[19763]
本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月21日 02:16
投稿者:うに(ID:EIMZERg)
最近、ストラドを所有することを売りにする演奏家たちがいます。
千○さんや天○さん。
先ほど「おしゃれ関係」では高○さんがストラドを弾いてました。
しかし、彼らの演奏を聴いて、とてもストラド本来の能力を引き出せる演奏家たちと思えません。
最近は、日本人演奏家にもストラド所有者(or使用者)が多くなりました。
でも本当にストラドの能力を引き出して弾いている人は、非常に少ないと思います。結構有名な日本人でもそう思うときがあります。
私の方がマシな音を出せると思うときもありました。
ストラドは素晴らしい楽器なのでしょうが、本当にそれを弾くに値する能力を持ち合わせた演奏家なのか?
客や評論家はもっと厳しく評すべきだと思うのですが。
いかがでしょうか?
千○さんや天○さん。
先ほど「おしゃれ関係」では高○さんがストラドを弾いてました。
しかし、彼らの演奏を聴いて、とてもストラド本来の能力を引き出せる演奏家たちと思えません。
最近は、日本人演奏家にもストラド所有者(or使用者)が多くなりました。
でも本当にストラドの能力を引き出して弾いている人は、非常に少ないと思います。結構有名な日本人でもそう思うときがあります。
私の方がマシな音を出せると思うときもありました。
ストラドは素晴らしい楽器なのでしょうが、本当にそれを弾くに値する能力を持ち合わせた演奏家なのか?
客や評論家はもっと厳しく評すべきだと思うのですが。
いかがでしょうか?
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【ご参考】
[19895]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月24日 17:51
投稿者:匿名希望A(ID:MlQBKHA)
「本当のストラドの音」なるものの存在を、私はいささか疑問に思います。そのような概念を、客観的に画一化することは不可能のような気がします。
もし、万が一、仮にあったとしても、結果として、演奏会で「すばらしい演奏」を聞かせて頂けたなら、観客は、演奏者の楽器がストラディバリウスであろうと、なかろうと、本当のストラドの音であろうと、なかろうと、満足して帰って行くでしょう。そして、評価は上がり、高いお金を払ってでも、再び演奏を聴きに行くでしょう。
もし、万が一、仮にあったとしても、結果として、演奏会で「すばらしい演奏」を聞かせて頂けたなら、観客は、演奏者の楽器がストラディバリウスであろうと、なかろうと、本当のストラドの音であろうと、なかろうと、満足して帰って行くでしょう。そして、評価は上がり、高いお金を払ってでも、再び演奏を聴きに行くでしょう。
[19906]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月25日 00:30
投稿者:ぽよよんゼリーとプリン(ID:IwU3iWk)
highmoon様
どうもお騒がせいたしました。
私はせいじさんの質問の中身には全く興味はありませんでしたので
「レベルが低くて云々」というのは、そういう意味ではありません。
どうもお騒がせいたしました。
私はせいじさんの質問の中身には全く興味はありませんでしたので
「レベルが低くて云々」というのは、そういう意味ではありません。
[19909]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月25日 00:39
投稿者:ぽよよんゼリーとプリン(ID:IwU3iWk)
けんじ様
私の[19866]
の書き込みは、あなたの直前の書き込みとは
全く関係ありません。どうか誤解なさらないでください。
この掲示板の良さは、どんな素朴な疑問でも気軽に質問できる
ところにあると思います。かくいう私も、たいした知識や技術を
持っているわけではありませんので、「恥ずかしい質問」を
たくさんしてきましたし、またそのたびにていねいな回答を
いただいてきました。あらためて皆様に感謝する次第です。
私の[19866]
[19866]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月23日 09:42
投稿者:ぽよよんゼリーとプリン(ID:IwU3iWk)
polonaise1842a氏の亜流まで出てきましたね。
ただし、はるかにレベルが低くて話にならない。
ただし、はるかにレベルが低くて話にならない。
全く関係ありません。どうか誤解なさらないでください。
この掲示板の良さは、どんな素朴な疑問でも気軽に質問できる
ところにあると思います。かくいう私も、たいした知識や技術を
持っているわけではありませんので、「恥ずかしい質問」を
たくさんしてきましたし、またそのたびにていねいな回答を
