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まるで分らなくなりました | ヴァイオリン掲示板

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雑談・その他 61 Comments
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まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 13:57
投稿者:yori(ID:FImGdmE)
大人から始めて頑張ってきたつもりでしたが、長年習った先生から
突然「長調か短調かで指の間隔が広いのか狭いのか譜面を見て瞬時に判断できないと駄目」と言われました。

家に戻りあわてて長調、短調を調べましたが、譜面を見て瞬時に判断できるものではない気がしています。

今までは♯や♭の数で2,4指が開き、とか1指が下がるとか、無意識にやっていました。

意識的に調を気にしなければいけないなんて初めて知り愕然として、煮詰まってしまっています。
♯や♭の数だけで指の間隔を決めているだけでは駄目なのでしょうか?
自分が何が分っていないのか分らない事態になってしまいました。
何かアドバイス頂けると有難いのですが・・・
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【ご参考】
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 18:03
投稿者:へげで(ID:KZSSmIk)
yoriさんの先生といわれる方の真意は量りかねますが…,

大切なことは,音程は「ひとつではない」ということだと思います。

音程は,和声の中で工夫して取るものでしょう。だから無数にあるといっても過言ではないと思います。
オケ等での合奏やピアノとのデュオをやるには,いろいろな音程が要求されると思います(たとえば,平均律の音痴なピアノと合わせるのは苦労しますでしょ!)。

それとも,単に,調性によってこの音は高め/低めにとるべきという話でしょうか?それなら音階弾いてみて,気持ち良いか/悪いかで判断すればいいのでは…?
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 19:33
投稿者:Hiro(ID:GRQ1Rlk)
譜面をみて調を判断するのは必要な技術だと思っています。

たとえばハ長調の場合ドは「トニック(I)」ソは「ドミナント(V)」にあたります。「トニック」と「ドミナント」は調のなかで重要です。なぜなら(たとえば)パーフェクト・ケイデンスなどは「ドミナント」の和音が「トニック」の和音を追うことによって作られるからです。これがちゃんとしている事によって曲に安定感がでます。(無伴奏ではこれらを意識してフレージングをします)
転調するとこれらの音の位置づけはかわります。ニ長調でしたら「トニック」ニ、「ドミナント」ロになります。ですから調を理解することは音楽のかたちを意識することにつながります。

単調には調記号に含まれないエクストラの記号があります。ハ短調ではラ、シにナチュラル、などです。ハ長からハ短に転調するときなどはこれらの違いを意識します。(転調のときは基本的にいつでも前の調と変わったあとの調の違いをアピールするようにします)

>家に戻りあわてて長調、短調を調べましたが、譜面を見て瞬時に判断できるものではない気がしています。

その訓練のための教本も売っています。私はMaureen Cox のTheory is Fun Grade 3-5をやりました。英語版ですが小学校低学年向けに書いてあるのでグレード1からはじめれば多分大丈夫だと思います。ちなみにUKで音大に入るには楽典グレード1-5は必須です。

長くなってしまいましたのでなにか上記で気になることなどありましたらどうかまたお返事ください。
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 19:40
投稿者:Hiro(ID:GRQ1Rlk)
すみません。打ち間違いです

誤り
>パーフェクト・ケイデンスなどは「ドミナント」の和音が「トニック」の和音を追うことによって作られる


パーフェクト・ケイデンスなどは「ドミナント」の和音を「トニック」の和音が追うことによって作られる

すみませんでした
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 20:02
投稿者:まるでわかりません(ID:kDFlKWA)
原文(英語?)併記か市民権を得た正しい日本語訳でお願いします。
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 21:37
投稿者:Hiro(ID:ggYGkiA)
そういえばソルフェージュには「はにほへと」との表現をしているものがおおいですね。すみませんでした。

「トニック tonic」はそれぞれの音階の一番最初の音です。多分「はにほへと」ではハにあたります。つまり、ハ調ならドです。
「ドミナント dominant」は五番目です。多分「はにほへと」ではトにあたります。つまり、ハ調ならソです。

Perfect cadence は普通にパーフェクト・ケイデンス(V-I)だとおもっていたんですがどなたか他の表現をご存知のかたがいたらお教えください。

>ニ長調でしたら「トニック」ニ、「ドミナント」ロになります。
「ドミナント」はイでしたね・・・すみません
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 21:39
投稿者:auxo(ID:WQiSRjA)
完全終止では?
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 21:49
投稿者:yori(ID:NAJwBDk)
へげでさん、Hiroさん私のつたない質問にお答え下さって有難うございます。

>その訓練のための教本も売っています

先生に指示された教本を買ったので やはりこれをコツコツとやるしかないのですね。ちなみに小学生向きですが難しいのですね。

大人から始めた方も、これを当然のようにやっていらっしゃるのかな?と少し疑問に思ったのと、先生の仰る意味がいまいちよく分からないので次回聞いてみます。お騒がせ致しました。
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 22:21
投稿者:yori(ID:NAJwBDk)
auxoさん > 完全終止では?

http://www7.plala.or.jp/machikun/yougo1.htm
この中段に書かれているような事なのですか?

今まで楽典を全く勉強してなかったので、チンプンカンプンですが何か掴めるよう頑張ります。
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Re: まるで分らなくなりました

投稿日時:2006年02月16日 22:24
投稿者:Hiro(ID:ggYGkiA)
auxoさん、お助けくださりありがとうございます。
わたしはイギリス式の教本で育ったので表現にずれがあったようです。

>先生に指示された教本を買ったので 
先生にすすめられたものからはじめてみるのはとてもよいことだと思います。たとえばドレミ式、ABC式など言い回しなども本によって違うので先生のお勧めの本からはじめれば戸惑うことも少ないと思います。

私は中学生の時に週一回30分のクラスで楽典を二年ほどやりました。

やっぱり楽典などいらない!などと当時は考えていましたがやったあとで曲を弾く上でとても役に立つという事に気がついたので、自分の経験から事例をあげてどうして自分が楽典が役に立つのかと思うのかとりあえず説明させていただきました。ただ、楽典はある程度は続けないと効果が感じられないかもしれません。

ちなみに私の経験ですが、調を理解するとオケで初見で通すのも楽になります。
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