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新作CHACONNE という楽器について | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 4 Comments
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新作CHACONNE という楽器について

投稿日時:2020年10月12日 18:14
投稿者:JWS1966(ID:I2UwhnA)
色々言われてますがどうなんでしょうか...?

200万円は高すぎる気も....?
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Re: 新作CHACONNE という楽器について

投稿日時:2024年06月12日 00:44
投稿者:SST(ID:I5JBeDE)
こちらの楽器、展示会で見た感じでは良さげだったのですがどうでしょう。。?実際に使ってる方中々見たことないんですよね
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Re: 新作CHACONNE という楽器について

投稿日時:2024年06月15日 15:08
投稿者:通りすがり(ID:MCknkCI)
百万円を超える予算を投じるのなら、ドイツ、フランスなどのイタリア以外のちょっと年数がたった楽器をあーでもないこーでもないと友達と探すのが楽しそうですね。
新作でその予算使うならクレモナにでも行って職人と会話しながらオーダーしたらいい思い出になるとおもいます。日本人の職人さんもいるので会話が心配な人にも選択肢があります。
海外に行きたくない人は、国内にも色んな職人さんがいますので、ストラド、ガルネリ、アマティ、ガリアーノといった自分の好きなパターンから選んだり、自分の腕や指の長さに合わせてボディ長やネック幅を調整したり出来ます。予算も150万円行かないくらいです。

新作chaconne、誰向けの商品なんでしょうね。
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Re: 新作CHACONNE という楽器について

投稿日時:2025年01月16日 12:13
投稿者:NMS(ID:FUQHBpU)
シャコンヌの窪田会長は逝去されたとのこと。
もうこの楽器について議論することも無いかと

「シャコンヌの窪田会長は2024年5月にご逝去されたとのこと。冥福をお祈りしたい。」

https://vsj-japan.net/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%AF%84%E7%A8%BF/
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Re: 新作CHACONNE という楽器について

投稿日時:2025年02月11日 07:26
投稿者:Damati(ID:EBNFAEM)
以下の記事はクレモナの半完成ビジネスの現状を良く表している。

https://cremonasera.it/cronaca/violini-bianchi-a-cremonamusica-il-traffico-di-semilavorati-prosegue-indisturbato-senza-che-nessuno-intervenga-e-polemica-tra-i-liutai-zambelli-anche-le-migliori-tradizioni-appassiscono?fbclid=IwY2xjawIXSuBleHRuA2FlbQIxMQABHV09BftbFZdd6pwm8a7H3Hym2RUkAEU6M4sFQKEGPxsf7p39c4M08e2bvg_aem_Cl9XMQ-HG1kEt3V4-twwwQ

以下翻訳

Cremona Sera - クレモナとその周辺のニュース

クレモナの日刊紙
2025年2月10日

クレモナムジカでの白いヴァイオリン:誰も取り締まらず、半完成品の流通が続く。製作家の間で論争が勃発。

ザンベッリ:「最高の伝統も、手入れを怠れば枯れてしまう」

すべてが順調でないことは明らかだった。クレモナムジカの最新の商業展示会で、白いヴァイオリンが並ぶ棚が目立っていた。これらはブルガリアのカザンラクやルーマニアのレギンといった楽器製造工場から来た半完成品であり、クレモナとブルガリアの都市との姉妹都市提携によって始まった流通が、今も公然と続いている。

確かに、商業イベントでは商品性が重視され、芸術的な手工芸の側面だけが評価されるわけではない。しかし、問題はそこではない。クレモナがユネスコに認められた伝統的な弦楽器製作の技術を誇りながら、芸術性のない量産品が並び、同じ舞台で評価されることが許されるべきなのだろうか?

これは、クレモナの伝統的な弦楽器製作界が長年議論してきた問題だ。例えば、ルーマニアのレギン出身のある実業家は、Facebookで白いヴァイオリンやチェロを1,000~5,000ユーロで販売している。その顧客は楽器職人や楽器店、販売代理店だ。彼の会社は過去10年間で50カ国以上に響板用の木材や部品、半完成品を供給してきた。

この木材はカーパティア山脈の森から採れ、伝説によればストラディバリ自身も使用したと言われている。彼の会社はクレモナムジカの展示会にも出展し、価格表を公表し、早めの注文を推奨している。完全に合法的なビジネスではあるが、その最終的な用途には疑問が残る。

激化する論争、Facebookでの白熱した議論

この問題は、著名な弦楽器職人ワンナ・ザンベッリや、ANLAI(イタリア弦楽器製作者協会)の会長グアルティエロ・ニコリーニなどの発言により、さらに注目を集めた。

ニコリーニは、Facebookに投稿した写真を引き合いに出し、次のように指摘する。
「この光景は、シモーネ・フェルナンド・サッコーニが夢見た未来とは違う。クレモナには素晴らしい職人がいるのに、なぜ大量生産品と同列に扱われるのか?」

一方、ヴァイオリン製作の巨匠プリモ・ピストーニは、
「そもそも、なぜ私たちはまだ手作業でヴァイオリンを作っているのか? それは情熱があるから、芸術だから、そしてただの組み立て作業とは違うからだ」
と憤る。

さらに、ピストーニはクレモナ市の行政を批判し、ストラディバリの旧宅の記念プレートさえも放置されている現状を嘆いた。

「ヴァイオリン製作は、自動車の組み立てラインとは違う」

ザンベッリは次のように述べる。
「機械で作ったヴァイオリンに“感情を込めた”と表現するのは理解に苦しむ。しかし、最終的には消費者の選択だろう。工場製のヴァイオリンが市場に溢れるのは当然だが、クレモナはそのようなものに頼るべきではない。クレモナには高品質な職人技があるのだから。」

「ヴァイオリン作りは自動車の製造とは違う。私は44年間、弦楽器職人として働き、教え、多くの演奏家のために楽器を作ってきたが、今でも手工芸の価値を信じている。」

クレモナの未来は?

一部の職人はさらに厳しく、
「問題は、クレモナで“偽物”のヴァイオリンが売られていることではなく、誰もそれに気づいていないことだ」
と指摘する。

また、ピエルルイジ・ジオヴァナルディは、
「半完成品を買って仕上げ、クレモナ製として8,000ユーロで売る職人もいる」
と告発する。

ロベルト・ヴァッレーシも
「この問題は昔からある。かつてはクレモナの職人自身が最も多く半完成品を購入していたのだから」
と語る。

結局のところ、クレモナには品質を保証するシステムが存在しないことが問題なのだ。パオロという職人は、
「クレモナでは一度も品質保証の制度が確立されなかった。なぜなら、もし審査機関が設けられたら、職人たちは自分の工房への立ち入りを絶対に許可しないからだ」
と冷静に指摘する。

「伝統は守らなければ枯れてしまう」

最後に、ザンベッリはこう締めくくる。
「象牙の塔は威厳を与えるが、手入れを怠れば、どんなに素晴らしい伝統も枯れてしまう。

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