[49970]
ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2015年10月26日 21:05
投稿者:名無し(ID:EJR5cZQ)
ヴァイオリンの基礎練習としてやった方が良さそうなものは多々ありますが、何をどれだけやったらいいのか、見当がつきません。
ヴァイオリンの先生に聞くのも手ですが、私の先生はあまりはっきりした方針や量を示してくれません。
開放弦ボウイング・中弓→先弓→元弓→全弓のように弓を広げる・アーティキュレーション練習・デタシェ/跳弓/投弓などのように無数にある基礎練習メニューをどう組み合わせたらよいのか、考え方のヒントをいただけないでしょうか。
ヴァイオリンの先生に聞くのも手ですが、私の先生はあまりはっきりした方針や量を示してくれません。
開放弦ボウイング・中弓→先弓→元弓→全弓のように弓を広げる・アーティキュレーション練習・デタシェ/跳弓/投弓などのように無数にある基礎練習メニューをどう組み合わせたらよいのか、考え方のヒントをいただけないでしょうか。
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【ご参考】
[51810]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月25日 01:07
投稿者:pochi(ID:GEYnASA)
Eddy氏、
下降音形の4指が明らかに低いですね。
・開放弦と同音の重音で弾く
・D線Aなら、A線Hと重音で弾けるようにする
・4の指を押さえる時に3の指も同時に押さえる
これら3つを出来る様にしましょう。
音が正確には解っていない様に聴こえます。
下降音形の4指が明らかに低いですね。
・開放弦と同音の重音で弾く
・D線Aなら、A線Hと重音で弾けるようにする
・4の指を押さえる時に3の指も同時に押さえる
これら3つを出来る様にしましょう。
音が正確には解っていない様に聴こえます。
[51811]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月25日 22:19
投稿者:Eddy(ID:IgeDQTA)
pochi様
早速の,しかも前向きなコメントありがとうございます.
(良い意味で,ちょっと予想外ではありましたが)
早速,仰せのやり方で弾いて確認してみました.
もともと3と4は一緒に押さえております.
上向型も4で弾いてみましたが,こちらは比較的あっていた
(もしくはどちらかというと高め)のに対して,
下降型では低め(特にA線)になりやすいようでした.
残った1に引きずられているのかもしれません.
おっしゃる通り,音程が正確に分かっていないため
単音だと修正フィードバックがかからないのでしょうね.
現時点の練習音源をアップロードしてみました.
(重音はいささか苦しいところがありますが...)
https://youtu.be/lifpAzfqCtY
引き続き練習してみたいと思います.
よろしくお願い申し上げます.
早速の,しかも前向きなコメントありがとうございます.
(良い意味で,ちょっと予想外ではありましたが)
早速,仰せのやり方で弾いて確認してみました.
もともと3と4は一緒に押さえております.
上向型も4で弾いてみましたが,こちらは比較的あっていた
(もしくはどちらかというと高め)のに対して,
下降型では低め(特にA線)になりやすいようでした.
残った1に引きずられているのかもしれません.
おっしゃる通り,音程が正確に分かっていないため
単音だと修正フィードバックがかからないのでしょうね.
現時点の練習音源をアップロードしてみました.
(重音はいささか苦しいところがありますが...)
https://youtu.be/lifpAzfqCtY
引き続き練習してみたいと思います.
よろしくお願い申し上げます.
[51814]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月26日 02:30
投稿者:pochi(ID:FFUodZE)
Eddy氏は、音に対するイメイジが希薄な病気なので、大人向き特効薬を処方します。
ゆっくり弾いて下さい。デタッシェが出来ていないとか、あるんですが、スズチンの「きらきら星」は弾けますか?
