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「革命的音階練習」完成 | ヴァイオリン掲示板

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「革命的音階練習」完成

投稿日時:2006年02月02日 14:42
投稿者:玉木宏樹(ID:GIMlEwk)
恐らくみなさんの常識を根底から覆すであろう私の新著「革命的音階練習」がやっと完成しました。レッスンの友社刋¥2310です。
この本の特徴はドからハ長調の音階を始めたら、すべての調をドから始めるのです。二長調からはドのシャープになりますが、とにかくすべてドから始めます。ソから始めてもシのフラットから始めてもすべての調をソかシのフラットから始めます。なんでもないようですが、これが結構難しいのです。それからポリリズムもふんだんにありますから、音階でリズムの勉強ができます。少し長くなりますが、本文を引用、紹介しておきます。

  <はじめに>
☆ あなたは楽器を練習することに汲々としていて、楽器で何をやるのか、何を演奏するのか考えるのを忘れていませんか。
☆ シューマンの名言<知性は指を動かすが、単なる肉体練習で指は動かない>、これを座右の銘にして下さい。この本は如何にして頭脳を使って練習するかを目標にしています。
☆ 毎日何時間も体育会系的練習をせず、15分でも30分でも頭脳をフルに使って下さい。誰もがコンクールで1位になることを目標にするような練習は強迫観念を生むだけです。

<この音階練習で得られる数々のメリット>
☆ 短時間で指の訓練ができる。
☆ 練習しながら頭脳をフル活用するので集中力が増す。
☆ 何調でも苦にならなくなり、移調が簡単になる。
☆ 各調での半音の位置の違いが身につく。
☆ 機能和声のしがらみから解放され、現代曲が楽になる。
☆ 教会旋法、ジャズやロックに使われる、いわゆる「モード」に強くなる。
☆ ハーモニー(コードネーム)と教会旋法(モード)の関係がわかれば、アドリブの基礎になる。
☆ ジャズやロック的なリズム感が身につき、アドリブへの道が広がる。
☆ リズムに強くなることにより、リズムの面白さがわかり、カッコイイ演奏ができるようになる。
☆ 初見に強くなる。

<この音階練習の特長>
☆ 各調の調号はつけません。転調が複雑で激しい曲はすべて臨時記号で書かれているからです。
☆ この練習では、いわゆる旋律的短音階はありません。なぜなら旋律的短音階の臨時記号は、機能和声上にしか発生しないからです。ハ長調(C-dur)の時は、変ホ長調(Es-dur)のスケールが自然短音階になります。モードではエオリア旋法です。
【ご参考】
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Re: 「革命的音階練習」完成

投稿日時:2006年02月02日 22:12
投稿者:玉木宏樹(ID:GIMlEwk)
2/5、名古屋の布池文化センターのコンコルディアホールにて、日本弦楽指導者協会中部支部主催で「革命的音階練習」のワークショップをやります。1:30から1時間半ワークショップ、後30分、アイリッシュハープと私のヴァイオリンで、純正律でモーツァルト、と言うミニコンサートもあります。料金等詳細は058-273-2363(FAX兼)堀江幹雄様にお尋ね下さい。