ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

小指と薬指の長さ | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
雑談・その他 19 Comments
[16301]

小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月18日 12:31
投稿者:ふぃおーる(ID:IFFpAHc)
私は大人になってからヴァイオリンを始めました。ほぼ4年が経ちますが、未だにいわゆる「白本」の3巻の途中です。最近ようやく3rdポジションの練習に入ったばかりです。

上達が遅い原因は小指と他の指の長さが大きく違うためだと自分では考えています。小指と薬指の谷間から計って、小指は5.3センチ、薬指は8.3センチで、ちょうど3センチの差があります。小指が届きにくいだけでなく、小指を伸ばした状態では薬指や中指が窮屈でたまりません。薬指や中指の位置を保持しようとすると、どうしても、小指を使う時と使わない時で手の平や手首の角度が変わってしまいます。

同様の悩みを解決された経験がある方がいらっしゃいましたら、アドバイスをお願いします。指導いただいてる先生は(実際には届いていないのに)「届いてる、届いてる」と気休めを仰るだけで、具体的なアドバイスをくださいません。
ヴァイオリン掲示板に戻る
2 / 2 ページ [ 19コメント ]
【ご参考】
[16353]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月20日 21:28
投稿者:かのん(ID:N4Bjgok)
写真で見て気になったのは、フォームです。
みなさんも書いていますが、小指の根元あたりを
もう少し上にしてネックにも近づけると楽になると思います。

先生のフォームをよく観察してみてください。
また、フォームが気になることを先生にお話してみると
いいと思います。先生は気づいていないのかもしれません。
[16361]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月21日 16:13
投稿者:A級初心者(ID:NVlxYQU)
はじめて投稿させて頂きます。
私はレイトスターターで、ふぃおーるさんとは若干違いますが、ほぼ同じような課題(指を開く)で、おまけに独学のため相当苦労しておりました。独学ながら自分なりに考えて、やっと最近、左手の形が整い脱力できるようになってきました。それを検証する意味で、此方のトピには大変興味を持ちロムさせて頂き、レスが付くのを楽しみにしておりました。

中でも魚丸さんの「指を横に広げようとしているのでは?」と、「扇子の例え」が、私がイメージしてきたことと合致し、何か自信を深められたように思います。

+++++++++++++++++++++++++++++
小指を最大限に開いて伸ばし、他の指は小さく折り畳む、ということが脱力した状態でできるようになるものなのでしょうか?すでに関節が「イテテテ」というくらいに力任せに広げている状態ですが、それでもなお中指-小指、薬指-小指の間隔は足りないのに…。
+++++++++++++++++++++++++++++

上記の内容と写真を総合して推測するに、「指の股を開く」ことに神経が集中しすぎているように思いました。失礼ながら、私の初期のころの考えと指の形がよく似ています。(勝手に決めつけて申し訳ありません)

私が左手の形を改善しようと考えてきた内容と、レスされたみなさんの内容を比較して、僭越ながら方向性はあっているように思えましたので、自分なりにまとめてみました。(間違いありましたら、お手数ですがご指摘頂ければ幸いです)

http://jp.y42.briefcase.yahoo.co.jp/violin_1976
マイドキュメントの中の「左手の形を作るイメージ練習.pdf」です。
アクロバット形式になっていますので、リーダーが必要です。
お持ちでなければ、こちらから、無料でダウンできます。
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html

(くれぐれも、これは、様々な方々の情報を参考に、自分なりに考え、にわかにまとめた資料で、そのことで自分自身の奏法が完成されたわけでもなく、万人に対してどこまで通用するのか未知数なことをご承知おき下さい)
[16432]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月25日 10:30
投稿者:ふぃおーる(ID:kRCZNQ)
沢山の助言を頂き有り難うございます。

http://photos.yahoo.co.jp/viol1709
小指の付け根を上げてネックに近づけた方が良い、というご意見が多いようなので、その点に留意しながら構えた写真を追加しました。ご覧いただけると幸いです。

しかしながら、小指の付け根をネックに近づけると小指が楽になる分、薬指は逆に苦しくなりますね。薬指の付け根を上手く逃がしながら、指全体が弦に平行になる手の位置を探してみます。

A級初心者氏に紹介いただいたpdfは写真が上手に撮られていて、解りやすいですね。小指のストレッチは以前に少しだけ試みたことがありますが、本格的には取り組んでいませんでした。気合を入れてやってみます。
[16433]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月25日 10:32
投稿者:ふぃおーる(ID:kRCZNQ)
すみません。

追加した写真ですが、90度回転させるのを忘れていました。
ご容赦ください。
[16441]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月25日 16:13
投稿者:万年初級者(ID:MAcDF4M)
何か不自然だなあ何でだろうと思ったのですが、もしや前回分の写真は楽器をホールドしない状態で撮られていませんか?
新しい写真はホールドした状態だとすると楽器を立てすぎている気がします。何かギターっぽいですね。
目の錯覚でしょうか。勘違いだったらすみません。
左肩の位置や左肘の位置も重要だと思ったので。

