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音程が良い事 | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 14 Comments
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音程が良い事

投稿日時:2004年07月29日 19:44
投稿者:pochi(ID:dVmZFgA)
http://fstrings.com/board/board.asp?id=5184
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Re: ストリング誌で連載開始

投稿日時:2004年07月29日 18:55
投稿者:玉木宏樹(ID:GIMlEwk)
とりあえずG線から始めてみたわけですから
どんな弦でもどんな音で始めてもOKです。
ただし、基音は絶対に変えずにすべてのKeyを
弾くのです。Vlnだけでなく、FlならCから
始めればいいのです。
来月の原稿そろそろ書き始めていますが、
ポリリズムで非常にスリリングな頭の体操にも
なります。

pochiさんだったかな、私のことを音程至上主義者と
曲解してるようですが、とんでもないヌレギヌです。
私は純正律音楽研究会を主宰しているので、
音律のことでストリング誌の青木さんのインタビューを
受けました。そして、連載の話になったとき、
とりあえずは音程と音階のことで行こうということになりました。
「音程がいい」というのはどういうことかということすら
論理的に捉えず、感覚的感情的にしか捉えない人が
多過ぎるからです。
しかし、私は音程至上主義ではありません。
全然違います。音楽とは、ビビッドなリズム感の
裏付けがなければすべて死んでしまいます。
リズム感がなくただ音程がいいだけなのは
ロボット以下です。
私はジャズやロックのアドリブもやりますが、
ビビッドなリズム感があれば、
音程の悪いのは全く気になりません。
また、リズム感が良ければ音程は良く聞こえるし、
音程も良くなります。
そのために、ポリリズムの訓練が必要なのです。
驚くべくことに、パガニーニはポリリズムの天才でした。

まあ、そんな内容になります。








Re: ストリング誌で連載開始
玉木宏樹先生[04/07/29 18:55:46]投稿、
>pochiさんだったかな、私のことを音程至上主義者と曲解してるようですが、とんでもないヌレギヌです。

そんな事有りませんよ。先生には遅ればせ乍勉強させて戴いて居ります。

私の音程に対する考え方は玉木先生とは少し違います。音程を表現の一部と考えて居るのです。過去にも投稿しましたが、http://fstrings.com/board/index.asp?id=5659&t=2003
ゲゲゲの鬼太郎の主題歌を唄って居た「熊倉一雄」を目指して居るのです。何しろ、ヴァイオリンにはフレットが有りませんから、辻褄が合えば、どうだって良いと思うのです。リズムだって縦が合って居れば良いと云う訳では無く、揺らぎが有ります。揺らぎを表現しないと、私如きヘタなヴァイオリン弾きはお客様に喜んで戴けません(でした)。

さて、「バニラムード」を聴きました。和声が成り立って居ません。リズムも縦割りリズムマシーン型で、何の面白みも有りません。個々の人も音感が非常に悪いと思います。音大の先生方は、何を指導して居るのでしょうか?

御意見を賜りたい。
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【ご参考】
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Re: 音程が良い事

投稿日時:2004年08月04日 14:55
投稿者:pochi(ID:EWYhCYk)
私は、基音とドミナントとトニカで折り合いを付けます。ヴァイオリンの音程は矛盾だらけなので、折り合いを付け無いと大変な事に成って仕舞います。

バッハでは、難しいでしょうね。

それでは、、、。
[14681]

Re: 音程が良い事

投稿日時:2004年08月05日 02:31
投稿者:小kirin(ID:WXRggWA)
素人が偉そうに言わせて頂きますが、バイオリン弾きにとって、音程の問題は大変深いと思います。しかし、逆にすべてを音程の問題にすることもできないと思います。たとえば右手の問題も大きいです。

ピアニストによっては上昇音型と下降音型のニュアンスを弾き分けています。

バイオリニストでは五島みどりさんがいい例で、(彼女の最近の演奏は知らないのですが)音程はどの場合もほぼ同じで、音程以外でニュアンスを作っていると思うのですが、いかがでしょうか。(アマチュアの耳なので間違っているかも)

pochiさんのおっしゃるように、音程を表情表現にできるのがバイオリンなので、どうちらかといえば、私の好みとしては、導音以外にも、もっと音程を利用する、言葉が悪ければ、研究するようにしてもいいと思います。
[14685]

Re: 音程が良い事

投稿日時:2004年08月05日 03:12
投稿者:pochi(ID:OFFVWFM)
kirin氏の投稿には賛成ですが、一つだけ賛成できない所が有ります。冒頭です。

「 素人が偉そうに言わせて頂きますが、」は、必要のないセンテンスだと思います。

ぷーた氏は、投稿では、「現代では音程は決まって居る」と云う趣旨の投稿をし乍、サン・サーンスでは、若干利用して居ます。矛盾しますが、才能を感じますね。

現代の若い世代にも居る事は居るのです。五嶋みどり氏は、使いませんね。

それでは、、、。
[14735]

Re: 音程が良い事

投稿日時:2004年08月06日 04:13
投稿者:小kirin(ID:WXRggWA)
pochiさん、フォローありがとうございます。

昔からちやほや育てられたので、上からもの言う癖があって、直らないんですよ。自戒を込めて書かせて頂きました。単ある言いわけですが。

単に挨拶だけでは失礼なので。
一般的な上昇下降のニュアンスの一つとしては、下降音型は上から来るものを自分の中に受け取る、上昇音型は自分から上に向けて放つ、というものです。
バッハの無伴奏で、終止部が上昇したのち、下降して終わるのは、まさにバッハの神と人間の関係を暗示しているように思えます。
[14736]

Re: 音程が良い事

投稿日時:2004年08月06日 04:36
投稿者:pochi(ID:KXkZiGI)
kirin氏の投稿は、いつもその感性の違いに驚かされ、感銘を受けます。

私の場合、旋律の中に自分が居ますので、自分が放つ、受け取ると云った観念は有りません。少し考えて練習してみます。

最後段は同意致します。

[14570]
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Re: 音程が良い事

投稿日時:2004年07月31日 07:01
投稿者:QB(ID:F5ZCJEA)
今まで公言することも憚られた長年の感覚を白状します。
スケールが自分の中でスケールとしてどうも認識されていないようなのです。。たとえばC-majorは「ドレミファソラシド・・・」というメロディーとして感じ、練習しているようなのです。
故に例として上記でいう「シ」の音程は「ドレミファソラシド・・・」という上昇形のメロディーの「シ」であり、また「ドシラソファミレド」という下降形のメロディーの「シ」として音程を感じ、音を取っているというのが正直なところなのです。。

なので、昔からスケールの練習について友人含め色々な人との会話において(特に「音階」「調性」「~調」といったヨウゴが多く出てくる会話で)、実は内心、違和感と自分は本当は何も理解も会得もしていないという事を感じていたのでした。。。恥ずかしながら。

とても言い出せなかったのですが、今からでも矯正が効く類のものなのでしょうか? 今回の人生では諦めるべきことなのでしょうか?
QB氏の提示した命題はヴァイオリンの音程の取り方の神髄を突いた物だと思いますが、バッハで音程の幅を大きく取る事は、無伴奏で有っても非常に難しいと思います。

また、勉強させてください。
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