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51812#51813
弦を1つ下へ移調して、DDAAHHAで弾いてみて下さい。
音程に特化します。まず、2音目Eがホンの少し低く、D線G、A線Dが低い、のです。FisやCisは難しいので後回しです。全く取れていません。
4つに刻んで、非常にゆっくり弾いて、音程が当たったら、ヴィブラートを掛けてみて下さい。そのまま、その音を弾き続け、ピッタリ当たった音程でヴィブラートを止めて弾いて下さい。
当たっていない音にヴィブラートを掛けるのは、下手になる為の特効薬なのですが、当たった音にヴィブラートを掛けるのは、上手くなる為の特効薬です。
間違えると特攻隊みたいなもので、危ない練習法ですよ。先生のガイダンスが有った方がよい、と思います。容量・用法を間違えると、毒になるのが、薬です。
音程の取り方は、投稿済みです。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
ゆっくり弾いて下さい。デタッシェが出来ていないとか、あるんですが、スズチンの「きらきら星」は弾けますか?
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51812#51813
弦を1つ下へ移調して、DDAAHHAで弾いてみて下さい。
音程に特化します。まず、2音目Eがホンの少し低く、D線G、A線Dが低い、のです。FisやCisは難しいので後回しです。全く取れていません。
4つに刻んで、非常にゆっくり弾いて、音程が当たったら、ヴィブラートを掛けてみて下さい。そのまま、その音を弾き続け、ピッタリ当たった音程でヴィブラートを止めて弾いて下さい。
当たっていない音にヴィブラートを掛けるのは、下手になる為の特効薬なのですが、当たった音にヴィブラートを掛けるのは、上手くなる為の特効薬です。
間違えると特攻隊みたいなもので、危ない練習法ですよ。先生のガイダンスが有った方がよい、と思います。容量・用法を間違えると、毒になるのが、薬です。
音程の取り方は、投稿済みです。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
[51818]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月27日 21:05
投稿者:Eddy(ID:IgeDQTA)
pochi様
仰せの方法で音階を弾いてみました.
https://youtu.be/vVVX6gyUAPk
3,4と隣の弦の共鳴はこれまでも手掛かりとしていましたので
精度はともかく聞こえておりますが,
D線1とE線の共鳴はいまいちピンときません.
他の音はとりあえず雰囲気?で取っております.
少しは薬になっているとよいですが(笑)
よろしくお願い申し上げます.
学生時代のレッスンのときのことを思い出しながら弾いております.
一人で何となく弾いていると,易きに流れる一方ですが,
課題が与えられると,俄然,練習する気になってきますね.
仰せの方法で音階を弾いてみました.
https://youtu.be/vVVX6gyUAPk
3,4と隣の弦の共鳴はこれまでも手掛かりとしていましたので
精度はともかく聞こえておりますが,
D線1とE線の共鳴はいまいちピンときません.
他の音はとりあえず雰囲気?で取っております.
少しは薬になっているとよいですが(笑)
よろしくお願い申し上げます.
学生時代のレッスンのときのことを思い出しながら弾いております.
一人で何となく弾いていると,易きに流れる一方ですが,
課題が与えられると,俄然,練習する気になってきますね.
[51820]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月27日 21:20
投稿者:pochi(ID:MASBIok)
[51818]
Eddy氏、
効果は絶大であった、様です。自分でも解るでしょう。
弓の乱れがありますので、これを行ってみてください。
>http://fstrings.com/board/index.asp?id=51812#51813
>弦を1つ下へ移調して、DDAAHHAで弾いてみて下さい。
----最初は無理なので、全弓元弓~先弓まで全部使わず、両端10cmくらい余らせても構いません。徐々に、両端1cm程度迄、弓幅を拡大します。
必ず、弓と弦の接点を見て、弾いて下さい。出来れば、弓に印を付けて、行ってみましょう。
[51818]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月27日 21:05
投稿者:Eddy(ID:IgeDQTA)
pochi様
仰せの方法で音階を弾いてみました.
https://youtu.be/vVVX6gyUAPk
3,4と隣の弦の共鳴はこれまでも手掛かりとしていましたので
精度はともかく聞こえておりますが,
D線1とE線の共鳴はいまいちピンときません.
他の音はとりあえず雰囲気?で取っております.
少しは薬になっているとよいですが(笑)
よろしくお願い申し上げます.
