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音程を修正する技術 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 59 Comments
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音程を修正する技術

投稿日時:2006年01月22日 21:25
投稿者:音痴を直したい(ID:mDaYQZA)
上手な方は正しい音程に瞬時に修正できるっていいますね。私は途中で音程をずらす癖をなくすようにと言われています。別のレッスンでプロが音階を3オクターブ弾いてみせてくれ、今10個音をはずしたけどあなたの耳に届く前に指や弓の圧力で音を修正したとおっしゃいました。それで、音のはずれる程度が私の思っているレベルの比ではないくらい正確なのだと察知しました。ほんのわずかな音を修正出来る人は頭の中はどういう働きをしているのでしょうか。反射的に手が動くのでしょうか。耳に届く前にどうやって音を聞き分けるのでしょうか。会得するのにどうしたらいいでしょうか。早いパッセージでもできるものなのでしょうか。教えてください。
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【ご参考】
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月16日 19:29
投稿者:マークX(ID:EHcGZ3c)
音程を瞬間的に修正する技術は運動神経の問題だと思います。人間は同じ場所を押さえることは出来ないと言ったのはフレッシュだったと思いますが、時間の経過とともに指も弦も指板もすべて変わるとすれば、ミクロの世界では同じ音程を再現することは不可能なのかもしれません。音程なんか押さえた瞬間に大体あっていればよい、ただし瞬間的に修正する技術と正しい音程を知らなければ正しく修正出来ないというのが、小生の意見です。まさに暴論といえましょう。
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月17日 03:27
投稿者:kokukirin(ID:lEYDWRA)
マークXさん>
> 同じ音程を再現することは不可能なのかもしれません。
> 音程なんか押さえた瞬間に大体あっていればよい

再現性がないから、正しい音程というのは不可能というのであれば、音楽を量的に捉え過ぎていると思います。
ドラマーが作るタクトは計測すれば正確ではないですが、コンピュータが作る正確無比のタクトよりプレーヤーはのれるんですよ。ドラマーの方が正しいと言えます。
導音から主音へいくときと、主音から下がってくるときとでは、同じ音が違うピッチであることは普通です。
コンピュータ音楽が誕生すると、人間の演奏がいかに「不正確か」がわかってきました。しかし、実はその「不正確さ」が正しいのです。

話が飛びますが、速いパッセージで唯一音程がばれる場合がありました。つまり、全音のトリルです。これだけは注意しないと、ソロではもろばれです。少し広めの指間隔で弾く必要がありますが、どの程度広くするかは音程を聞いて決めます。
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月17日 04:13
投稿者:MHO(ID:kDFlKWA)
マークXさんの
>音程なんか押さえた瞬間に大体あっていればよい、ただし瞬間的に修正する技術と正しい音程を知らなければ正しく修正出来ない

は正論だと思います。大胆な仮説ですが指が弦の振動で音程を判断し局所的反射神経が働くことによって修正できる。そんなことできるのかな?熱いものに触ると瞬間的に手を引きますが、この反射運動は脳が関与していないので速いそうです。脳が介在するとそれだけで数分の1秒かかりますから。

いずれにしても、「瞬間的に修正する技術」をどう培うかが命題です。
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月17日 06:27
投稿者:ばぶしゅか(ID:OBFBYoA)
>音程なんか押さえた瞬間に大体あっていればよい、ただし瞬間的に修正する技術と正しい音程を知らなければ正しく修正出来ない

これは絶対に駄目です。
押えてから瞬間的に修正すれば、素人はごまかせてもでる所に出ればバレます。
弦を押えてから修正するクセを子供のうちにつけてしまったら極端な話、もう駄目です。練習して音程が汚い、と感じた時(これを感じられることが最も大切なのですが)自分の汚い音程のまちがえを視覚と指の感覚で見つめ、そして始めからやり直しして修正するクセを付けてください。時間のかかる仕事ですがやらなければ一生音痴です。

音程に自身のない方は、弦を押える時、指のお肉たっぷりで押える事をお勧めします。指を立てれば立てるほどボロは出ます。
この目で確かめなければなんともいえませんが、爪の先で弾くような形では、自分の音程の悪さを、よりプレゼンテーションする事になります。
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月19日 06:03
投稿者:MHO(ID:kDFlKWA)
>>自分の汚い音程のまちがえを視覚と指の感覚で見つめ、そして始めからやり直しして修正するクセを付けてください。

はい。師匠からもそう言われ反省しています。達者な方は「瞬間的に修正する技術」をお持ちのように見えるのですが、実は「修正しなくても良い技術」をお持ちなのですね。うらやましー。

