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チェコのモダン
投稿日時:2004年07月10日 13:48
投稿者:mario(ID:NWZnEIU)
suzuchinさん、O.F.Spidlenの情報をありがとうございました。
じつは先週K.J.Dvorakをチェコの楽器商から取り寄せました。見た感じは普通で古そうにも見えず、裏板が、送ってもらった写真のようには輝いていなくてパターンも普通な感じなので、一瞬騙されたかと思いました。しかし、よくよく見ると光の加減によっては同じように見えるし、それほど悪くはないと思い直し、工房に持ち込んで見てもらいました。するとネックが下がっているし魂柱は3/4のサイズとのことで、ネック上げと魂柱、駒の交換を2.5万円でやってもらいました。
先ほど楽器を取りに行って、どうでしたかと尋ねたところ、とても良く鳴ります、モダンイタリアンといってもいいくらいで、これは今預かっている1000蔓延のScarampellaですが、これよりもいいんじゃないですか、とのことでした。
正体不明の弦が張ってあったのでビバーチェ(偶然の一致ですね)に張り替えて弾いてみました。ちょっと固いものの良く鳴るので、とてもHappyな気分になりました。今はScarampellaはもういいやという気持ちです。チェコのもう少しいいモダンを弾いてみたくなりました。
vioinkさん曰くチェコのモダンはイタリアンの音は出ないとのことですが、どうなんでしょうか。
じつは先週K.J.Dvorakをチェコの楽器商から取り寄せました。見た感じは普通で古そうにも見えず、裏板が、送ってもらった写真のようには輝いていなくてパターンも普通な感じなので、一瞬騙されたかと思いました。しかし、よくよく見ると光の加減によっては同じように見えるし、それほど悪くはないと思い直し、工房に持ち込んで見てもらいました。するとネックが下がっているし魂柱は3/4のサイズとのことで、ネック上げと魂柱、駒の交換を2.5万円でやってもらいました。
先ほど楽器を取りに行って、どうでしたかと尋ねたところ、とても良く鳴ります、モダンイタリアンといってもいいくらいで、これは今預かっている1000蔓延のScarampellaですが、これよりもいいんじゃないですか、とのことでした。
正体不明の弦が張ってあったのでビバーチェ(偶然の一致ですね)に張り替えて弾いてみました。ちょっと固いものの良く鳴るので、とてもHappyな気分になりました。今はScarampellaはもういいやという気持ちです。チェコのもう少しいいモダンを弾いてみたくなりました。
vioinkさん曰くチェコのモダンはイタリアンの音は出ないとのことですが、どうなんでしょうか。
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月12日 16:55
投稿者:mario(ID:JzgWQpc)
violinkさん
Homolkaについては以下のCDに入っていました。円表示もされて勿論日本から購入可能です。但しフォローが良くないですが。
https://www.musicabona.com/catalog/MP0014-2.html
これ以外はちょっとわかりません。メジャーな国のもの以外はなかなか探すのが難しいですね。
ところで、violinkさんにご登場いただいたので伺いたいのですが、チェコとイタリアのモダンは、どの辺がどう違うとお考えでしょうか。
Homolkaについては以下のCDに入っていました。円表示もされて勿論日本から購入可能です。但しフォローが良くないですが。
https://www.musicabona.com/catalog/MP0014-2.html
これ以外はちょっとわかりません。メジャーな国のもの以外はなかなか探すのが難しいですね。
ところで、violinkさんにご登場いただいたので伺いたいのですが、チェコとイタリアのモダンは、どの辺がどう違うとお考えでしょうか。
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月12日 16:56
投稿者:suzuchin(ID:FUcEaGA)
http://www.musicabona.com/
はプラハのCD ショップです。 なんのヴァイオリンを
使用しているかまではなかなか分かりませんが、
チェコのアーティストを多く扱っています。
ここから買った1枚のCDが Vladimir Pilar のヴィオラを弾いていて
Pilarの楽器を探し始めるきっかけになりました。
はプラハのCD ショップです。 なんのヴァイオリンを
使用しているかまではなかなか分かりませんが、
チェコのアーティストを多く扱っています。
ここから買った1枚のCDが Vladimir Pilar のヴィオラを弾いていて
Pilarの楽器を探し始めるきっかけになりました。
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チェコとイタリアの音
投稿日時:2004年07月12日 17:47
投稿者:violink(ID:QgGXSTg)
marioさん
私はイタリアの音は、ノン・イタリアンより総じて高い倍音が多く含まれていて、それによって明るめの音色として聞こえるのだと感じています。ですから、チェコの音に特別のイメージを持っているわけではなく、あくまで、ノン・イタリアンの仲間という程度のイメージしかありません。
violink
私はイタリアの音は、ノン・イタリアンより総じて高い倍音が多く含まれていて、それによって明るめの音色として聞こえるのだと感じています。ですから、チェコの音に特別のイメージを持っているわけではなく、あくまで、ノン・イタリアンの仲間という程度のイメージしかありません。
violink
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月12日 18:35
投稿者:Vedved(ID:MnVkBic)
これなんかいかがでしょう?http://www.sveceny.cz/ukazky.php?lng=3
といっても買えるのかどうかよく分かりませんが…
Homolkaについてネットで情報を探してみましたが、オークション記録と、Homolkaを使っている海外の奏者の簡単なコメントぐらいしか見つかりませんでした。
