[51812]
ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年09月25日 22:29
投稿者:マルコとアメデオ(ID:FElxWWA)
推敲に推敲を重ねましたが、それでも文章が長いです。私の練習を検証して下さる方がいらしたら、お願いします。
ボーイングができなくて本当に困っています。
40過ぎから始めて7年のOLです。
3人の先生に習いました。
①1人目の先生 →大人の音楽教室の個人レッスンを3年
鈴木1巻からスタートして4巻に入った頃から、アップで弓が当たらなくなりました。時々、E線でキーとガラスを引っ掻いたような音も出ます。先生には「もっと力を入れて」「数を弾けば治る」と言われました。
なかなか力が入らないので、数を弾いて解決することにしました。
・練習時間→平日は30分、土日は3時間、ほぼ毎日
夏休みなど長い休みには、セブシック1巻最初の方を、1日4時間ほどやりましたが、全く治らず。先生のコメントは変わらず。できてもできなくても、お構いなしに曲が進んでいくので、先生を替えることにしました。
②2人目の先生 →大人の音楽教室の個人レッスンを3年
どうしておかしくなったのか、わからなかったので、楽器の持ち方から見てもらうことにしました。
ホーマン1巻とセブシック1巻からスタートして、最初に直されたのは肩当ての付け方。
1人目の先生は肩当てなしだったので、ネットで調べて自分なりにセットしていましたが、全く意味のない付け方だったと判明しました。
次に弓の持ち方。
・1人目の先生→親指をフロッグのカーブの中に置く。小指は離れてもOK
・2人目の先生→親指は巻き皮とフロッグの間でキツネさん。小指はパールアイの上にしっかり付ける
練習する時は、パールアイの上に両面テープを貼り、そこに小指を置いて、キツネさん持ちをキープするようにしました。
・練習時間→平日は30分、土日は3時間で週3、4日
夏休みは6時間やってみましたが1日で挫折。翌日から手が重くて、1日4時間。
休み明けには、弓を動かす度に左右に動いていたフロッグが、手の中で収まるようになりました。小指はまだ離れます。
「移弦する時の肘の高さ」も指摘されました。
しばらくして、弓が当たり出して、E線のキーもなくなってくると、今度はダウンで、弓が弦の上を飛び跳ねるようになりました。アップは問題ありません。
先生は「力を抜いて」「自然に動かして」と繰り返し言います。
ネットで調べながら、いろいろ試してみたのですが、それでもできず。とうとう先生に「どうしてできないのか、わからない」と言われ、困り果てて、先生を替えることにしました。
③3人目、現在の先生→ネットで見つけた個人レッスンを1年
曲はいいから、ボーイングを見て欲しいとお願いして、セブシック2巻1ページ目をやることにしました。
先生のボーイングは、
・持ち方はキツネさんだが、指と指の間を、それぞれ指1本くらい開ける
私→広げて持っても、気が付くと中指と薬指がくっついている。時には、人差し指側に全部、指が寄っている。
・弓は上から持つ
私→横から持っているらしい。でも、どう持つと上なんだか、わからない。
・甲の上にコップをのせているつもりで、それが落ちないように手首を動かす。猫が顔をなでるように
私→ネットで見る「手首を鼻に近づける」かな?
・ボーイングは弧の軌道。腕の重さをのせて動かす
私→どういう感覚になれば、腕の重さがのっている状態なのか、わからない。
・ダウンは人差し指で方向を決め、アップは小指から弓を押し上げる。人差し指から小指へ重心が滑らかに移動する
私→小指から押し上げると、弓が重い。アップ元弓までいくと、弓を落とす。小指がすぐに弓から外れる。
「ダウンよりもアップに問題がある」と先生に指摘され、まず、小指の筋力を鍛えることにしました。
・大学からビオラをやっている同僚がプロに習った方法で、弦の少し上に弓を構えて、4拍で一弓などカウントしながら、ダウン、アップを繰り返す。野球の素振りみたいなもの?