いただいてきました。あらためて皆様に感謝する次第です。
[19920]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月25日 08:47
投稿者:けんじ(ID:I5FVGHA)
みなさん おはようございます。
疑問のひとつが クリアー になりました。
ありがとうございました。
バイオリンで日常生活が少し楽しくなったと感じている/けんじ
疑問のひとつが クリアー になりました。
ありがとうございました。
バイオリンで日常生活が少し楽しくなったと感じている/けんじ
[20024]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年04月04日 15:12
投稿者:スキンみるく(ID:F3QhRjM)
楽しい掲示板が存続しますように。。。
[19890]
中国の・・・ さん
>それよりも人間が聞き分けられるのは
明らかに奏者が醸し出すその奏者独自の音でしょう。
[19773]
けいちゃん さん
>楽器の音色を「味わう」という意味でなら、演奏する曲によって
12年前、某コンサート。
*****
ルクレール: ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ長調
ルネこだいら 中ホール スタインウェイD274
*****
珠玉の名品は、奏者の素性を現わす様で、非常に興味深いです。
記憶に有るのは、爽やかな音色とアンサンブルの妙。
将来の進路を、暗示していたかの様な選曲。
他には、スプリング・ソナタとフランクのソナタ。
ストラド未使用であったと思います。(未確認)
*****
ヴァイオリンの音楽は、音色の音楽である。
○○○○さんは、音色の人である。
*****
パンフレットに、御大の筆になるコメントが添えられて居りました。
演出と判りつつも、真摯なメッセージ。
---------
[19782]
よが さん
>実際に何度も体験するしかないのでしょうか?
個人的な視点で、恐縮ですが、、、
ストラド使用であっても、気持ち良くフィットする音楽か否か。
その日の最終判断は、足を運んだ自分の心中に即します。
洋服や靴を選ぶのに似て、実践的体験は有効であると思います。
++++++++++
マス・メディアが話題として採り上げる演奏者も結構ですが、
路地裏を歩いてみる。或いは、同時代に生きる真の「お気に入り」
を探り当てようと試みる。そうすることで、スレ主様の想念は、
表出させずに終わっていたもの、、、と推察します。
[19890]
[19890]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月24日 10:04
投稿者:中国の・・・(ID:NjESiAE)
ぽよよんゼリーとプリン さんへの質問ですが失礼して横槍入れさせて頂きます。
ストラディバリを使用されているたいていの奏者は当然弓も特急品を使われています。大抵は名弓ぺカット・サルトリー・トルテでしょう。一度弾いてみれば分かりますが、その弓のポテンシャルには驚かされます。弓にけんじさんが言う原因があるとは到底思えません。なぜならそれ以上のポテンシャルを持った弓は残念ながら現存しないからです。(個々のバラツキは考慮しないと言う条件で)
けんじさんの先生は腕3割残りが楽器にあると仰るんですか?それだったら真面目に練習するよりも働いて良い楽器買った方が良いことになってしまいますよね。高価な楽器なんて所詮自己満足でしかないと私は思います。だって皆さんが本物の音分かるならこんなに世の中に贋物存在し得ないですよね?私もこの世界に入ってから贋物の多さにいささかまいってます。プロの方が自信満々に「俺様楽器」を見せびらかしています。合掌する毎日です。
音が良い→本物、音が悪い→贋物 という単純な構造は成り立ちません。ストラディバリの本物でも全然鳴らないものもあります。確かにストラディバリに共通する音の特質と言うのは存在するとは思います。それは厚みやパターン、材料の特質からくるものであって後世の作家が同様に作った楽器も似たような特質の音を発します。ですから大まかに言っても1600年代の師匠であるニコラ・アマティの影響を色強く残した楽器と1700年代の独自の色を出したストラディバリでは大きく音の特色が異なります。あれだけの違いがありながら「ストラディバリの音」と定義するのにはいささか無理があると思います。
いずれにしても楽器による違いと言うものは微々たる物で聞き手に明らかに分かるようなものでもありません。人間にはそれ程客観的な判断は出来ないと思います。それよりも人間が聞き分けられるのは明らかに奏者が醸し出すその奏者独自の音でしょう。楽器が色々と謎めいた話題を作り上げていますが所詮は面白おかしく後世に作り上げられたものです。
この話題で未だ疑いのある方は一度
ワーナー ビジョン ジャパン から出ている the art of violin をご覧になることをお勧めします。