といっても買えるのかどうかよく分かりませんが…
Homolkaについてネットで情報を探してみましたが、オークション記録と、Homolkaを使っている海外の奏者の簡単なコメントぐらいしか見つかりませんでした。
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月12日 18:52
投稿者:Vedved(ID:MnVkBic)
追記:
↓下のCDのうち
Famous prague violins II - W. A. Mozart
にHomolkaを使った演奏が収録されてますね。
ほかにもあるかも知れませんが、ちょっと今日は忙しくて詳しく見る時間がないので、これにて失礼。
↓下のCDのうち
Famous prague violins II - W. A. Mozart
にHomolkaを使った演奏が収録されてますね。
ほかにもあるかも知れませんが、ちょっと今日は忙しくて詳しく見る時間がないので、これにて失礼。
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月13日 09:29
投稿者:mario(ID:ITkIgCA)
violinkさん
そうですか。一度SpidlenやPilar、Dvorakなどを弾いてみてはいかがでしょうか。
評価が変わるかもしれません。
そうですか。一度SpidlenやPilar、Dvorakなどを弾いてみてはいかがでしょうか。
評価が変わるかもしれません。
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月13日 11:37
投稿者:violink(ID:QgGXSTg)
marioさん
Premysir Otakar Spidlen の1966年作の楽器を弾いたことがありますし、チェコの何とかというカルテット(ストバイはチェコ政府所有のP.O.Spidlenを使っていました。)の演奏も聴いています。
総じて音色のセンスとしてイタリアンに近いものを感じはするのですが、やはり倍音構成において多少の違いを感じます。逆に、そこまで微妙な違いに気づくくらい、他の要素は似通っているのかも知れません。
誤解の内容に申し上げますが、私自身は、チェコの楽器を含めノン・イタリアンの楽器の演奏効果は認めますし、こうしたものの中でもソリストの使用に耐えるようなものもあると思っており、そうした楽器に出会いたいものだと切に願っております。
Premysir Otakar Spidlen の1966年作の楽器を弾いたことがありますし、チェコの何とかというカルテット(ストバイはチェコ政府所有のP.O.Spidlenを使っていました。)の演奏も聴いています。
総じて音色のセンスとしてイタリアンに近いものを感じはするのですが、やはり倍音構成において多少の違いを感じます。逆に、そこまで微妙な違いに気づくくらい、他の要素は似通っているのかも知れません。
誤解の内容に申し上げますが、私自身は、チェコの楽器を含めノン・イタリアンの楽器の演奏効果は認めますし、こうしたものの中でもソリストの使用に耐えるようなものもあると思っており、そうした楽器に出会いたいものだと切に願っております。
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月13日 12:01
投稿者:Vedved(ID:MnVkBic)
violinkさん
イタリアンという大まかなくくりだけでは、議論に耐えないように思います。
ここでは当然モダン作品の話題なわけですが、具体的にどのようなイタリアの作家を念頭におかれているのでしょうか?
それとも、(名の知られた)イタリアのモダン作品であれば皆一様に「高い倍音が多く含まれていて、それによって明るめの音色として聞こえる」のでしょうか?
イタリアンという大まかなくくりだけでは、議論に耐えないように思います。
ここでは当然モダン作品の話題なわけですが、具体的にどのようなイタリアの作家を念頭におかれているのでしょうか?
それとも、(名の知られた)イタリアのモダン作品であれば皆一様に「高い倍音が多く含まれていて、それによって明るめの音色として聞こえる」のでしょうか?
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月13日 13:26
投稿者:violink(ID:NnGYMhU)
Vedvedさん
私はこのスレッドで、国籍による音色の違いや、その違いを踏まえた優劣について議論を行うつもりはありません。音色の受け取り方などというものは、結局は主観的なもので、その人が感じるように感じるしかないものです。
仮に、イタリアのモダンの楽器を使うソリストに対して、なぜイタリアのモダンを使いチェコのモダンを使わないのか、と質問をしてみたところで、質問者と回答者が同一の結論に至ることはないと思います。
音色について言葉を尽くして議論をすると、本質的な部分が欠落していくと考えています。各自がよいと思う音色の楽器を持ち、その楽器の音色を生かした演奏をすることに邁進すればよいことではないでしょうか。
violink
私はこのスレッドで、国籍による音色の違いや、その違いを踏まえた優劣について議論を行うつもりはありません。音色の受け取り方などというものは、結局は主観的なもので、その人が感じるように感じるしかないものです。
仮に、イタリアのモダンの楽器を使うソリストに対して、なぜイタリアのモダンを使いチェコのモダンを使わないのか、と質問をしてみたところで、質問者と回答者が同一の結論に至ることはないと思います。
音色について言葉を尽くして議論をすると、本質的な部分が欠落していくと考えています。各自がよいと思う音色の楽器を持ち、その楽器の音色を生かした演奏をすることに邁進すればよいことではないでしょうか。
violink
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Re: チェコのモダン
投稿日時:2004年07月13日 15:11
投稿者:pochi(ID:IXJkcXk)
violink氏に賛同します。チェコのモダンでも良い物は良いでしょうね。チェコ人の女は、ドウタラコウタラ、イタリア人の男はドウタラコウタラ。一概には云え無いでしょう。
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