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背中から弾くということ | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 4 Comments
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背中から弾くということ

投稿日時:2012年09月11日 11:43
投稿者:saytaro(ID:OSkCdYY)
3回目のスレッドです。
宜しくお願いします。

レッスンでいつも「背中から弓を動かせ!」と3年間言われ続け、なんか最近落ち込みかけてます。

どうしても弓を弦からはずれないように、また直角に交わるように意識すると余計にこちらへの意識が強くなり、先生が言うように、ブラブラさせる腕のノリで弓を動かせ!との感覚が掴めません。

音階練習や、アルペジオを極力練習して肩をほぐしているつもりなのでが、より良いヒントご教授ください。
宜しくお願い致します。
【ご参考】
[45198]

Re: 背中から弾くということ

投稿日時:2012年09月11日 13:55
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
>「背中から弓を動かせ!」と3年間言われ続け、
背中を壁に押しつけて弾いてみましょう。

ヴァイオリンは肘を耳に持ってくるように上げ弓を行います。もう少し突っ込む人は、肩を後頭部(頸椎)に持ってくる様に、とも言います。これで、肩胛骨が有効に使えます。
[45209]

Re: 背中から弾くということ

投稿日時:2012年09月12日 00:06
投稿者:ご参考(ID:kBQDhGA)
ttp://fstrings.com/board/index.asp?aorder=desc&id=18639&t=2006

直角に交わるように意識すると余計にと書かれているので、以前の類似したスレッドを挙げてみます。
[45240]

Re: 背中から弾くということ

投稿日時:2012年09月19日 09:44
投稿者:Milk Tea(ID:GSIUElU)
はじめまして。私もボーイングには悩みに悩みました。
運よくサラサーテに連載されているレッスンプロの方の指導を受けることができ、3ヶ月ほど、開放弦の練習を一からやり直し、正しいボーイングを習得しました。(3ヶ月は開放弦しか弾きませんでした。)
師の考案した最短だけど短くは無い習得方法を簡単にご説明します。
目で弓が曲がっていないか確認するのは最小限に。基本は筋肉の動きを覚えるというのが第一です。
練習は、まずD弦をしっかり弾けるようになってから。D→A→E→Gと順に進みます。
まず、【アップボウ】から弾き始め、その際、弓を動かすという考えではなく、肩甲骨の裏の筋肉を動かすところがスタートと考え、筋肉の動きを意識しながら弓を動かします。弓と弦が直角になってるかずっと見ていてはいけません。なるべく正面の壁などを見ます。
曲を弾くときに譜面や指揮者でなく、自分の弦を見る人はいませんよね?体の中の動きをみて下さい。音が乱れたら、弓が曲がった証拠。鏡を見て修正して下さい。最初の数往復は鏡をみてもよいですが、その間に筋肉の動きを確認して、あとはひたすら耳と体で動きを覚え弾きます。
基本フォルテで練習しましょう。

師が書いたこのような練習法の本が出版予定ですが、予定が遅れてまだ出版されていません。出版されましたら、こちらの掲示板でもお知らせしますね。
[45254]

Re: 背中から弾くということ

投稿日時:2012年09月19日 16:35
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
ヴィオラ・ヴァイオリン奏者に共通で、弦に対して弓が直角であるかどうか、を気にして演奏する人はいません。初心者だけです。

例を挙げましょう。
ttp://www.youtube.com/watch?v=_TUqAUAaNSE
今井信子。日本のヴィオラ奏者で10指には入る人でしょう。弦に対して弓は直角ではなく、自由に弦と弓の接点を動かして、音に陰影を付けています。

奏者は、弦と弓の接点を常に意識しています。弦を直角にしなさい、というのは、弦と弓との接点が無闇に動かない様にする為であって、手段と目的が逆になっているんです。当然、初心者の段階では、弦と弓の接点を動かさないようにするために、直角にすることが求められますし、正しい練習法だと思います。

練習の時には、「弓と弦の接点を見て」弾いてください。
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Re: バッハ 2つのバイオリンのための協奏曲の練習法

投稿日時:2012年04月06日 00:53
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
私が提示している練習方法には1つ1つ明確な目的があります。

「まみむめも」は、音楽に立体感を出すためであって、ディタッシェや移弦の技術的な欠陥を修正することは出来ないと思います。

vivaldi A-mollは、ディタッシェが出来ることが前提です。カイザーの3番をクリアに弾けるようになってから、弾きます。練習方法としては、1小節毎にテヌートとディタッシェを入れ替えます。6音ずつディタッシェ→テヌートですね。逆(テヌート→ディタッシェ)も行います。次に1拍毎(3音ずつ)ディタッシェ・テヌートも行います。最初は中弓1/3ですが、これを全弓で(できるだけたくさん弓を使って)行います。厳しい先生に習っているのなら、このように練習したはずです。

出来る様になってから、vivaldiを弾きます。上記が出来なければ、vivaldiは弾けません。

「弦と弓の接点を見て弾く」のがヴァイオリンの基本です。鈴木には「トナリゼーション」というものがあります。これを行う時に、音程に注意するだけではなく、弦と弓の接点を見て、接点が動かない様に練習していますか?

ttp://www.fstrings.com/board/index.asp?id=44322

同時に弦の振幅を見ましょう。オーケストラ等の合奏ではなかなか見られませんから、初心者がオケで弾くと、運弓が下手になり、悪い癖が取れず予後不良です。

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Re: 背中から弾くということ

投稿日時:2012年09月11日 13:55
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
>「背中から弓を動かせ!」と3年間言われ続け、
背中を壁に押しつけて弾いてみましょう。

ヴァイオリンは肘を耳に持ってくるように上げ弓を行います。もう少し突っ込む人は、肩を後頭部(頸椎)に持ってくる様に、とも言います。これで、肩胛骨が有効に使えます。
以外の練習法としては、
ttp://www.fstrings.com/board/index.asp?aorder=desc&id=37205&t=2008

その他、ワンボウイングスタッカートもよいと思います。有名なクロイツェルの4番を、正弓・逆弓で弾きます。

人工フラジオを鳴らす練習をすると、運弓が上手になります。運弓が下手だと、5thポジション以上の人工フラジオは鳴りません。楽器の調整が悪くても鳴りませんよ。

普通のフラジオなら、指を滑らせて、3~7倍音を全弓で鳴らしてみましょう。弓がぶれると鳴りません。

ボウイングには体重移動が関係あります。掲示板上では、言葉で説明するのは不可能なので、先生に習って下さい。オケでは座って弾きますから、体重移動が解らなくなり、下手になり、予後不良です。

背中を壁に押しつけたり、正座をして弾く、片足を上げる、片足を不安定な椅子の上に乗せる、座って両足を上げる、等、体の動きに様々な制限を加えると、先生の指導が体感できるはずです。

その他、体の動きに制限を加えるなら、右手親指や右手首を固定するのも良いでしょう。行った事はありませんが、右脇に松葉杖も良いと思います。

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