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大阪音楽大学音楽研究所年報 - ヴァイオリン掲示板

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このスレッド内のレス一覧

[41670]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 通りすがり [09/10/21 1:09:16]

>[41657]

これはすれ違いでしょう。
誤魔化さないで、宿題に答えてください。

[41655]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 通りすがり [09/10/20 23:00:18]

>やって失敗するのと、最初からやらないのでは全然違いますね。

ということは菌類(真菌?)は失敗だったのですね。納得。

[41277]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/09/27 11:40:11]

やって失敗するのと、最初からやらないのでは全然違いますね。

ストラディヴァリがいわゆるロングストラドを製作した1692年頃は、ストラディヴァリはまだ40代で、アマティやシュタイナーの格が遥かに高い状況で冒険しているわけです。当時の同業者はロングストラドを見て、ストラディヴァリは頭がおかしくなったと思ったのではないでしょうか。

その後ストラディヴァリはロングストラドを止めましたが、恐らくロングストラドでも多くのノウハウを得て、作品の向上のためには非常識なパターンを使うことも厭わないというストラディヴァリの先取性が、彼の優れた楽器の製作のベースにあることは言うまでもないでしょう。

その時代に使えるあらゆる技術を使って最善を尽くすのがいつの時代の「技術者・製作者」にとっても当然のことでしょう。

名門STRAD誌は、最近”Strad3D"という2挺のストラドと1挺のデル・ジェスをCTスキャンや音響分析結果などで科学分析した本を発行しています。DVDが付属しているそうです。

ttp://www.orpheusmusicshop.com/category-46/SLDVD08.html
In 2006 some of the world’s top violin makers and scientists
gathered for one of the most groundbreaking and comprehensive
studies of the violin form ever conceived. Using cutting-edge
technology they analysed three classic violins – two Stradivaris
and a ‘del Gesù’ and in Strad3D, they present their discoveries.

[41268]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 通りすがり [09/09/27 4:58:38]

>音質の改善があったかどうかはともかく、資料そのものが興味深い内容です。

はぁ?

>現在の技術で材質加工をせずに300年待つというのは不思議な発想ですね。

どちらが優れているかによるでしょう。
加工したために耐久性が犠牲になっては意味がない。
検索したことを広めたいだけに発言でしょう。

[41244]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/09/24 23:01:24]

木材に菌を植え付けて音質を改善する研究の資料に目を通しましたが、かなりの力作です。音質の改善があったかどうかはともかく、資料そのものが興味深い内容です。

ttp://www.norsk-trepleieforum.org/foredrag/Francis_Schwarze_Norway_Intro_Seminar.pdf

[41192]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/09/20 0:50:59]

古化した木のほうが音が良くなることは大半の人が感じることです。
それでも現在の技術で材質加工をせずに300年待つというのは不思議な発想ですね。

[41180]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 亡霊 [09/09/19 11:02:46]

>菌類にかもされた木材
を使い、白木で仕上げ(?)たら
音色はストラディバリウスに迫るほど良い(???)が
寿命がとんでもなく短いバイオリンができたりして・・・・合掌

[41178]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/09/19 10:36:51]

クレモナのヴァイオリン工房 大木裕子著を読了しましたが、なかなか読みごたえがありました。クレモナの現状について具体的な事例が多く出ています。著者は東京芸大器楽科卒、元東京シティ・フィルヴィオラ奏者、京都産業大学准教授ということです。

史実のストラディヴァリがニスを4層くらいしか塗らなかったでは、というくらいで驚く人は本書を読んだら卒倒するでしょうね。

大木氏はクレモナ在住の70名(イタリア人29人、日本人26人、日本人以外の外国人15人)のヴァイオリン製作者にアンケートしたところ、以下のような回答だったそうです。

クレモナ製品を「低価格帯を含めた製品の幅を広げるべきかどうか」という
アンケートに対して、「最高級品に限定すべきだ」27.7%、「低価格帯を含めた製品の幅を広げるべきだ」52.3%と後者が大きく上回ったそうです。

