[16783]
湿度40~45%
投稿日時:2004年10月14日 01:59
投稿者:rio(ID:IAAzkoQ)
[13254]
ヨーロピアン氏 [04/06/19 10:37:55]
>部屋の湿度を40~45%に保つようにすると、楽器の熟成が進みますよ。(略)湿度を50%程度にしていた頃よりも、今の方が、楽器が良く鳴りますし、レスポンスがかなり向上しました。
実は、先日部屋の乾燥が進みすぎ、43~45%ぐらいになっていたとき、楽器を弾いたら、信じられないくらい唄ってくれました。その後部屋の湿度を60%にまで戻し1時間経った後弾いてみると、若干反応がダルになってました。湿度はヨーロピアン氏の言うとおり影響が結構あるようです。
[13254]
Re: 毛替えの上手い楽器店・工房
投稿日時:2004年06月19日 10:37
投稿者:ヨーロピアン(ID:OAMnlXE)
rioさんへ。常時エアコンで温度・湿度をコントロールされているとのことですが、部屋の湿度を40~45%に保つようにすると、楽器の熟成が進みますよ。私は、部屋の湿度を40%程度に抑えるようにしていますが、急激な乾燥に対する楽器の許容度がだいぶ向上したように思います。湿度20%の超乾燥ホールで演奏したことがありますが、他の人々の楽器はペグが緩んだり、音が詰まったりしてエライことになってましたが、私の楽器は全く不調は起きませんでした。
面白いことに、湿度の高い場所で演奏しても不調は起きません。湿度を50%程度にしていた頃よりも、今の方が、楽器が良く鳴りますし、レスポンスがかなり向上しました。私の楽器は新作ですが、モダンイタリアンのいい楽器を持っている友人達が、「自分の楽器よりも弾き易い。」と褒めてくれています。
ご参考になれば・・・。
面白いことに、湿度の高い場所で演奏しても不調は起きません。湿度を50%程度にしていた頃よりも、今の方が、楽器が良く鳴りますし、レスポンスがかなり向上しました。私の楽器は新作ですが、モダンイタリアンのいい楽器を持っている友人達が、「自分の楽器よりも弾き易い。」と褒めてくれています。
ご参考になれば・・・。
>部屋の湿度を40~45%に保つようにすると、楽器の熟成が進みますよ。(略)湿度を50%程度にしていた頃よりも、今の方が、楽器が良く鳴りますし、レスポンスがかなり向上しました。
実は、先日部屋の乾燥が進みすぎ、43~45%ぐらいになっていたとき、楽器を弾いたら、信じられないくらい唄ってくれました。その後部屋の湿度を60%にまで戻し1時間経った後弾いてみると、若干反応がダルになってました。湿度はヨーロピアン氏の言うとおり影響が結構あるようです。
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Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月15日 04:21
投稿者:pochi(ID:IoiVYXE)
50年単位の経年変化は知りませんが、微風を楽器に直接当てると更に効きます。急激に湿度が下がった場合は、音がガサガサしますが、ゆっくり下がった場合は然程音に悪影響を及ぼしません。御参考になれば、、、。
[16822]
Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月15日 12:36
投稿者:ヨーロピアン(ID:N2FScIA)
普段から湿度40%で保管していると、湿度30%のところでも調子が悪くならないだけでなく、湿度60%のところで弾いてもあまり調子が悪くなりません。湿度50%で保管している楽器を、湿度30%のところに持って行くと、調子が悪くなりがちです。湿度25~30%という乾燥した場所で演奏する機会がある人は、普段から湿度40%で保管するようにした方が実践的だと思います。湿度計を携帯するとわかりますが、時々、室内で湿度30%程度のところがあります。空調の関係だと思いますが、湿度が20%台になる場所もあります。そうした急激な乾燥状態に耐えうるようにするために、普段から多少乾燥した状態に、楽器を慣らしておいてやるわけです。そうすれば、糸巻きのトラブル、音のトラブルを避けることができます。
[16854]
Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月17日 23:29
