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ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2006年12月10日 09:49
投稿者:catgut(ID:QXJBQTg)
ヴァイオリンのヴィブラートを確認できるフリーソフトがあり
ましたのでご紹介します。wav形式のデータを用意するだけで、
自動的にヴィブラートがどのようにかかっているか分析してく
れます。その名も"tartini" です。
Windows/Mac OSX/Linux用があります。
ttp://miracle.otago.ac.nz/postgrads/tartini/
なお、あまり深いフォルダや日本語のファイル名は認識しない
場合があるようです(Windowsの場合)。この場合はデータをc:
ドライブ直下に1バイト系のファイル名に変更して置くと
認識するようです(下部にファイル読み込み中のプログレス
バーが表示されます)。
ましたのでご紹介します。wav形式のデータを用意するだけで、
自動的にヴィブラートがどのようにかかっているか分析してく
れます。その名も"tartini" です。
Windows/Mac OSX/Linux用があります。
ttp://miracle.otago.ac.nz/postgrads/tartini/
なお、あまり深いフォルダや日本語のファイル名は認識しない
場合があるようです(Windowsの場合)。この場合はデータをc:
ドライブ直下に1バイト系のファイル名に変更して置くと
認識するようです(下部にファイル読み込み中のプログレス
バーが表示されます)。
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Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月02日 15:57
投稿者:catgut(ID:Y4hiIHA)
実例を示さないとなかなか納得してもらえないようですね。ヴァイオリン
指導書で最もポピュラーと思われる以下について確認しました。
鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集 Vol.1付属CD
トラック27 音階と分散和音(ト長調)
G線開放弦を含めた開放弦と、ヴィブラート付きの音階の演奏が録音されています。なぜか基準音はA=448Hz前後と高めになっています。
やはり全体的にヴィブラートは基準音の上下にかけられています。指導書付属CDでさえこれが現実です。
指導書で最もポピュラーと思われる以下について確認しました。
鈴木慎一ヴァイオリン指導曲集 Vol.1付属CD
トラック27 音階と分散和音(ト長調)
G線開放弦を含めた開放弦と、ヴィブラート付きの音階の演奏が録音されています。なぜか基準音はA=448Hz前後と高めになっています。
やはり全体的にヴィブラートは基準音の上下にかけられています。指導書付属CDでさえこれが現実です。
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Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月02日 16:53
投稿者:mm(ID:QjVQKSY)
ヴィブラートは耳で聴いて心地よいようにつければ良いのでは?
あ、キレイなヴぃぶらーと!と思えばそれを真似できるように腕の動きを観たりや音をよく聴いて出来るまでやってみる。
モーツァルトは余韻程度。上掛け、下掛け、色々タイプがありますからねぇ。うーん。
ぞくぞくっとするような掛け方とか。それを分解して理論的にみてみると確かに面白いのですが、だからってやっぱりそれが出来るか出来ないかは耳、ですよね。
あ、キレイなヴぃぶらーと!と思えばそれを真似できるように腕の動きを観たりや音をよく聴いて出来るまでやってみる。
モーツァルトは余韻程度。上掛け、下掛け、色々タイプがありますからねぇ。うーん。
ぞくぞくっとするような掛け方とか。それを分解して理論的にみてみると確かに面白いのですが、だからってやっぱりそれが出来るか出来ないかは耳、ですよね。
[30983]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月02日 17:28
投稿者:ななしさん(ID:eEB5E5A)
catgut=アマチュアチェロ弾きでFA?
正月早々暇やな、ラッカー星人…
正月早々暇やな、ラッカー星人…
[30984]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月02日 17:34
投稿者:アマチュアチェロ弾き(ID:hZJZR4A)
匿名希望Xさん
申し訳ないですが、そもそも何が仰りたいのか良くわかりません。
>ああ、やっと「対話」になって来ましたね。
ということですが、私は演奏者の(音程に関する)意識をソフトで調べようとしたことも、このスレッドで書いたこともありません。また、独奏者が調律ピッチを伴奏より高めに取ったりすることも、一時的に上ずった音程を取ることも十分承知しております。その上で、「上下に」と言っています。
匿名希望Xさんは、『その場における「基準の高さ」』というのがあって、ヴィブラートは『その場における「基準の高さ」』から下向きにかける、と主張されるのでしょうか?もしそうなら、その根拠は何でしょうか?
これは次のように質問を変えることも出来ます。『その場における「基準の高さ」』にヴィブラートがかかっているとき、『その場における「基準の高さ」』はヴィブラートの上端ですか?、中央ですか?、下端ですか? また、その根拠は?
