[7890]
ピグマリウス
投稿日時:2003年12月13日 21:32
投稿者:楽人(ID:N3kISRA)
楽人(ガクト)と申します。今年(2003年)の夏に、千住真理子さんのコンサートを聴きに行きました。千住さんは、TVや雑誌で報道されたように、2002年に、幻の名器と言われるストラディヴァリウス「デュランティー 1716年製」を入手されています。そのコンサートでは、デュランティーの音色が聴けると期待して行ったのですが、ピグマリウスというヴァイオリンを使用されていたわけです。
コンサートの後、質問コーナーがあり、舞台上の千住さんに会場のお客さん数人が質問した時のことです。
1人のお客さんが、「千住さんは幻の名器と言われるデュランティーを入手されたわけですが、弾き心地はいかがでしょうか?」と質問しました。「弾けば弾くほど魅力的な楽器で、練習するのが楽しくなりました。これからもっともっといい音が出るようになると思います。」
続いて次のお客さんが、「今日お使いのヴァイオリンは、非常に新しいので、デュランティーではないとお見受けしますが、どんな楽器なのでしょうか?」と尋ねると「これはですね~、東京の文京楽器が作っているピグマリウスというヴァイオリンです。10年くらい愛用しています。これは知る人ぞ知る名器なんです。練習だけではなくて、今日のように本番でも時々使ってます。」
そのコンサートでは、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」の他、小品が何曲か演奏されました。伴奏者が非常に若かったせいか、元気良く弾き過ぎてピアノ伴奏がうるさいくらいでしたが、それでも私が座っていた後方の席までピグマリウスの音は、ピアノ伴奏に負けずに、はっきりと聞えてきました。(ピアノはスタインウェイのフルコンサートグランドでした)
でも、デュランティーのようなストラディヴァリウスの名器を手に入れてしまったら、もう他のヴァイオリンなど弾きたくなくなるのではないか(他のヴァイオリンでは満足できないのではないか)、と思うのですが、どうなんでしょうか?他のヴァイオリンを弾く暇があったら、その時間をストラディヴァリウスを弾くために使いたいと思うのが自然だと思うのですが。
時々は、サブの楽器も、練習のときくらいは弾いてやらないと調子が悪くなって鳴らなくなったりするでしょうから、練習で時々使うというのなら理解できますが、本番でまで使うというのは何か特別な意図があるのでしょうか?
私もヴァイオリンを弾きますが、50万円のヴァイオリンから150万円のヴァイオリンに移行したとき、最初のうちは、50万円のヴァイオリンも何かあったときの予備として持っていよう、ということで時々練習に使っていましたが、150万円のヴァイオリンの音に耳が慣れてしまうと、もう50万円のヴァイオリンの音では満足できなくなって全然使わなくなってしまいました。
150万円と50万円でもこんな具合ですから、まして数億円はするというストラディヴァリウスの名器に耳も体も慣れてしまったら、とても他の楽器では満足できないと思うのです。
TVや雑誌などを見た限りでは、千住さんは、デュランティーに惚れ込んでおられるようなだけに、他の楽器を使っておられることが不思議でたまらないのです。
例えば、五嶋みどりさんは、毎年、小学校・中学校などの体育館での無料レクチャーコンサートを盛んにされていますが、そうした条件の悪い場所でのコンサートでも、必ず、ストラディヴァリやガルネリの名器を使用されています。(みどりさんは、以前はストラディヴァリウス「ジュピター」を、現在はガルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン(ギブソン)」を使用されています。)
空調設備の整っていない体育館で、大勢の生徒の前で演奏する場合、気温や湿度の点では、オールドの名器にとっては良くないコンディションの場合(特に雨の日など)もあると思いますが、それでも、みどりさんは、本格的なコンサートと同じくオールドの名器を使用されています。
この辺の考え方は、演奏家によって違うとは思いますが、素人的に考えると、みどりさんのように、名器を入手した以上は練習でも本番でも常に名器だけを使用するのが普通だと思うのですが、どうなんでしょうか?