投稿者:学生(ID:hgc0A5A)
レストランでヴァイオリン演奏のアルバイトをしています。夕方6:00~10:00までの間、20分弾いて20分休んで、という具合に、ピアノ伴奏と一緒に主に小品を弾いています。そのレストランは、ビルの中にあるためかいつも非常に(というか異常に)湿度が低いのです。お客さんが空いているときは湿度35%ぐらい、混んでいるときでも40%少々です。私も演奏していてすごく喉が渇きますが、お客さんも同様のようで、気温に関係なくビールやワインが良く売れてます。(苦笑)
演奏者の控え室は乾燥の度合いがもっとひどくて、常時湿度25~30%程度です。アルバイトが終わると、客席で食事をさせてもらえるのが嬉しいのですが、こんな乾燥したところに長い時間ヴァイオリンを置いていて大丈夫なのだろか?と心配になることがあります。
私のヴァイオリンは、クレモナのファビオ・ダラ・コスタという2002年に作られた楽器で、昨年の春に入手したものです。
今のところは、まだ楽器にトラブルは起きていませんが、こんな乾燥した場所でずっと弾いていたら、板が剥がれたり割れたりするといったトラブルが起きるのでしょうか?あるいは、弓のスティックにトラブルが生じることもあり得るのでしょうか?数時間程度なら大丈夫なのでしょうか?なお自宅は湿度50~55%ぐらいです。
お客さんの前で演奏する前に、20分ぐらい控え室でウォーミングアップするのですが、調弦のときに糸巻きが収縮してちょっと緩くなっているのがわかってヒヤッとすることがあります。お店の人は良くしてくださるし、人前で弾く度胸がつくし、アルバイト代も結構いいので、続けて行きたいと思ってます。そこで、楽器にトラブルが起きないようにするにはどういうことに気をつけたら良いか、アドヴァイスをお願いします。
演奏者の控え室は乾燥の度合いがもっとひどくて、常時湿度25~30%程度です。アルバイトが終わると、客席で食事をさせてもらえるのが嬉しいのですが、こんな乾燥したところに長い時間ヴァイオリンを置いていて大丈夫なのだろか?と心配になることがあります。
私のヴァイオリンは、クレモナのファビオ・ダラ・コスタという2002年に作られた楽器で、昨年の春に入手したものです。
今のところは、まだ楽器にトラブルは起きていませんが、こんな乾燥した場所でずっと弾いていたら、板が剥がれたり割れたりするといったトラブルが起きるのでしょうか?あるいは、弓のスティックにトラブルが生じることもあり得るのでしょうか?数時間程度なら大丈夫なのでしょうか?なお自宅は湿度50~55%ぐらいです。
お客さんの前で演奏する前に、20分ぐらい控え室でウォーミングアップするのですが、調弦のときに糸巻きが収縮してちょっと緩くなっているのがわかってヒヤッとすることがあります。お店の人は良くしてくださるし、人前で弾く度胸がつくし、アルバイト代も結構いいので、続けて行きたいと思ってます。そこで、楽器にトラブルが起きないようにするにはどういうことに気をつけたら良いか、アドヴァイスをお願いします。
[16857]
Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月18日 00:21
投稿者:ター坊(ID:FnMkNCA)
こんばんは。
私も、乾燥した環境で演奏する場合がしばしばあります。 小さいホールの控え室や結婚式場など、乾燥が凄いですよね(特に冬)。
昔は、乾燥してるほど音がいい、と思い、別に気にしてませんでしたが、最近は多少気を遣ってます。まずは、ケースの加湿です。私は、ムサフィアのケースを使っていますが、ケース内にチューブ状の水を浸して使う加湿チューブがあります(ダンピッドのようなものです)。これだと、真冬の湿度10%台の屋外でも、ケース内の湿度が50%を切ることはまずありません。
しかし、ケース内だけ加湿されていても仕方ないので、控え室のあるところは霧吹きを使い水をまくことがあります(見つかったら怒られそうですが・・・)。もちろん、楽器にかからないようにしますが、これだけでも湿度計の針は目に見えて上昇します。ただ、弾く場所とあまり湿度差があると、楽器にとっては負担になるので、やりすぎは禁物です。
ただ、弾く場所そのものが乾燥してる場合は、どうにもなりませんね・・・私も、せいぜい連続で弾くのは20分程度なので、その程度の時間なら平気だろうと割り切っています。ダンピッドを使っておられる方もいらっしゃるでしょうが、あの水に浸したチューブをf孔から楽器の中(ニスを塗っていない)に入れるのがどうにも抵抗があります。
