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右手のヴィブラート | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 12 Comments
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右手のヴィブラート

投稿日時:2006年12月12日 00:22
投稿者:魚丸(ID:RZWHYhA)
右手のヴィブラートってありますか?
以前、この掲示板上で、この単語をチラリと目にしたことがあると思います。そのときは目の錯覚くらいにしか思わず追求しませんでしたが…。
記憶違いでバカなこと言ってたら、ゴメンナサイ。
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Re: 右手のヴィブラート

投稿日時:2006年12月15日 11:41
投稿者:浪速人(ID:OZlzAjg)
皆さん何を議論されているのかさっぱり分からずROMっておりましたが、ヴァイオさんのこの一言、
>よって、弓Vibは「長い一弓の人差し指」と、「ブラームスの同弦ウネウネ」の複合型の、、ようなもの、、と思っていただければいいでしょうか。

これでなんとなくわかりました。セブシークOp.1 の1st. Pos のエクササイズの11番で2弦ウネウネありますね。#2,3,4あたりのボウイングでMM140位で弾くのって音の粒が揃わずメチャ難しいですね。腕は肘の開閉だけ、手首の回転で弾くように言われましたが、あれを同弦でやるのが弓ヴィブラートなんですか。

>最近はシンフォニーは3rdポジション使ったりして「楽な弾き方」でやっちゃっています

ヴァイオさんはなさらないとは思いますが、真面目にやれといいたいですね。お客さんお金払ってはいっているんでしょうに。
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Re: 右手のヴィブラート

投稿日時:2006年12月15日 13:59
投稿者:市井のアマ1(ID:FUUXInk)
魚丸さんのご指名ですので……
正確には「バナナボウ」でした、バナナボウイングだとバナナみたいにお辞儀するってなりかねない。
トルコのイエニチェリ兵が持っている半月刀みたいな形に右手を運動させる弓使いです。ただし「半月ボウ」だと向きが曖昧ですね。バナナのヘタと先っぽがしたを向いたような形で右手を動かします。腕と手首を組み合わせたり、腕だけ、手首だけ、いずれも可能です。弓を返さないでアーティキュレーションする目的です。私の恩師の専売かと思ったら、友達のチェリストがジュリアード四重奏団の講習会でもバナナボウのテクニックを教わってきました。
ただし度が過ぎると邪道に堕しかねないので、アーティキュレーション用途には弓を軽く握り直すオーソドックスな方法の補完として使う程度に止めるべきだ、と私は教わったと思います。あいつはバナナボウで弾く、という悪口を米国の批評で読んだことがあります。私自身はたまに使う程度で、人に気づかれる程度にはしません。右のヴィブはバナナボウに近い感覚だ、と「私は」感じています。
右のヴィブというのだって、「気づかれない程度に時折使う」技だと、これも「私個人の」認識です。

改名ですが、「市井のアマチュア」は他の方が最近ご使用になったことに気づいたので、曖昧さを避けてのことです。
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Re: 右手のヴィブラート

投稿日時:2006年12月16日 13:00
投稿者:魚丸(ID:FilIl5Q)
まずは市井のアマ1 様、お答えいただき有難うございます。
ナルホド。師匠直伝でしたか。バナナボウ、心に留めておきます。

市井のアマ1 さんも言及されていますが、念のため。このネタはヴァイオリン奏法のメイン部分に関する話ではありません。素人がパッと見、三色の色鉛筆で描いてあるのね~と思っていたけどよく見たら12色使ってあって使ってないけど持っているのは24色どころではなく58色、いや100を超えますよプロは・・・必要に応じて使い分けますよ、オオそれはスゴイ!!!って話であります。色が云々言う前にやることはいっぱいあります。

ハンドルネーム改名の件ですが・・・そのような事情があったのですね。お尋ねしてみて良かったです。従来からの使用者と新規の使用者がかち合った場合、新規の方は運悪く知らずに・・・ということも無きにしも非ず(可能性として)。ですから、従来の方がその旨表明して下さると、見ている方は助かります。たまにアレレ?この方がこのような投稿を???と思うことがあっても、断定はできません。憶測のみで質問するのも憚られます。もしそのような事情で悲しい思いをしてこの掲示板を去る方などいらっしゃったらとても残念です。

さてさて弓Vibですが、かなり応用的な奏法ではあると思います。しかし、その原型的な移弦ウネウネはヴァイオさんが嘆かれている通り廃れつつある伝統的なオケでの弾き方であったり、浪速人さんご指摘の通りセブシックに載ってるレベル(ごく普通?!)の奏法であったりするようです。演奏効果としてどこに用いるかだけがクラシックにおける正統or異端の分岐なんでしょうか。まぁ全部が全部この弾き方で聴かされたらたまったもんじゃないだろうなーとは容易に想像できますが。しかし伝わり方というのは面白いですね。。
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