学生時代のレッスンのときのことを思い出しながら弾いております.
一人で何となく弾いていると,易きに流れる一方ですが,
課題が与えられると,俄然,練習する気になってきますね.
仰せの方法で音階を弾いてみました.
https://youtu.be/vVVX6gyUAPk
3,4と隣の弦の共鳴はこれまでも手掛かりとしていましたので
精度はともかく聞こえておりますが,
D線1とE線の共鳴はいまいちピンときません.
他の音はとりあえず雰囲気?で取っております.
少しは薬になっているとよいですが(笑)
よろしくお願い申し上げます.
学生時代のレッスンのときのことを思い出しながら弾いております.
一人で何となく弾いていると,易きに流れる一方ですが,
課題が与えられると,俄然,練習する気になってきますね.
効果は絶大であった、様です。自分でも解るでしょう。
弓の乱れがありますので、これを行ってみてください。
>http://fstrings.com/board/index.asp?id=51812#51813
>弦を1つ下へ移調して、DDAAHHAで弾いてみて下さい。
----最初は無理なので、全弓元弓~先弓まで全部使わず、両端10cmくらい余らせても構いません。徐々に、両端1cm程度迄、弓幅を拡大します。
必ず、弓と弦の接点を見て、弾いて下さい。出来れば、弓に印を付けて、行ってみましょう。
[51836]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月28日 22:16
投稿者:Eddy(ID:IgeDQTA)
pochi様
スケールは自分もヴィブラートはかけてはいけないと教わってましたので,
この練習法は意外でした.自分でも効果を自覚しております.
持続音では気づきにくい正しい音程との差を,ヴィブラートで音程に振幅を持たせることで,
天秤針のように判別しやすくするということだと理解しております.
あとは指の動きと音程の変化の知覚とをリンクさせることで,
正しい音程への修正をより容易にするといった感じでしょうか.
御指導,まさに指の導きですね.ありがとうございます.
毒にも薬にもなるというのは,正しい音程に向かっている状態でないと
音程が収束せず,発散してえらいことになるということですね.
きらきら星,仰せのとおり弾いてみました.
スズキの教本はやっていないので,ちゃんと弾いたのは初めてかもしれません.
弓先までは使っていますが,弓元は苦手で銀線巻を越える辺りまでです.
https://youtu.be/wDbtk5UP0tc
音階練習の時よりは,右手がほぐれてきたような気がします.
ちょっとやる気になり,久しぶりに毎日弾いています.
スケールは自分もヴィブラートはかけてはいけないと教わってましたので,
この練習法は意外でした.自分でも効果を自覚しております.
持続音では気づきにくい正しい音程との差を,ヴィブラートで音程に振幅を持たせることで,
天秤針のように判別しやすくするということだと理解しております.
あとは指の動きと音程の変化の知覚とをリンクさせることで,
正しい音程への修正をより容易にするといった感じでしょうか.
御指導,まさに指の導きですね.ありがとうございます.
毒にも薬にもなるというのは,正しい音程に向かっている状態でないと
音程が収束せず,発散してえらいことになるということですね.
きらきら星,仰せのとおり弾いてみました.
スズキの教本はやっていないので,ちゃんと弾いたのは初めてかもしれません.
弓先までは使っていますが,弓元は苦手で銀線巻を越える辺りまでです.
https://youtu.be/wDbtk5UP0tc
音階練習の時よりは,右手がほぐれてきたような気がします.
ちょっとやる気になり,久しぶりに毎日弾いています.
