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3歳児を教える(*_*)
投稿日時:2005年07月01日 14:01
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
諸条件が有り、3歳児にヴァイオリンを教える事に成りそうです。散々「嫌だ。他にもっと良い先生を紹介する」と云ったのですが、聞いて呉れません。私は幼児を教えた事は一度も有りません。私は幼児を教える事に関して性格的に向かない事は自分で良く承知しております。御両親には世話になっていたので断るのも難しく、弓で子供をシバイて馘になる事も出来ません。父親はピアノ弾きです。
ヴァイオリンの先生方、幼児を教えるコツの様なものが有れば教えて下さい。友人に聞くと、1に我慢、2に我慢、34が無くて5に我慢。と揶揄されました。
宜しくお願い致します。
ヴァイオリンの先生方、幼児を教えるコツの様なものが有れば教えて下さい。友人に聞くと、1に我慢、2に我慢、34が無くて5に我慢。と揶揄されました。
宜しくお願い致します。
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【ご参考】
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Re: 3歳児を教える(*_*)
投稿日時:2006年01月29日 21:30
投稿者:NON(ID:GChnJ5E)
kokukirin様
>言語は本来話し言葉だ、ということから、音を重視する英語教育は非常に有効です。
有効という意味は”音楽を習う為に”という事ですか?今の日本の英語教育ってどんなのですかね。イギリスの学校に子供を入れて分かった事って、日本の(私の時代の英語)教育とは大違いです。たしかに、色々な面で、英語を覚える事はある意味幼い子が音楽に接する様子と類似点は有りますよね。
まず、言葉を耳から覚えるという点ではどの国の言語も同じで、音楽に置き換えると、言葉を覚える頃に言葉同様にどれだけ音楽に接しているかという事ですよね。
一般的に文字、音符を理解する年(4、5歳)から英語教育ではa,b,c,d,(エー、ビー、シー、ディー)の読みも覚えさせますが、それ以外に(ア)a,(バ)b,(カ)d、(ダ)と発音(Phonics)を子供に叩き込みますものね。(日本語の50音は音の読み方は一通りですよね。英語はPhonicsではないアルファベットの読みでは単語は読めません。Phonicsを使っても変則的な規則がいっぱいですけれど。)娘(今は4歳2ヶ月)のピアノを見ていると初めの頃は、音(音程、リズム)を歌って記憶して、それが弾けてから楽譜を見ているような気がしました。次の段階で(結構しつこく「耳がついているのがドだよ~」と言っていたので)楽譜を見ようとするのですが、譜面で”ドレミファミレド”と読めて言えても、(英語のエービーシーは読めても)弾く段階になると直ぐには指は動かず(繋げた単語には結びつかず)、又音を歌って記憶して、(Phonicsで単語にして)指に覚え込ませてから、楽譜(単語)を見る作業の繰り返しです(息子はそうやって本を読んでいました。)。英語で言う、言葉を覚えてから、フォニックスでスペル(=記号)or言葉を積み上げていく・・・。それからフォニックスでスペル(言葉)を読んで後から言葉の意味を理解する・・・。(息子の年になると文字を読んでから、耳で知らない言葉を聞いてから「おかーさん、○○ってどういう意味?」と聞かれます。日本語の形成でも同じ事は言えますよね?)そう考えると、耳だけでも、目から入る情報(読譜能力)だけでも駄目で、双方の情報が相乗効果をなして理解が深まるのかしら、なんて、kokukirin様の投稿で、ふと考えてしまいました。勿論、3歳児になるまでに沢山の音楽に(言葉に)触れてきた事が前提なのでしょうが。
>楽譜は文字と同じで意味内容を持っているものだと思います。読み解く能力は楽譜を見て弾くのとは全く別の次元の話です。
これは奥が深い言葉ですよね、やっぱり、言葉も音楽も年月をかけて少しずつ色々な面から積み上げていかなくてはならないのでしょうね。やはり地道な練習、繰り返しで覚えさせるのが一番なのでしょうか?
話は飛びました。トピ主様すみません!
