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素早く調弦できるようになりたいです | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 13 Comments
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素早く調弦できるようになりたいです

投稿日時:2005年02月15日 23:57
投稿者:(ID:NFaHGXk)
最近アマチュアオーケストラの第1バイオリンに加入した者です。
私は小学生の頃から就職直前までバイオリンのレッスンを受けていました。就職後は時間が無くて習うのはやめ自宅で楽しみとして弾いておりましたが、合奏がしたくなりアマチュアオーケストラのオーディションを受けて第1バイオリンに加入させてもらいました。
習っていたときにクロイツェルとかローデのエチュードとかカール・フレッシュのスケールシステムを一通り終えたので、まだ合奏に慣れてない割にはみんなに合わせて弾けていると思います。
ただ、アマオケに入って、私自身の調弦の遅さに気がつきました。まずAを合わせて、その後AD、DG、EAと重音で合わせて行くわけですが、早い方だと、私がADを合わせている最中に、EAを合わせ終わっています。すぐ隣で弾いている方も、とても調弦が早いので、ついついプレッシャーを感じてしまいます。
第2バイオリンとビオラとチェロにも調弦の遅い方がいて、幸いにも私よりも多少時間がかかっているので、なんとか目立たずに済んでます。(冷汗・・・)
でもこんな具合ではまずいと思ったので、少しでも調弦を素早く終える方法を考えていますが、今まで自宅で練習するときは、時間を気にせずに、自分が納得するまでじっくりと調弦してきたので、早くしようにもなかなか早くできません。
駒寄りを弾いたり、指板寄りを弾いたり、弓を動かすスピードを変えたり、いろいろ工夫しているつもりなのですが・・・。
時間を計りながら調弦しているうちに、Aを合わせて、AD、DGを合わせるところまでは多少早くできるようになりましたが、EAを合わせる時間がなかなか短縮できません。
他の方の楽器を借りて弾いた場合でも、この傾向は変わらないので、楽器や弦や松脂のせいではないように思います。弦は定番のドミナント+ゴールドブロカット0.26で松脂は黒猫を使ってます。E線のアジャスターはゲッツ(ゴールド、ヒルタイプ)です。
こんな私に、素早く調弦するコツを伝授して下さい。特にEAを素早く合わせる方法を教えていただきたいです。よろしくお願いします。
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【ご参考】
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Re: 素早く調弦できるようになりたいです

投稿日時:2005年02月17日 11:48
投稿者:pochi(ID:hWJoQlA)
ぽこ氏のおっしゃる通りです。本番を想定しての投稿でした。練習中に絃が切れたり、全部緩んでしまった時などは部屋を出て調弦し直すのが普通だと思います。個人的に本番では悲愴の3楽章と4楽章の間は調弦して欲しくありません。如何なるときにも大きな音で調弦することは有りません。大きな音だと音程が少し違います。
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Re: 素早く調弦できるようになりたいです

投稿日時:2005年02月17日 20:38
投稿者:(ID:MCZiFmk)
pochiさん、みかんさん、お返事ありがとうございます。またQBさん、ぼこさん、再度のお返事ありがとうございます。
みなさんのご意見を頂戴してから、自分の調弦の仕方を客観的に見つめ直してみました。
基準となるAを聞いてA線を合わせる、ADを合わせる、DGを合わせる時点では、正しい音程よりも少し低いところから徐々に上げていってちょうど合ったところでピタリと止める、という理想的な方法に近い状態で、たいていは調弦できていますが、たまに失敗して基準となる音程を超えて高くなってしまうことがあります。この失敗率を減らすべく、ペグを動かすときの精度というか繊細さを向上させれば、多少は調弦の時間を短縮化できると思います。
EAについては、A:440Hzのときの正しいEを便宜的に660Hzだとすると、これまでの自分は、658、659、660、661、662Hzと正しい660Hzを一旦超えて、「あっ、ちょっと高くなり過ぎた」と思って、662、661、660、659Hzと戻って、ようやく660Hzに落ち着く、という具合に、「効率の悪い」調弦をしていることが判明しました。
※実際にはチューナーで測定しながら調弦しているわけではなく、EAの重音の響きを聞くだけで調弦しています。658Hzとか661Hzといった数値は、調弦中のE線の音程の上下を便宜的に数値化したものとしてお読み下さい。
そこで、E線においても、AD、DGと同じように最短時間で調弦できるように、658、659、660Hzという具合に、正しい660Hzになったと思ったら、すぐにE線アジャスターから手を離すようにしたところ、従来の半分の時間でEAの調弦を終えられるようになりました。
従来は、E線を、658、659、660、661、662と上げてから、661、660、659、と徐々に下げて、最後にようやく660Hzという具合に、アジャスターを回しながら正しい音程を探るような調弦をしていたせいか、演奏中にE線の音程が狂ってるように感じることが多かったのですが、正しい調弦の仕方をしたら、狂いにくくなりました。
1人で弾いていたときは、どんなに調弦に時間がかかっても誰かに迷惑をかけるわけではないので、調弦時間を短縮しようというインセンティヴが働かなかったのですが、アマオケに加入して、なんとも言えないピリピリとしたプレッシャーを感じたおかげで、だいぶ調弦時間が早くなりました。もちろん、みなさまのご助言のおかげです。本当にありがとうございました。
だいぶ調弦時間が短縮できましたが、同じ第1バイオリンの他の方々に比べると、まだ自分は若干遅めなので、もう少し時間短縮できるように気合を入れてがんばりたいと思います。

調弦関連で、あと1点、追加で質問させていただきます。

AD、DGを重音で弾きながら調弦する際に、通常は(そして特にピアノ伴奏で演奏するときは)純正5度よりもほんの少し狭い間隔で調弦しますよね。変な言い方ですが、ADやDGを5度ではなく4.99度とか4.98度の間隔にするという具合に。
これも何かの本で読んだのですが、「調弦の際、ソリストによっては、E線をA線に対してちょっと高めに調弦するする場合がある。(「傾向がある。」だったかも知れません。)」という内容の文章を見たことがあります。この件を先ほどの例(AD、DGの間隔)に置き換えると、EAの間隔は5度よりもちょっと広く5.01度とか5.02度にするということになりますよね。
調弦の際に、ADやDGは5度よりも狭くとるのに、なぜEAだけは広めに取ることがあるのでしょうか?こうすること(E線を高めにすること)によって、演奏上どのようなメリットがあるのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。よろしくお願いします。
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Re: 素早く調弦できるようになりたいです

投稿日時:2005年02月18日 02:15
投稿者:QB(ID:F5ZCJEA)
A-Eの件、pochi氏が造詣が深いと思いますが、、、
Eを高めにするとハリが出ます。オケから頭一つでたような気がします。あまりやりすぎると見識を疑われます。
ちなみに私はやりません。(そうでなくてもフレーズによっては高め高めに音をとってしまいがちになる場合があるので、、、)
[19352]

Re: 素早く調弦できるようになりたいです

投稿日時:2005年02月20日 20:25
投稿者:(ID:QAczaRQ)
QBさんお返事ありがとうございます。オケ伴奏で協奏曲を弾くときなど、ソリストがほんのわずかにAを高めに調弦するという話を聞いたことがあります。Aを高めにすると、それにつれて他の弦も高めになるわけですが、そうするとオケの大音量に埋没しにくくなるそうですね。
この話は、AD、DGの5度は狭めにして、EAだけ5度を広めにするという手法とはまた別の手法ですね。
E線だけ高めに調弦するメリットをご存知の方がいらしたら教えて下さい。
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