[51838]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月29日 00:46
投稿者:pochi(ID:QmAwkhU)
[51836]
Eddy氏、
ヴィブラートの響きでピッタリの瞬間の音の響きを体得する為に、ヴィブラートを掛けて貰いました。
改善は聴き取れるのですが、音程は相変わらず低めです。D線EとG、A線Hが低い。ヴァイオリンの音程は、大体ではなく、ピッタリがあります。
D線Eは、A線との完全四度、GはG線とのオクターブ、A線Hは、E線との完全四度、です。
完全四度が解らない人は多いですね。オクターブで完全五度の裏です。
意外と、下からだと広いもので、上からだと狭いものです。
運弓がビビっているのは解りますよね。まずは全弓ではなく、中弓1/3だけ、正逆弓で弾けるようにしましょう。という事は、先弓・元弓も行います。先元の1/2弓も行います。最後に全弓です。
[51836]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月28日 22:16
投稿者:Eddy(ID:IgeDQTA)
pochi様
スケールは自分もヴィブラートはかけてはいけないと教わってましたので,
この練習法は意外でした.自分でも効果を自覚しております.
持続音では気づきにくい正しい音程との差を,ヴィブラートで音程に振幅を持たせることで,
天秤針のように判別しやすくするということだと理解しております.
あとは指の動きと音程の変化の知覚とをリンクさせることで,
正しい音程への修正をより容易にするといった感じでしょうか.
御指導,まさに指の導きですね.ありがとうございます.
毒にも薬にもなるというのは,正しい音程に向かっている状態でないと
音程が収束せず,発散してえらいことになるということですね.
きらきら星,仰せのとおり弾いてみました.
スズキの教本はやっていないので,ちゃんと弾いたのは初めてかもしれません.
弓先までは使っていますが,弓元は苦手で銀線巻を越える辺りまでです.
https://youtu.be/wDbtk5UP0tc
音階練習の時よりは,右手がほぐれてきたような気がします.
ちょっとやる気になり,久しぶりに毎日弾いています.
スケールは自分もヴィブラートはかけてはいけないと教わってましたので,
この練習法は意外でした.自分でも効果を自覚しております.
持続音では気づきにくい正しい音程との差を,ヴィブラートで音程に振幅を持たせることで,
天秤針のように判別しやすくするということだと理解しております.
あとは指の動きと音程の変化の知覚とをリンクさせることで,
正しい音程への修正をより容易にするといった感じでしょうか.
御指導,まさに指の導きですね.ありがとうございます.
毒にも薬にもなるというのは,正しい音程に向かっている状態でないと
音程が収束せず,発散してえらいことになるということですね.
きらきら星,仰せのとおり弾いてみました.
スズキの教本はやっていないので,ちゃんと弾いたのは初めてかもしれません.
弓先までは使っていますが,弓元は苦手で銀線巻を越える辺りまでです.
https://youtu.be/wDbtk5UP0tc
音階練習の時よりは,右手がほぐれてきたような気がします.
ちょっとやる気になり,久しぶりに毎日弾いています.
ヴィブラートの響きでピッタリの瞬間の音の響きを体得する為に、ヴィブラートを掛けて貰いました。
改善は聴き取れるのですが、音程は相変わらず低めです。D線EとG、A線Hが低い。ヴァイオリンの音程は、大体ではなく、ピッタリがあります。
D線Eは、A線との完全四度、GはG線とのオクターブ、A線Hは、E線との完全四度、です。
完全四度が解らない人は多いですね。オクターブで完全五度の裏です。
意外と、下からだと広いもので、上からだと狭いものです。
運弓がビビっているのは解りますよね。まずは全弓ではなく、中弓1/3だけ、正逆弓で弾けるようにしましょう。という事は、先弓・元弓も行います。先元の1/2弓も行います。最後に全弓です。
[51839]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月29日 08:00
投稿者:Eddy(ID:IgeDQTA)
pochi様
いつも,早々のコメントありがとうございます.
1の指の取り方ですが,楽典が良くわかっていないので完全四度といわれても,いまいちピンとこないのですが,上の弦と重音で弾くと響くポイントははっきりわかります.この音で正しいのでしょうか?
いつも,早々のコメントありがとうございます.
1の指の取り方ですが,楽典が良くわかっていないので完全四度といわれても,いまいちピンとこないのですが,上の弦と重音で弾くと響くポイントははっきりわかります.この音で正しいのでしょうか?
[51840]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年09月29日 10:59
投稿者:pochi(ID:QmAwkhU)
>この音で正しいのでしょうか?