実際に聴いてみて、千住さんのピグマリウスがコンサートで使えるだけの素晴らしい楽器だということは理解できましたが、どう考えたって、300年近くが経過したストラディヴァリウスの名器には及ぶはずがないだろうと思います。
どなたかこの疑問を解決していただけませんか?よろしくお願いします。
コンサートの後、質問コーナーがあり、舞台上の千住さんに会場のお客さん数人が質問した時のことです。
1人のお客さんが、「千住さんは幻の名器と言われるデュランティーを入手されたわけですが、弾き心地はいかがでしょうか?」と質問しました。「弾けば弾くほど魅力的な楽器で、練習するのが楽しくなりました。これからもっともっといい音が出るようになると思います。」
続いて次のお客さんが、「今日お使いのヴァイオリンは、非常に新しいので、デュランティーではないとお見受けしますが、どんな楽器なのでしょうか?」と尋ねると「これはですね~、東京の文京楽器が作っているピグマリウスというヴァイオリンです。10年くらい愛用しています。これは知る人ぞ知る名器なんです。練習だけではなくて、今日のように本番でも時々使ってます。」
そのコンサートでは、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」の他、小品が何曲か演奏されました。伴奏者が非常に若かったせいか、元気良く弾き過ぎてピアノ伴奏がうるさいくらいでしたが、それでも私が座っていた後方の席までピグマリウスの音は、ピアノ伴奏に負けずに、はっきりと聞えてきました。(ピアノはスタインウェイのフルコンサートグランドでした)
でも、デュランティーのようなストラディヴァリウスの名器を手に入れてしまったら、もう他のヴァイオリンなど弾きたくなくなるのではないか(他のヴァイオリンでは満足できないのではないか)、と思うのですが、どうなんでしょうか?他のヴァイオリンを弾く暇があったら、その時間をストラディヴァリウスを弾くために使いたいと思うのが自然だと思うのですが。
時々は、サブの楽器も、練習のときくらいは弾いてやらないと調子が悪くなって鳴らなくなったりするでしょうから、練習で時々使うというのなら理解できますが、本番でまで使うというのは何か特別な意図があるのでしょうか?
私もヴァイオリンを弾きますが、50万円のヴァイオリンから150万円のヴァイオリンに移行したとき、最初のうちは、50万円のヴァイオリンも何かあったときの予備として持っていよう、ということで時々練習に使っていましたが、150万円のヴァイオリンの音に耳が慣れてしまうと、もう50万円のヴァイオリンの音では満足できなくなって全然使わなくなってしまいました。
150万円と50万円でもこんな具合ですから、まして数億円はするというストラディヴァリウスの名器に耳も体も慣れてしまったら、とても他の楽器では満足できないと思うのです。
TVや雑誌などを見た限りでは、千住さんは、デュランティーに惚れ込んでおられるようなだけに、他の楽器を使っておられることが不思議でたまらないのです。
例えば、五嶋みどりさんは、毎年、小学校・中学校などの体育館での無料レクチャーコンサートを盛んにされていますが、そうした条件の悪い場所でのコンサートでも、必ず、ストラディヴァリやガルネリの名器を使用されています。(みどりさんは、以前はストラディヴァリウス「ジュピター」を、現在はガルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン(ギブソン)」を使用されています。)
空調設備の整っていない体育館で、大勢の生徒の前で演奏する場合、気温や湿度の点では、オールドの名器にとっては良くないコンディションの場合(特に雨の日など)もあると思いますが、それでも、みどりさんは、本格的なコンサートと同じくオールドの名器を使用されています。
この辺の考え方は、演奏家によって違うとは思いますが、素人的に考えると、みどりさんのように、名器を入手した以上は練習でも本番でも常に名器だけを使用するのが普通だと思うのですが、どうなんでしょうか?