>言語は本来話し言葉だ、ということから、音を重視する英語教育は非常に有効です。
有効という意味は”音楽を習う為に”という事ですか?今の日本の英語教育ってどんなのですかね。イギリスの学校に子供を入れて分かった事って、日本の(私の時代の英語)教育とは大違いです。たしかに、色々な面で、英語を覚える事はある意味幼い子が音楽に接する様子と類似点は有りますよね。
まず、言葉を耳から覚えるという点ではどの国の言語も同じで、音楽に置き換えると、言葉を覚える頃に言葉同様にどれだけ音楽に接しているかという事ですよね。
一般的に文字、音符を理解する年(4、5歳)から英語教育ではa,b,c,d,(エー、ビー、シー、ディー)の読みも覚えさせますが、それ以外に(ア)a,(バ)b,(カ)d、(ダ)と発音(Phonics)を子供に叩き込みますものね。(日本語の50音は音の読み方は一通りですよね。英語はPhonicsではないアルファベットの読みでは単語は読めません。Phonicsを使っても変則的な規則がいっぱいですけれど。)娘(今は4歳2ヶ月)のピアノを見ていると初めの頃は、音(音程、リズム)を歌って記憶して、それが弾けてから楽譜を見ているような気がしました。次の段階で(結構しつこく「耳がついているのがドだよ~」と言っていたので)楽譜を見ようとするのですが、譜面で”ドレミファミレド”と読めて言えても、(英語のエービーシーは読めても)弾く段階になると直ぐには指は動かず(繋げた単語には結びつかず)、又音を歌って記憶して、(Phonicsで単語にして)指に覚え込ませてから、楽譜(単語)を見る作業の繰り返しです(息子はそうやって本を読んでいました。)。英語で言う、言葉を覚えてから、フォニックスでスペル(=記号)or言葉を積み上げていく・・・。それからフォニックスでスペル(言葉)を読んで後から言葉の意味を理解する・・・。(息子の年になると文字を読んでから、耳で知らない言葉を聞いてから「おかーさん、○○ってどういう意味?」と聞かれます。日本語の形成でも同じ事は言えますよね?)そう考えると、耳だけでも、目から入る情報(読譜能力)だけでも駄目で、双方の情報が相乗効果をなして理解が深まるのかしら、なんて、kokukirin様の投稿で、ふと考えてしまいました。勿論、3歳児になるまでに沢山の音楽に(言葉に)触れてきた事が前提なのでしょうが。
>楽譜は文字と同じで意味内容を持っているものだと思います。読み解く能力は楽譜を見て弾くのとは全く別の次元の話です。
これは奥が深い言葉ですよね、やっぱり、言葉も音楽も年月をかけて少しずつ色々な面から積み上げていかなくてはならないのでしょうね。やはり地道な練習、繰り返しで覚えさせるのが一番なのでしょうか?
話は飛びました。トピ主様すみません!
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Re: 3歳児を教える(*_*)
投稿日時:2006年01月30日 23:50
投稿者:kokukirin(ID:lEYDWRA)
NON様
英語の話は、同じ原理に基づくたとえとして出したもので、私の考えとしては、英語の勉強と音楽はあまり関係ないかと思います。
9歳の息子のピアノをちょこっとみた経験からいえば、子供には音楽内容を言葉で説明するだけでなく、こういうふうに弾くという見本を与えると、子供にはとてもいい経験になると思います。
楽譜から音楽内容を把握するのと、楽譜を読んで弾く能力とは違うと書きましたが、私自身はもちろん言うほど楽譜を読み解けていません。練習するに従って徐々にいろいろなことがわかってくるものですからどんな簡単な曲でも底が知れないときがあります。楽譜を勝ってに解釈しようとしないことがポイントかなと思います。そして音楽を自分に作用させると聞こえてくるものがある、これが私のやり方です。勝手に解釈すると聞こえてくるべきものに耳を塞いでいる状態です。
音楽の2大天才モーツァルトとメンデルスゾーンを知っているゲーテが書いた音楽論なんかも興味津々です。もしかすると既に日本語訳があるかも。
英語の話は、同じ原理に基づくたとえとして出したもので、私の考えとしては、英語の勉強と音楽はあまり関係ないかと思います。
9歳の息子のピアノをちょこっとみた経験からいえば、子供には音楽内容を言葉で説明するだけでなく、こういうふうに弾くという見本を与えると、子供にはとてもいい経験になると思います。
楽譜から音楽内容を把握するのと、楽譜を読んで弾く能力とは違うと書きましたが、私自身はもちろん言うほど楽譜を読み解けていません。練習するに従って徐々にいろいろなことがわかってくるものですからどんな簡単な曲でも底が知れないときがあります。楽譜を勝ってに解釈しようとしないことがポイントかなと思います。そして音楽を自分に作用させると聞こえてくるものがある、これが私のやり方です。勝手に解釈すると聞こえてくるべきものに耳を塞いでいる状態です。
音楽の2大天才モーツァルトとメンデルスゾーンを知っているゲーテが書いた音楽論なんかも興味津々です。もしかすると既に日本語訳があるかも。
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Re: 3歳児を教える(*_*)