ここまで来てやっと思い出したというか、すっかり忘れていたのですが、実は私、がっつり三味線を弾いていた時期があって、骨格が三味線仕様になっています。自分では自然だと思っている腕の動きが、バイオリンでは不都合だったのかも。
そういえば、2人目の先生を探していた頃、
・弓は、1本の棒をまっすぐ横に引っ張るつもりで動かし、腕を捻らないこと
と、体験レッスンで指摘されましたが、「捻らない」が全くわからず、途方に暮れたっけ。
そこで、にじみ出ているらしい三味線の基本姿勢「肘を張る」をしないように練習して、やっとダウンが動き出しました。
3ヶ月後、「練習のための練習になっているから、曲にしたら?」という先生の言葉で、鈴木6巻のヘンデルのソナタを始めましたが、曲になると全くダメで、四分音符もまともに1本、通りません。特に弓の下半分で、ダウンもアップも激しく暴れます。
マスタークラスでもないのに、先生の前では、いつもガタガタ。それでもたまには、きれいに動くこともあります。家で弾いても、仲間内で弾いても、いつでもどこでも飛び跳ねていた2人目の先生の時と比べると、ましにはなっているのですが・・・
それを説明すると、先生は「精神的な問題。強い心を持って」と言います。
強い心と言われても、手だてがないので、この1、2ヶ月は曲をやめて、こちらのサイト内で見つけた、
・駒寄りでギコギコ弾く
・壁に直角に立って弾く
・GDAEの4弦を、開放弦でアップで一弓、ダウンで一弓、弾く
・GDAEを、各弦で2カ所つづ弾く (オクターブはきつかったので)
を取り入れて、1セット=30分で、平日は1セット、土日は3セット、やっています。
今、カトー・ハヴァシュ著「あがりを克服する」を読んでいます。
「弓を掴む」「手首からアクションを起こす」と「肘が固まって」身体の自然な動きが妨げられる、とあり、キーになるのは「肘」なのか、次は、ハーバード・ホーン著「ヴァイオリン演奏のこつ」を読んで、対策を練ろうと考えています。
本当に長い文章で、最後までおつきあい下さった方、ありがとうございました。
私の練習の中で、何か気づいたところ、大きな間違いはどこだと思いましたか?
(バイオリンを選んだこと、と言われたらおしまいですが・・・)
ボーイングができなくて本当に困っています。
40過ぎから始めて7年のOLです。
3人の先生に習いました。
①1人目の先生 →大人の音楽教室の個人レッスンを3年
鈴木1巻からスタートして4巻に入った頃から、アップで弓が当たらなくなりました。時々、E線でキーとガラスを引っ掻いたような音も出ます。先生には「もっと力を入れて」「数を弾けば治る」と言われました。
なかなか力が入らないので、数を弾いて解決することにしました。
・練習時間→平日は30分、土日は3時間、ほぼ毎日
夏休みなど長い休みには、セブシック1巻最初の方を、1日4時間ほどやりましたが、全く治らず。先生のコメントは変わらず。できてもできなくても、お構いなしに曲が進んでいくので、先生を替えることにしました。
②2人目の先生 →大人の音楽教室の個人レッスンを3年
どうしておかしくなったのか、わからなかったので、楽器の持ち方から見てもらうことにしました。
ホーマン1巻とセブシック1巻からスタートして、最初に直されたのは肩当ての付け方。
1人目の先生は肩当てなしだったので、ネットで調べて自分なりにセットしていましたが、全く意味のない付け方だったと判明しました。
次に弓の持ち方。
・1人目の先生→親指をフロッグのカーブの中に置く。小指は離れてもOK
・2人目の先生→親指は巻き皮とフロッグの間でキツネさん。小指はパールアイの上にしっかり付ける
練習する時は、パールアイの上に両面テープを貼り、そこに小指を置いて、キツネさん持ちをキープするようにしました。
・練習時間→平日は30分、土日は3時間で週3、4日
夏休みは6時間やってみましたが1日で挫折。翌日から手が重くて、1日4時間。
休み明けには、弓を動かす度に左右に動いていたフロッグが、手の中で収まるようになりました。小指はまだ離れます。