----その通りです。
/////
ヴァイオリンに必要な簡単な算数です。
完全八度=2倍音
完全五度=3/2倍音
完全四度=4/3倍音
完全四度+完全五度=オクターブ
(周波数比ですから掛算です)
完全五度-完全四度=長二度=9/8倍音(約204セント)
完全四度-2長二度=半音=256/243倍音(約90セント)
ヴァイオリンの音階は、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
の間が、9/8倍音と256/243倍音だけで成り立っています。
それぞれ、
9/8・9/8・256/243・9/8・9/8・9/8・256/243
全部掛け算してみてください。2になります。
/////
ここからは当面不必要な知識です。
9/8倍音を「大全音」と呼びます。
長二度には9/8倍音だけではなく10/9倍音があります。
D線EをE線との共鳴で取ると、D-E間が9/8倍音の大全音
D線EをG線との共鳴(長六度)で取ると、D-E間が10/9倍音の小全音
/////
ヴァイオリンの半音256/243倍音(約90セント)をリンマと呼びます。
ヴァイオリンの全音9/8倍音をトノマと呼びます。
ヴァイオリンの全音トノマ=2(リンマ)+カンマ(約24セント)
カンマは、同名異音、例えば、FisisとGの差です。
ヴァイオリンではFisisの方が高くなります。
/////
小学生の算数なので、計算してみましょう。
完全五度(3/2倍音)で
・・・Ces・Ges・Des・As・Es・B・F・C・G・D・A・E・H・Fis・Cis・Gis・Dis・Ais・Eis・His・Fisis・・・
これがピタゴラス音律の元々の定義です。
2度と同音が出てきませんから、鍵盤楽器の調律には不向きです。
ヴァイオリンだと、ピアノの同名異音は異名異音なので、問題有りません。
Fisis-G
His-C
Eis-F
Ais-B
Dis-Es
Gis-As
Cis-Des
Fis-Ges
H-Ces
等が、カンマになります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E
こちらに計算があります。
/////
上の理屈から、♯や♭は、カンマ+リンマで、理論値は約114セントになります。♯や♭を大げさに取れ、という理屈の根拠です。
/////
チェリストのカザルスに至っては、弦楽器の半音は全音の1/3で取れ、としています。旋律の長調の第三音、例えばA-durのCisは高く取ると緊張感の高い音階になり、CisとDとの差を1/3全音にしなさい、というのが趣旨です。
https://youtu.be/u1FInAUOhP0
https://youtu.be/ylSwwirV59A
こちらに指導例動画があります。
/////
小全音(10/9倍音)は、和声の音程の時に使います。
大全音+小全音=純正長三度(5/4倍音)
完全五度から長三度を引くと、短三度(6/5倍音)
になります。
/////
純正律のド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
9/8・10/9・16/15・9/8・10/9・9/8・16/15
この様になっています。
それぞれの音の比を計算すると、
完全1度 1倍音
短2度 16/15倍音
長2度 9/8倍音
短3度 6/5倍音
長3度 5/4倍音
完全4度 4/3倍音
完全5度 3/2倍音
短6度 8/5倍音
長6度 5/3倍音
短7度 9/5倍音
長7度 15/8倍音
完全8度 2倍音
この様な単純な整数倍比になります。
運指が難しいので、初心者向けではありません。
//////
以上が音程の理屈です。
ttp://maki-music.net/blog/weblec/ensemble/1_2temperament.html
こちらに説明されています。元ネタは、この本だと思われます。
ttp://books.rakuten.co.jp/rb/12634476/
弦楽器のイントネーション
メロディーとハーモニーの耳をよくするために
クリスティーネヘマン著
----その通りです。
/////
ヴァイオリンに必要な簡単な算数です。
完全八度=2倍音
完全五度=3/2倍音
完全四度=4/3倍音
完全四度+完全五度=オクターブ
(周波数比ですから掛算です)
完全五度-完全四度=長二度=9/8倍音(約204セント)
完全四度-2長二度=半音=256/243倍音(約90セント)