それから、私も同じなのですが、小指の第二関節がつっぱる病に侵されていますね。一般的には良くないようです。私は不自由を感じてはいないんですけど、識者の方、やっぱり治さないといけないのでしょうか…。

それにしても指が長くてうらやましいです。
[16445]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月25日 20:29
投稿者:うに(ID:FAFGh0Q)
ふぃおーるさん。
新しい写真は「とてもいい感じ」になってると思います。
「小指が楽になった分、薬指が苦しい」とのことですが、これは慣れてないためだと思います。
ずばり、このフォームが狂っているため上達が遅いのです。
余計なことを考えず、今のフォームに慣れるまで我慢して下さい。
[16454]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月26日 07:48
投稿者:(ID:MXYpWXU)
二回目の写真の方がきれいですけど,やっぱり低い弦側につんのめってる気がします.撮影の都合でしたら良いのですけど..

指を届かせるために左肩から手の甲までが無理してませんかあ?私は指の形もですが,手の甲が大事だと教わりました.手の甲を安定させて,指を開かせるのに最も楽な指の形が,一般的に言われる「きれいな指の形」だそーです.

写真見た感じだと,腕の長さが充分あって,余ってるような雰囲気です.あと,手の甲から肘にかけて,鏡に映したときに,滑らかな直線っぽいライン(人間だから,真っ直ぐ直線はありえないけど,手首でぴょこんと飛び出ない)を描くように,肘を自分の方へひきつけてみてはどうでしょう.そのときに,手首の感じとしては棹の方へ少し反らしながらひきつけると,手首の付け根を圧迫しないで,上手くはまるし,手の甲が少し反ることで薬指は遠くなりますので,窮屈さが減ると思います.そのあたり,先生にご相談ください.

小指は丸いほうが絶対良いです,,私もずーっと届かなくって,伸ばしてたんですけど,第二関節がつっぱったままだと,E線とか,半音下とか,充分届く位置なのに,指が曲がらないから指の付け根を押しのけて手の平が棹から離れてしまいます.で,また届かない音になったときに,手の平が遠いまんま必死で指を伸ばしている自分に気がついて,間抜けかも・・と.小指に力が付いてくると,小指を曲げたまま,棹に向かって手をぐっと持ち上げるように出来るんですね,,教わって,出来るようになったのが最近ですが,,そうすると,今まで棹を突っぱねて遠くなってたのが嘘のようにお近くになりますので,,やり方は先生にご相談くださいなー.
[16455]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月26日 08:51
投稿者:万年初級者(ID:MAcDF4M)
前回の私の投稿は判りにくかったですね。すみません。
左肘が入っていないかなと思ったけれど、撮影の都合でホールドしていないのかな、と思ったのが前回の表現になってしまいました。
ギターッっぽいというのも最初の写真を見て、ギターがお上手なのかなと何の根拠もなく思ったことを適切でない位置にそのまま書いてしまいました。
2回目の写真は私のような素人目から見てもヴァイオリンらしいと思います。ただ私が気になっていた小指の第二関節が目に入ったので後半の書込みになってしまいました。失礼致しました。

うにさん、杏さんのお二方のおっしゃることは、まったくその通りだと思います。

私は最近小指を意識して練習していたためか薬指の関節に痛みが走るようになってきてしまいました。ふぃおーるさんは無理の無いようお気をつけください。
[16457]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月26日 13:51
投稿者:A級初心者(ID:FZVGCEM)
2回目の写真、他の方もコメントされていますが、だいぶ改善されているように見えます。ご本人は筋肉の使い方が変わったので、苦しいかもしれませんが・・

>しかしながら、小指の付け根をネックに近づけると小指が楽になる分、
>薬指は逆に苦しくなりますね。

うにさんがコメントされているように、まだ慣れが必要かと思いますが、杏さんがコメントされている、手のひらが天をむくように、手首を棹に引きつけ、指が寝ることで、薬指も楽になると思います。それに伴って、左肘が右側に寄り窮屈な感じを受けますが、それに慣れるようにします。(手のひらをべったり棹に付けないように。基本は手首まっすぐ)

>小指のストレッチは以前に少しだけ試みたことがありますが、本格的に
>は取り組んでいませんでした。気合を入れてやってみます。

 くれぐれも、過度なストレッチにはご注意下さい。
 資料にはストレッチと書いていますが、あくまでも、指の股を開く力を抜くための、脱力の感覚を掴むのが目的だと認識して下さい。
(実際には、重音を弾くための指の拡張に使えますが)