「移弦する時の肘の高さ」も指摘されました。
しばらくして、弓が当たり出して、E線のキーもなくなってくると、今度はダウンで、弓が弦の上を飛び跳ねるようになりました。アップは問題ありません。
先生は「力を抜いて」「自然に動かして」と繰り返し言います。
ネットで調べながら、いろいろ試してみたのですが、それでもできず。とうとう先生に「どうしてできないのか、わからない」と言われ、困り果てて、先生を替えることにしました。
③3人目、現在の先生→ネットで見つけた個人レッスンを1年
曲はいいから、ボーイングを見て欲しいとお願いして、セブシック2巻1ページ目をやることにしました。
先生のボーイングは、
・持ち方はキツネさんだが、指と指の間を、それぞれ指1本くらい開ける
私→広げて持っても、気が付くと中指と薬指がくっついている。時には、人差し指側に全部、指が寄っている。
・弓は上から持つ
私→横から持っているらしい。でも、どう持つと上なんだか、わからない。
・甲の上にコップをのせているつもりで、それが落ちないように手首を動かす。猫が顔をなでるように
私→ネットで見る「手首を鼻に近づける」かな?
・ボーイングは弧の軌道。腕の重さをのせて動かす
私→どういう感覚になれば、腕の重さがのっている状態なのか、わからない。
・ダウンは人差し指で方向を決め、アップは小指から弓を押し上げる。人差し指から小指へ重心が滑らかに移動する
私→小指から押し上げると、弓が重い。アップ元弓までいくと、弓を落とす。小指がすぐに弓から外れる。
「ダウンよりもアップに問題がある」と先生に指摘され、まず、小指の筋力を鍛えることにしました。
・大学からビオラをやっている同僚がプロに習った方法で、弦の少し上に弓を構えて、4拍で一弓などカウントしながら、ダウン、アップを繰り返す。野球の素振りみたいなもの?
ここまで来てやっと思い出したというか、すっかり忘れていたのですが、実は私、がっつり三味線を弾いていた時期があって、骨格が三味線仕様になっています。自分では自然だと思っている腕の動きが、バイオリンでは不都合だったのかも。
そういえば、2人目の先生を探していた頃、
・弓は、1本の棒をまっすぐ横に引っ張るつもりで動かし、腕を捻らないこと
と、体験レッスンで指摘されましたが、「捻らない」が全くわからず、途方に暮れたっけ。
そこで、にじみ出ているらしい三味線の基本姿勢「肘を張る」をしないように練習して、やっとダウンが動き出しました。
3ヶ月後、「練習のための練習になっているから、曲にしたら?」という先生の言葉で、鈴木6巻のヘンデルのソナタを始めましたが、曲になると全くダメで、四分音符もまともに1本、通りません。特に弓の下半分で、ダウンもアップも激しく暴れます。
マスタークラスでもないのに、先生の前では、いつもガタガタ。それでもたまには、きれいに動くこともあります。家で弾いても、仲間内で弾いても、いつでもどこでも飛び跳ねていた2人目の先生の時と比べると、ましにはなっているのですが・・・
それを説明すると、先生は「精神的な問題。強い心を持って」と言います。
強い心と言われても、手だてがないので、この1、2ヶ月は曲をやめて、こちらのサイト内で見つけた、
・駒寄りでギコギコ弾く
・壁に直角に立って弾く
・GDAEの4弦を、開放弦でアップで一弓、ダウンで一弓、弾く
・GDAEを、各弦で2カ所つづ弾く (オクターブはきつかったので)
を取り入れて、1セット=30分で、平日は1セット、土日は3セット、やっています。
今、カトー・ハヴァシュ著「あがりを克服する」を読んでいます。
「弓を掴む」「手首からアクションを起こす」と「肘が固まって」身体の自然な動きが妨げられる、とあり、キーになるのは「肘」なのか、次は、ハーバード・ホーン著「ヴァイオリン演奏のこつ」を読んで、対策を練ろうと考えています。
本当に長い文章で、最後までおつきあい下さった方、ありがとうございました。
私の練習の中で、何か気づいたところ、大きな間違いはどこだと思いましたか?