投稿日時:2006年04月21日 22:56
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
NON氏、
First Language Acquisition と Second Language Acquisition は、違う命題です。Critical Periodと云って、年齢に依って、訛りの出ない分岐点が有ります。12歳前後と云われて居ります。
文盲が話すのと、識者が話すのでは、単語の使い方が違いますね。日本語なら、偉そうに話す人は、漢語や文語が多くなりますね。昨今なら、和製英語の多さでしょうか?英語なら、アングロ起源単語とラテン起源単語の違いの様なものでしょう。KKK(国立国語研究所)は何をしているんでしょうね。
昨今の日本人は語彙が非常に少なく成って居りますが、文章を読まなくなったからでしょうね。文字の力が話し言葉に及ぼす影響が大きいのと同様に、読譜力が、演奏に及ぼす影響は大きいと思います。
私が敢えて、議題にした、
http://fstrings.com/board/index.asp?id=8649&page=31&sort=&t=2004
をお読み下さい。
件の雌ガキは4歳になりましたが、まだ引延して居ります。ApeからHumanに進化しつつありますが、まだApe程度だと思われます。
First Language Acquisition と Second Language Acquisition は、違う命題です。Critical Periodと云って、年齢に依って、訛りの出ない分岐点が有ります。12歳前後と云われて居ります。
文盲が話すのと、識者が話すのでは、単語の使い方が違いますね。日本語なら、偉そうに話す人は、漢語や文語が多くなりますね。昨今なら、和製英語の多さでしょうか?英語なら、アングロ起源単語とラテン起源単語の違いの様なものでしょう。KKK(国立国語研究所)は何をしているんでしょうね。
昨今の日本人は語彙が非常に少なく成って居りますが、文章を読まなくなったからでしょうね。文字の力が話し言葉に及ぼす影響が大きいのと同様に、読譜力が、演奏に及ぼす影響は大きいと思います。
私が敢えて、議題にした、
http://fstrings.com/board/index.asp?id=8649&page=31&sort=&t=2004
をお読み下さい。
件の雌ガキは4歳になりましたが、まだ引延して居ります。ApeからHumanに進化しつつありますが、まだApe程度だと思われます。
[a16652]
Re: 3歳児を教える(*_*)
投稿日時:2006年04月23日 09:06
投稿者:NON(ID:FhcWh3M)
pochi様
”音我苦・音学・音楽”を読ませて頂きました。私は馬鹿で無知なので、知らない事も一杯ありましたが、私なりに(私の感覚で)拝読させて頂きました。(日本語と言う言語に関してのご意見はかなり耳が痛い思いをいたしました。)
>殆どの人々はクラシック音楽が第二言語と同じく母国語ではありませんから、苦労して勉強しますが、
とありましたが、クラシック音楽が母国語になる様にするのはやはり環境なのですか?色々な掲示板で音楽のプロになる人は親もプロという意見を目にしていましたが、歴史的ヴァイオリニストも親がVn、Pfを弾く方、多いですね。私のまわりにいる音楽のセンスのあるお子様方は、ベビーの頃から溢れる音楽の中で育ってるように見受けられます。
最近、友人に借りたJauqueline du PreのDVD(演奏)が面白かったので、ついでに小説とか読んでみたら(昨日映画も見ました。)、母親が小さい頃から音楽の英才教育をしていましたよね。が、同じ姉妹でも最高峰までは行き着けず、弟に至っては「君は何が弾けるの?」と聞かれる事が大嫌いだったと。あの兄弟は同じように溢れる音楽の中に(まるで母国語を浴びるかのように音楽を聴きながら)3人3様の音楽観ですものね。う~ん、やっぱり才能なのかな?
kokukirin様の音楽を英語教育に例えてあったレスから、私なりに結びつけて考えてみたんですが、音楽に限らず”環境”は人間の人生に多大な影響を及ぼすのは当たり前ですものね。面白いと思います。
言語で”語彙”に相当する物が音楽にもあるのだとしたらやはり音楽で言う>First Language Acquisition>みたいに環境が整っていないと”音楽”よりも”音我苦”になってしまうのかしら?でも、普通のレベルで普通に楽しむ事は万人が出来る事ですものね。(聞くだけなら。)ーーーー最近、うちのまわりの子がヴァイオリンやらチェロやらをやるので、ピアノの発表会の後、(休憩時間、友人はチェロ,私は伴奏、私はイタリアン歌曲、友人伴奏と、大人も遊んでいたのを見ていてか)全く音符の読めん主人までが、「僕も、チェロでもやろうかな。」なんて抜かしているので、私は(何にも知らない4歳児の娘にピアノ教えんのと、何にも知らない50間際の主人に楽器をやらせるのとどっちが大変かしら?)なんて思ってます。やっぱ、ピアノからやらせる方が良いんですかね???