オイストラフの演奏を聴いて、あなたが「いやあ、すばらしい演奏た。さすがストラディバリは違う。」なんて言ったらオイストラフも成仏できません。
すべては落ち着いて客観的に考えれば分かることばかりです。
ストラディバリを使用されているたいていの奏者は当然弓も特急品を使われています。大抵は名弓ぺカット・サルトリー・トルテでしょう。一度弾いてみれば分かりますが、その弓のポテンシャルには驚かされます。弓にけんじさんが言う原因があるとは到底思えません。なぜならそれ以上のポテンシャルを持った弓は残念ながら現存しないからです。(個々のバラツキは考慮しないと言う条件で)
けんじさんの先生は腕3割残りが楽器にあると仰るんですか?それだったら真面目に練習するよりも働いて良い楽器買った方が良いことになってしまいますよね。高価な楽器なんて所詮自己満足でしかないと私は思います。だって皆さんが本物の音分かるならこんなに世の中に贋物存在し得ないですよね?私もこの世界に入ってから贋物の多さにいささかまいってます。プロの方が自信満々に「俺様楽器」を見せびらかしています。合掌する毎日です。
音が良い→本物、音が悪い→贋物 という単純な構造は成り立ちません。ストラディバリの本物でも全然鳴らないものもあります。確かにストラディバリに共通する音の特質と言うのは存在するとは思います。それは厚みやパターン、材料の特質からくるものであって後世の作家が同様に作った楽器も似たような特質の音を発します。ですから大まかに言っても1600年代の師匠であるニコラ・アマティの影響を色強く残した楽器と1700年代の独自の色を出したストラディバリでは大きく音の特色が異なります。あれだけの違いがありながら「ストラディバリの音」と定義するのにはいささか無理があると思います。
いずれにしても楽器による違いと言うものは微々たる物で聞き手に明らかに分かるようなものでもありません。人間にはそれ程客観的な判断は出来ないと思います。それよりも人間が聞き分けられるのは明らかに奏者が醸し出すその奏者独自の音でしょう。楽器が色々と謎めいた話題を作り上げていますが所詮は面白おかしく後世に作り上げられたものです。
この話題で未だ疑いのある方は一度
ワーナー ビジョン ジャパン から出ている the art of violin をご覧になることをお勧めします。
オイストラフの演奏を聴いて、あなたが「いやあ、すばらしい演奏た。さすがストラディバリは違う。」なんて言ったらオイストラフも成仏できません。
すべては落ち着いて客観的に考えれば分かることばかりです。
>それよりも人間が聞き分けられるのは
明らかに奏者が醸し出すその奏者独自の音でしょう。
[19773]
[19773]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月21日 15:18
投稿者:けいちゃん(ID:MTNGFIU)
楽器の音色を「味わう」という意味でなら、演奏する曲によってストラドの音色が引き立つあるいはそうでないということもあるのでは、と思います。
私はバロックのルクレール、ロカテルリ、タルティーニあたりのゆっくりした楽章を充分に楽器を鳴らして弾かれた場合、ストラドの音色の良さがはっきり表れるのではないかと思います。聴く人の好みにもよるでしょうけれど。
私がTVで聴いたのは、弾いた人が博物館の職員?か誰かで特にVnの名手という訳でもなさそうでした。
私はバロックのルクレール、ロカテルリ、タルティーニあたりのゆっくりした楽章を充分に楽器を鳴らして弾かれた場合、ストラドの音色の良さがはっきり表れるのではないかと思います。聴く人の好みにもよるでしょうけれど。
私がTVで聴いたのは、弾いた人が博物館の職員?か誰かで特にVnの名手という訳でもなさそうでした。
>楽器の音色を「味わう」という意味でなら、演奏する曲によって
12年前、某コンサート。
*****
ルクレール: ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ長調
ルネこだいら 中ホール スタインウェイD274
*****
珠玉の名品は、奏者の素性を現わす様で、非常に興味深いです。
記憶に有るのは、爽やかな音色とアンサンブルの妙。
将来の進路を、暗示していたかの様な選曲。
他には、スプリング・ソナタとフランクのソナタ。
ストラド未使用であったと思います。(未確認)
*****
ヴァイオリンの音楽は、音色の音楽である。
○○○○さんは、音色の人である。
*****
パンフレットに、御大の筆になるコメントが添えられて居りました。
演出と判りつつも、真摯なメッセージ。
---------
[19782]
[19782]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年03月21日 22:03
投稿者:よが(ID:MTeTV5M)
こんばんは.
