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南アフリカの子ども達に弦楽器を | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 24 Comments
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南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月12日 20:59
投稿者:UPA国際協力プロジェクト(ID:FlJyJxM)
拝啓
 私達ピースボートは「地球一周の船旅」など大型客船をチャーターして世界各地を回り、市民レベルの国際交流 国際協力を続けている非営利の国際NGOです。
 私達は様々な国際交流を行なうと共に、大型客船を用いるという特性を活かして、各地に支援物資を届けるといった活動も行なっています。
 その一環として、現在、ピースボートでは南アフリカの「アフリカンユースアンサンブル」という団体にバイオリンやチェロ、ビオラなどの弦楽器を届ける活動を行なっております。
 南アフリカでは1948年から始まった悪名高い「アパルトヘイト」と呼ばれる人種隔離政策により、肌の色などで人間を差別し、生活のあらゆる領域で隔離を行なってきました。その時代は、バイオリンやチェロなどの楽器やその演奏は「白人の音楽」とされ、黒人はそれを自由に学ぶことも演奏することも許されませんでした。1994年に制度としてのアパルトヘイトは撤廃されたものの、白人と黒人などの有色人種の間の経済格差や差別的な意識は依然残っています。そういう中で、スラムに暮らす、貧しい黒人の若者達は、将来の展望が見えず、犯罪や麻薬に走る者も少なくありません。
 「アフリカンユースアンサンブル」では夢や希望を見出せずにいる若者たちに音楽を通して彼らに生きる目的をもってもらおうと活動を行なっています。そして卒業生の多くが音楽関係の仕事に就き、なかにはプロへの道を志す人もいます。現在も、7才から23才位の若者を対象に50人余りの生徒をかかえています。現在はアパルトヘイトがなくなり、黒人もバイオリンやチェロなどの弦楽器を自由に演奏できるようになりましたが、それらの楽器は、日本でも高価ですが、現地の人々の経済力では、購入することはなかなか困難な状況です。また維持費も高価なこともあり、古い楽器や体に合わない楽器を3、4人で使い回して使っているという状態です。
 そこでピースボートではここ数年、南アフリカを訪れる度に、「アフリカンユースアンサンブル」に弦楽器を届けてきましたが、楽器不足の解消には至っていません。
 つきましてはご提供頂けますバイオリンやチェロ、ビオラなどの弦楽器がございましたら、ご協力頂ければありがたいです。甚だ勝手なお願いで恐縮ですが、何卒よろしくご検討の程お願い申しあげます。

  募集している楽器
 バイオリン(フルサイズ、3/4サイズ) ビオラ(スモール、フルサイズ) チェロ(ハーフサイズ、3/4サイズ) またこれらの楽器ケースや弦(バイオリン用フルセット弦とE弦、チェロ用フルセット弦)
教則本(付属のCDがあればそれも) 楽譜 チューナー(ファインチューナー) ミュート(バイオリン用) バイオリン用ニカワも募集しています。募集期限は2005年11月30日(必着)です。

            〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1 ノークビルB1
ピースボートUPA国際協力プロジェクト
                        TEL:03-3362-6307 FAX:03-3362-6309
E:mail:aid@peaceboat.gr.jp URL:http://www.peaceboat.org




 
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【ご参考】
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Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月16日 00:18
投稿者:yam(ID:ImB1kmM)
このボランティアは一種の取引(「感謝の意」と楽器を交換)であり、取引を行う当事者同士がお互いにそれぞれ自分にとって利益になると自発的な判断によって合意の上で行うものです。楽器を無償で提供する側は心理的な満足感を得、貰う側はそんなに高価なものではないかもしれないが無料で楽器を入手でき、お互いに「交換の利益」を享受するわけで、双方がそれで良いと思っており、だれにも損害を与えていない以上、第三者があれこれ口を挟む筋合いはありません。取引とはそういうものです。たとえオンボロ楽器でも、それを貰って有難いと思う人がいるからこそ、取引が成立するのです。彼らが楽器を維持、メンテナンスする能力がないと勝手に決め付けるのは余計なお世話です。単なる難癖です。「結局」氏がこうまでこのボランティア活動に難癖をつけたがる心理はいったいなんでしょうね?
[24568]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月16日 00:53
投稿者:aa(ID:Izcmlng)
>> やっぱネットって 氏
本音が言えるネットでは、権威主義的、偽善的、自己満足的、自分の頭で物事を考える事の出来ない、批判的精神を持たない、はた迷惑な偏った思想の人は、サヨクもウヨクも双方バカにされるのです。