実際に聴いてみて、千住さんのピグマリウスがコンサートで使えるだけの素晴らしい楽器だということは理解できましたが、どう考えたって、300年近くが経過したストラディヴァリウスの名器には及ぶはずがないだろうと思います。
どなたかこの疑問を解決していただけませんか?よろしくお願いします。
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6 / 7 ページ [ 68コメント ]
【ご参考】
[8323]
SUZUKIの最高級品
投稿日時:2003年12月28日 15:10
投稿者:pochi(ID:ljY5aEA)
残念乍、私が試奏したものは、今一つでした。クレモナの標準に負けているとは言い切れませんが、勝っているとは決して言い切れません。
ピグマリウスの私が試奏した物は、クレモナの標準に勝っていました。
ピグマリウスの私が試奏した物は、クレモナの標準に勝っていました。
[8326]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2003年12月28日 18:19
投稿者:Geiger1951(ID:Fxk4BJE)
pochi さんの書き込み[7976]
>>プロモーションの為の「豚に真珠」です
+++++
寧ろ、「馬子にも衣装」と申し上げます。
プロモーションの為には、紋付羽織袴着込んだほうがTシャツより見栄えがするのです。
国内オケ奏者でもイタリアオールド持ったほうが、別ステージの仕事のとき有利だと思います。プログラムに1763年製XXXXって書き込めます。
+++++
このスレ見ると明らかにピグマリウスも十分優秀ですから「音の上では十分に真珠」のようです。
楽器は音でない、というのは「トリエンナーレ」の安野レポートからも明らかと見えます。
[7976]
豚に真珠
投稿日時:2003年12月17日 23:51
投稿者:pochi(ID:EgaWQgA)
「辻久子先生」なら、批判しても大丈夫でしょう。
辻久子先生拠りも私の方がヴァイオリンは上手です。はっきり云い切れます。ストラディヴァリウスは、「辻久子先生」にとって、プロモーションの為の「豚に真珠」です。
千住真理子さんにとって、「デュランティー」がプロモーションの為の「豚に真珠」か否かは、発言を躊躇います。
辻久子先生拠りも私の方がヴァイオリンは上手です。はっきり云い切れます。ストラディヴァリウスは、「辻久子先生」にとって、プロモーションの為の「豚に真珠」です。
千住真理子さんにとって、「デュランティー」がプロモーションの為の「豚に真珠」か否かは、発言を躊躇います。
>>プロモーションの為の「豚に真珠」です
+++++
寧ろ、「馬子にも衣装」と申し上げます。
プロモーションの為には、紋付羽織袴着込んだほうがTシャツより見栄えがするのです。
国内オケ奏者でもイタリアオールド持ったほうが、別ステージの仕事のとき有利だと思います。プログラムに1763年製XXXXって書き込めます。
+++++
このスレ見ると明らかにピグマリウスも十分優秀ですから「音の上では十分に真珠」のようです。
楽器は音でない、というのは「トリエンナーレ」の安野レポートからも明らかと見えます。
[8344]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2003年12月28日 23:31
投稿者:pochi(ID:ljY5aEA)
>寧ろ、「馬子にも衣装」と申し上げます。
***猊下、参った、降参!
***猊下、参った、降参!
[8584]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2004年01月02日 00:33
投稿者:楽人(ID:FmFSZ2g)
楽人です。1月4日(日)朝9:00~9:30 テレビ朝日系「題名のない音楽会21」に、ヴァイオリニスト 千住真理子さんが出演されます。幻のストラディヴァリウスと言われる「デュランティー 1716年製」の音色が堪能できそうです。昨年夏のコンサートで聞いたピグマリウスとの音色の違いを確かめようと思います。
[8664]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2004年01月04日 17:19
投稿者:楽人(ID:JZBAJlI)
楽人です。今朝の番組を見て次のような感想を持ちました。ピグマリウスを弾いたときには、もっと豪快(強引)なボウイングをしていて演奏に迫力(凄み)がありましたが、デュランティーを弾くときには楽器をいたわるような優しいボウイングでややあっさりと弾いているように見えました。
またピグマリウスを弾いたときは、音楽そのものよりも、もっと千住さん自身が前面に出てくるような演奏だったのですが、今日はそういう傾向が弱かったように思います。別な言い方をすれば、ピグマリウスのときには、「千住真理子節」のようなものがもっと前面に出ていたような感じがしましたが、デュランティーでは全体的に表現がマイルドな感じに聞こえました。
TV番組からでも、デュランティーという楽器自体の素晴らしさは十分伝わってきましたが、音楽の表現に関しては、千住さん「らしさ」が若干影をひそめていたように思いました。
あと、今朝の番組のときに、千住さんがお使いだった弓は、オールドの弓ではなくて、新作の弓のように見えました。千住さんは、オールドフレンチの名弓であるトルテやペカットを持っておられますが、今回はそれではなく、比較的新しい弓を使っておられたように見えました。大変美しいべっ甲フロッグがついたトルテっぽい雰囲気の弓でしたが、あれはどこの新作弓なんでしょうか?
自分にとっては、今朝の番組は、楽器と演奏者との関係をいろいろと考えさせられた番組でした。千住さんご自身は、本当のところ、ピグマリウスとデュランティーでは、どちらが弾き易いのだろうか、とか、どちらの楽器のときの演奏が千住さんご自身は好きなのだろうか、とか番組を見ながら考えてました。
またピグマリウスを弾いたときは、音楽そのものよりも、もっと千住さん自身が前面に出てくるような演奏だったのですが、今日はそういう傾向が弱かったように思います。別な言い方をすれば、ピグマリウスのときには、「千住真理子節」のようなものがもっと前面に出ていたような感じがしましたが、デュランティーでは全体的に表現がマイルドな感じに聞こえました。
TV番組からでも、デュランティーという楽器自体の素晴らしさは十分伝わってきましたが、音楽の表現に関しては、千住さん「らしさ」が若干影をひそめていたように思いました。
あと、今朝の番組のときに、千住さんがお使いだった弓は、オールドの弓ではなくて、新作の弓のように見えました。千住さんは、オールドフレンチの名弓であるトルテやペカットを持っておられますが、今回はそれではなく、比較的新しい弓を使っておられたように見えました。大変美しいべっ甲フロッグがついたトルテっぽい雰囲気の弓でしたが、あれはどこの新作弓なんでしょうか?