煽る様な書き方になってしまって申し訳ないのですが,単に(嫌いな人が)ストラドを所有していることに対する嫉妬という話に読めてしまうのですが,その先はないのでしょうか?
私はストラド(と一括りにしてしまっていますが)がどんな音かよく分かってないのですがそれを知りたいと思っています.
たとえば,おいしい鶏肉料理があったとします. 素材は普通のモモ肉で料理の腕が抜群に良かったのか,腕はもちろんだが実は○○地鶏を使ってるのかという違いです. 盲目的にブランドを自慢されてもピンときませんが,○○地鶏の良さ・他との違いを実際によく分かっていれば,その方が料理をより楽しめると思っています. どうせ違いなんてわからんから安いのを食わせとけという扱いはされたくありませんし,かといってまずい料理をけなすことにもあまり興味がありません.
違いのわかる男になるための方策をどなたかご存じないでしょうか. やっぱりオススメ演奏家のコンサートに足繁く通って実際に何度も体験するしかないのでしょうか?
煽る様な書き方になってしまって申し訳ないのですが,単に(嫌いな人が)ストラドを所有していることに対する嫉妬という話に読めてしまうのですが,その先はないのでしょうか?
私はストラド(と一括りにしてしまっていますが)がどんな音かよく分かってないのですがそれを知りたいと思っています.
たとえば,おいしい鶏肉料理があったとします. 素材は普通のモモ肉で料理の腕が抜群に良かったのか,腕はもちろんだが実は○○地鶏を使ってるのかという違いです. 盲目的にブランドを自慢されてもピンときませんが,○○地鶏の良さ・他との違いを実際によく分かっていれば,その方が料理をより楽しめると思っています. どうせ違いなんてわからんから安いのを食わせとけという扱いはされたくありませんし,かといってまずい料理をけなすことにもあまり興味がありません.
違いのわかる男になるための方策をどなたかご存じないでしょうか. やっぱりオススメ演奏家のコンサートに足繁く通って実際に何度も体験するしかないのでしょうか?
>実際に何度も体験するしかないのでしょうか?
個人的な視点で、恐縮ですが、、、
ストラド使用であっても、気持ち良くフィットする音楽か否か。
その日の最終判断は、足を運んだ自分の心中に即します。
洋服や靴を選ぶのに似て、実践的体験は有効であると思います。
++++++++++
マス・メディアが話題として採り上げる演奏者も結構ですが、
路地裏を歩いてみる。或いは、同時代に生きる真の「お気に入り」
を探り当てようと試みる。そうすることで、スレ主様の想念は、
表出させずに終わっていたもの、、、と推察します。
[20029]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年04月05日 04:05
投稿者:M吉の友(ID:NRNlAJM)
茶飲み話に。
「はー。いいすね。M吉さん。ストラドって・・・。」
「なにしろ提琴の最高峰だからね」
「アンタを作った丁稚さんは、どんな音を考えていらしったのかねー」
「そりゃSPレコードのサラサーテや何かだっただろ。もちろん実物の楽器も少しは見ただろうがね」
失礼。「本当のストラドの音」ってずいぶんロマンチックな話題だなと思ったので。
とは言え、楽器の「本当の音」を探し続けるのが提琴奏者の楽しみで苦しみかも知れませぬ。
「はー。いいすね。M吉さん。ストラドって・・・。」
「なにしろ提琴の最高峰だからね」
「アンタを作った丁稚さんは、どんな音を考えていらしったのかねー」
「そりゃSPレコードのサラサーテや何かだっただろ。もちろん実物の楽器も少しは見ただろうがね」
失礼。「本当のストラドの音」ってずいぶんロマンチックな話題だなと思ったので。
とは言え、楽器の「本当の音」を探し続けるのが提琴奏者の楽しみで苦しみかも知れませぬ。
[20105]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年04月14日 22:16