また中国製などの偽物が出てくることについて、「偽物の存在を許せない」47.1%に対して、「偽物が出てくることは仕方ない」21.4%と「偽物が出てくることは仕方がないという回答が想定以上に多かった」と大木氏はコメントしています。

大木氏は、クレモナの製作者が「ストラディヴァリを越えようという意識が少ない」ことを問題点として指摘しています。そういえばこんなニュースもありましたね。

ttp://slashdot.jp/science/09/09/18/0220252.shtml
菌類にかもされた木材を使い、名器「ストラディバリウス」を超える音色を作りだす

1位になった楽器は4台の中で最も長く菌類に晒した木材を使用したものだったそうで、この結果はクラシック音楽における革命であるとみる音楽家もいるそうだ。数が限られており、億単位の値段もするストラディバリウスを手に入れなくとも、若い演奏家が素晴らしい音色の楽器で演奏できる日がくるかもしれないと期待が寄せられているという。

[40972]

ご苦労様ですが

[雑談・その他]
 潮時かな [09/09/04 20:01:26]

製作者は真剣に考えるもんでしょ。
多く存じ上げますよ。たとえば…
ttp://cremonak.exblog.jp/8410053/
この掲示板、どうなっちゃうんでしょうか。

[40954]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/09/03 21:16:59]

局地的でもないようですよ。

最近出版された「クレモナのヴァイオリン工房」大木裕子著の中で、クレモナ在住の日本人製作者が以下のように語っていました。

「(自分はアルコールニスを使用しているが)オイル・ニスを5〜6回塗って完成させることもできる。2週間くらいで完成させる人もいる。イメージ戦略的にオイル・ニスを宣伝文句にしている人は多い」

[40871]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 どうでもいいけど [09/08/30 2:26:53]

>21世紀になっても「ニス神話」の悪影響があるとは、ヒルも罪なことをしたものです。

かなり局地的な影響だけでしょうね。

でも、C氏の飯の種にはなりましたね(爆)。

[40849]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/29 10:40:15]

21世紀になっても「ニス神話」の悪影響があるとは、ヒルも罪なことをしたものです。ストラッド誌などストラディヴァリの真作とされる「メシア」は「安物の中国製(cheap Chinese instrument)に見える」とまで書いています。
ストラッド誌に非難の投稿をして日本の恥にならないでくださいね。

ttp://www.thestrad.com/blogmainstory.asp?id=43

なお、記事にもある通り「メシア」については今年になって再び真贋論争が起きました。二人のイタリア人研究者が1844年の木だと主張したためです。

大阪音楽大学の資料に掲載されているストラディヴァリとデル・ジェスのキットヴァイオリンが真作なら、それらのニスは現在世界で最もストラディヴァリとデル・ジェスのオリジナルニスに近い可能性があります。最近は非破壊検査もずいぶん進歩しているそうなので、国内の研究者が大阪音楽大学と協力して新発見ができるかもしれません。メシアとの比較で真贋に
ついても知見が得られるかもしれません(メシアと同質であれば、両者とも真作の可能性が高い)。

[40845]

ラッカー星人は誰?

[雑談・その他]
 白木星人 [09/08/29 10:18:09]

ミスター批判のすり替え氏?
ミスターいつもちぐはぐ氏?
ミスターベニスカトリン氏?
この騒動が終わったあとには、きっとまたあの砂漠時代が待っているのでしょうね。南無。

[40839]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 某CM風に [09/08/29 1:28:25]

↓批判のすり替えお疲れ様です♪

[40835]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/28 20:51:54]

私もラッカー星人さまのお答えを首を長くしてお待ちしています。

[40830]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 シンナー [09/08/28 18:34:47]

ラッカー星人さま

ポリエステルという言葉の呪縛にとらわれすぎでしょう。
「神格化」?