ヴァイオリンの音階は、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
の間が、9/8倍音と256/243倍音だけで成り立っています。
それぞれ、
9/8・9/8・256/243・9/8・9/8・9/8・256/243
全部掛け算してみてください。2になります。
/////
ここからは当面不必要な知識です。
9/8倍音を「大全音」と呼びます。
長二度には9/8倍音だけではなく10/9倍音があります。
D線EをE線との共鳴で取ると、D-E間が9/8倍音の大全音
D線EをG線との共鳴(長六度)で取ると、D-E間が10/9倍音の小全音
/////
ヴァイオリンの半音256/243倍音(約90セント)をリンマと呼びます。
ヴァイオリンの全音9/8倍音をトノマと呼びます。
ヴァイオリンの全音トノマ=2(リンマ)+カンマ(約24セント)
カンマは、同名異音、例えば、FisisとGの差です。
ヴァイオリンではFisisの方が高くなります。
/////
小学生の算数なので、計算してみましょう。
完全五度(3/2倍音)で
・・・Ces・Ges・Des・As・Es・B・F・C・G・D・A・E・H・Fis・Cis・Gis・Dis・Ais・Eis・His・Fisis・・・
これがピタゴラス音律の元々の定義です。
2度と同音が出てきませんから、鍵盤楽器の調律には不向きです。
ヴァイオリンだと、ピアノの同名異音は異名異音なので、問題有りません。
Fisis-G
His-C
Eis-F
Ais-B
Dis-Es
Gis-As
Cis-Des
Fis-Ges
H-Ces
等が、カンマになります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E
こちらに計算があります。
/////
上の理屈から、♯や♭は、カンマ+リンマで、理論値は約114セントになります。♯や♭を大げさに取れ、という理屈の根拠です。
/////
チェリストのカザルスに至っては、弦楽器の半音は全音の1/3で取れ、としています。旋律の長調の第三音、例えばA-durのCisは高く取ると緊張感の高い音階になり、CisとDとの差を1/3全音にしなさい、というのが趣旨です。
https://youtu.be/u1FInAUOhP0
https://youtu.be/ylSwwirV59A
こちらに指導例動画があります。
/////
小全音(10/9倍音)は、和声の音程の時に使います。
大全音+小全音=純正長三度(5/4倍音)
完全五度から長三度を引くと、短三度(6/5倍音)
になります。
/////
純正律のド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
9/8・10/9・16/15・9/8・10/9・9/8・16/15
この様になっています。
それぞれの音の比を計算すると、
完全1度 1倍音
短2度 16/15倍音
長2度 9/8倍音
短3度 6/5倍音
長3度 5/4倍音
完全4度 4/3倍音
完全5度 3/2倍音
短6度 8/5倍音
長6度 5/3倍音
短7度 9/5倍音
長7度 15/8倍音
完全8度 2倍音
この様な単純な整数倍比になります。
運指が難しいので、初心者向けではありません。
//////
以上が音程の理屈です。
ttp://maki-music.net/blog/weblec/ensemble/1_2temperament.html
こちらに説明されています。元ネタは、この本だと思われます。
ttp://books.rakuten.co.jp/rb/12634476/
弦楽器のイントネーション
メロディーとハーモニーの耳をよくするために
クリスティーネヘマン著
[51849]
Re: ヴァイオリンの基礎練習メニューの組み方
投稿日時:2016年10月01日 18:41
投稿者:Eddy(ID:IgeDQTA)
pochi様
ありがとうございます.
難しいことは分かりませんが,とりあえず1,3,4は共鳴で音を取って問題ないということですね.
重音で弾けば共鳴は聞こえておりますので,正しい音の答え合わせができるので気が楽です.
きらきら星,および最初に立ち戻り音階を練習してみました.
https://youtu.be/ur92ugVWC5M
https://youtu.be/ZV5WrMyMJrs
以前のと聞き比べると改善されているように思いますが,いかがでしょうか.
よろしくお願い申し上げます.
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