[18602]
本番恐怖症?
投稿日時:2005年01月24日 00:11
投稿者:Mr.レイト(ID:OQeFRZA)
30台半ばでVnを始めたレイトです。今年で5年目になります。
大変困っていることがありますので駆け込み寺よろしく投稿しました。
来月の発表会で独奏するのですが、私は本番に極端に弱く緊張すると両腕(特に右腕)の震えが止まらなくなっちゃうんです。事実、過去出演した発表会では毎回右手がコントロール不能状態に陥り散々な目に遭っております。最初の頃は先生も「慣れれば人前でもうまく弾けるようになりますよ。」なんて仰ってたんですが、こう毎回同じ失敗をしてると「そういう問題ではないんじゃないか?」という気がしてきます。
そこでご質問:どなたかアドバイス頂けないでしょうか?
・緊張しない方法、おまじない等は果たして存在するのでしょうか?
・緊張しても右腕を自分の支配下にとどめる方法はあるのでしょうか?
・緊張して右腕が震えたとき震えを止めるツボは何処なんでしょうか?
・緊張を止める薬(合法的なもの)があれば教えて下さい。
普段は弾ける曲が発表会のときだけ弾けないというのは本当に辛いです。
ちなみに私は普通に生活している一般常識人であり、対人恐怖症や引きこもりでもありません。むしろ性格は明朗快活、外交的な出たがりやです。Vn弾くときだけ対人恐怖症になってしまうのです。これってビョーキですか?
大変困っていることがありますので駆け込み寺よろしく投稿しました。
来月の発表会で独奏するのですが、私は本番に極端に弱く緊張すると両腕(特に右腕)の震えが止まらなくなっちゃうんです。事実、過去出演した発表会では毎回右手がコントロール不能状態に陥り散々な目に遭っております。最初の頃は先生も「慣れれば人前でもうまく弾けるようになりますよ。」なんて仰ってたんですが、こう毎回同じ失敗をしてると「そういう問題ではないんじゃないか?」という気がしてきます。
そこでご質問:どなたかアドバイス頂けないでしょうか?
・緊張しない方法、おまじない等は果たして存在するのでしょうか?
・緊張しても右腕を自分の支配下にとどめる方法はあるのでしょうか?
・緊張して右腕が震えたとき震えを止めるツボは何処なんでしょうか?
・緊張を止める薬(合法的なもの)があれば教えて下さい。
普段は弾ける曲が発表会のときだけ弾けないというのは本当に辛いです。
ちなみに私は普通に生活している一般常識人であり、対人恐怖症や引きこもりでもありません。むしろ性格は明朗快活、外交的な出たがりやです。Vn弾くときだけ対人恐怖症になってしまうのです。これってビョーキですか?
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【ご参考】
[18669]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年01月26日 19:10
投稿者:けいちゃん(ID:MTNGFIU)
物理的に本番でアガったような状態をつくり、それに耐性ができればいいという一つの方法。
全速力で100m走る、腕立て伏せを30回行う、腹筋を30回行う…などして、直後にいきなり本番であぶない箇所を弾いてみるというものです。
前段階としてその難所が連続10回弾いて10回とも成功するくらいの安定度、完成度がないといけませんが…。
全速力で100m走る、腕立て伏せを30回行う、腹筋を30回行う…などして、直後にいきなり本番であぶない箇所を弾いてみるというものです。
前段階としてその難所が連続10回弾いて10回とも成功するくらいの安定度、完成度がないといけませんが…。
[18675]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年01月26日 22:54
投稿者:yrtm(ID:eUmUhlA)
未だ本番で試してはいませんが効果がありそうな予感がします。
「あがりを克服する」
カトー・ハーヴィッシュ著 音楽の友社
2年間で3刷と記してありましたので、出版元に1刷で何部印刷するか?と尋ねましたが、企業秘密といって教えてくれませんでした」のおまけつきです。
本だから試して効かなくても身体への影響が無いことは請合えます。
「あがりを克服する」
カトー・ハーヴィッシュ著 音楽の友社
2年間で3刷と記してありましたので、出版元に1刷で何部印刷するか?と尋ねましたが、企業秘密といって教えてくれませんでした」のおまけつきです。
本だから試して効かなくても身体への影響が無いことは請合えます。
[18680]
ご質問の主旨とはずれてるかもですが。
投稿日時:2005年01月27日 14:15
投稿者:私もレイトスターターです。(ID:aBcEGHA)