投稿者:謎のヴァイオリニストK(ID:ICkol4Y)
楽器に関しての私的見解
楽器はキャパシティだ。そしてどれだけ使いこなせるか、鳴らせるかは本人次第。また、楽器の素晴らしさは主に弾いている本人に対しての効果が大きいと思われる。ストラドはさまざまな音色の可能性を提示してくれる。演奏家がその虜になり、狂喜乱舞していても、その可能性に簡単に手を伸ばしたところで誰にでも掴めるものでは無い。逆に楽器を鳴らす力を身につけてしまった演奏家の弾く音は、量産楽器を弾いても驚嘆に値するものを引き出す。
この力を持った演奏家が楽器の弾き比べをしたとき、聴衆側ではその差がわからなかったという実験結果(何度も行われている)もそれを示している。私は謎のヴァイオリニストKなる人物から主にユダヤ系の巨匠たちが身につける楽器奏法を公開してもらえるという幸運に恵まれ、人生が一変してしまった(本人の思い込みと思われて結構)
わたしがある楽器屋を訪れたときのエピソードをひとつ。楽器屋の持っている楽器をいくつか弾いてコメントを述べると、だんだん奥からいろんな楽器が出てくる。最後の一品を差し出したおやじは好奇の眼差しで見ている。その楽器をひとしきり弾くと、「この商売を始めてストラドをならせる日本人と始めて会った」「ストラドを何も言わないで日本のソリストやコンサートマスターやらに弾かせると、必ず”こもっている”とか”調整が悪い”と言う」確かに日本の音楽教育やバイオリンの指導法の延長上にはこの楽器を鳴らす道は閉ざされている。
日本人ではストラドをならせる腕の演奏家は過去に一人いたがストラドは使っていなかった。世界的に見るとCD受けのよく無い演奏家がこの腕を持つ。クレーメル、ギトリスなど存命中では数人。生を聴き、先入観の無い聴き方が出来るようになるとキャッチできる。1950年代ならざっと20人近くはいたが。
楽器はキャパシティだ。そしてどれだけ使いこなせるか、鳴らせるかは本人次第。また、楽器の素晴らしさは主に弾いている本人に対しての効果が大きいと思われる。ストラドはさまざまな音色の可能性を提示してくれる。演奏家がその虜になり、狂喜乱舞していても、その可能性に簡単に手を伸ばしたところで誰にでも掴めるものでは無い。逆に楽器を鳴らす力を身につけてしまった演奏家の弾く音は、量産楽器を弾いても驚嘆に値するものを引き出す。
この力を持った演奏家が楽器の弾き比べをしたとき、聴衆側ではその差がわからなかったという実験結果(何度も行われている)もそれを示している。私は謎のヴァイオリニストKなる人物から主にユダヤ系の巨匠たちが身につける楽器奏法を公開してもらえるという幸運に恵まれ、人生が一変してしまった(本人の思い込みと思われて結構)
わたしがある楽器屋を訪れたときのエピソードをひとつ。楽器屋の持っている楽器をいくつか弾いてコメントを述べると、だんだん奥からいろんな楽器が出てくる。最後の一品を差し出したおやじは好奇の眼差しで見ている。その楽器をひとしきり弾くと、「この商売を始めてストラドをならせる日本人と始めて会った」「ストラドを何も言わないで日本のソリストやコンサートマスターやらに弾かせると、必ず”こもっている”とか”調整が悪い”と言う」確かに日本の音楽教育やバイオリンの指導法の延長上にはこの楽器を鳴らす道は閉ざされている。
日本人ではストラドをならせる腕の演奏家は過去に一人いたがストラドは使っていなかった。世界的に見るとCD受けのよく無い演奏家がこの腕を持つ。クレーメル、ギトリスなど存命中では数人。生を聴き、先入観の無い聴き方が出来るようになるとキャッチできる。1950年代ならざっと20人近くはいたが。
[20143]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年04月17日 21:53
投稿者:困るわ(ID:RWRhhiA)
この内容に言いたいことはないんだけど、「うに」って、昔トーホーにいたうにじゃないよ。ああびっくり。「うに」なんてhnにする人がいるんだねえ。わたしじゃないからね!