ちなみに、弦楽器に最適な湿度は55%程度だそうです。私の楽器は、45~50%が一番音はいいですけど・・・湿度30%を切ると、木にとってはかなりヤバイらしいです。
それと、気温30℃の湿度30%と、10℃の30%では、まるで危険性が異なります。気温が低いほど、同じ湿度でも空気の絶対的な水分含有量が少ないからです。まあ、気温10℃の場所で演奏することはまずありませが、冬の戸外を持ち運ぶ時は、要注意です。あとは、航空機内ですね。巡航中の湿度は5~10%しかなく、楽器にとっては過酷な環境です。
全く余談ですが、レストラン、ライブハウスが乾燥しているのは、ビールや酒がよく売れるようにとの戦略もあるそうです。学生さんのおっしゃるとおり、乾燥してれば飲み物が欲しくなりますから。
長文失礼致しました。
私も、乾燥した環境で演奏する場合がしばしばあります。 小さいホールの控え室や結婚式場など、乾燥が凄いですよね(特に冬)。
昔は、乾燥してるほど音がいい、と思い、別に気にしてませんでしたが、最近は多少気を遣ってます。まずは、ケースの加湿です。私は、ムサフィアのケースを使っていますが、ケース内にチューブ状の水を浸して使う加湿チューブがあります(ダンピッドのようなものです)。これだと、真冬の湿度10%台の屋外でも、ケース内の湿度が50%を切ることはまずありません。
しかし、ケース内だけ加湿されていても仕方ないので、控え室のあるところは霧吹きを使い水をまくことがあります(見つかったら怒られそうですが・・・)。もちろん、楽器にかからないようにしますが、これだけでも湿度計の針は目に見えて上昇します。ただ、弾く場所とあまり湿度差があると、楽器にとっては負担になるので、やりすぎは禁物です。
ただ、弾く場所そのものが乾燥してる場合は、どうにもなりませんね・・・私も、せいぜい連続で弾くのは20分程度なので、その程度の時間なら平気だろうと割り切っています。ダンピッドを使っておられる方もいらっしゃるでしょうが、あの水に浸したチューブをf孔から楽器の中(ニスを塗っていない)に入れるのがどうにも抵抗があります。
ちなみに、弦楽器に最適な湿度は55%程度だそうです。私の楽器は、45~50%が一番音はいいですけど・・・湿度30%を切ると、木にとってはかなりヤバイらしいです。
それと、気温30℃の湿度30%と、10℃の30%では、まるで危険性が異なります。気温が低いほど、同じ湿度でも空気の絶対的な水分含有量が少ないからです。まあ、気温10℃の場所で演奏することはまずありませが、冬の戸外を持ち運ぶ時は、要注意です。あとは、航空機内ですね。巡航中の湿度は5~10%しかなく、楽器にとっては過酷な環境です。
全く余談ですが、レストラン、ライブハウスが乾燥しているのは、ビールや酒がよく売れるようにとの戦略もあるそうです。学生さんのおっしゃるとおり、乾燥してれば飲み物が欲しくなりますから。
長文失礼致しました。
[16858]
Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月18日 05:28
投稿者:QB(ID:MUQ1IBk)
機内といえば、、ちょうど先ほどフライトから戻り、ケースを開けたら、G線が緩んでました。。(めったに無いですが)
地上に開けた直後はケースの湿度計は40%少し切っていましたので、ケースについている加湿器程度では10時間を越えるフライトでは湿度の低下はなかなか防げないのかもしれませんね。。
通常は、乗ってしばらくして配られるウェットタオルを、返さずにそのまま楽器のBinに放りこんでます。間違いなくただの気休めでしょうけど、、しばらく(6時間くらい)は、ウェットタオルは湿ったままですよ。
地上に開けた直後はケースの湿度計は40%少し切っていましたので、ケースについている加湿器程度では10時間を越えるフライトでは湿度の低下はなかなか防げないのかもしれませんね。。
通常は、乗ってしばらくして配られるウェットタオルを、返さずにそのまま楽器のBinに放りこんでます。間違いなくただの気休めでしょうけど、、しばらく(6時間くらい)は、ウェットタオルは湿ったままですよ。
[16862]
Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月18日 10:59