宿題@
ポリエステルとは何か。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニル、ポリスチレン・・・などと比較して分かりやすく説明せよ。
宿題A
上記を踏まえ、手工業の時代に作られたニスに含有されると思われる高分子と近代化学工業製品としての高分子、特にポリエステルとの異同を分かりやすく説明せよ。

[40826]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 相変わらず・・・ [09/08/28 8:29:45]

>関係ない話題を出して話を誤魔化すのはやめましょう。

常套手段です。

[40823]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 お生憎ですな [09/08/28 7:59:45]

あなたの文を読んだ印象をそのまま書いているだけです。
それが妄想と読めるとしたら、貴方の文章が妄想の塊であるせいです。

>ストラディヴァリは…

私がいつそんな答えが返ってくるような質問をしましたか?
関係ない話題を出して話を誤魔化すのはやめましょう。

[40821]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/28 7:32:56]

せっかく検索方法も教えているのに、塗装経験がないとあきれた妄想をするものですね。

ストラディヴァリは平均月産で1挺から2挺つくっているわけです。
UVランプも使わずに、オイルニスを現在のように塗っていたらとても
間に合いませんね。

[40816]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 やれやれ。 [09/08/28 0:49:23]

ご自身に向けられた批判を、こうも都合よく他人にすり替えられるとは…
余程幸せな思考回路をお持ちなのでしょう。
>本当の製作家は…
という事は、手間暇のかかる伝統的手法で塗装を行っている多くの製作家は「本当の製作家」ではないのであり、
前言と照らし合わせるに、「無知」だという事になりますな。
「あなた方が何年も修業を重ねて身に付けた事など取るに足らない」と、たかだかネットで拾った論文を数編読みかじったに過ぎないド素人に断罪されているわけです。
まったく、別スレの発言といいプロに対する敬意のかけらも感じられませんな。
普段どんな製作家とお付き合いかは知った事ではありませんが、口には出されないまでも、かなり煙たがられている事でしょう。
もう一度言います。
ご愁傷様…

[40810]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/27 20:54:32]

本物の製作家は新技術に関心がないとでも思っていらっしゃるので
しょうか。そうだとすれば新技術に常に関心を示したストラディヴァリ
とはずいぶん違うタイプの製作家ということになりますね。

現代のヴァイオリン製作に大きな影響があったハッチンス女史が先日
98歳で亡くなったそうです。音響研究に基づき、多くの独創的なヴァ
イオリン族を製作されました。このような人こそがストラディヴァリの姿勢
を継ぐ人でしょう。
ttp://www.latimes.com/news/obituaries/la-me-carleen-hutchins18-2009aug18,0,6840060.story

[40807]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 だめだこりゃ [09/08/27 20:28:42]

>これはまた本当の製作家に失礼なコメントですな。
>本当の製作家はストラディヴァリの塗装回数が現在より少なかった
であろうこと、最後は塗りっぱなしにしたかもしれないということを
考えていらっしゃいますよ。

そこじゃないって。
自分の文章のどの部分に問題があるか、
他の方がどこと問題にしているのか
全く分かっていらっしゃらない。

だから何時も議論がちぐはぐなんだ。

[40806]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/27 20:20:13]

これはまた本当の製作家に失礼なコメントですな。
本当の製作家はストラディヴァリの塗装回数が現在より少なかった
であろうこと、最後は塗りっぱなしにしたかもしれないということを
考えていらっしゃいますよ。

「ストラディヴァリ 回数 塗りっぱなし」で検索してください。

なお、ヴァイオリンのニスは西洋油絵技術と深い関係にありますが、
現在の油絵ではポリエステルの一種であるアルキド樹脂が油絵の具
に混ぜてよく使われています。透明ニスとしても使われています。 

[40798]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 ネット検索で「新発見」をすると口にせずにはいられないのでしょうが、 [09/08/27 8:10:29]

その一言で、とうとう世の中の職人さんの大部分を敵に回してしまわれたと思われます。
ご愁傷様…

[40793]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/27 1:22:05]