(この質問の意図は、匿名希望Xさんの仰る『その場における「基準の高さ」』をもう少し明確に定義してほしい、ということです)
>これくらいでお暇申し上げます。
>お元気で…
一方的に主張だけされて、はいさようなら、という態度は如何かと思います。
私やcatgutさんの主張がご理解いただけたのでしょうか?
申し訳ないですが、そもそも何が仰りたいのか良くわかりません。
>ああ、やっと「対話」になって来ましたね。
ということですが、私は演奏者の(音程に関する)意識をソフトで調べようとしたことも、このスレッドで書いたこともありません。また、独奏者が調律ピッチを伴奏より高めに取ったりすることも、一時的に上ずった音程を取ることも十分承知しております。その上で、「上下に」と言っています。
匿名希望Xさんは、『その場における「基準の高さ」』というのがあって、ヴィブラートは『その場における「基準の高さ」』から下向きにかける、と主張されるのでしょうか?もしそうなら、その根拠は何でしょうか?
これは次のように質問を変えることも出来ます。『その場における「基準の高さ」』にヴィブラートがかかっているとき、『その場における「基準の高さ」』はヴィブラートの上端ですか?、中央ですか?、下端ですか? また、その根拠は?
(この質問の意図は、匿名希望Xさんの仰る『その場における「基準の高さ」』をもう少し明確に定義してほしい、ということです)
>これくらいでお暇申し上げます。
>お元気で…
一方的に主張だけされて、はいさようなら、という態度は如何かと思います。
私やcatgutさんの主張がご理解いただけたのでしょうか?
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Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月02日 19:38
投稿者:うーん(ID:MJlZlng)
で、catgutさんは結局何を主張したいのかわからないのは私だけですか(´∀`)?
・tartiniはフリーソフトウェアだ!
・世の中のヴァイオリニストよ、ヴィブラートは上下にかけるものと認識しろ!
・ヴァイオリンの教師はヴィブラートを上下にかけるよう指導すべきだ!
・オレはこれだけたくさん論文を知っている!
こんなあたりなのかどうか・・
さらに惜しむらくは、なぜ世の中の大勢がご自分の主張と違うのかという点について
考察がないため、このスレが一方的な主張の展開と論文の紹介にとどまる
というところでしょうか。
・tartiniはフリーソフトウェアだ!
・世の中のヴァイオリニストよ、ヴィブラートは上下にかけるものと認識しろ!
・ヴァイオリンの教師はヴィブラートを上下にかけるよう指導すべきだ!
・オレはこれだけたくさん論文を知っている!
こんなあたりなのかどうか・・
さらに惜しむらくは、なぜ世の中の大勢がご自分の主張と違うのかという点について
考察がないため、このスレが一方的な主張の展開と論文の紹介にとどまる
というところでしょうか。
[30986]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月02日 20:40
投稿者:catgut(ID:Y4hiIHA)
単純に1920年代以前の指導に戻せばよいと思います。
カール・フレッシュの「ヴァイオリン演奏の技法」日本語版が入手困難になっているのはまったく残念なことです。
「ヴィブラートを基準音の上下にかける」というのはハイフェッツやオイストラフらの時代までのごく一般的な指導方針であり、現代のソリストも大半が実際にヴィブラートを基準音の上下にかけていることから、「ヴィブラートを基準音の下にかける」という指導は不要だと思います。
推測ですが、ガラミアンらは「老人は高い音がよく聞こえる」とか、「和音の最高音が旋律として聞こえやすい」といったことから「ヴィブラート幅の上限が音程として聞こえる」という珍説を考えたのでしょう。しかしこれらとヴィブラートはまったく違います。
PS.そういえば考古学の世界でもあまたの立派な考古学者がニセの出土品をニセモノだと判断できずに教科書を書き換える事態となったことがありましたね。
カール・フレッシュの「ヴァイオリン演奏の技法」日本語版が入手困難になっているのはまったく残念なことです。
「ヴィブラートを基準音の上下にかける」というのはハイフェッツやオイストラフらの時代までのごく一般的な指導方針であり、現代のソリストも大半が実際にヴィブラートを基準音の上下にかけていることから、「ヴィブラートを基準音の下にかける」という指導は不要だと思います。
推測ですが、ガラミアンらは「老人は高い音がよく聞こえる」とか、「和音の最高音が旋律として聞こえやすい」といったことから「ヴィブラート幅の上限が音程として聞こえる」という珍説を考えたのでしょう。しかしこれらとヴィブラートはまったく違います。
PS.そういえば考古学の世界でもあまたの立派な考古学者がニセの出土品をニセモノだと判断できずに教科書を書き換える事態となったことがありましたね。
[30989]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月02日 21:17
投稿者:うーん(ID:MJlZlng)
>単純に1920年代以前の指導に戻せばよいと思います。
[30957]
と合わせて考えると、おっしゃりたいのは、
「現代の指導方法は、1920年代以前の指導方法に比べて至極非効率的かつ
演奏表現を制限するものである。」ということでしょうか??
