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ソリスト愛用のヴァイオリンについての思い出
投稿日時：2011年05月18日 23:24
投稿者：ロールケーキ(ID：FwUDeTY)
徒然なるままに、ソリスト愛用のヴァイオリンを見せてもらったり触らせてもらったりしたときの思い出を綴ってみたいと思います。
☆ピエトロ・ガルネリ（マントヴァなのかヴェニスなのかは伏せさせていただきます）
そのソリストは気さくな方でいらして、ご親切にも、コンサートの後、楽屋で、直接手に取ってヴァイオリンを見させてくれました。手に取ってあらゆる角度から観察させていただきましたが、表板も裏板も健康状態が良くて美しいヴァイオリンでした。
弦はピラストロ社のガット弦（銘柄は伏せさせていただきます）が張られていました。
一見してすぐに感じたのは、駒がやや低めだということでした。さすがに定規の持ち合わせはありませんでしたので、自分の指を使って駒の高さを計測してそれを覚えておいて、家に帰ってから、自分のヴァイオリンの駒（一般的に標準とされる高さ）と比べてみましたが、そのピエトロ・ガルネリの駒は２ミリほど低かったです。
駒が低く弦高も低いせいで、弦のテンションが低めになっており、私が、左手の指で各弦を押さえてみたところ、あまりにも手応えが弱くて驚いたのを良く覚えています。
こんなふにゃふにゃな手応えでは、張りのある音が出ないのではないかと心配になりますが、実際のところ、そのコンサートは、ピアノ伴奏によるリサイタルでしたが、ピエトロ・ガルネリはピアノが大音量で弾いてもけしてかき消されることなく、朗々と響きわたっていました。
けして弦を押さえつけることのない柔らかいボウイングでも迫力のある大音量が出せるのは、こうしたテンションの低いセッティングがそのピエトロ・ガルネリには最適なのだと思われます。
そのピエトロ・ガルネリを見て触らせていただいた経験は、駒の高さ、弦高、弦のテンション、セッティングなどについて考え直す良いきっかけとなりましたので、そのソリストの方のご厚意には、大いに感謝しております。
☆ピエトロ・ガルネリ（マントヴァなのかヴェニスなのかは伏せさせていただきます）
そのソリストは気さくな方でいらして、ご親切にも、コンサートの後、楽屋で、直接手に取ってヴァイオリンを見させてくれました。手に取ってあらゆる角度から観察させていただきましたが、表板も裏板も健康状態が良くて美しいヴァイオリンでした。
弦はピラストロ社のガット弦（銘柄は伏せさせていただきます）が張られていました。
一見してすぐに感じたのは、駒がやや低めだということでした。さすがに定規の持ち合わせはありませんでしたので、自分の指を使って駒の高さを計測してそれを覚えておいて、家に帰ってから、自分のヴァイオリンの駒（一般的に標準とされる高さ）と比べてみましたが、そのピエトロ・ガルネリの駒は２ミリほど低かったです。
駒が低く弦高も低いせいで、弦のテンションが低めになっており、私が、左手の指で各弦を押さえてみたところ、あまりにも手応えが弱くて驚いたのを良く覚えています。
こんなふにゃふにゃな手応えでは、張りのある音が出ないのではないかと心配になりますが、実際のところ、そのコンサートは、ピアノ伴奏によるリサイタルでしたが、ピエトロ・ガルネリはピアノが大音量で弾いてもけしてかき消されることなく、朗々と響きわたっていました。
けして弦を押さえつけることのない柔らかいボウイングでも迫力のある大音量が出せるのは、こうしたテンションの低いセッティングがそのピエトロ・ガルネリには最適なのだと思われます。
そのピエトロ・ガルネリを見て触らせていただいた経験は、駒の高さ、弦高、弦のテンション、セッティングなどについて考え直す良いきっかけとなりましたので、そのソリストの方のご厚意には、大いに感謝しております。
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[ 6コメント ]
【ご参考】
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Re: ソリスト愛用のヴァイオリンについての思い出
投稿日時：2011年05月19日 03:46
投稿者：名前は伏せさせていただきます(ID：Nzdhdyg)
コロコロー (((●
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Re: ソリスト愛用のヴァイオリンについての思い出
投稿日時：2011年05月19日 12:31
投稿者：思い出(ID：cYBJOIA)
ねこがのってきて おもい！
ﾊ_ﾊ
('(ﾟ∀ﾟ*) おもいでー！
／⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
／ﾊ ﾊ￣Zzz...フ ／
／ ('A`,,),,)～／／
（＿＿＿＿＿ _ノ
ﾊ_ﾊ
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Re: ソリスト愛用のヴァイオリンについての思い出
投稿日時：2011年05月19日 19:57
投稿者：獏(ID：FwUDeTY)
前回のピエトロ・ガルネリについての補足です。
そのヴァイオリンを手に取って見た楽屋は、けして狭くはありませんでしたが、それほど広いというわけでもありませんでした。弓で弾かせてもらうのは難しいと思ったので、ヴァイオリンを観察しながら、時々、弦を軽くはじいていました。