自分にとっては、今朝の番組は、楽器と演奏者との関係をいろいろと考えさせられた番組でした。千住さんご自身は、本当のところ、ピグマリウスとデュランティーでは、どちらが弾き易いのだろうか、とか、どちらの楽器のときの演奏が千住さんご自身は好きなのだろうか、とか番組を見ながら考えてました。
[8683]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2004年01月05日 12:52
投稿者:情報屋(ID:FCMGRgY)
千住さんが使っている新作弓は、日本のアルシェという弓メーカーのものだと思います。トルテのフルコピーらしいです。弓製作コンテストで入賞した職人さんが作った弓だと聞いています。ストラドの相棒を務める新作弓ということで、かなり立派な弓なのでしょう。
[8771]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2004年01月07日 20:01
投稿者:戸留手(ID:KGWFhyA)
先日の番組で千住さんが弾いていた弓はアルシェの弓で間違いないと思うね。アルシェの弓は特にオケプロ奏者に愛用者が多いね。千住真理子さんとか漆原朝子さんとかソリストもいるけど、やっぱオケプロ奏者で使っている人がすごく多いね。国内オケだけでなく海外オケにも愛用者がいるね。知っている限りでは、N響には結構多いね。練習だけでなく本番でも使っているようなので、スペアというよりはメインに近い位置づけで使っている人が多いね。特に大事な演奏会やレコーディングのときだけ、トルテやペカットを使って、それ以外のときは、アルシェの弓を使うというパターンが多いと聞くね。
トルテを温存していつもアルシェの弓ばかり使っていたヴァイオリン奏者が、レコーディングのときに急にトルテを使おうとしたら弾きにくくて、結局アルシェの弓でレコーディングしたという話を聞いたことがあるね。それ以来アルシェの弓がメインになって、トルテは単なるお守り(あるいは資産)と化してしまったというね。
アルシェの弓の愛用者にはストラドなどのオールドの名器を愛用している人も多いね。千住さん、漆原さん、徳永さん、堀さん、矢部さん、小林さん、デュメイなどみんなストラドの愛用者だけど、アルシェの弓を使ってるね。ちなみにピグマリウスの愛用者にはアルシェの弓の愛用者が多いね。どちらも親会社が同じだから当然かも知れないけど、相性がいいんだろうね。
トルテを温存していつもアルシェの弓ばかり使っていたヴァイオリン奏者が、レコーディングのときに急にトルテを使おうとしたら弾きにくくて、結局アルシェの弓でレコーディングしたという話を聞いたことがあるね。それ以来アルシェの弓がメインになって、トルテは単なるお守り(あるいは資産)と化してしまったというね。
アルシェの弓の愛用者にはストラドなどのオールドの名器を愛用している人も多いね。千住さん、漆原さん、徳永さん、堀さん、矢部さん、小林さん、デュメイなどみんなストラドの愛用者だけど、アルシェの弓を使ってるね。ちなみにピグマリウスの愛用者にはアルシェの弓の愛用者が多いね。どちらも親会社が同じだから当然かも知れないけど、相性がいいんだろうね。
[8827]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2004年01月10日 00:52
投稿者:Geiger1951(ID:Fxk4BJE)
いっやー、このスレ、のりが抜群で情報量も豊富ですね。
[8828]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2004年01月10日 02:21
投稿者:愛弦家(ID:JmBIESE)
おいらの愛器はピグマリウスのストラッドモデル。天才又は鬼才のpochiさんが試奏して褒めておられたのと同じ上から2番目のモデル。15年間愛奏してるんだ。いつも仲間からはいい音だって褒められてる。
仲間の知り合いで楽器にうるさい人が居て、その人に楽器を見せたんだ。もちろんラベルは見えないようしたけどね。そしたら「良く出来たストラッドのコピーでイタリア製っぽいところもあるけどイタリア製ではないね。ドイツやフランスの楽器でもないね。中国製でもないね。うーむ、どこの楽器だろう。チェコとかハンガリーの楽器?わからん。」と首をひねって考え込んでいた。でも結局どこの楽器かわからなくて、ラベルを見せたら「これがピグマリウスなんだー。へぇー。」となんかのテレビ番組みたいに「へぇー。」を連発してた。