とすれば、1920年代以前に比べ現代の演奏者のテクニックは低下している
ということでしょうか。
>PS.そういえば考古学の世界でも
機械計測の世界でも、「臭いデータにはフタ」という言葉がありますよ(笑
[30957]
[30957]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月01日 01:45
投稿者:catgut(ID:Y4hiIHA)
あけましておめでとうございます。
アマチュアチェロ弾きさま、
「ヴィブラートを基準音の下にかける」という「奏法」は、「ヴィブラート
範囲の上限が音程として聞こえる」という誤謬に基づいて行われている
点で決して看過できません。
・ヴィブラートを下にかけるという不必要な訓練に時間を費やす
・ヴィブラートを下にかけるという意識のために表現の自由度を
制限する可能性がある
・ヴィブラートを下にかけるという意識のために運指の自由度を
制限する可能性がある
といった弊害が考えられます。
アマチュアチェロ弾きさま、
「ヴィブラートを基準音の下にかける」という「奏法」は、「ヴィブラート
範囲の上限が音程として聞こえる」という誤謬に基づいて行われている
点で決して看過できません。
・ヴィブラートを下にかけるという不必要な訓練に時間を費やす
・ヴィブラートを下にかけるという意識のために表現の自由度を
制限する可能性がある
・ヴィブラートを下にかけるという意識のために運指の自由度を
制限する可能性がある
といった弊害が考えられます。
「現代の指導方法は、1920年代以前の指導方法に比べて至極非効率的かつ
演奏表現を制限するものである。」ということでしょうか??
とすれば、1920年代以前に比べ現代の演奏者のテクニックは低下している
ということでしょうか。
>PS.そういえば考古学の世界でも
機械計測の世界でも、「臭いデータにはフタ」という言葉がありますよ(笑
[30999]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月03日 10:45
投稿者:catgut(ID:Y4hiIHA)
当然ながら「ヴィブラートを基準音の下にかける」という指導に関してだけの話です。
>1920年代以前に比べ現代の演奏者のテクニックは低下しているということでしょうか。
個人的な印象ですが、20世紀前半に有名になったソリストは個性的なヴィブラートを持っていた人が多いと感じます。現代のソリストは一部を除いてヴィブラートに強い個性を感じません。「ヴィブラートを下にかける」という意識が関係あるかもしれません。
>1920年代以前に比べ現代の演奏者のテクニックは低下しているということでしょうか。
個人的な印象ですが、20世紀前半に有名になったソリストは個性的なヴィブラートを持っていた人が多いと感じます。現代のソリストは一部を除いてヴィブラートに強い個性を感じません。「ヴィブラートを下にかける」という意識が関係あるかもしれません。
[31001]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月03日 13:54
投稿者:うーん(ID:MJlZlng)
[30999]
なるほど、言わんとされている趣旨、諒解しました。
[30999]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月03日 10:45
投稿者:catgut(ID:Y4hiIHA)
当然ながら「ヴィブラートを基準音の下にかける」という指導に関してだけの話です。
>1920年代以前に比べ現代の演奏者のテクニックは低下しているということでしょうか。
個人的な印象ですが、20世紀前半に有名になったソリストは個性的なヴィブラートを持っていた人が多いと感じます。現代のソリストは一部を除いてヴィブラートに強い個性を感じません。「ヴィブラートを下にかける」という意識が関係あるかもしれません。
>1920年代以前に比べ現代の演奏者のテクニックは低下しているということでしょうか。
個人的な印象ですが、20世紀前半に有名になったソリストは個性的なヴィブラートを持っていた人が多いと感じます。現代のソリストは一部を除いてヴィブラートに強い個性を感じません。「ヴィブラートを下にかける」という意識が関係あるかもしれません。
なるほど、言わんとされている趣旨、諒解しました。
[31097]
Re: ヴィブラートを確認できるフリーソフト
投稿日時:2007年01月09日 20:24
投稿者:アマチュアチェロ弾き(ID:hZJZR4A)
この連休中に一応プロの弦楽器奏者数人に聞いてみたよ。
「ヴィブラートは基準音に対し、どうかける?」
「一般的には下にかけるのが正しいよ。」
「どうして?」
「だって、人間はヴィブラートの上の部分をピッチとして認識するからさ。」
「・・・・・」
うーん(汗;
「ヴィブラートは基準音に対し、どうかける?」
「一般的には下にかけるのが正しいよ。」
「どうして?」
「だって、人間はヴィブラートの上の部分をピッチとして認識するからさ。」
「・・・・・」
うーん(汗;
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