駒が低くて弦のテンションが低いせいで、それほど広くない楽屋の中なのに、ピチカートの音量がやや小さめに感じましたが、残響（サステイン）は長めで、綺麗な響きが長く持続してました。
ホールでは、ピアノの音に負けずにピチカートの音が十分に響き渡っていましたので、それほど広くない楽屋で弦をはじいたときにピチカートの音が小さくて意外な感じがしました。
ソリストの方は音量重視でハードなセッティングをしているのだろうと思っていたら、意外とソフトなセッティングだったので、強く印象に残っています。
そのヴァイオリンを手に取って見た楽屋は、けして狭くはありませんでしたが、それほど広いというわけでもありませんでした。弓で弾かせてもらうのは難しいと思ったので、ヴァイオリンを観察しながら、時々、弦を軽くはじいていました。
駒が低くて弦のテンションが低いせいで、それほど広くない楽屋の中なのに、ピチカートの音量がやや小さめに感じましたが、残響（サステイン）は長めで、綺麗な響きが長く持続してました。
ホールでは、ピアノの音に負けずにピチカートの音が十分に響き渡っていましたので、それほど広くない楽屋で弦をはじいたときにピチカートの音が小さくて意外な感じがしました。
ソリストの方は音量重視でハードなセッティングをしているのだろうと思っていたら、意外とソフトなセッティングだったので、強く印象に残っています。
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Re: ソリスト愛用のヴァイオリンについての思い出
投稿日時：2011年05月20日 21:32
投稿者：たけのこ(ID：FwUDeTY)
☆ＪＢヴィヨーム（ストラディヴァリ型）
バッハの無伴奏から数曲、パガニーニのカプリスから数曲、を組み合わせた無伴奏リサイタルの後、楽屋でヴァイオリンを手に取って見させてもらいました。
ニスの色がやや暗めの色だったこともあり見た目は地味めでしたが、楽器の健康状態は良好でした。
その無伴奏リサイタルで使われたストラド型のヴィヨームは、音量も十分で良い音が出ていましたが、音楽ではなく音そのものに魅了される、というような「音そのもの」の魅力には欠けていました。
同じくらい至近距離で聴いたストラディヴァリウスの「音そのものに魅了される」「心の琴線に触れる」というような大変魅力的な音色に比べると、値段どおりの差があるな、と感じました。
弦はピラストロ社製のガット弦が張られていました。駒は標準的な高さよりもほんの少し低めに感じられましたが、ほぼ標準的な高さでした。
ただし、駒のカーブが通常よりも少し緩めでフラットな感じでした。このため、そのソリストがＡ線やＤ線を弾く際に、時々、弓の毛が他の弦に触れて、意図せざる重音が出てました。
小さい会場でしたので、ソリストからわずか２メートル少々の至近距離で聴くことができましたが、駒のカーブが緩いことによって、和音は弾きやすそうでしたが、単音でのロングトーンやレガートのパッセージは弾きにくそうに見えました。
駒のカーブをフラット気味にすると、ボウイングに熟達したソリストでさえも、時々、隣の弦に弓の毛が触れて余計なノイズが出てしまうわけですから、アマチュアレベルでは、駒のカーブをフラットにしたりしないで標準的なカーブにしておいた方が無難だと思います。
バッハの無伴奏から数曲、パガニーニのカプリスから数曲、を組み合わせた無伴奏リサイタルの後、楽屋でヴァイオリンを手に取って見させてもらいました。
ニスの色がやや暗めの色だったこともあり見た目は地味めでしたが、楽器の健康状態は良好でした。
その無伴奏リサイタルで使われたストラド型のヴィヨームは、音量も十分で良い音が出ていましたが、音楽ではなく音そのものに魅了される、というような「音そのもの」の魅力には欠けていました。
同じくらい至近距離で聴いたストラディヴァリウスの「音そのものに魅了される」「心の琴線に触れる」というような大変魅力的な音色に比べると、値段どおりの差があるな、と感じました。
弦はピラストロ社製のガット弦が張られていました。駒は標準的な高さよりもほんの少し低めに感じられましたが、ほぼ標準的な高さでした。
ただし、駒のカーブが通常よりも少し緩めでフラットな感じでした。このため、そのソリストがＡ線やＤ線を弾く際に、時々、弓の毛が他の弦に触れて、意図せざる重音が出てました。
小さい会場でしたので、ソリストからわずか２メートル少々の至近距離で聴くことができましたが、駒のカーブが緩いことによって、和音は弾きやすそうでしたが、単音でのロングトーンやレガートのパッセージは弾きにくそうに見えました。
駒のカーブをフラット気味にすると、ボウイングに熟達したソリストでさえも、時々、隣の弦に弓の毛が触れて余計なノイズが出てしまうわけですから、アマチュアレベルでは、駒のカーブをフラットにしたりしないで標準的なカーブにしておいた方が無難だと思います。
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Re: ソリスト愛用のヴァイオリンについての思い出
投稿日時：2011年05月21日 08:36
投稿者：●は新手のあらし？(ID：JQZFVJk)
●（紫）は新手のあらしですね。
[43465]
Re: ソリスト愛用のヴァイオリンについての思い出
投稿日時：2011年05月21日 15:21
投稿者：余計なノイズ(ID：Nzdhdyg)
余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ余計なノイズ
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