塗装に無知な人ほど新技術は格が落ちると思い込んでいるのですねえ。ストラディヴァリは当時の新技術であるアルコールニスをさっそく使った
という説も強いのですが。

私はストラディヴァリが現代のようにニスを何度も塗り重ねて平滑な鏡面仕上げにしたのではなく、ある程度表面に凸凹がある状態で完成とした可能性があるのではないかと思います。
・非常に多くの楽器を作っていること
・現代のように水砥ぎサンドペーパーがあるわけではないので完全に
平滑にするには非常に手間と時間がかかるであろうこと
・現在の価値に換算して1挺あたり10万円程度で販売していること

実際、プロの製作者の中にもストラディヴァリの塗装回数は1回から4回という少ない回数だったという説があります。もちろん塗装専門の職人がいて、効率的に鏡面仕上げにできたのかもしれませんが。

[40788]

ラッカー星人対白木星人、どちらが正当なのでしょう?

[雑談・その他]
 ラッカー星人 [09/08/26 23:45:11]

こたえは、誰にもわかりません。

[40745]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/24 22:26:40]

やはり亜麻仁油を原料にポリエステルは製造できるようですね。

ポリエステルの製造方法
ttp://www.j-tokkyo.com/2001/C08G/JP2001-316466.shtml

徳力氏はPETの意味でポリエステルと言っているのではないので、15世紀の金唐革の塗料がポリエステルである可能性は否定できないと思い
ます。

金唐革の故郷であるフィレンツェとクレモナは近いので、ストラディヴァリが
ポリエステル塗装していれば面白いですが、恐らく当時はニスより合成に
手間がかかるポリエステルのほうがよほど高価だったでしょう。

ただ、少なくともストラディヴァリの真作を隅々まで見た経験のある峰沢峯三が金唐革の「ポリエステル塗装」をストラディヴァリのニスに匹敵すると感じたということは興味深いことです。

[40740]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 出された宿題に対し、 [09/08/24 9:14:51]

他人様の褌を引っ張り出して開陳する…
相変わらずですね。

[40736]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/24 0:36:53]

参考までに徳力氏は自身について以下のように書かれています。
合成樹脂に関しては素人というわけではないようです。

幸いなことには、高年高分子化学界の大立者となった桜田一郎博士や
児玉信次郎博士が、まだ喜多源逸教授のもとで、京都帝国大学の
副手をつとめていた時代である。研究室へもぐりこんで参考書を借りて
読んだり、先輩の中谷氏が京都市立工業研究所の技師だったのでその
設備を使わせてもらったりしたが、のちには私のアトリエの一隅が化学
実験室になって、フラスコやビーカーで机が埋まるほどであった。

このなかで私が最も力を入れたのがグリプタールというポリエステルを
造ることであった。このポリエステルを造るのに一番困るのは、長時間
付ききりの作業であることと、そのできたポリエステルがつくるたびに、
少しずつ性能が違ったものになることであった。

これは私の技術が未熟なので、製品にばらつきができるものと思い
なやんでいたところ、のちになってドイツの一流化学会社I・Gの
グリプタール樹脂を三種も入手したところ、いずれも規格外品であり、
ドイツでも私の技術とたいした差がないことを知って、いささか安心した。

戦時中は京都帝国大学工学部の化学研究室に席(ママ)を置いて、
自分勝手に合成樹脂の研究を続けた。このころには軍需品としての
合成樹脂ができていたので、研究程度の資材は入手できた。

徳力彦之助の紹介
ttp://www.kyobunka.or.jp/architect/part_four/index.html
戦時中からプラスティックによる食器や家具の製作を試みていた徳力は、
昭和32年,自邸のテラスにプラスティック素材を用いて、プラスティックル
ームを製作している。

[40735]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/24 0:17:27]

検索してみると大同化成工業株式会社の特許にこんな記述がありますね。

ttp://www.j-tokkyo.com/1998/C09B/JP10025426.shtml

【0005】植物油としては,キリ油,アマニ油,大豆油,サフラワー油,ヒマシ油などで代表される液状の乾性油,半乾性油,不乾性油のいずれも用いることが出来る.重合植物油とは,各種の植物油を加熱重合したものを云い,例えばアマニ油の重合油である00ニス,#9ニス,吹込油
などはその代表である.植物油変性ポリエステル樹脂は,各種の植物油を変性して得られるもので例えば,アマニ油変性ポリエステル樹脂,大豆油変性ポリエステル樹脂などはその代表である.

