最近のバイオリン弦について | ヴァイオリン掲示板

米国Gamutのトリコロール・ガット弦を張ってみな、飛ぶゾ！
史上最高のヴァイオリニストであるハイフェッツが終生愛用したTricolore Gutこそは、史上最高のヴァイオリン弦と言えよう！

プロ奏者 様
レスありがとうございます。
どこら辺で演奏されてますか？
あまり身近な奏者にはトリコロールガットなるものの使用者がおらず
ぜひ一度聴いてみたいのですが！

プロ奏者 様
レスありがとうございます。
どこら辺で演奏されてますか？
あまり身近な奏者にはトリコロールガットなるものの使用者がおらず
ぜひ一度聴いてみたいのですが！

ドミナント、ラーセン、イルカノーネが好印象でビジョンソロがイマイチならもしかすると私と同じで張力が高い（固い）タイプの弦が楽器に合わないのかもしれませんね。ヤーガースペリオルとカプランアモはどちらも固めの設定なので同じように相性が悪い可能性があります。ビジョン系、Pi、ロンドなどドミナント以外のトマスティック商品はどれも固めです。逆にどれだけ差があるのかを確かめるという意味で、メジャーな商品の中で最も固いエヴァピラッツィをあえて試してみるのも面白いかもしれません。

もし柔らかめの方向性で絞り込むならラーセンのVirtuosoかピラストロのパーペチュアルカデンツァは試す価値ありだと思います（というか張力が高いものばかりなのでそれぐらいしか選択肢が無い）。Virtuosoは特別明るいわけでも暗いわけでもなく、レスポンスが非常に優れていて使いやすい印象でした。ただし、その他ラーセン系やドミナントと同じく寿命が非常に短いので経済的にはあまり優しくないです。対照的にパーペチュアルカデンツァはどんなに使い込んでも1ヶ月以上はまず余裕で持ちます。ピラストロの音色が好みではない人も多いですが、パーペチュアルカデンツァはほんのわずかな弓の圧力でも音の伸びが簡単に持続させられる感覚があり、音の立ち上がりも早いです。D線が特に高性能。パッケージの見た目が全く同じ兄弟分のパーペチュアルオリジナルは張力が高くて別感覚なので購入の際はご注意を。

あ、もちろんドミナントでも全然いいと思います。E線だけはピラストロかラーセンの何かしらに変えたほうがいいですが。プリムリサの通常版は自分には若干固すぎてすぐに外しましたが、プリムリサのソフト版はドミナントと合わせても変な感じになりませんし、ゴールドブラカットの0.26と指先の感覚が似ていて酷使しても錆びないのがいいですね。

なかざと様

詳細なレスありがとうございます。
楽器が1900年くらいの比較的新しいものなので
ペーターインフェルト
イルカノーネソリスト
エヴァ
あたりは音量もあり輝かしく相性もそこまで悪くないと思うのですが
音質が硬質的に感じてしまい、ついもっと他にないかな？と欲を出してしまいます。
オブリガートは以前の楽器とは相性が良かったのですが
今回の使用楽器だと、悪くはない…に留まります…気持ち発音がモコモコすると言うか…

カノーネソリストは上記の中で頭一つ抜き出る好感触はしました。
音色もドミナントとオブリガートの中間的な明るさに感じ好印象でした。
なぜかビジョンソロだけはクスミ気味です。
弾き方の腕の問題もあるかもしれません。

パーペチュアルはあまり良い印象はなかったのですが
お話を聞いてカデンツァなるものに興味が湧きました。

おっしゃる通り、張力のあまり強いものは、厳密に言うと奏法が難しくなる傾向があり（低いものが簡単という訳でもないと思いますが…）
響かせ方があまり好きでないのかもしれません。

色々な情報をお聞かせ頂けて、次に試す傾向が整理できるので助かります！
あまり弦等にこだわり持ちすぎるのは良くないと思いながらも
なんか気分転換を含め試すのが好きで…(^^;

最近の弦で、音の立ち上がり(？)がガットに近い弦というのはどのようなものがありますか？
大昔、バイオリンを習ってた時に、当時のオイストラフやグリュミオー等の大物ソリストがこぞって使ってたオイドクサを貼らされていたのですが、最近の再開で同じガットを貼ると音程の狂いに全く対応出来なくなり、周りに迷惑をかけるのでナイロンか金属の弦に変えたいです。
ひとまず、王道と言われるドミナント、オブリガート、ヴィオリーノ、エバピラッツィ等を、各数ヶ月程貼って慣れてみようと頑張ったのですが、
現代弦だと、ボウイングの開始に一度弓と弦とで衝撃を与えてからでないと音が出ない感覚があり(ガットみたく弓を動かすだけではスムーズに音が出ない)、それに未だ慣れず困ってます。
オリーブを貼ってる人に楽器を借りた時は、その悩みが消え去るので私の方で対応出来ていないのでしょう。
現代の弦で、上記の問題解決に繋がりそうな弦というのは何かありそうなものでしょうか？
楽器は、1700年代のアーチが高く板の薄いドイツ製の、圧力で大音量を出すのは苦手な子を使ってます。

ガンプさん

「弓と弦とで衝撃を与えて〜」という表現にはやや違和感がありますが、要するに音の立ち上がりが悪いということでしょうか？お試しになったオブリガートやエバピラッツィなどのピラストロ系は他社と比べてかなり立ち上がり（レスポンス）が遅い弦です。ヴィオリーノは使用経験がありませんが、おそらく似たようなものだと思います。トマスティック社の弦、特にビジョンはものすごく音の出が早く、音量もちゃんと出ます。ビジョンソロ、チタンソロなどもありますが、無地ビジョン（オレンジ色のパッケージ）が最も簡単に音が出ると思います。ただし音色はガットとは全く異なります。

ドミナントはすでに試したようですが、おそらく糸巻き側の絹糸が紫色の通常版だったのではないでしょうか？ガット弦の感覚に似ているという意味ではドミナントライト（糸巻き側が黄色）もありかもしれません。こちらは通常版よりも張力がかなり低く、その分弓で動かしやすいです。が、やはりガットとはベクトルが違う上にどんなに頑張っても音量はあまり出ません。

音色のピラストロ、機能性のトマスティックインフェルド、という感じです。どうしてもトマスティック系の音色が受け付けない場合、ロージンを新品や別物に変えたり、弓の毛替えとかでも結構変化が出たりします。

発音が良い弦なら、
【Corelli Alliance Vivace】
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耐久性にも優れています。
ガット弦に慣れていたら音色は、、、。