ヒルつながりで「グァルネリ家のヴァイオリン製作者達」野田彰訳を読みました。ヒルは以下のように書いています。----”音を活かすため”に、他のどんなヴァイオリンよりも腕と時間を演奏家に要求するタイプの、がっちりした造りのデル・...
マリアナ・シルブさんのストラドは、コンテ・デ・フォンタナですね。オイストラフが愛用したフォンタナの音を間近で聴けるというのは魅力的です。熊谷はちょっと遠いですが、行ってみたいです。
横浜では、徳山さんのところですかね??至近距離でストラドが聴けるなんてとても楽しみです・・・・
ヴァイオリンの「ニス神話」はヒル兄弟の著作によるところが大きいと思われます。数百挺の
ストラディヴァリを含む多数の銘器に触れたヒル兄弟が「ニスこそ音の最大の要因」と主張したため広く信じられるようになったと思われます。しか...
元イ・ムジチ合奏団ソロ、マリアーナ・シルブ、ライプチヒ高等音楽院教授&坪井真理子 10月25日京都アルティ、10月27日熊谷文化創造館のヴァイオリン&ピアノ演奏会。 マリアーナ・シルブのデュオは日本初。東京での演奏会はな...
ヴァイオリンの製作の歴史を見ると、当初は師匠が作り、弟子が大成してくると、工程の一部、もしくはかなりを弟子に任せ、最後に師匠が点検して、師匠の了解が出たものだけに限り、師匠のラベルを添付して師匠の作として売り出す、とい...
ストラディヴァリ研究書はヒル兄弟のAntonio
Stradivari His Life and Work (1644-1737)が空前絶後だと思いますがいわゆる「ロング・ストラド」は音が出しにくい(less ease of production)けれど豊かで深みがありパワーに余裕があると...
毛の張り方は、 1)弓の強さ(縦方向の強さ、横方向の強さ) 2)弾く時の弓の寝かせ方 との関連性も有ります。旧ソ連系では、比較的弓を寝かせて弾く様です。 松脂が棹に沢山付くのは、松脂の付け過ぎの様な気がしますが...
ヴィヨームが行ったような木材の「熱処理」は短期的には効果があるようですね。そういえばナジバリーヴァイオリンも化学処理だけではなく熱も加えていたと思います。ttp://www.nagyvaryviolins.com/ナジバリーヴァイオリンとストラディ...