしれませんが弦を張りっぱなしにすることで木材は確実にダメージを受け続けています。バイオリンなども修復を重ねてそれでも使い物にならなくなる楽器がある中で奇跡的に残った楽器が今も使われているだけではないでしょうか?
バイオリンとは構造が違うかもしれませんが弦を張りっぱなしにすることで木材は確実にダメージを受け続けています。バイオリンなども修復を重ねてそれでも使い物にならなくなる楽器がある中で奇跡的に残った楽器が今も使われているだけではないでしょうか?
[53938]
Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年12月15日 23:42
投稿者:安藤(ID:OHOWE0Y)
推測なのですが一般の方は楽器店へ行って店頭に並んでいる状態のよい、もしくはしっかり修理された楽器しか目にすることがないから大丈夫だと思い込んでいるのではないでしょうか?
弦の張力によって生き残れなかった楽器の方が圧倒的に多いです。
もしバイオリンが弦の張力に耐えられる構造になっているなら今頃世界中にバイオリンが溢れていると思います。
弦の張力によって生き残れなかった楽器の方が圧倒的に多いです。
もしバイオリンが弦の張力に耐えられる構造になっているなら今頃世界中にバイオリンが溢れていると思います。
[53940]
Re: 弦 緩める?
投稿日時:2019年12月17日 22:00
投稿者:QB(ID:QjJJhBY)
安藤氏
>弦の張力によって生き残れなかった楽器の方が圧倒的に多いです。
こちら、証拠はございますか?
数多くのヴァイオリンをみて来ていますが、弦の張力が原因で生き残れなかった(=再生できない程破壊された)楽器に遭遇したことがありません。
私の経験不足なのかも知れませんので、圧倒的に多いはずの弦の張力によって再生不能な状態になっている楽器はどこで遭遇できるのか、ぜひ教えていただきたく。
*弦の張力によって日本の梅雨時に保管状態あるいは元々の膠の種類が理由で膠が剥がれて裏板(あるいは表板)ごと持っていかれる例は見ますが、これもほぼ完全に修復されます。板にダメージを発生させる前に剥がれるのがポイントです。
ネックが落ちても同様にきちんと修復されます。
中国製などで木工用ボンドで接着されているとんでもない物も中にはありますが、こちらは逆に魂柱が入ってなくてもびくともしないくらい、箱として強度があったりします。薄板で木工用ボンドで魂柱も無しに弦を張りっぱなしにしたら破壊されるかも知れませんが、そもそもそれはヴァイオリンとは言えない物ですので、議論の対象外です。
>弦の張力によって生き残れなかった楽器の方が圧倒的に多いです。
こちら、証拠はございますか?
数多くのヴァイオリンをみて来ていますが、弦の張力が原因で生き残れなかった(=再生できない程破壊された)楽器に遭遇したことがありません。
私の経験不足なのかも知れませんので、圧倒的に多いはずの弦の張力によって再生不能な状態になっている楽器はどこで遭遇できるのか、ぜひ教えていただきたく。
*弦の張力によって日本の梅雨時に保管状態あるいは元々の膠の種類が理由で膠が剥がれて裏板(あるいは表板)ごと持っていかれる例は見ますが、これもほぼ完全に修復されます。板にダメージを発生させる前に剥がれるのがポイントです。
ネックが落ちても同様にきちんと修復されます。
中国製などで木工用ボンドで接着されているとんでもない物も中にはありますが、こちらは逆に魂柱が入ってなくてもびくともしないくらい、箱として強度があったりします。薄板で木工用ボンドで魂柱も無しに弦を張りっぱなしにしたら破壊されるかも知れませんが、そもそもそれはヴァイオリンとは言えない物ですので、議論の対象外です。
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