>> yam 氏
ヴァイオリンを送るということよりも寧ろ、「ピースボート」を始めとする偽善的左翼市民集団への批判ではないでしょうか。 

例えば、ミランクンデラの「存在の耐えられない軽さ」第IV部「大行進」をお読みください。チェコ出身の(プラハの春も経験した)作者が、自称(笑)知識人の権威主義的サヨクがいかに俗悪か、痛烈に皮肉をこめて批判しています。ピースボートなどのサヨク集団ををノーテンキに支持する人達は、全共闘時代、行進の中で一緒にこぶしを振り上げて悦に入っていた口ではないでしょうか?

ホワイトバンド運動も、始めから胡散臭いと思っていましたが、案の定、主催者側は大もうけで(確か数千億円単位?)、一銭も後進国へはまわっていません。

なんともオメデタイ人たちです。
[24569]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月16日 01:42
投稿者:yam(ID:ImB1kmM)
>>ヴァイオリンを送るということよりも寧ろ、「ピースボート」を始めとする偽善的左翼市民集団への批判ではないでしょうか。 

私の見るところ、「ピースボート」がやっている今回の活動の、どこがどう「偽善」であるのか、具体的に誰にとって「はた迷惑」であり、何がどのような観点から批判されるべきであるのか、何一つまともな根拠も挙げられていないし、論理展開も述べられていません。「なぜ自分の身近な人でなく南アフリカの人を助けるのですか?」などというのは論点のはぐらかしです。「プロになる人がいるっていったって、母国に彼らの受け皿として機能するプロオケがないなら無意味だし返って残酷ですよ。」などといっていますが、南アフリカにだってプロオケはあります。「彼らだって施されるのではなく、自分の力で稼いで自分の楽器を買えば良いのです。」というのは前述したように「余計なお世話」です。どうみても、マトモな批判になっておらず、偏見や憶測、主観的価値観にもとづく「難癖」「言いがかり」のレベルであると判断せざるを得ません。たとえば「ピースボート」が無償で提供された楽器を南アフリカの黒人に送らずにどこかに転売して利益を得ているとかいうのなら、立派な詐欺でしょうが、そういうことでもなければ、単なる取引の仲介を行っているだけで、何ら倫理的に非難される理由は見当たりません。
個人の価値観としてボランティアとか無償提供といったもの一般が嫌いなのはご自由ですが、それなら自分がしないで放っておけば良いだけの話です。

>ピースボートなどのサヨク集団ををノーテンキに支持する人達は、全共闘時代、行進の中で一緒にこぶしを振り上げて悦に入っていた口ではないでしょうか?

単なる憶測ですね。こういう勝手な決めつけにaa氏の偏見が滲み出ていますが、それこそ個人の価値観の押し付けであり、言い換えるなら傲慢、権威主義です。
[24570]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月16日 02:01
投稿者:aa(ID:Izcmlng)
ホワイトバンドの売上は13.5億円だそうです。あまり考えず書き込みましたが、いくらなんでも桁違いだろうと確認しました。

>>yam 氏
私は、今回のバイオリン云々の具体例を否定している(問題にしている)のではなく、ピースボートを始めとする左翼運動には、偽善的なものが多く、批判的な精神も持ち合わせないといつのまにかノーテンキに目をキラキラさせながら悪事に荷担していることにもなりかねませんよ。という一般論を言いたかっただけなのです。

例えば、アメリカの無批判ブッシュ信者も根底の構造は同じです。 敬虔なキリスト教&ブッシュ信者で、「民主主義と自由のため!!!」なんて意気揚揚とイラク戦争に参加して、その結果は無実のイラク人を何人も殺し、トラウマと半身不随の体で帰ってきて、その実、アメリカの軍産共同体に利用されただけ、、、みたいな話はNHKの夜中のBS海外ドキュメンタリーで色々やっています。イラクの3バカ人質トリオも同根です。是非ミラン・クンデラの本、お読みください。