[20156]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年04月19日 18:56
投稿者:私はずぶの素人(ID:IANgFlI)
謎のヴァイオリニストK 様の見解に共鳴しています。私はずぶの素人だけど、楽器は弾く人にとってその違いが最も理解されると固く信じてきました。鳴らせる人の存在・・・、ああ、やっと理解できる意見があった・・。感謝。
[20193]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年04月22日 15:40
投稿者:私はスキンみるく(ID:EAJ3mSI)
謎のヴァイオリニストK様の見解に悲鳴をあげております♪
[20105]
謎のK氏投稿
>「この商売を始めてストラドをならせる日本人と始めて会った」「ストラドを
>何も言わないで日本のソリストやコンサートマスターやらに弾かせると、
>必ず”こもっている”とか”調整が悪い”と言う」
「あれは...密室で味わった愉悦、商売上の絵空事であったのだ...」。
こういった風情は、同氏において皆目見当たらないようです。
>確かに日本の音楽教育やバイオリンの指導法の延長上にはこの楽器を
>鳴らす道は閉ざされている。
いつ頃の時代のお話ですか。現世に於いて、自明な事実として流布しているのでしょうか。限定的且つ短絡的過ぎるとは思わないのでしょうか。この場で同氏に対し、特段の回答を求める積りは更々有りません。
自己体験を単に敷衍して陳べるだけの"私的見解"等は、我田引水というか眉唾物です。単眼思考の同氏にはご都合の宜しい事象なのでしょう。
実力者であれば、"奏法上の分類"に至るに、様々な本音をお持ちの筈です。それ故に、対外的に配慮を払い、言外にて仄めかすものと考えます。
専門家であれば、尼には遠く及ばない制約も、尚更有るものと考えます。
>日本人ではストラドをならせる腕の演奏家は過去に一人いたがストラドは
>使っていなかった。
ヴァイオリンの試奏が悦楽の境地であると云うのは、この際措いて置きましょう。唯道楽も行き着く所まで行くと、一転して男性的エロティシズ濃厚と映ります。
>世界的に見るとCD受けのよく無い演奏家がこの腕を持つ。クレーメル、
>ギトリスなど存命中では数人。
「仕事をしているのです!!」 御大両氏の叫び声が聞こえそうです。
[20105]
[20105]
Re: 本当にストラドの音を出している日本人演奏家は少ないと思う
投稿日時:2005年04月14日 22:16
投稿者:謎のヴァイオリニストK(ID:ICkol4Y)
楽器に関しての私的見解
楽器はキャパシティだ。そしてどれだけ使いこなせるか、鳴らせるかは本人次第。また、楽器の素晴らしさは主に弾いている本人に対しての効果が大きいと思われる。ストラドはさまざまな音色の可能性を提示してくれる。演奏家がその虜になり、狂喜乱舞していても、その可能性に簡単に手を伸ばしたところで誰にでも掴めるものでは無い。逆に楽器を鳴らす力を身につけてしまった演奏家の弾く音は、量産楽器を弾いても驚嘆に値するものを引き出す。
この力を持った演奏家が楽器の弾き比べをしたとき、聴衆側ではその差がわからなかったという実験結果(何度も行われている)もそれを示している。私は謎のヴァイオリニストKなる人物から主にユダヤ系の巨匠たちが身につける楽器奏法を公開してもらえるという幸運に恵まれ、人生が一変してしまった(本人の思い込みと思われて結構)
わたしがある楽器屋を訪れたときのエピソードをひとつ。楽器屋の持っている楽器をいくつか弾いてコメントを述べると、だんだん奥からいろんな楽器が出てくる。最後の一品を差し出したおやじは好奇の眼差しで見ている。その楽器をひとしきり弾くと、「この商売を始めてストラドをならせる日本人と始めて会った」「ストラドを何も言わないで日本のソリストやコンサートマスターやらに弾かせると、必ず”こもっている”とか”調整が悪い”と言う」確かに日本の音楽教育やバイオリンの指導法の延長上にはこの楽器を鳴らす道は閉ざされている。
