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いろんな先生の色んな教え方。 | ヴァイオリン掲示板

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いろんな先生の色んな教え方。

投稿日時:2002年02月26日 15:36
投稿者:kyu(ID:N3lZWUg)
皆さんの先生は
1、弓の毛替えをしなければいけないことを教えてくれますか?
2、切れなくてもある程度で弦を変えないといけないことを教えてくれますか?
3、先生ご自身で生徒の調律をされますか?
4、上手く弾けないところに対する悩みを真剣に聞いてくれますか?


うちの先生は、全部NOなんです・・・
弦替えや毛替えの事はネットで知りました。
調律は時間を取ってはいけないとの配慮からか、させてくれません。
(練習時間が短いので)
本当は楽器を使う上ですごく基本だと思うから私は自分でしたいのですが・・いいにくくて・・。
これってあたりまえの光景なのかな?
それともそうでもないのかな?
他の授業風景を知らないので、よく判らない。
でも、
なんとなく
うれしくないなぁ・・・

皆さんの話を読んでいると、色んな教え方の方が居られますよね。
今の先生が自分にあってるかどうか判らない時、やっぱり思い切って違う先生に習ってみるのも手かなぁ・・
【ご参考】
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Re: いろんな先生の色んな教え方。

投稿日時:2002年02月26日 16:36
投稿者:pochi(ID:FIM5CSA)
あなたは小学生ですか?あなたが中学生以上だと仮定して、意見を述べます。

楽典と楽器について、教えない先生は、先生とは呼べません。楽器の調子が悪かったら、弾けるものも弾けなくなります。
1年に一度位は毛替えしないとスピカートができません。
弦の種類にもよりますが、錆びた弦では線密度が変ってしまって、性格なポジションの練習はできません。
調弦は生徒の能力に拠って、出来なければ先生がするしかないでしょう。調弦しないで練習しても耳が悪くなるだけです。
悩みを聞くのが先生の仕事でしょう。

一番大切なのは、生徒にとっての満足度だと思います。お金を払ってサービスを受けると割り切って、物が言えない様な先生はさっさと馘にしましょう。

よい演奏家が良い先生だとは限りません。僕は、下手な人の練習をみると腹が立つので、我慢していると胃炎を起こすので、性格的に先生として失格ですが、少なくとも生徒が気持ち良くなんでも話せる雰囲気を作っていますし、出来うる限り労力を少なく上手になる方法を常に考えています。
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Re: いろんな先生の色んな教え方。

投稿日時:2002年02月26日 19:45
投稿者:Atsuko(ID:JickmTg)
Kyuさん、私もpochiさんがおっしゃるように、お金を払っているんだから、とわりきって、私はこうしたい、という希望をはっきり伝えられたほうがいいと思います。希望がうけいれられず、次ぎの先生につかれる時も、こういうことを教わりたい、バイオリンの扱いについてイロハから教えてほしい、という希望をお話されてみてはいかがでしょうか。確かにインターネットや、本等で、情報をあつめると、いろんな教え方をされる様子がみえ、自分の先生がそうしてくださっていない場合、あせりますが、私も今まで実質3~4人ついたことになるんですが、一からならった先生はひとりだったせいもあるかと思いますが、特に毛がえや弦の話しを御自分からされた人はいないです。ひとりをのぞいてみていただいている期間がごく短いせいもあり、弓や弦もふるくなった状態でみていただいた方はいないのでなんともいえませんが、自分で勝手に情報をしいれて弦はすきなものに換えました。お稽古の内容に集中されるあまりに、とくにそういった面にふれないけれども、聞いたら教えてくださる、ということもあると思うし、(もちろん、pochiさんのようにはじめから教えて下さるような方にめぐりあえば理想なんですが)要は、バイオリンの教え方が一番御自分にあっているかどうかが一番大事な要素だと思うので、そこがとても良い先生であるなら、それから御自分がこうしたい、こういうことが知りたい、という希望を述べた時にそれを聞いて下さるかどうかを見られてはいかがでしょう。私は思うに、なかなかパーフェクトにだまっていてもすべて向こうから教えてくださる、という先生は見つけにくいと思うんです。それと、なにかの本に、日本では、生徒がすべて受け身で先生まかせ、という話が書いてあり、そういう側面も否めないんじゃないかと思いますから、御自分でもインターネット等どんどん情報をいれて、たりないところは、自発的に先生にいろいろ質問して学んでいくのも学問とおなじで、重要なんじゃないかと思うし、知識もふえると思うのですが。案外聞けばいろいろ答えて下さって、聞いてよかた、と思うことは多いです。そして、聞いても満足のいくように教えてくださらないような先生なら、pochiさんのおっしゃるとおり変えられて当然と思いますよ。
 とはいえ、確かに昔の師弟関係のように、聞きにくい先生もいるのは事実ですね。でも勇気をだして聞いてみてはいかがでしょう。それでだめなら変えましょう。
 かくいう私も悩みはあって、先生がどんどん曲をすすめていくことです。一度も暗譜したことはないし、完璧にちかくしあげたことはないのですが、つぎつぎすすんでいきます。私はもうちょっとここのところ雑音がはいらないようにひきたいので、といっても、技術的にこうすればよい、という答えはいちおういただけるのですが、だいたい弾けているし、そんなに細かいところを気にしなくてよい、とかいわれたりして。まだ3ヶ月ということもあるんでしょうか。でも昔ちょこっとやっていたことがあるとはいえ、ほぼ初心者の状態でしょっぱなからザイツでいまはバッハのドッペルと、この超特急の先にはなにがみえてくるのかいささか不安になってきました。(みなさんのなかでこういう教え方をなさる先生はいらっしゃるのでしょうか。そしてそれでいずれはきちんと弾けるようになっていくのか??もちろん練習量にもよると思いますが)最近は、自分である程度弾ける、と思うようになるまでおけいこにいかなかったり、これはもうちょっときちんとやりたい、とかもう次ぎにすすむのですか、とふんばりはじめました。自分でも本やインターネットを活用して自分の演奏になるべくきびしく、とこころがけています。ただ、弓のもち方についてとてもていねいに根気よく教えて下さったり、体の痛みについても、うったえれば色々考えてあれこれアドバイスをくださったり、おけいこも次ぎの人がいない時は長めにやってくださったり、お稽古の後雑談ぽく質問をすると色々こたえてくださったり、(あたりまえのことなのかもしれませんが)という面は満足しているので、いましばらく続けてみるつもりです。
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Re: いろんな先生の色んな教え方。