 小指の突っ張りについて、私は以前、第二関節がペコンと引っ込んで、筋が浮き出るくらいひどかったです。特に、早くなめらかなスケールなどは弾くことができませんでした。

 しかし、最初は意識してペコンとならないようにしていましたが、下記のように、理想的な指の形を作ることと、脱力する感覚が分るようになってから、自然と小指の問題もなくなりました。(完全とはいえませんが)

脱力について
 私が考えてきたことですが、レイトスターターのサガともいうのか、どうしても、身体的に柔軟性がないところに、力ずくで対処しようとするため、無駄な筋肉の緊張が起こり、それが悪循環になっていると思いました。

 特に、直接音に結びついている指にばかり神経を使ってしまい、肩肘の筋肉の使い方がおろそかになっていたように思います。指だけで対処しようとするので、指に負担が集中し、使ってはいけない筋肉の緊張が起こってしまっていたようです。

 今から思えば、このスレで多くの方が指摘されているように、「肩、肘、手首」の位置関係と、力の配分(筋肉の使い方)が理解できなかったことが、問題だったように思います。

 以上のことをふまえて、今行っている方法を書いてみます。資料と重複する部分もあると思いますがお許しを。(ほかに、もっと合理的な方法があると思うのですが・・)

1,手首から先の力を抜く感覚をつかむ
  楽器を構えて、左指4本を適当なA線を押さえます。
  空いている右手で、緊張していると思われる指(小指など)、をつ
  まんで、その指を浮かしたり、ポジションを半音ずらしたりできるか
  確認します。左指が緊張していると、右手で思うように動かすこと
  ができないはずですが、何とか軽く動かせるように、左指の力を抜く
  感覚を覚えます。

2,「肩、肘、手首」の位置感覚をつかむ、およびストレッチ
  これも通常の形で、左手で楽器を構えます。
  空いている右手で、左肘を掴み、強制的に右側に引きつけます。
  このとき、左指が楽にポジションを取れるように、また、緊張しな
  いよう意識して、左肘の位置を調節してみることです。
  (最初は、相当、左肘が右側に寄る必要があると感じるはずです)

  私の場合、このとき、気が付きにくかったのですが、左肩とあごで
  楽器を強く挟みすぎていることがあったので、注意してみて下さい。
  (場合によっては、あご当て、肩当てなどの形状変更、および調節が
  必要になるかもしれません)

  以上のことは、左指の脱力した感覚を覚えることが主ですが、楽器を
  持たないで、右手で左肘を掴み右に引き寄せ、左手先を左側にひねる
  ようにストレッチすることに応用しています。

  手首については、意識的な回転をさせないことを協調してきましたが、
  実際には難度の高い重音、ハイポジションなどでは、手首の柔軟な曲
  げ、回転も必要になります。そのために、右手で左手を掴んで時計回
  りに強制的に回転させたりしてストレッチを行っています。手首の
  曲げについても、体側に倒す方向を重点に行っています。

 ストレッチについては、自分ではどれほどの効果があるか分りません。むしろ、過度なストレッチにより関節を痛めることの弊害が心配されます。私は自己責任でやっていますが、くれぐれも、その点ご注意下さい。

長々と失礼しました。
[16488]

Re: 小指と薬指の長さ

投稿日時:2004年09月27日 17:51
投稿者:ふぃおーる(ID:EoZJmRA)
さらに多くのアドバイスをいただき、ありがとうございます。
返答が遅れてしまい申し訳ございません。複数の方から類似の指摘をいただいているようなので、自分なりに整理して考えてみました。しかし私事で少々忙しく、教えていただいた内容を十分咀嚼する時間がありません。理解が不十分な個所がありましたらご指摘いただけると幸いです。

>小指

私自身の経験では、小指が伸びきった状態ではどうしても「つっぱって」しまいます。皆さんのお話を伺っていますと、まずは小指に余裕を持たせた状態にして、そのあと他の指を工夫する、という順番で考えるのがよいのではないかと理解しました。

万年初級者氏は薬指に痛みを感じるとのこと。お大事になさってください。とはいえ、実は私も小指の付け根に痛みを感じながらも「どうせこのままでも弾けてないのだから、指が動かなくなっても失うものはない」という気持ちで練習しています。

>掲載写真の構え・肘・肩

最初に掲載した4枚のうち、上方から撮った2枚についてのみ、顎から楽器を離してあります。他の4枚はいずれも顎にはさんで構えて撮影しましたが、右手はデジカメですし、左手も肘や肩にはあまり注意が行っていなかったかもしれません。説明不足ですみませんでした。

>手の向き

手の平を、左右では自分に対し正対気味に、上下ではやや上に向けるように構える、ということで良いでしょうか。肘を入れると手の平はネックを軸として左向きに回転しますが、ある程度回転させた状態の方がよいのでしょうか。普段の練習でも、指・手首と並行して肘や肩、さらに楽器そのものの向きや位置について試行錯誤しているのですが、これという結論にはいたっていません。
ヴァイオリン掲示板に戻る
2 / 2 ページ [ 19コメント ]