(バイオリンを選んだこと、と言われたらおしまいですが・・・)
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6 / 8 ページ [ 78コメント ]
【ご参考】
[52044]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年10月24日 20:52
投稿者:マルコとアメデオ(ID:FxmJGIQ)
新しいメニューで練習して3週間が経ちました。
近所にある大人の音楽教室に、ビオラコースが開設されたと聞いて、早速、体験レッスンを申し込みました。すると、なぜか、バイオリンを持って来て下さいとのこと。
先生は、私がどのくらい弾けるか確認したい、ということで、
・鈴木1巻「バッハのメヌエット」を弾く
・四分音符=60で、一つの音につき4拍全弓で一オクターブ弾く。次に2拍全弓、最後に1拍全弓、と、早さを倍にしていく
をリクエストされました。
思わぬ形で練習の成果を披露した結果、
・弓のガタつきが目立たなくなった
・一つの音を弾くと、音が出た瞬間より、その後の方が音が大きい。出だしが遅れる感じ
・一つの音の長さが長めになる。音の終わりの方に力がかかっている?押している感じ?
・四分音符=60で、1拍全弓になると弓が飛び跳ねる
が、確認できました。
先生のコメントは、「腕の重さがきちんと載っていないため弓が跳ねる」ので
・弓はまっすぐではなく、振り子のように動かす
・右手をグーにした時のナックル部分(指の付け根の骨が並んだ部分)にビー玉があると思って、ダウンは小指から人差し指へ転がす感じで弾く。アップは逆
ビオラは道具が重くなるので、バイオリン以上にしっかり腕の重みを載せないと音が出ない、とのことでした。
ビオラを触りに行ったのに、ほとんどバイオリンのレッスンでしたが、pochiさまの仰る「意識的に弾いてみる」は、自分が思っている以上に大げさにやって、ちょうどいいのかも、と思いました。力任せにギコギコ弾いて、やり過ぎて壊れたらどうしよう、とか、ついつい気になってしまうので、この辺りの見極めが、芯のない、ヒーみたいな音から抜け出すポイントになりそうです。
それにしても、この掲示板に辿り着いて4週間。ここまでボーイングが落ち着いて、一体、今までの先生は何だったんだろう、って思います。「これを直すにはこんな練習方法がある」とか、先生からアイディアが出たことはなかったし、アーリーちゃんの先生だって、かつてボーイングで悩んだこともあったと思いますが、昔過ぎて忘れちゃっているんでしょうかね。
余談ですが・・・
ビオラの先生の生徒さんは、バイオリンの経験もなく、管弦楽部に入って初めてビオラに触った、という中高生が多いとのこと。
いきなり交響曲をやらされて、当然ついて行けなくて、ビオラ教室に駆け込んで来るのですが、基礎をやるわけではなく、「部活においていかれないようにして下さい」と、リクエストされるので、ちょっと悲しいそうです。
近所にある大人の音楽教室に、ビオラコースが開設されたと聞いて、早速、体験レッスンを申し込みました。すると、なぜか、バイオリンを持って来て下さいとのこと。
先生は、私がどのくらい弾けるか確認したい、ということで、
・鈴木1巻「バッハのメヌエット」を弾く
・四分音符=60で、一つの音につき4拍全弓で一オクターブ弾く。次に2拍全弓、最後に1拍全弓、と、早さを倍にしていく
をリクエストされました。
思わぬ形で練習の成果を披露した結果、
・弓のガタつきが目立たなくなった
・一つの音を弾くと、音が出た瞬間より、その後の方が音が大きい。出だしが遅れる感じ
・一つの音の長さが長めになる。音の終わりの方に力がかかっている?押している感じ?