日本人ではストラドをならせる腕の演奏家は過去に一人いたがストラドは使っていなかった。世界的に見るとCD受けのよく無い演奏家がこの腕を持つ。クレーメル、ギトリスなど存命中では数人。生を聴き、先入観の無い聴き方が出来るようになるとキャッチできる。1950年代ならざっと20人近くはいたが。
楽器はキャパシティだ。そしてどれだけ使いこなせるか、鳴らせるかは本人次第。また、楽器の素晴らしさは主に弾いている本人に対しての効果が大きいと思われる。ストラドはさまざまな音色の可能性を提示してくれる。演奏家がその虜になり、狂喜乱舞していても、その可能性に簡単に手を伸ばしたところで誰にでも掴めるものでは無い。逆に楽器を鳴らす力を身につけてしまった演奏家の弾く音は、量産楽器を弾いても驚嘆に値するものを引き出す。
この力を持った演奏家が楽器の弾き比べをしたとき、聴衆側ではその差がわからなかったという実験結果(何度も行われている)もそれを示している。私は謎のヴァイオリニストKなる人物から主にユダヤ系の巨匠たちが身につける楽器奏法を公開してもらえるという幸運に恵まれ、人生が一変してしまった(本人の思い込みと思われて結構)
わたしがある楽器屋を訪れたときのエピソードをひとつ。楽器屋の持っている楽器をいくつか弾いてコメントを述べると、だんだん奥からいろんな楽器が出てくる。最後の一品を差し出したおやじは好奇の眼差しで見ている。その楽器をひとしきり弾くと、「この商売を始めてストラドをならせる日本人と始めて会った」「ストラドを何も言わないで日本のソリストやコンサートマスターやらに弾かせると、必ず”こもっている”とか”調整が悪い”と言う」確かに日本の音楽教育やバイオリンの指導法の延長上にはこの楽器を鳴らす道は閉ざされている。
日本人ではストラドをならせる腕の演奏家は過去に一人いたがストラドは使っていなかった。世界的に見るとCD受けのよく無い演奏家がこの腕を持つ。クレーメル、ギトリスなど存命中では数人。生を聴き、先入観の無い聴き方が出来るようになるとキャッチできる。1950年代ならざっと20人近くはいたが。
>「この商売を始めてストラドをならせる日本人と始めて会った」「ストラドを
>何も言わないで日本のソリストやコンサートマスターやらに弾かせると、
>必ず”こもっている”とか”調整が悪い”と言う」
「あれは...密室で味わった愉悦、商売上の絵空事であったのだ...」。
こういった風情は、同氏において皆目見当たらないようです。
>確かに日本の音楽教育やバイオリンの指導法の延長上にはこの楽器を
>鳴らす道は閉ざされている。
いつ頃の時代のお話ですか。現世に於いて、自明な事実として流布しているのでしょうか。限定的且つ短絡的過ぎるとは思わないのでしょうか。この場で同氏に対し、特段の回答を求める積りは更々有りません。
自己体験を単に敷衍して陳べるだけの"私的見解"等は、我田引水というか眉唾物です。単眼思考の同氏にはご都合の宜しい事象なのでしょう。
実力者であれば、"奏法上の分類"に至るに、様々な本音をお持ちの筈です。それ故に、対外的に配慮を払い、言外にて仄めかすものと考えます。
専門家であれば、尼には遠く及ばない制約も、尚更有るものと考えます。
>日本人ではストラドをならせる腕の演奏家は過去に一人いたがストラドは
>使っていなかった。
ヴァイオリンの試奏が悦楽の境地であると云うのは、この際措いて置きましょう。唯道楽も行き着く所まで行くと、一転して男性的エロティシズ濃厚と映ります。
>世界的に見るとCD受けのよく無い演奏家がこの腕を持つ。クレーメル、
>ギトリスなど存命中では数人。
「仕事をしているのです!!」 御大両氏の叫び声が聞こえそうです。
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