投稿日時:2002年02月26日 21:44
投稿者:Pochi(ID:Q0AlCRA)
始めの1~2年はどんどん曲を進めて行くのは非常に良い事だと思います。ヴァイオリンは初心者に突き詰めて教えると、苦しくて辞めてしまうのが落ちですから。3年くらいで鈴木メソッドなら最後まで終わっているでしょう。3年目の終わり頃に、一つの曲を徹底的に突き詰めます。僕は、これにベートーヴェンのロマンスを使います。僕自身も3年目に弾いて苦労しました。弓が弦のどの位置を弾いているか、どの位弓をどの場所で使っているか、一つ一つの音の大きさの指定、抜いてもよい音といけない音、アタックの強弱、ビブラートの有無と個数、テンポに対して速めにとっても許されるところと、遅めにとって許されるところ、極限の音程の正確さ、等々が求められました。小学校に入ったばかりの頃、泣き乍練習しました。尤も僕は、殆どの生徒には、突き詰めた教え方はしませんが、、、、

この位弾けると、アマチュアオーケストラでは花形に近くなります。

自分が練習している所をビデオに撮って、また、高性能の録音器材で自分の音楽を録音してみるのも良い練習になりますよ。自分の好きな演奏者の演奏をそっくり真似てみるのも良いでしょう。

練習の仕方に関しては、下記のサイトが役にたちます。
http://silver-tone.com/column.asp
ちなみに僕は、この作者とは一切関係ありませんし、内容に関して責任も持ちません。
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Re: いろんな先生の色んな教え方。

投稿日時:2002年02月28日 00:14
投稿者:Atsuko(ID:JQc0NyA)
pochiさん、コメントどうもありがとうございました。なるほど、そういう教え方もあるのですね。
本は新しい教本を使っていて、バッハのドッペルは好きだからお願いしてビバルディの後に挿入したんですが、あれこれ弾きたい曲をもっていっていたらなかなか教本は終わらないかもしれません(笑)。教えていただいたサイトはとても参考になりました!オススメですね。
 演奏家のまね、ですが、ちょうどオイストラフの弓使いをみてまねをしようとしていたところで、
無謀だと思いつつ、ちょうどひいている曲の一部のビデオがあるので、弓のどこらへんをつかっているか、等みていました。あながちまちがった方法ではなかったらしいですね。スタッカートのところで結構弓幅いっぱいに使っているので、おもいきってやってみていたら、いつもは弦をかすっているといわれますが、すこし大きな音がでるようになった気はします。
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ありがとうございます

投稿日時:2002年02月28日 15:05
投稿者:kyu(ID:KQmVM5Q)
pochiさんAstukoさん
レスありがとうございます。
pochiさん
>下手な人の練習をみると腹が立つので、我慢していると胃炎を起こすので、性格的に先生として失格ですが、少なくとも生徒が気持ち良くなんでも話せる雰囲気を作っていますし、出来うる限り労力を少なく上手になる方法を常に考えています

このくらいはっきりした態度の方が、教えていただく方も嬉しいと思う、少なくとも私は。
でも最初はだれでも下手だから大変ですね・・・なのに教師をされているのですか?!お体お大事に・・

Astukoさん
多分私が先生に聞きづらいのは、全く他にヴァイオリンを習っている人を知らず、情報が全くなかったからです。
ネットで最近情報を目にする事が出来たので、なんとなく聞きやすくはなりました。
Astukoさん、お互いに頑張りましょうね。
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Re: いろんな先生の色んな教え方。

投稿日時:2002年03月01日 01:25
投稿者:忠犬ハチ公(ID:IQMHFDU)
ポチさん、こんばんわ。「好きな演奏家の演奏をそのまままねてみるのもよい」と書いてらしたけど・・・ハチ公の大好きな演奏家は、雲の上のスターなの。マネなんてとてもできないわ。でも、ポチさんのお教室って、活気があるんでしょうね。胃が痛くなるなんておっしゃてますが、ポチさんは生徒思いの良い先生だと思います。