バイオリンを送る云々の話、出所がピースボートでなければもう少し印象は違ったかも知れません。
[24571]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月16日 02:07
投稿者:pochi(ID:EHMASYE)
http://www.cpo.org.za/index.q
http://www.eroica.com/phoenix/jdt146-nsosa.html
http://www.kznpo.co.za/
http://www.jpo.co.za/

弾き易い良い楽器、南アフリカの巨匠 100万円
http://www.violinafrica.co.za/

経済状況は、
http://www.theodora.com/wfbcurrent/south_africa/
http://www.photius.com/rankings/economy/gdp_2004_0.html
http://www.photius.com/rankings/economy/gdp_per_capita_2004_0.html
[24572]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月16日 09:25
投稿者:けいちゃん(ID:Qncnc5Y)
結局さん

粗大ゴミに出すような感覚で不良楽器提供する人がいるかも、というところまで気が回りませんでした。言葉足りませんでした。でも演奏に堪える楽器かどうかというのは、贈る側の良識で判断するところですのでね。この掲示板見た人なら気付いてくれるでしょう。指摘してもらってよかった。
[24611]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月18日 20:41
投稿者:TORU(ID:IGZmOVI)
すべての理想主義は、
自分の本能的欲望を乗り越えて提示されるものであり
偽善的です。
矛盾を抱えていて当たり前です。
それを今更「偽善」と冷笑するのは
単なる知的退行に過ぎません。

神と人との新たな契約のため命を捨てるなんて
最高の偽善と言えるでしょう。
それを巡る人々の苦悩、矛盾した感情を
対位法の旋律に乗せて歌わせた偉大なる作曲家は
偽善者のための音楽を書いたのかな。
[24677]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月22日 22:05
投稿者:aa(ID:Izcmlng)
ヴァイオリンに関連の無い投稿で恐縮ですが、、、、「善」というものは客体として他者や社会集団を仮定しているので、極個人的なものを対象とする事が多い理想主義と一緒くたにするのはいかがなものかと思います。「偽善」が醜いのは主体と客体以外に、さらに第三者の目を意識しているところが大きいと思います。ホワイトバンド運動にしても南アフリカキャンペーンにしても、いかにもキャッチーな雰囲気が嫌な感じです。本当の善行というものは、注目を浴びることを目的とはしません。

敬虔で純粋な宗教心は清らかで美しく、それらが昇華された音楽や絵画に思わず目頭が熱くなった経験は何度かあります。何れも海外での経験ですが。
[24682]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月23日 01:36
投稿者:yam(ID:ImB1kmM)
「善行」とか「理想主義」とかじゃなくて単なるビジネスだったとして、それの何が問題なのか、よくわかりません。リサイクルと同じで経済学的に言うと、「資源の有効活用」ですね。私も子供時代に親の知人の子供のお下がりの分数楽器で練習しました。楽器をあげる側も貰う側も喜んでいて、誰にも何の迷惑もかけておらず、無駄になっている資源が有効活用され、むしろゴミに出した場合の環境負荷を軽減しているわけですから大いに結構なことではありませんか。「偽善者」呼ばわりは、楽器を提供する人に対する中傷ですよ。
[24696]

Re: 南アフリカの子ども達に弦楽器を

投稿日時:2005年11月25日 03:59
投稿者:grace(ID:MGCXdoI)
最近、セットで1-2万円の楽器が、通販などで出回っているじゃないですか。
きっと「バイオリンが弾けたら素敵!」と思い、
「セットで1万円なら、やってみよう!」と買うけど、
結局、忙しくて、1-2回、音を出しただけで、
「あああ、やっぱり専門家に聞かなくては、わからん!」ということになり、
ホコリをかぶったまま、押入れの隅に眠っているのでは・・・と、
わははは、ここまで想像してしまいましたヨ。

そういう楽器だったら、よくわからない団体であっても
「遠い国のどこかで、この楽器を必要としてくれているかも?!」と思い、
気持ちよく送り出せる(捨てる?)ことが出来るかもしれません。

甘い妄想??でしょうか・・・。
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