・四分音符=60で、1拍全弓になると弓が飛び跳ねる
が、確認できました。
先生のコメントは、「腕の重さがきちんと載っていないため弓が跳ねる」ので
・弓はまっすぐではなく、振り子のように動かす
・右手をグーにした時のナックル部分(指の付け根の骨が並んだ部分)にビー玉があると思って、ダウンは小指から人差し指へ転がす感じで弾く。アップは逆
ビオラは道具が重くなるので、バイオリン以上にしっかり腕の重みを載せないと音が出ない、とのことでした。
ビオラを触りに行ったのに、ほとんどバイオリンのレッスンでしたが、pochiさまの仰る「意識的に弾いてみる」は、自分が思っている以上に大げさにやって、ちょうどいいのかも、と思いました。力任せにギコギコ弾いて、やり過ぎて壊れたらどうしよう、とか、ついつい気になってしまうので、この辺りの見極めが、芯のない、ヒーみたいな音から抜け出すポイントになりそうです。
それにしても、この掲示板に辿り着いて4週間。ここまでボーイングが落ち着いて、一体、今までの先生は何だったんだろう、って思います。「これを直すにはこんな練習方法がある」とか、先生からアイディアが出たことはなかったし、アーリーちゃんの先生だって、かつてボーイングで悩んだこともあったと思いますが、昔過ぎて忘れちゃっているんでしょうかね。
余談ですが・・・
ビオラの先生の生徒さんは、バイオリンの経験もなく、管弦楽部に入って初めてビオラに触った、という中高生が多いとのこと。
いきなり交響曲をやらされて、当然ついて行けなくて、ビオラ教室に駆け込んで来るのですが、基礎をやるわけではなく、「部活においていかれないようにして下さい」と、リクエストされるので、ちょっと悲しいそうです。
[52045]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年10月27日 10:47
投稿者:ヒロ(ID:QpJQCHg)
ビー玉イメージ法は初耳でした。なるほど。
元弓の返しは何年やっても難しいです。参考になります。
元弓の返しは何年やっても難しいです。参考になります。
[52046]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年10月27日 11:55
投稿者:pochi(ID:GHUWgTI)
以下、日本語にするのは、世界で、私が最初、この投稿が最初であるはずです。
/////
大人になってからヴァイオリンを始めるのには、ダウン弓からではなく、アップから練習する方が良い事も解っています。
奏法の(物理的)原理で、アップの弓の重心までは、小指を使う必要はありません。
弓の重心では、中指と親指だけ(どの指にも荷重が掛かっていない状態)で、最も美しいmp~mfの中間の音が鳴る「弓速と弦と弓の接点」で弾くのが、ヴァイオリンの運弓の理想です。
概ね、弓の重心よりも元弓になると、体重移動が逆になります。この時に、小指に弓の荷重が掛かります。小指を使う、という感じではありません。
ダウンでは、先弓に行くに従って、小指から人差指の方へ荷重が掛かります。
先弓1/6位より先になると、体重移動が逆になります。この時にホンの少し小指に荷重が掛かった方が、弓の暴れが防げるので、綺麗に弓が返せます。
体重移動が弓のどの位置で行われるのかは、楽曲の表情付けの1つで、弓の配分と不可分なので、楽曲の1つ1つの音で、運弓としてではなく、音楽の表情として、厳しく習います。
これらを、
「正しい弓の配分で弾け」
と、言葉では言います。
/////
マルコとアメデオ氏が習っている先生は座ってヴィオラを弾いている奏者
(運弓時に体重移動を勘案せずに弾いている奏者)
ではないか、と思います。
/////
大人になってからヴァイオリンを始めるのには、ダウン弓からではなく、アップから練習する方が良い事も解っています。
