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ビブラートの音程認識について
投稿日時:2007年04月07日 13:43
投稿者:通りすがり(ID:FINJlSk)
件の論文ですが、MITの理学部から出されています。
まずは要旨のみ翻訳します。
周期的に(音程が)変化する音のPitch center(これまでのスレで言うところの「基準音」でしょうか)を決定する事に関してこれまでいくつも研究されてきている。通常音源はpure tone(単音?)か上手く決定されたスペクトル成分を含んだ合成音が用いられている。こういう合成音は時間的(周期のこと?持続時間のこと?)あるいは含まれるスペクトルの割合(倍音成分のことですね)の点で楽器の音とは異なる。生演奏では奏者が表現しようとするイントネーションを作り出し、認識するように訓練されている。以上より、この研究のために選ばれたサンプルは名バイオリニストにより演奏されたD4、C5#、A5、G6の、ビブラートあり、なし、の平均1S(?)の音である。ビブラートのcenterを決めるために、ビブラート無しの音を-15セントから+21セントまで変化させて比較対象とした。2-interval 2-alternative forced choice (2I2AFC)実験がビブラートのある無しを比較するために実行された。被験者には音楽経験のあるものが選ばれた。対照実験として音程が変化しない音の音程を同様の方法で決定した。結果、認識される音程は中央であり、弁別閾は前者(ビブラートあり)で2.8セント、後者で2.5セント、誤差1セントであった(比較の対照とする音との音程差が2.8/2.5セント以下では区別できないということでしょうか)。
まだ中身を読んでいませんので、中央の意味が不明瞭です。後ほどアップします。
まずは要旨のみ翻訳します。
周期的に(音程が)変化する音のPitch center(これまでのスレで言うところの「基準音」でしょうか)を決定する事に関してこれまでいくつも研究されてきている。通常音源はpure tone(単音?)か上手く決定されたスペクトル成分を含んだ合成音が用いられている。こういう合成音は時間的(周期のこと?持続時間のこと?)あるいは含まれるスペクトルの割合(倍音成分のことですね)の点で楽器の音とは異なる。生演奏では奏者が表現しようとするイントネーションを作り出し、認識するように訓練されている。以上より、この研究のために選ばれたサンプルは名バイオリニストにより演奏されたD4、C5#、A5、G6の、ビブラートあり、なし、の平均1S(?)の音である。ビブラートのcenterを決めるために、ビブラート無しの音を-15セントから+21セントまで変化させて比較対象とした。2-interval 2-alternative forced choice (2I2AFC)実験がビブラートのある無しを比較するために実行された。被験者には音楽経験のあるものが選ばれた。対照実験として音程が変化しない音の音程を同様の方法で決定した。結果、認識される音程は中央であり、弁別閾は前者(ビブラートあり)で2.8セント、後者で2.5セント、誤差1セントであった(比較の対照とする音との音程差が2.8/2.5セント以下では区別できないということでしょうか)。
まだ中身を読んでいませんので、中央の意味が不明瞭です。後ほどアップします。
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Re: ビブラートの音程認識について
投稿日時:2007年04月12日 02:41
投稿者:みっち(ID:KIORYoU)
pochiさんへ
すみません。実際にはそのとおりでしょうね。
ソロのヴィブラート音と大勢のヴィブラート音では聞こえる音の高さが違うんじゃないかとふと思いましたので。
すみません。実際にはそのとおりでしょうね。
ソロのヴィブラート音と大勢のヴィブラート音では聞こえる音の高さが違うんじゃないかとふと思いましたので。
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