[40733]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/23 23:20:40]

私は化学は分からないので、田中優子著「江戸の想像力」から徳力氏の研究を引用します。どこが間違っているのかお分かりの方はご指摘ください。

p23

それはポリエステルと同種のものであった。すなわち現代人の予想に反して、天然の塗料ではなく、人工処理された塗料である。徳力氏は亜麻仁油、荏の油、桐油、芥子油を重合(同一種類の分子が多数結合して、二分子以上高分子に至るまでの大きい分子化合物を生ずる化学反応)処理し、さらに荏の油と密陀(一酸化鉛)と焼明礬とタルクで密陀油を作った。
それら五種類の重合油をひとつずつ鉛白(唐土)、カオリン(白土)、ジルコン、胡粉、水銀朱、鉛丹ほか合計二十五種類の顔料と組み合わせて塗料を作ってみているが、どれも分析結果よりも蛍光体が少なかったのである。そこで普通の顔料を使うことをやめて蛍光体白色顔料を使ってみる。酸化亜鉛、リトホン、硫化亜鉛である。それらをまた五種類の重合油と組み合わせて塗ってみる。その結果到達した結論が、酸化亜鉛と亜麻仁重合油との組み合わせであった。酸化亜鉛は金属亜鉛を燃焼させて作る。亜麻仁油は空気中に放置すると重合し、酸素を吸収して半透明の高分子物質を生ずる。こうして人工的に工夫された高分子塗料ができる。

[40729]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 素人がよく犯す過ちですね [09/08/23 23:04:05]

科学(化学)的なことを書くなら、それなりの素養がないと・・・。
エステル化合物からポリエステルへの飛躍がすごすぎます。
(もとの情報が正確でないものを引用するのはいかがなものか・・・
 まあ、それを吟味する素養がないのでしょう)

[40727]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/23 22:29:11]

何か誤解しているようですが、私は徳力彦之助氏の研究成果を紹介しているだけです。ストラディヴァリの調整経験がある峰沢峯三が金唐革の塗料はストラディヴァリのニスによく似ている旨の発言をしたので徳力氏は場所と時代背景から金唐革で使用している塗料とストラディヴァリのニスが同じものではないかと推測しているわけです。


徳力彦之助は金唐革の試料をカネボウの化学研究室に送り、分析してもらったそうです。カネボウの研究室で試料を「アセトンに二十四時間ソックスレー抽出し、赤外線分析した結果、エステル系の物質であることが分かった」ということです。

徳力氏は「私が思い違いをしていたのは新しい研究から生まれたポリエステルではなく、昔から存在しているエステル類に注目すべきであったということであった。そんな昔にポリエステルができているということに気がつかなかったので、このポリエステルの復元は私にとっては問題ではなかった。まもなく私はそれらしいポリエステルを造ることができた。」
と書かれています。「なおこの分析には鐘紡の研究室のほか、住友化学の研究室でも再三にわたって協力をお願いした」ということです。

参考として金唐革については以下のサイトを引用させて頂きます。
-----
ttp://mickeysa.hp.infoseek.co.jp/book/bookp/bookp13/bookp13.html
金唐革(きんからかわ)は、江戸時代の煙草入れや巾着を飾ったもので、タンニンでなめした皮革に接着塗料を塗って合金の箔を貼り、金属に彫った型でプレスしてエンボス(浮き彫り)を作り、さらにその上から塗料で彩色等をほどこして壁材などに使用したものだそうだ。この金唐革は、江戸
時代に大量にオランダから輸入されたが、ルネッサンス時代のイタリアで製造され始めたという。

この金唐革に塗られた塗料の成分は、長らく謎のままだった。ようやく近年に化学分析が行われ、天然の塗料ではなく、人工処理された塗料で、徳力彦之助の研究によれば、酸化亜鉛と亜麻仁重合油との組み合わせが基本となっているようだったという。
-----