わたしも発表会をはじめとした本番はいつも緊張して、
舞台に上った瞬間は手が汗ばんで足が震えます。
でもいざ弾き始めると開き直るのか、不思議と落ち着きます。
これにはやっぱり事前練習をどれだけするかが一番大きいんでしょうね。
どれだけ練習しても間に合わない部分は常にありますが、
精一杯やった、これ以上はもう無理、だからこれだけ出ればいい、
せめてこれだけは出そう、と思います。余計な欲は捨てるという感じかな。
それともうひとつ、これは発表会に限りませんけど、
「好きな楽器を弾ける喜び」を思い出すことを心がけています。
こんなに下手だけど、弾くチャンスがあることが本当にうれしい、
それはとても幸福なことだと思うと、
なんだかウキウキしてきて、不安が減る気がします。
たとえ人から誉められなくても、自分が好きで始めたことだし、
自分がまず喜んでいないと、と思うんです。
弾き終わった後に「気持ちよかった」と思えるのも、こういう時です。
舞台に上った瞬間は手が汗ばんで足が震えます。
でもいざ弾き始めると開き直るのか、不思議と落ち着きます。
これにはやっぱり事前練習をどれだけするかが一番大きいんでしょうね。
どれだけ練習しても間に合わない部分は常にありますが、
精一杯やった、これ以上はもう無理、だからこれだけ出ればいい、
せめてこれだけは出そう、と思います。余計な欲は捨てるという感じかな。
それともうひとつ、これは発表会に限りませんけど、
「好きな楽器を弾ける喜び」を思い出すことを心がけています。
こんなに下手だけど、弾くチャンスがあることが本当にうれしい、
それはとても幸福なことだと思うと、
なんだかウキウキしてきて、不安が減る気がします。
たとえ人から誉められなくても、自分が好きで始めたことだし、
自分がまず喜んでいないと、と思うんです。
弾き終わった後に「気持ちよかった」と思えるのも、こういう時です。
[18682]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年01月27日 17:01
投稿者:gag(ID:GWcWJYU)
「あがりを克服する」
カトー・ハーヴィッシュ著 音楽の友社
読みました.最初に店頭でタイトルだけ見た時には,本番の舞台であがらない為のノウハウが書いてあるのかと思い,現在の自分にはそれほど必要性あると思わなかったのですが,別の機会に内容をちょっと立ち読みしてみて,考えを改めました.
「なぜちょっとした事で音程を外してしまうのか」「なぜ暗譜が出来ないのか」「小指が思い通りに動かないのは何が制約になっているのか」と言った,バイオリン演奏上誰でも突き当たる様な類の問題について意識改革を説いている本である様に思いました.
……普段の練習では無理矢理に辻褄を合わせて凌いでいたとしても,本番のステージでは(緊張という普段感じられない要素が心身の硬直を増幅してしまって)誤魔化しきれずに演奏が破綻する……だから,普段のバイオリンを弾くという動作の中からもできるだけ身体の緊張を解き,その分自分が出す音(音程)に対する感覚を鋭敏にする事.それがステージ上でも自分の演奏に集中できる事につながるのだ
と言う様なコンセプトで書かれている様に思います.
自分の問題意識に引きつけて呼んでいるためなのかも知れませんが,この本は自分にとっては”左手の親指の形はどうあるべきか”とか”ポジション移動で失敗しないためにはどうしたら良いか”など,「バイオリン奏法」の基本的技術の解説書であり,その意味で”目からウロコ”になる一冊でした.
アガリと言う事に対して根本的な解決の指針になる可能性は充分あると思います.
カトー・ハーヴィッシュ著 音楽の友社
読みました.最初に店頭でタイトルだけ見た時には,本番の舞台であがらない為のノウハウが書いてあるのかと思い,現在の自分にはそれほど必要性あると思わなかったのですが,別の機会に内容をちょっと立ち読みしてみて,考えを改めました.
「なぜちょっとした事で音程を外してしまうのか」「なぜ暗譜が出来ないのか」「小指が思い通りに動かないのは何が制約になっているのか」と言った,バイオリン演奏上誰でも突き当たる様な類の問題について意識改革を説いている本である様に思いました.
……普段の練習では無理矢理に辻褄を合わせて凌いでいたとしても,本番のステージでは(緊張という普段感じられない要素が心身の硬直を増幅してしまって)誤魔化しきれずに演奏が破綻する……だから,普段のバイオリンを弾くという動作の中からもできるだけ身体の緊張を解き,その分自分が出す音(音程)に対する感覚を鋭敏にする事.それがステージ上でも自分の演奏に集中できる事につながるのだ
と言う様なコンセプトで書かれている様に思います.