投稿者:rio(ID:QoNDY2E)
楽器の調整をお願いしている工房職人からは
湿度55%前後50~60%ぐらいで保管してね
といわれており、40%はチョット楽器には厳しいかな
といわれています。
かといって、乾燥しているときの音色は捨てがたく
現在悩み中です。(いまのところ50~60%での管理です)
湿度55%前後50~60%ぐらいで保管してね
といわれており、40%はチョット楽器には厳しいかな
といわれています。
かといって、乾燥しているときの音色は捨てがたく
現在悩み中です。(いまのところ50~60%での管理です)
[16870]
Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月18日 23:38
投稿者:盆栽の母(ID:I5FIlVE)
みなさま、便乗で申し訳ないのですが、ご教授を
お願いします。(それか、類似スレッドがありまし
たらリンク先を教えてください)
12月に私の実弟の結婚式があり息子が余興で
ヴァイオリン演奏をすることになっています。
交通機関は飛行機を利用するのですが、やはり
ケースは機内持ち込みした方が良いですよね?
国内の移動で、しかもたかだか1時間のことです
ので、ター坊さんがおっしゃる機内の環境はそれ
ほど影響ないとは思うのですが、なにしろ楽器を
飛行機に乗せるのは初めてですので、その点
アドヴァイスを頂けたら大変有り難く思います。
お願いします。(それか、類似スレッドがありまし
たらリンク先を教えてください)
12月に私の実弟の結婚式があり息子が余興で
ヴァイオリン演奏をすることになっています。
交通機関は飛行機を利用するのですが、やはり
ケースは機内持ち込みした方が良いですよね?
国内の移動で、しかもたかだか1時間のことです
ので、ター坊さんがおっしゃる機内の環境はそれ
ほど影響ないとは思うのですが、なにしろ楽器を
飛行機に乗せるのは初めてですので、その点
アドヴァイスを頂けたら大変有り難く思います。
[16872]
Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月19日 01:15
投稿者:QB(ID:F5ZCJEA)
盆栽の母さん、
ヴァイオリンでしたら、何の問題もなく機内持ち込みできますよ。
(チェロだとそうはいきませんが)
普通に「頭上の手荷物いれ」というヤツに入れてOKです。
加えて、1時間くらいの国内線であれば、機内でケースを開けたりしない限り大丈夫だと思います。(絶対に開けてはダメですよ)
ヴァイオリンでしたら、何の問題もなく機内持ち込みできますよ。
(チェロだとそうはいきませんが)
普通に「頭上の手荷物いれ」というヤツに入れてOKです。
加えて、1時間くらいの国内線であれば、機内でケースを開けたりしない限り大丈夫だと思います。(絶対に開けてはダメですよ)
[16881]
Re: 湿度40~45%
投稿日時:2004年10月19日 10:33
投稿者:匿名希望A(ID:NHNEkxc)
バイオリンと至適湿度について質問します。
以前より、バイオリン用加湿器が販売されているのを知っていました。
http://www.mizunogengakki.com/violinkomono.htm
↑ページの最後の方です。
http://www.y-m-t.co.jp/violin/case1.html
↑ページの中央です。
自分は使用経験も、予定もありません。大多数の方と同じく多湿を避けるように管理しています。
只、湿潤温暖な日本国内でも、時と場合によっては至適湿度を保つ為、このような加湿器が必要なのでしょうか。
以前より、バイオリン用加湿器が販売されているのを知っていました。
http://www.mizunogengakki.com/violinkomono.htm
↑ページの最後の方です。
http://www.y-m-t.co.jp/violin/case1.html
↑ページの中央です。
自分は使用経験も、予定もありません。大多数の方と同じく多湿を避けるように管理しています。
只、湿潤温暖な日本国内でも、時と場合によっては至適湿度を保つ為、このような加湿器が必要なのでしょうか。
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