実際に試奏させてあげたらさらに「へぇー」を連発してた。その人ピグマリウスの定価を全く知らないらしく「これ200万円ぐらいしたでしょ。」とか言うので「15年ぐらい前に100万円で買ったんすよ。」と言ったらビックリ仰天してた。持ち主としては100万円で買ったものを200万円と評価されたんだから悪い気はしないっす。
弓はアルシェ使ってます。サルトリーのコピーで38万円。ピグマリウスを買った店で買った。その楽器にうるさい人は試奏しながら「この弓は60万円くらいかな。」と言ってくれた。買った値段を言ったらまたビックリしてた。
杉藤の同じくらいの値段の弓とアルシェの弓でピグマリウスを弾き比べたらアルシェの方が断然弾きやすかったので迷わず買った。親会社が同じとは知らなかったけど、おいらの場合はとにかく相性が良くて気に入ってる。
アルシェの弓と比べると他のメーカーの弓はただの棒のように感じちゃうことがある。同じbowでもこんなに違うんだなって。高い金出して買うんだから棒ぢゃなくてbowを手に入れてえよな。プロも使ってるとは知らなかったけど、アルシェのプロ用ってのは、おいらが持ってるのよりもずっと高いんだろうな。高いって言っても100万200万ぐらいだろうけどね。それぐらいの値段の弓でも本物のストラッドを御せる(ぎょせる)ってことだからある意味すごいよな。
何億もするストラッドを弾くには何千万の弓が必要じゃないかって思ってたけどな。
本物のストラッドはぜってい買えねえけど、ストラッドを御せるようなアルシェの弓なら値段的には買えなくはないわな。
仲間の知り合いで楽器にうるさい人が居て、その人に楽器を見せたんだ。もちろんラベルは見えないようしたけどね。そしたら「良く出来たストラッドのコピーでイタリア製っぽいところもあるけどイタリア製ではないね。ドイツやフランスの楽器でもないね。中国製でもないね。うーむ、どこの楽器だろう。チェコとかハンガリーの楽器?わからん。」と首をひねって考え込んでいた。でも結局どこの楽器かわからなくて、ラベルを見せたら「これがピグマリウスなんだー。へぇー。」となんかのテレビ番組みたいに「へぇー。」を連発してた。
実際に試奏させてあげたらさらに「へぇー」を連発してた。その人ピグマリウスの定価を全く知らないらしく「これ200万円ぐらいしたでしょ。」とか言うので「15年ぐらい前に100万円で買ったんすよ。」と言ったらビックリ仰天してた。持ち主としては100万円で買ったものを200万円と評価されたんだから悪い気はしないっす。
弓はアルシェ使ってます。サルトリーのコピーで38万円。ピグマリウスを買った店で買った。その楽器にうるさい人は試奏しながら「この弓は60万円くらいかな。」と言ってくれた。買った値段を言ったらまたビックリしてた。
杉藤の同じくらいの値段の弓とアルシェの弓でピグマリウスを弾き比べたらアルシェの方が断然弾きやすかったので迷わず買った。親会社が同じとは知らなかったけど、おいらの場合はとにかく相性が良くて気に入ってる。
アルシェの弓と比べると他のメーカーの弓はただの棒のように感じちゃうことがある。同じbowでもこんなに違うんだなって。高い金出して買うんだから棒ぢゃなくてbowを手に入れてえよな。プロも使ってるとは知らなかったけど、アルシェのプロ用ってのは、おいらが持ってるのよりもずっと高いんだろうな。高いって言っても100万200万ぐらいだろうけどね。それぐらいの値段の弓でも本物のストラッドを御せる(ぎょせる)ってことだからある意味すごいよな。
何億もするストラッドを弾くには何千万の弓が必要じゃないかって思ってたけどな。
本物のストラッドはぜってい買えねえけど、ストラッドを御せるようなアルシェの弓なら値段的には買えなくはないわな。
[8836]
Re: ピグマリウス
投稿日時:2004年01月10日 15:37
投稿者:愛弓者(ID:Jhc4FYQ)
ピグマリウスの愛用者に子供の頃の五嶋みどりさん、アルシェの弓の愛用者にオーギュスタン デュメイとピンカス ズッカーマンを加えておきます。あと他にはベルリンフィルやロイヤルコンセルトヘボウにも愛用者がいますね。
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