自分の問題意識に引きつけて呼んでいるためなのかも知れませんが,この本は自分にとっては”左手の親指の形はどうあるべきか”とか”ポジション移動で失敗しないためにはどうしたら良いか”など,「バイオリン奏法」の基本的技術の解説書であり,その意味で”目からウロコ”になる一冊でした.
アガリと言う事に対して根本的な解決の指針になる可能性は充分あると思います.
[18685]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年01月27日 23:15
投稿者:ともちん(ID:I4YxlFM)
天音のパパ様。
職業柄、専門的なアドバイスをお願いします。
黙っていらっしゃる必要はないかと。。。
薬に頼らない方が良いという根拠は?
職業柄、専門的なアドバイスをお願いします。
黙っていらっしゃる必要はないかと。。。
薬に頼らない方が良いという根拠は?
[18780]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年02月02日 05:19
投稿者:fiddlin' economist(ID:MhFZBZE)
Maestronetにバナナが良いという話がでてるんですが、本番前に食べている方いらっしゃいますか?
http://forums.maestronet.com/forums/showflat.php/Cat/0/Number/255550/page/0/fpart/1/vc/1/nt/2
http://forums.maestronet.com/forums/showflat.php/Cat/0/Number/255550/page/0/fpart/1/vc/1/nt/2
[18781]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年02月02日 05:50
投稿者:pochi(ID:dnYUQ5A)
fiddlin' economist氏、お久しぶりです。
帰朝した時には梅干しおにぎり。私は本番恐怖症なので、有りとあらゆるものを試しました。当然バナナも。大曲を弾く時にはお腹が減ります。舞台の前1時間位に何か食べるのは普通だと思います。
Dressing Roomでブランデーを飲んでいたら、ソ連人にウォッカが普通だと云われてウォッカを飲んでバッカに成って仕舞いました。
Burger Kingを食べて、本番中に下痢をチビリそうに成って以来、Junk Foodは止めました。Fish & Chipsも嫌いです。KFCは胸焼けで苦しみました。
飲み過ぎ食べ過ぎは禁物ですが、適量なら落ち着きます。薬効は無いと思います。
帰朝した時には梅干しおにぎり。私は本番恐怖症なので、有りとあらゆるものを試しました。当然バナナも。大曲を弾く時にはお腹が減ります。舞台の前1時間位に何か食べるのは普通だと思います。
Dressing Roomでブランデーを飲んでいたら、ソ連人にウォッカが普通だと云われてウォッカを飲んでバッカに成って仕舞いました。
Burger Kingを食べて、本番中に下痢をチビリそうに成って以来、Junk Foodは止めました。Fish & Chipsも嫌いです。KFCは胸焼けで苦しみました。
飲み過ぎ食べ過ぎは禁物ですが、適量なら落ち着きます。薬効は無いと思います。
[18783]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年02月02日 06:40
投稿者:fiddlin' economist(ID:MhFZBZE)
pochiさん、ご無沙汰です。
大昔バンドやってた頃ですが、私の場合は、Whiskeyを舐めてたことが多かったと思います。でも私の場合、演奏時にアガル、と意識したことはないです。
恥ずかしい演説をトラメガでがなるのはキライで、義務感でやった時はアガッテいたように思います。スキなんだと誤解されてました。
大昔バンドやってた頃ですが、私の場合は、Whiskeyを舐めてたことが多かったと思います。でも私の場合、演奏時にアガル、と意識したことはないです。
恥ずかしい演説をトラメガでがなるのはキライで、義務感でやった時はアガッテいたように思います。スキなんだと誤解されてました。
[18793]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年02月02日 13:59
投稿者:●(ID:KYUXIYY)
私もひどいアガリ症です。いまだに克服できませんが、経験的にいくつかのことが言えます。
1)責任感がアガリを凌駕することがある。
アマオケではじめてコンマスをやったとき、それだけでもプレッシャーなのに、難しいコンマスのソロのある曲でした。練習のときには団員が聴いてると思うだけでもアガりまくってひどい状態でしたが、本番は案外うまくいけました。このままだとオケ全体に迷惑がかかるという責任感でアガリを克服したように思います。開き直りともちがう不思議な感覚でしたが、集中力とよい意味での緊張感が高まった、気持ちのいい演奏会でした。