************************
馬鹿話は、この程度にして・・・。
うちの4歳児のオチャル娘はピアノが大好きで、上の猿に「ヴァイオリンやるよ、手を洗っといで。」と言うと、兄を突き飛ばして自分が先に手を洗い、「あたしが先に弾くの。」とピアノの前に座るので、かわいくって(親バカ!)喜んで教えていました。が、最近譜読みで引っかかっております。ト音記号とヘ音記号の上と下の”ド”を、音階順に印刷されている物からは選ぶ事が出来るのですが、楽譜の中から探せないとか、五線紙に書かせると、かける時、書けない時の落差が激しいったらありゃしない!しかし、自分が”ドレミ”を使って歌える曲はキチンと弾けるんですよね。やっぱり猿ですね。スズキ式とやらは、これ位小さな子には良いにかもしれませんね。とにかく、子供に何かを教える事って、本当にエネルギーが要りますね。pochi様がどのようにして、小さいお子様に教えられるのか興味しんしんです。
次の進展をお待ちしております。乱文失礼いたしました。
”音我苦・音学・音楽”を読ませて頂きました。私は馬鹿で無知なので、知らない事も一杯ありましたが、私なりに(私の感覚で)拝読させて頂きました。(日本語と言う言語に関してのご意見はかなり耳が痛い思いをいたしました。)
>殆どの人々はクラシック音楽が第二言語と同じく母国語ではありませんから、苦労して勉強しますが、
とありましたが、クラシック音楽が母国語になる様にするのはやはり環境なのですか?色々な掲示板で音楽のプロになる人は親もプロという意見を目にしていましたが、歴史的ヴァイオリニストも親がVn、Pfを弾く方、多いですね。私のまわりにいる音楽のセンスのあるお子様方は、ベビーの頃から溢れる音楽の中で育ってるように見受けられます。
最近、友人に借りたJauqueline du PreのDVD(演奏)が面白かったので、ついでに小説とか読んでみたら(昨日映画も見ました。)、母親が小さい頃から音楽の英才教育をしていましたよね。が、同じ姉妹でも最高峰までは行き着けず、弟に至っては「君は何が弾けるの?」と聞かれる事が大嫌いだったと。あの兄弟は同じように溢れる音楽の中に(まるで母国語を浴びるかのように音楽を聴きながら)3人3様の音楽観ですものね。う~ん、やっぱり才能なのかな?
kokukirin様の音楽を英語教育に例えてあったレスから、私なりに結びつけて考えてみたんですが、音楽に限らず”環境”は人間の人生に多大な影響を及ぼすのは当たり前ですものね。面白いと思います。
言語で”語彙”に相当する物が音楽にもあるのだとしたらやはり音楽で言う>First Language Acquisition>みたいに環境が整っていないと”音楽”よりも”音我苦”になってしまうのかしら?でも、普通のレベルで普通に楽しむ事は万人が出来る事ですものね。(聞くだけなら。)ーーーー最近、うちのまわりの子がヴァイオリンやらチェロやらをやるので、ピアノの発表会の後、(休憩時間、友人はチェロ,私は伴奏、私はイタリアン歌曲、友人伴奏と、大人も遊んでいたのを見ていてか)全く音符の読めん主人までが、「僕も、チェロでもやろうかな。」なんて抜かしているので、私は(何にも知らない4歳児の娘にピアノ教えんのと、何にも知らない50間際の主人に楽器をやらせるのとどっちが大変かしら?)なんて思ってます。やっぱ、ピアノからやらせる方が良いんですかね???
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馬鹿話は、この程度にして・・・。
うちの4歳児のオチャル娘はピアノが大好きで、上の猿に「ヴァイオリンやるよ、手を洗っといで。」と言うと、兄を突き飛ばして自分が先に手を洗い、「あたしが先に弾くの。」とピアノの前に座るので、かわいくって(親バカ!)喜んで教えていました。が、最近譜読みで引っかかっております。ト音記号とヘ音記号の上と下の”ド”を、音階順に印刷されている物からは選ぶ事が出来るのですが、楽譜の中から探せないとか、五線紙に書かせると、かける時、書けない時の落差が激しいったらありゃしない!しかし、自分が”ドレミ”を使って歌える曲はキチンと弾けるんですよね。やっぱり猿ですね。スズキ式とやらは、これ位小さな子には良いにかもしれませんね。とにかく、子供に何かを教える事って、本当にエネルギーが要りますね。pochi様がどのようにして、小さいお子様に教えられるのか興味しんしんです。
次の進展をお待ちしております。乱文失礼いたしました。
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