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遠鳴り音の判別について
投稿日時:2012年04月06日 05:59
投稿者:reina(ID:QHZWUkg)
疑問なのですが、ホールの最後尾まで音が届く楽器=芯の強い楽器ということでしょうか?
また、ホールで確認できれば一番良いのでしょうが、野外で確認する方法も有効なのでは?と思いましたが如何でしょうか。
(もちろん楽器の安全は確保していますので、その点についての注意はご遠慮ください)
以前、どなたかが、防音室の外で聞いても確認可能と仰っていましたが、生徒さんの楽器選びの際試してみたところ、音量に関してはよく分かりませんでした。
大ホールでは違いがよく分かるのですが・・。
最近傍でカンカン鳴る楽器が多く困っております。
また、ホールで確認できれば一番良いのでしょうが、野外で確認する方法も有効なのでは?と思いましたが如何でしょうか。
(もちろん楽器の安全は確保していますので、その点についての注意はご遠慮ください)
以前、どなたかが、防音室の外で聞いても確認可能と仰っていましたが、生徒さんの楽器選びの際試してみたところ、音量に関してはよく分かりませんでした。
大ホールでは違いがよく分かるのですが・・。
最近傍でカンカン鳴る楽器が多く困っております。
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Re: 遠鳴り音の判別について
投稿日時:2012年08月23日 15:44
投稿者:たく(ID:MZmFRSY)
クラドニ図形は、楽器を組み立てる前の1枚の板の上に砂をのせて、振動を与えるとそのモードごとに色々な図形がえられるものと理解しています。従って、組み上げた楽器は、まったく別の振動していると思いますよ。
詳しくは、Martin Schleske さんのホームページをご覧になってください。
モードによて楽器の振動形態は変わりますが、概ね、ねじれるように動いています。このような振動状態では、クラニド図形は得られないのでは?。
組上げられた楽器がどのように振動していたかは、ニスのひび割れから推測が可能です。よく弾きこまれた楽器をじっくり眺めてください。面白い模様が見れますよ。
それから、「バイオリンの音色」はニスも起因していますが、それによって「だいたいきまる」ものではないと思いますよ。「音色」の決定要因は、
① 材料の質
② 構造形式
③ 製作精度
④ 魂柱、駒の材質や加工技術
⑤ フィティング材料(ペグ、テールピース、顎宛等)
⑥ 弓の材質・性能
⑦ 演奏者の技術(右手、左手の全に関して)
⑧ 演奏者の肉体(体格、骨格、左指の腹の大きさ・固さも含めてあらゆる条件で)
⑨ 演奏する会場(会場も楽器の一部)
⑩ 肩あて
等で、挙げたらきりがありません。全てが音色を決定する要因です。そのうちでニスが大きな役割を果たしているという意味で、おっしゃっているのかもしれませんが、「音色を決める一要因」とだけ考えた方が合理的どと思うのですが。
詳しくは、Martin Schleske さんのホームページをご覧になってください。
モードによて楽器の振動形態は変わりますが、概ね、ねじれるように動いています。このような振動状態では、クラニド図形は得られないのでは?。
組上げられた楽器がどのように振動していたかは、ニスのひび割れから推測が可能です。よく弾きこまれた楽器をじっくり眺めてください。面白い模様が見れますよ。
それから、「バイオリンの音色」はニスも起因していますが、それによって「だいたいきまる」ものではないと思いますよ。「音色」の決定要因は、
① 材料の質
② 構造形式
③ 製作精度
④ 魂柱、駒の材質や加工技術
⑤ フィティング材料(ペグ、テールピース、顎宛等)
⑥ 弓の材質・性能
⑦ 演奏者の技術(右手、左手の全に関して)
⑧ 演奏者の肉体(体格、骨格、左指の腹の大きさ・固さも含めてあらゆる条件で)
⑨ 演奏する会場(会場も楽器の一部)
⑩ 肩あて
等で、挙げたらきりがありません。全てが音色を決定する要因です。そのうちでニスが大きな役割を果たしているという意味で、おっしゃっているのかもしれませんが、「音色を決める一要因」とだけ考えた方が合理的どと思うのですが。
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Re: 遠鳴り音の判別について
投稿日時:2012年08月25日 13:29
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
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Mature氏[12/08/23 1:47:03]投稿、
>バイオリンの音は、ニスによってだいたいきまります。
これは、明らかなデマです。ストラディヴァリウスの音色の秘密はニスにある、としたヒル商会のマーケティングが成功した、という点で、正しく、現実には全くのデマです。
バイオリンの音は、ニスによってだいたいきまりません。
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Re: 遠鳴り音の判別について
投稿日時:2012年08月23日 01:47
投稿者:Mature(ID:IEVWlYk)
バイオリンの音は、ニスによってだいたいきまります。弾くにつれて、ニスの粒子はクラドニ図形に沿って動きます。よく響くホールできちんとした奏者が弾き続けると、遠鳴りするようになります。やはり、時間が必要ですので、若い楽器はなかなかむずかしいのでは。
しかし、そういう新しい楽器もホールで数時間弾き続けれると楽器の音は変わってきます。そのまま今度は狭いリハーサル室で弾くと、思わず、ずっこけるような音になります。(経験談)耳も慣れていなかったのかもしれませんが。
しかし、そういう新しい楽器もホールで数時間弾き続けれると楽器の音は変わってきます。そのまま今度は狭いリハーサル室で弾くと、思わず、ずっこけるような音になります。(経験談)耳も慣れていなかったのかもしれませんが。
>バイオリンの音は、ニスによってだいたいきまります。
これは、明らかなデマです。ストラディヴァリウスの音色の秘密はニスにある、としたヒル商会のマーケティングが成功した、という点で、正しく、現実には全くのデマです。
バイオリンの音は、ニスによってだいたいきまりません。
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