2)じゅうぶんな練習を積む。
やはり練習不足のときには余計にあがります。ソロ曲の場合暗譜は当然ですが、私はオケ曲でも、プレッシャーのかかる難しいパッセージは暗譜で指が勝手に動くまで弾きこむようにしています。どうせアガるのですから、練習よりは下手にしか弾けない、ならば練習のときのレベルを精一杯上げるしかないというわけです。
3)弦と弓の接点を凝視する。
最近発見した方法です。私はフランチェスカッティが好きで好きでたまらないのですが、かれが演奏するDVDを見ていると、かれはいつも左手ではなく、弓と弦の接点を見つめているのです。単純なファン心理でこれを真似てみたら、おどろくほど音が安定しました。長い音を一定の弓速で弾くのは、アガリ症の私にはなかなか難しいんですが、この方法だとずいぶんましになります。本番でも確実に効果がありました。ただ、オケの場合、奏者は指揮者もコンマスも楽譜も見なければならないので、目線の配り方に苦労するのが難点です。右手が震えだしたら弓を見る、というかんじがよいかと思います。
アガリは自意識過剰の産物だということは自分でもよくわかっているんですが、自分を客体化するのは容易ではありません。この先も小さな工夫でアガリを誤魔化しながら演奏を続けるのだろうなと思っています。
1)責任感がアガリを凌駕することがある。
アマオケではじめてコンマスをやったとき、それだけでもプレッシャーなのに、難しいコンマスのソロのある曲でした。練習のときには団員が聴いてると思うだけでもアガりまくってひどい状態でしたが、本番は案外うまくいけました。このままだとオケ全体に迷惑がかかるという責任感でアガリを克服したように思います。開き直りともちがう不思議な感覚でしたが、集中力とよい意味での緊張感が高まった、気持ちのいい演奏会でした。
2)じゅうぶんな練習を積む。
やはり練習不足のときには余計にあがります。ソロ曲の場合暗譜は当然ですが、私はオケ曲でも、プレッシャーのかかる難しいパッセージは暗譜で指が勝手に動くまで弾きこむようにしています。どうせアガるのですから、練習よりは下手にしか弾けない、ならば練習のときのレベルを精一杯上げるしかないというわけです。
3)弦と弓の接点を凝視する。
最近発見した方法です。私はフランチェスカッティが好きで好きでたまらないのですが、かれが演奏するDVDを見ていると、かれはいつも左手ではなく、弓と弦の接点を見つめているのです。単純なファン心理でこれを真似てみたら、おどろくほど音が安定しました。長い音を一定の弓速で弾くのは、アガリ症の私にはなかなか難しいんですが、この方法だとずいぶんましになります。本番でも確実に効果がありました。ただ、オケの場合、奏者は指揮者もコンマスも楽譜も見なければならないので、目線の配り方に苦労するのが難点です。右手が震えだしたら弓を見る、というかんじがよいかと思います。
アガリは自意識過剰の産物だということは自分でもよくわかっているんですが、自分を客体化するのは容易ではありません。この先も小さな工夫でアガリを誤魔化しながら演奏を続けるのだろうなと思っています。
[18857]
Re: 本番恐怖症?
投稿日時:2005年02月07日 01:20
投稿者:バオム(ID:FjkVRJA)
「あがりを克服する」カトー・ハーヴィッシュ著 音楽の友社
を買って読んでみました。予想以上にためになる本です。技術的な不安を取り除くことによって精神的な不安を取り除く、というこの本のアプローチは、実践的だと思います。まだ、買ってから3日しか経過してないのですが、この本にのっている練習方法を、実際に練習に取り入れてみて、徐々に効果が出てきています。特に、左手の弦の押さえ方は、自分にとっては「革命的」でした。弦の押さえ方に関する長年の問題が、自分の中で一気に解消しつつあります。
この方法が身につけば、いわゆる「難曲」にも挑戦できるのではないかと思いました。特に大人からヴァイオリンを始めた人にとって、この本の内容は非常にためになると思います。なんと言っても、練習方法が具体的で、譜例や図解がたくさん掲載されているので、とってもわかり易いのが気に入りました。
を買って読んでみました。予想以上にためになる本です。技術的な不安を取り除くことによって精神的な不安を取り除く、というこの本のアプローチは、実践的だと思います。まだ、買ってから3日しか経過してないのですが、この本にのっている練習方法を、実際に練習に取り入れてみて、徐々に効果が出てきています。特に、左手の弦の押さえ方は、自分にとっては「革命的」でした。弦の押さえ方に関する長年の問題が、自分の中で一気に解消しつつあります。
この方法が身につけば、いわゆる「難曲」にも挑戦できるのではないかと思いました。特に大人からヴァイオリンを始めた人にとって、この本の内容は非常にためになると思います。なんと言っても、練習方法が具体的で、譜例や図解がたくさん掲載されているので、とってもわかり易いのが気に入りました。
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