[40725]

こりゃすごいことになっていますね。

[雑談・その他]
 こりゃすごいことになっていますね。 [09/08/23 21:33:22]

引用開始
[40716] Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報 ● [雑談・その他]
 catgut [09/08/23 14:34:47]

読んでいて資料的に興味深かったのは、
・サントリー弦楽器コレクションのバイオリンにストラディヴァリとデル・ジェスのキットヴァイオリンの真作とされるものがあり、そのニスがほとんど痛んでいないということです。
本当に真作なら、最もオリジナルの状態を保ったニスかもしれません。

最近気付きましたが、「金唐革史の研究 徳力彦之助著(昭和54年)」に、ストラディヴァリのニスは「ポリエステル」であろうという推測が出ていました。

その根拠は、イタリアのフィレンツェで15世紀頃に作られた「金唐革」の塗装に現在のポリエステルとほぼ同等の物質を使ってることが化学分析で明らかになり、著者が「金唐革」を著名な製作者の峰沢峯三に見せたところ、「これですよ、私の探していた塗料は・・・」とおっしゃったから、ということです。

結局根拠は峰沢氏の直感に過ぎないわけですが、15世紀のフィレンツェにすでにポリエステルとほぼ同等の塗料が存在していたことは事実のようです。

また、最初に日本でヴァイオリンを表記した際に「バヨリン」とも書かれていたことが「明治期関西ヴァイオリン事情」に記載されていました。私も他の資料で「バヨリン」と書かれているのを見たことがあります。

引用終了
ハイフェッツ噺と言い、こちらのスレと言い、すごいですね。。。
合掌。。。。。南無。

[40721]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 お久しぶり、ラッカー星人さん [09/08/23 20:23:27]

>結局根拠は峰沢氏の直感に過ぎないわけですが、15世紀のフィレンツェにすでにポリエステルとほぼ同等の塗料が存在していたことは事実のようです。

滅茶苦茶です。
「直感に過ぎない」のに「事実」とは・・・・。

こんな駄文を書くとは
ラッカーの呪縛から逃れられないのですね。

[40716]

Re: 大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/23 14:34:47]

読んでいて資料的に興味深かったのは、
・サントリー弦楽器コレクションのバイオリン
にストラディヴァリとデル・ジェスのキットヴァイオリンの真作とされるもの
があり、そのニスがほとんど痛んでいないということです。
本当に真作なら、最もオリジナルの状態を保ったニスかもしれません。

最近気付きましたが、「金唐革史の研究 徳力彦之助著(昭和54年)」に、ストラディヴァリのニスは「ポリエステル」であろうという推測が出ていました。

その根拠は、イタリアのフィレンツェで15世紀頃に作られた「金唐革」の
塗装に現在のポリエステルとほぼ同等の物質を使ってることが化学分析
で明らかになり、著者が「金唐革」を著名な製作者の峰沢峯三に見せたところ、「これですよ、私の探していた塗料は・・・」とおっしゃったから、という
ことです。

結局根拠は峰沢氏の直感に過ぎないわけですが、15世紀のフィレンツェ
にすでにポリエステルとほぼ同等の塗料が存在していたことは事実のよ
うです。

また、最初に日本でヴァイオリンを表記した際に「バヨリン」とも書かれて
いたことが「明治期関西ヴァイオリン事情」に記載されていました。私も
他の資料で「バヨリン」と書かれているのを見たことがあります。

[40648]

大阪音楽大学音楽研究所年報

[雑談・その他]
 catgut [09/08/10 0:24:30]

最近気付きましたが、大阪音楽大学音楽研究所年報の一部がPDFで
公開されていましたので紹介します。特に以下の論文は興味深いです。

ttp://www.daion.ac.jp/museum/kankohbutsu/index2.html

・明治期関西ヴァイオリン事情 塩津洋子
・サントリー弦楽器コレクションのバイオリン 松田淳一
・弦楽器初級から上級に至るまでの、弓が与える影響とその過程における考察(サントリーコレクションの弓に関する報告を基に) 松田淳一

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