肉厚部で押さえるというのは参考になりました。ところでやり直しの効かない実際のパフォーマンスでポジションジャンプなどで音程を間違えたらどうするか。多分、反省してたら更につまづくので気にせず何も無かったかのように進めるのでしょうね。

MHO- in my humble opinion
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ポジションジャンプ

投稿日時:2006年02月19日 08:48
投稿者:匿名希望X(ID:QFEHiJY)
技術的なアドバイスはあまりしたくない(笑)のですが、ポジションジャンプはまず「何度のジャンプなのか」しっかり意識することではないかと思います。完全4度なのか、長3度なのか完全5度なのか。長6度なのか。
それをしっかり意識して、目で確認しながらジャンプします。
つまり相対音感でジャンプすることですね。
たとえば完全4度のジャンプなら今押さえているポジションの4の指のところに新しいポジションの1の指が来ます。簡単な事実ですが舞台の上で最後に頼りにしています(私の場合)。参考になるでしょうか。
暗譜するときでも譜面をなるべく覚える、それが無理なら此処は何度の音程というように要所要所を覚えこんでしまうことがよいでしょう。
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月20日 04:36
投稿者:kokukirin(ID:lEYDWRA)
相対音感なる言葉が、私には何かなじめないのですが、音程の感じ方は2種類あると思います。
一つは隣同士の音の関係、いわゆるインターバルです。匿名希望X さんのお話はこちらの方だと思います。
もう一つ必要だと思う音程の感じ方は、主音からの間隔です。つまり、同じGの音でもト長調では主音であり、ハ長調では属音です。この差は未熟で音に現れないとしても自分の中では区別がつけることが大切だと思います。
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月22日 07:14
投稿者:MHO(ID:IRhTIHg)
匿名希望Xさん、
>>暗譜するときでも譜面をなるべく覚える、それが無理なら此処は何度の音程というように要所要所を覚えこんでしまうことがよいでしょう。

なるほど。確かに暗譜でヨロメク切っ掛けがポジションシフトが多いです。恐らくウロ覚えでシフトの音度や何ポジへシフトしようとしているのかの意識が薄いのですね。参考になりました。ありがとうございました。賭博的ジャンプの時は意識していますが、はずすのは技術が追っつかないから。

pochiさん、
やっとまじめにお答えいただいたようでありがとうございます。joke相変わらずですね。 shortcut又は2nd opinionを求めたのですが、私の師匠の指導と符合するところが多いです。基礎練に王道なしですね。毎日コツコツしかないのか。

kokukirinさん、
>>もう一つ必要だと思う音程の感じ方は、主音からの間隔です

そうですね。その音の機能・役割を感じるとでも言うのでしょうか。属音は、さあ次は解決だとか、これから転調かもしれないぞとか。アンサンブルで内声にまわったときの第3音は低め、旋律のときの第3音や導音は高めとかもありますね。

MHO
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月22日 13:08
投稿者:ねこ(ID:EXWBNmc)
私は,音痴です。
ドレミの音が分からない者にとって,チューナーで確認しながらの
スケール練習は有効でしょうか?有害でしょうか?
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Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月22日 22:41
投稿者:匿名希望X(ID:NXOSckE)
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[a16710]

Re: 音程を修正する技術

投稿日時:2006年02月22日 13:08
投稿者:ねこ(ID:EXWBNmc)
私は,音痴です。
ドレミの音が分からない者にとって,チューナーで確認しながらの
スケール練習は有効でしょうか?有害でしょうか?
ねこ様
>> 私は,音痴です。
>> ドレミの音が分からない者にとって

こういうご発言は、お気持ちが良く出ていて、お答えをさしあげたいのは山々ではあります。しかし、正直に申し上げて大いに弱ります。
「音痴」って何かまったく不明です。
ドレミが解らない、という言葉の意味も全く不明確です。

他人がヴァイオリンを弾いているのを聴いてドレミが解らないとしたら、楽しめませんね。いくら曲を聴いても区別がつきません。
そんな方にとって、クラシックを弾くことは無論、聴くことだって拷問でしかないでしょう。ですからこういう不正確な言い方はお互いにやめておいたほうが話が早く進みます。
ヴァイオリンの初級者にとって音程を正しく取ることは難しいのです。
それはフレットの無い楽器の宿命です。また運動と聴覚の連携もうまくいきません。ですから
「何度やってもドレミがつぼにはまらない」
程度であれば妥当な表現でしょう。
それは「まだドレミが毎回ふらついて正しく弾けない」
ということです。それなら音痴ではありません。

結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとってはいけません。上達の妨げになると思います。
非常な注意力をもって聴きながら弾く。
間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
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