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violink批判 | ヴァイオリン掲示板

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violink批判

投稿日時:2004年05月08日 18:35
投稿者:pochi(ID:JSGEAlY)
http://violink.exblog.jp/i2
このサイトは始めて見ました。非常に良く研究されていて感動致しました。
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>これが出来るようにするための練習では、
>弾く瞬間に聞こえる子音のようなものに
>耳を澄ませることです。
>イメージの持ち方としては、
>「タ」の音でしょうか。
>これが「ザ」というようになりやすいんですね。
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これは、過去に私が投稿した「ガキゴキ ギコギゴ♪」
http://fstrings.com/board/board.asp?id=795
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ガキゴキ ギコギコ♪

投稿日時:2002年03月02日 17:55
投稿者:pochi(ID:IUKHFYA)
皆さんに企業秘密を伝授しましょう。

どうすれば、ガキゴキから脱出できるか、機能的に弓をこうするとか、力を抜くとかいわれても、ヴァイオリンを弾くという、人間本来あってはならないような動きの中で、10歳以下から弾いていない限り、出来るわけがないのです。そこで、音楽をどう感じるかという観点から練習の方法を考えました。これは、音大を卒業した人でも出来ていない人が沢山(半数以上)居ますので、出来なくても気にしないでね・

まず、カラオケで任意の曲を唄って、音痴の人はヴァイオリンには向きません。永遠に上手にならないし、廻りの人に迷惑なので、他の楽器に変えましょう。

さて、本題。
皆さんご存じのメンコンを唄ってみてください。「チーラチーラチチーラチチラチラチー♪」でも「ターラターラタターラタタラタララー♪」でもなんでも良いのですが、取り敢えず、楽譜をみながら唄ってみるのです。さて、ヴァイオリンで弾いてみてください。何?メンコンは難しすぎる?それではどんな曲でもよろしい。

もしあなたが「ギーコギーコギギーコギギコギコギー♪」だったら、「ターラターラタターラタタラタララー♪」と唄ってから弾くことによって、なぜか濁音がすくなくなるのです。「キーキキーコキキーコキキコキコキー♪」くらいには進歩します。なんだか、「カーカカーコカカーコカカカカカコー♪」の方がもっと進歩した演奏の様な気がしませんか?

ここからが奥義です。
子音に何を使って唄ってみるのが最も効果的なのか考えてみましょう。「T」でしょうか?「L」でようか?「P」でしょうか?B?G?D?S?K?F?N?
手っ取り早く上手になりたいのなら、Mを使ってください。一つの曲を「マミムメモ」で唄ってみましょう。どの音が「マ」でどの音が「ミ」でどの音が「ム」なのか、楽譜に全て書き込んで見ましょう。この作業をすると、不思議とガキゴキが直るのです。なんの表情もなく、楽譜に忠実に完璧に弾きこなしていた人(平均的な音大生)の演奏には、不思議と自然な陰影が付くのです。

この方法は、実は簡便なヴァージョンです。本来は、無段階の子音と母音を駆使しますが、取り敢えず「まみむめも」が最も効果的です。日本では、意識もしていない方々があまりにも多いので、私なりのヴァイオリン教授法の奥義を公開したものです。

クリスピーで見通しの良いヴァイオリン演奏を楽しんでください。

ご意見もお待ちしております。
ガキゴキ ギコギコ♪ e74f1ae7 [その他]
pochi [02/03/02 17:55:49]
と矛盾します。
基本は「タ」では無く、「マミムメモ」だと思います。
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ヴァイオリンの発音は非常に難しいので、練習法の一つを公開します。
絃の上に元弓(3cm程度)を置いて、腕の重みを全部掛け、弓と絃の飽和摩擦力で絃を動かす練習をしてみて下さい。この状態で思い切って「マ」と思い乍弓を引っ張ると、ffが出ます。G線が最も易しく、E線は難しいのでG線から始めて下さい。
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violink氏ヴィブラート批判の為にレファランスとしてぷーた氏のMP3の演奏を御聞き下さい。
リンクを張るのが面倒なので、止めます。氏は、上へのヴィブラートを多用して居ます。コンペティションの採点の為に「これ以上はやっぱり止めた」何て云う大人振った所が見えるのがキライですが、彼は天才です。
++++++++++++++++++++++++++++
全部読めば沢山意見の相違が有る様に思いますが、面倒なので、御質問して戴けると出来るだけ御答えしとう存じ上げます。また、勉強させて戴ければ幸甚です。

長文の通読有難う御座居ました。
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音楽表現について

投稿日時:2004年08月12日 14:29
投稿者:violink(ID:NnGYMhU)
お久しぶりです。violinkではバイオリンを弾くこと自体について取り上げてきましたが、このブログで敢えて取り上げないことにしていた音楽表現について取り上げるブログを別途作りました。

一応、violinkとは別のものなので、このスレで御紹介するべきか迷いましたが、是非、ご高覧いただき有益なコメントをいただきたく。アドレスは、concertist.exblog.jpです。(まだあまりコンテンツがありませんが。)

violink
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Re: violink批判

投稿日時:2004年08月13日 03:04
投稿者:pochi(ID:EgNBGIA)
violink氏、

アプローチの仕方として間違って居るのでは無いでしょうか?曲想に対する考え方感じ方は、人夫々に違います。

西洋伝統音楽の場合、有る程度法則が有りますから、此れに則って演奏しないと大先生には文句を云われますが、あくまでも、個人の感じ方が重要なので、何とも云えない部分が余りに多過ぎる様な気がします。

