ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

小野アンナはフリマリーをパクったか。 | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
雑談・その他 13 Comments
[a16990]

小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年03月18日 18:25
投稿者:玉木宏樹(ID:GIMlEwk)
新作「革命的音階練習」の著者、玉木です。おかげさまで評判は
いいようです。
さて、2月のはじめにこの本をもって名古屋でワークショップを
やりましたが、終って手羽先で一杯やっているとき、名古屋の
ヴァイオリニストから、小野アンナの音階本はフリマリーと全く
同じだということを聞きました。フリマリーはチェコ人なのですが、
来日したチェコ人が日本の楽譜を見ていて小野アンナとフリマリーが
全く同じだということに気付き、とても憤慨したそうです。私も
昔からなんとなく似ているなあとは思っていたのですが、その時は
聞き流しただけでした。その後最近に有名な女流ヴァイオリニスト
(音友のDuo Vln編曲集でコンビを組んでいる人)と話をしていたとき
このことが話題になり、小野アンナの始めから終わりまで全く
フリマリーと同じだと彼女は言っています。結構有名な話かも知れない
ので、詳しいことをご存知の方の情報をお待ちします。
ヴァイオリン掲示板に戻る
1 / 2 ページ [ 13コメント ]
[a16991]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年03月18日 18:33
投稿者:あのーーー(ID:F0RjlRA)
地雷を踏みたくないので、これきりにします。
小野アンナは全音で、フリマリーは音楽之友社ですね。
両社に問い合わせては如何?
[a16993]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年03月18日 22:28
投稿者:suzuchin(ID:IHmTcXM)
音階は誰が書いてもいっしょなんじゃないでしょうか。小野さん生活苦しかったのかも。
[a16994]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年03月19日 01:55
投稿者:幸太(ID:NnMxWCE)
玉木さん>

音階の本、購入して生徒のレッスンに使っています。
ありがとうございました。
特に、私の大人の生徒には効きます。音程も音質も俄然、良くなりました。理論的にも理解が深まるようでした。

小野アンナの音階の本は・・・確かに似ていますね。
[a16995]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年03月19日 03:39
投稿者:ばぶしゅか(ID:OBFBYoA)
面白いですね。始めてその話を聞きました。
欧州でフリマリーはスカラーシステムとともにとてもよく使われています。
当時は、”パクったって日本人になんか分かるわけないわよ”と思われたのかもしれないですね。
小野さんのおかげで、この音階教本が(小野アンナだろうがフリマリーだろうが)日本人に広まったわけで、学習者には良かったのでしょうが、フリマリーさん、あの世でムッとしているでしょうね。
[a16996]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年03月29日 14:56
投稿者:玉木宏樹(ID:GIMlEwk)
小野アンナは音友です。さっき、音友の私の担当編集者とそれとなく話しました。もちろんパクった等とは言いませんでしたが、小野アンナのネタ本がフリマリーだということでした。フリマリーを出している全音とそのことで問題になったこともないようです。要するにフリマリーは著作権も切れているし、小野アンナさんも多少は手を加えているし編集著作権というのもあるし、いいんじゃないですか、ということでした。
[a16997]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年03月29日 20:10
投稿者:匿名希望X(ID:QEBVBUc)
ネタ本がフリマリーというのはどういう根拠かわかりませんが、小野アンナとフリマリーは現物をつぶさに比較すると非常に違いますよ。
共通するのは「音階の教本」だと言う点くらいしかありませんが、現物を是非ご自分で点検して論じていただきたく思います。
[a16999]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年04月23日 11:41
投稿者:匿名希望X(ID:ORiQMog)
トーシャ・ザイデル Toscha Seidel
は小野アンナと同様に、アウアー門下です。
ザイデルの証言が下記のようにありました。
「あらゆるインターバルでの音階練習がアウアー門下では生徒の義務だった」
したがって小野さんの教本はアウアー教授の直系と考えるのが妥当ですね。
"Scale study---all Auer pupils had to practice scales every day, scales in all the intervals---is a most important thing.
http://www.violinist.com/discussion/response.cfm?ID=7708
[a17000]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年04月23日 13:23
投稿者:mink(ID:IkUQaEU)
おもしろいスレッドだなぁと、傍観しておりました。

音階が似ているかどうか・・・
いろいろな音階の本をご覧になったらいいと思います。
つまり、例えばイザイの音階(日本ではメジャーではないですが、あります。「そんなの知らない」という突っ込み、お断りします。貴方が知らないだけです。)と、フリマリーを比べると、根本的に、指使いの考え方が違います。

そういう意味で、フリマリーと小野アンナは同類。

「パクッた」という表現はどうかと思いますが、同じ種類のものとして扱えると思います。
[a17001]

Re: 小野アンナはフリマリーをパクったか。

投稿日時:2006年04月23日 14:29
投稿者:匿名希望X(ID:ORiQMog)
なるほど、「似た部類」といわれればそうですね。
発想が古いですし、上級には使えませんし。
そういう意味ではそうでしょう。
山岡耕作先生のものなども随分違いますし、イザイは手元にはありませんが、感心した記憶はあります。たしか伸縮を多用していたような。
別に小野さんをムキになって弁護する必要もありません(苦笑)。
ぱくった、という言葉にちょっと切れてしまいました。失礼しました。
ヴァイオリン掲示板に戻る
1 / 2 ページ [ 13コメント ]