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ペルナンブコ材のテールピース
投稿日時:2025年04月04日 20:47
投稿者:たけ(ID:KZckkxM)
テールピースの材質で柘植とペルナンブコと楽器への影響は違いますか?
楽器にもよるので一般論で教えてください。
楽器にもよるので一般論で教えてください。
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[ 3コメント ]
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Re: ペルナンブコ材のテールピース
投稿日時:2025年04月05日 03:17
投稿者:松毬(ID:VwJ1UlA)
より引き締まった音になるんじゃない
ざっくりと言って、材自体の伝達効率や弾性と減衰の違いよりも、重さが支配的に作用するでしょう。柘植は軽い材、ペルナンブコは黒檀よりも重い材ですので、形状や強度が同じなら柘植や黒檀よりも引き締まった音になる傾向です
柘植の特製
https://www.jawic.or.jp/woods/sch.php?nam0=tsuge
黒檀の特製
https://www.ne.jp/asahi/kuramoto/4894/info/info.html
ペルナンブコ
https://wood.eq-jp.group/syurui/358/#:~:text=2021
ただ申し訳ないのですが私は、柘植や黒檀の経験はありますがペルナンブコは試してないので、試された方の実際のコメントも募って参考にして頂きたいです
ざっくりと言って、材自体の伝達効率や弾性と減衰の違いよりも、重さが支配的に作用するでしょう。柘植は軽い材、ペルナンブコは黒檀よりも重い材ですので、形状や強度が同じなら柘植や黒檀よりも引き締まった音になる傾向です
柘植の特製
https://www.jawic.or.jp/woods/sch.php?nam0=tsuge
黒檀の特製
https://www.ne.jp/asahi/kuramoto/4894/info/info.html
ペルナンブコ
https://wood.eq-jp.group/syurui/358/#:~:text=2021
ただ申し訳ないのですが私は、柘植や黒檀の経験はありますがペルナンブコは試してないので、試された方の実際のコメントも募って参考にして頂きたいです
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Re: ペルナンブコ材のテールピース
投稿日時:2025年04月05日 10:33
投稿者:QB(ID:USaRiAA)
B&Cのセット(ペグ・テールピース・チンレスト)を使った経験があります。
材の性質としては松毬のご指摘の通りだと思うのですが、これを何故か(強靭であるからか)、薄く、軽く仕上げてあるんですよね。なので、同じB&Cのエボニーと比べても同じか軽いのです。
今手元にセットではないですが同じB&Cのチンレストだけあります。これも密度が詰まっているせいか、かなり薄手です。同じモデルのB&Cのエボニーチンレストがないので比較はできないのですが、手元のAAのボックスウッドのチンレストよりはるかに軽いです(AAなので当たり前ですが)。
で、肝心の音なのですが。。。たまたま私の試したときの条件(1900のトリノ)では、音が締まるでもなく、拡散するでもなく、、結果として個性が出ずに終わりました。(10年くらい前です。多分別の楽器につけてお嫁に出してしまった記憶があります。)
これは、あくまで特定条件での一例ですし、メーカーやモデルによって重量も異なると思いますので、実際に試してみるしかないという、身も蓋もないコメントでした。
材の性質としては松毬のご指摘の通りだと思うのですが、これを何故か(強靭であるからか)、薄く、軽く仕上げてあるんですよね。なので、同じB&Cのエボニーと比べても同じか軽いのです。
今手元にセットではないですが同じB&Cのチンレストだけあります。これも密度が詰まっているせいか、かなり薄手です。同じモデルのB&Cのエボニーチンレストがないので比較はできないのですが、手元のAAのボックスウッドのチンレストよりはるかに軽いです(AAなので当たり前ですが)。
で、肝心の音なのですが。。。たまたま私の試したときの条件(1900のトリノ)では、音が締まるでもなく、拡散するでもなく、、結果として個性が出ずに終わりました。(10年くらい前です。多分別の楽器につけてお嫁に出してしまった記憶があります。)
これは、あくまで特定条件での一例ですし、メーカーやモデルによって重量も異なると思いますので、実際に試してみるしかないという、身も蓋もないコメントでした。
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Re: ペルナンブコ材のテールピース
投稿日時:2025年04月05日 22:51
投稿者:松毬(ID:VwJ1UlA)
テールピースは、部品としての強度設計ってイメージから遠くて、多くは経験的な感コツで作ってるんじゃないかなぁ。最初に壊れることが多くて、機械部品の様にCADを使っている気すらしません
でも、B&Cは、気合いもはいってCADも使って軽くしてお金取っているのかも知れませんね。
ペルナンブコは、材質強度(ヤング率)のバラツキが非常に大きく、強度が良い材なら部品強度も重量もチタンのテールピース並みにできそうです
追加:ペルナンブコ材の特性
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/jiritsushien_project/seika/research_09/dl/result/08-05a.pdf