伝統音楽の場合、伝統に裏打ちされた形式美が有りますが、その形式美を真似る事は非常に演奏に役に経つとは思いますが、此れを言葉で処理する事は不可能だと思います。

例示された部分等、局所的には可能かも知れませんが其れでも言葉が尽くされて居ないと思います。

非常に難しい命題に挑戦されて居る真意をお聞かせ下さい。

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Re: violink批判

投稿日時:2004年07月15日 23:17
投稿者:F文字焼(ID:IxmGk0U)
[13945]凸凹氏へ
>アマチュアオケで弾いていると
とのことですが、

 小生は、アンサンブルでの問題解決とバイオリン奏法上の問題解決では異な
るアプローチがなされるべきであると考えています。すくなくとも優先準位が違
います。violinkは、バイオリン奏法周辺のせまい範囲を徘徊しているように観
じます。

 アンサンブルで重要になるのは、まずはリズム、そして和声。これらを実現す
るためには、まずはよく「聴き合う」ことが基本。リズムといっても縦があうとか
ではなく、同じリズム感、”ノリ”といっても同じですが、これを全員が共有でき
るかでしょう。強拍の感じ方がしばしば強調されますが、小生は強拍の前の
弱拍の捉え方、弱拍から強拍への導き方が大切であるとにらんでおります。
このあたりの「基本」に帰ることで、「立ち上がりが悪い」「不鮮明でもたれる」
「せっかちになる」ことはじゅうぶん解決するように思われます。解決法の詳細
ははぶきますが工夫されてはいかがでしょう。
 よいリズムや音程を実現するための「バイオリン奏法」の技術的問題につい
ては、violinkにヒントがかくされているかもしれません。

ソロ専門のバイオリニストにときどきテンポ感のわるい方がいるように思うのは
小生だけでしょうか。オケ出身の方では感じたことがありません。


おてつさま
 ご丁寧なご返答感謝します。基本的にはそのとおりだと思います。
 小生がここで問うてみたかったことは、アレキサンダーテクニークやバイオリ
ン奏法、スポーツや男女の交接もそうでしょうが、これらの「体を使う」ことを言
葉で説明することが適切かどうか、という問題です。
F文字焼氏[04/07/15 23:17:57]投稿
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Re: violink批判

投稿日時:2004年07月16日 22:23
投稿者:F文字焼(ID:IxmGk0U)
おてつ氏
>体の使い方を文章で表現するのは確かに難しく、

小生は、バイオリン奏法を本やビデオで説明するのは困難との立場です。それは、「バイオリン奏法」を「男女の交接」におきかえてみれば、いかに困難であるかは容易に想像できる、とすでに述べました。

しかし、これらの本が無意味であるとは考えていません。たとえば、湯浅勇治氏(ウィーン国立音楽大学指揮科)が当時の音楽を知る資料として、レオポルト・モーツァルトのバイオリン教本を重視しておられるときいたことがあります。江戸時代の「春画」を「実技」に役立てようとするのは困難かもしれませんが、当時の性風俗、たとえば当時は胸よりも女性器に興味があったらしいということは素人目にも一目瞭然、これを知る上では貴重です。

現在の情報化時代に、violinkもある役割を果たす可能性があるとはにらんでおりますが、あまり単純ではないとも考えます。
F文字焼氏[04/07/16 22:23:18]投稿
此れ等2つの投稿は、言葉に依って表現を身体表現を分析し、再生する事の難しさを論評して居ます。

更に難しい命題に果敢に挑戦される事は尊敬に値しますが、覚書以上に成るかどうか、今後を楽しみに致します。

其れでは、、、。
[14872]

Re: violink批判

投稿日時:2004年08月13日 05:40
投稿者:violink(ID:M2czcQA)
pochiさん


いつも厳しくも中身のあるコメントをありがとうございます。

本来のアプローチは、きちんと先生について習うことに尽きると思います。
ところが、それができない場合はどう対処すべきでしょうか。各自がそれぞれの感性にしたがって楽譜に書いてあることを解釈していくほかはないと考えます。

仰るとおり、曲想に対する考え方感じ方は、人夫々に違います。どういう考え方感じ方が良いとは一概には言えないことも当然です。あくまでも、個人の感じ方が重要なことは、pochiさんが指摘されているとおりであり、concertist.exblog.jpは、その一個人としての感じ方を書くという、自分にとっての覚書を目指すものです。

したがって、他の方が自らの感じ方に目を向ける(←それすら出来ていない人が多いのです。)きっかけとなる、というのが、上記のブログが他人に対して期待し得る最大の成果であり、私の感じ方に対して何かを言っていただく必要はそもそもないと考えています。逆に、私と違う感じ方をする人がどういう感じ方をするのかを知ることが、私にとっても勉強になると考えています。

言葉で処理する事の限界は感じておりますが、言葉を超えた世界を近似的に記録していくことは可能だと考えています。どの程度の近似であるかは本人にしか分からないという意味で、繰り返しではありますが、上記のブログから他人が受け取り得る最大のものは、きっかけ以上のものでないはずです。

例示された部分等について、言葉が尽くされていないのも、言葉がそうした近似的な性格を超えることは出来ないことの裏返しだとご理解いただけますと幸いです。

最後に繰り返しですが、こうした非常に難しい命題に挑戦しているのは、あくまで自分の頭の整理にあり、それを言葉で行うことについては、言葉を超えたものを近似する意味での言葉の役割が自分自身には分かるという理由で一定の意味を有すると考えているからです。敢えてさらに言うならば、なぜこれを公の場所に書くのかと言えば、それは自分自身に対するもティベーションを与えることと、譜面から何も感じようとしない人が何かをその人なりに感じるためのきっかけになればと期待していること、の2点以上でも以下でもありません。

前途多難ですが、私自身にとっては頭の整理になる行為であり、確実に自分の演奏のクォリティを上げていくことに寄与するものですから、当面、続けてみようと思います。
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