しかし、この事はバラツキの小さな柘植でも同じことが言えそうで、つまり、強度設計された部品では、良い柘植なら、良いペルナンブコ、チタンと三つ巴の様です
また、この様に部品強度と重量が同等なら、音には減衰特性の差が明確になります。
ですが、良し悪しの評価は、バイオリンと弓の組み合わせだけでなく、奏者や聴衆によっても変わるので、単純に判断できませんね。チタンでも戻した方が良い場合もあります[55789]
[55790]
それと、顎当てとペグも変えるとバイオリンが大きく変わって、テールピースの差が判然としなくなります(BQ様ゴメンなさい)。
とはいっても工房に出してセットアップしてもらう事情もあると、、、そんな時はペグは諦めても顎当て位は少し面倒でも外してテールピース変更前後を確認して、まぁ良しとしておきたいところでしょう
でも、B&Cは、気合いもはいってCADも使って軽くしてお金取っているのかも知れませんね。
ペルナンブコは、材質強度(ヤング率)のバラツキが非常に大きく、強度が良い材なら部品強度も重量もチタンのテールピース並みにできそうです
追加:ペルナンブコ材の特性
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/jiritsushien_project/seika/research_09/dl/result/08-05a.pdf
しかし、この事はバラツキの小さな柘植でも同じことが言えそうで、つまり、強度設計された部品では、良い柘植なら、良いペルナンブコ、チタンと三つ巴の様です
また、この様に部品強度と重量が同等なら、音には減衰特性の差が明確になります。
ですが、良し悪しの評価は、バイオリンと弓の組み合わせだけでなく、奏者や聴衆によっても変わるので、単純に判断できませんね。チタンでも戻した方が良い場合もあります[55789]
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Re: Stradpetの話題について
投稿日時:2025年03月26日 01:30
投稿者:松毬(ID:NTInMiY)
https://shotaro-violin.info/2022/03/13/does-the-e-string-adjuster-change-the-sound/
周波数特性 ⬆️ の話しで、高音が出やすい傾向でも、軽るくなると音程外しても耳元では鳴っているようだし、何より音に切れがなくなりボヤけるので、結局は約3.5gほど戻しました。
④チタンのテールコード
⑤チタンのテールピース を戻した結果、
「②チタンのファインチューナ」だけ採用で、この楽器に丁度良かったと思います。何でもかんでも軽ければ良いわけではないですね。4弦のバランスも変わる場合もあるようです
あとやるとすればナイロンコードに戻した点で、フィッシュフックしてみる位です
テールピースは、どういう楽器に合うか?楽器を変えてスズキで試して見よう思います。
順々に、No.280、No.330、No.500、No.750、No.1200 で試して見ようと思います
周波数特性 ⬆️ の話しで、高音が出やすい傾向でも、軽るくなると音程外しても耳元では鳴っているようだし、何より音に切れがなくなりボヤけるので、結局は約3.5gほど戻しました。
④チタンのテールコード
⑤チタンのテールピース を戻した結果、
「②チタンのファインチューナ」だけ採用で、この楽器に丁度良かったと思います。何でもかんでも軽ければ良いわけではないですね。4弦のバランスも変わる場合もあるようです
あとやるとすればナイロンコードに戻した点で、フィッシュフックしてみる位です
テールピースは、どういう楽器に合うか?楽器を変えてスズキで試して見よう思います。
順々に、No.280、No.330、No.500、No.750、No.1200 で試して見ようと思います
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Re: Stradpetの話題について
投稿日時:2025年03月28日 16:54
投稿者:松毬(ID:VwJ1UlA)
最終的に、落ちつき先は
「④チタンのテールコード」だけでとても好くて、これのみで落ちつきました。このコードは、恐らく振動の減衰(ダンピング)を下げて、音の効果を上げるようです
音は、大きく改善して、高音が出や易くなり、音量も音色も素晴らしく好くなったと思います
参考 : https://ameblo.jp/idealtone/entry-12656494334.html
コードの重さは、ナイロンもチタンも同じ約1gで、結局、重さは元と同じ(約4.5g軽量化の全てを戻す)で、②チタンのファインチューナ[55789] も必要ありませんでした
「④チタンのテールコード」だけでとても好くて、これのみで落ちつきました。このコードは、恐らく振動の減衰(ダンピング)を下げて、音の効果を上げるようです
音は、大きく改善して、高音が出や易くなり、音量も音色も素晴らしく好くなったと思います
参考 : https://ameblo.jp/idealtone/entry-12656494334.html
コードの重さは、ナイロンもチタンも同じ約1gで、結局、重さは元と同じ(約4.5g軽量化の全てを戻す)で、②チタンのファインチューナ[55789] も必要ありませんでした
それと、顎当てとペグも変えるとバイオリンが大きく変わって、テールピースの差が判然としなくなります(BQ様ゴメンなさい)。
とはいっても工房に出してセットアップしてもらう事情もあると、、、そんな時はペグは諦めても顎当て位は少し面倒でも外してテールピース変更前後を確認して、まぁ良しとしておきたいところでしょう
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