奏法の(物理的)原理で、アップの弓の重心までは、小指を使う必要はありません。
弓の重心では、中指と親指だけ(どの指にも荷重が掛かっていない状態)で、最も美しいmp~mfの中間の音が鳴る「弓速と弦と弓の接点」で弾くのが、ヴァイオリンの運弓の理想です。
概ね、弓の重心よりも元弓になると、体重移動が逆になります。この時に、小指に弓の荷重が掛かります。小指を使う、という感じではありません。
ダウンでは、先弓に行くに従って、小指から人差指の方へ荷重が掛かります。
先弓1/6位より先になると、体重移動が逆になります。この時にホンの少し小指に荷重が掛かった方が、弓の暴れが防げるので、綺麗に弓が返せます。
体重移動が弓のどの位置で行われるのかは、楽曲の表情付けの1つで、弓の配分と不可分なので、楽曲の1つ1つの音で、運弓としてではなく、音楽の表情として、厳しく習います。
これらを、
「正しい弓の配分で弾け」
と、言葉では言います。
/////
マルコとアメデオ氏が習っている先生は座ってヴィオラを弾いている奏者
(運弓時に体重移動を勘案せずに弾いている奏者)
ではないか、と思います。
[52102]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年11月20日 22:16
投稿者:マルコとアメデオ(ID:kXh5EQ)
新しいメニューで練習して1ヶ月半ほど経ちました。
近所にある大人の音楽教室に、忙しい人のための月一コースが開設されたと聞いて、早速、体験レッスンを申し込みました。
申し込み時に「何か希望があれば」と言われたので、山岡耕筰、編・著「カール・フレッシュ」を持って行きました。
鈴木6巻のヘンデルのソナタをやっていた時に、平行して見てもらおうと買ったのですが、先生が壁紙を見ているようでイヤだ、と言うので、解説文を読んだだけで、お蔵入りになった本でした。
体験レッスンが始まって、まず最初に先生は、「カール・フレッシュ」Cの長調をリクエストしました。
と、ここで再び、そんなに激しくなかったけど、暴れ弓です。
ふと思ったのですが、私はなぜかCが苦手です。
他の音だと外したなりにも、今のは高かった、ちょっと低かった、と、そこそこ判断できるのですが、Cは、先生が合っていると言っても、いつもピンときません。どうやら私は、最初の一音を外すと、その動揺がもろに右手に出て、暴れ弓に繋がるみたいです。
きれいなボーイングを目指そうとすると、左手も上手くいかなきゃダメ、ということですね・・・
次に先生は、鈴木4巻ヴィヴァルディのイ短調をリクエストしました。
双方を踏まえて、
・カール・フレッシュは音大生向けなので、小野アンナがいい。ただしこれには指導者の解説が必要
・音階集だけだと、指を形で覚えてしまうので、ヴィヴァルディのイ短調のような、音階の入っている曲がオススメ
・指弓をし過ぎると音が抜ける
と、先生は言いました。
指摘された「指弓」は、自分ではやっているつもりはなかったので、ちょっとビックリでした。
考えられることは、弓の持ち方を、以前は小指を常にパールアイの上につけていましたが、
・pochiさまの「中指と親指だけで」というお話
・ダウンアップ、どう動いても中指と親指の、指の形は変わらないはみたい
・パールアイの上につけっぱなしだと、小指がつっかえ棒になるような気がする
・中指と親指が弓についていれば、他の指は付いたり離れたりしても問題ないみたい
との結論から、最近は、先弓で小指が離れても無理してつけない、弓元に近づいて来たら弓が倒れない程度に小指をつける、に変えました。これが、指弓ぽかったのかもしれません。
暴れ弓ついては、「肩から腕の上の部分に力が入っているため」とのことでした。
そう言われると、弓の下半分では、右腕の上の方がカクカク動いているみたいです。
そこで、こんなエクササイズを考えてみました。これで腕の固さが取れればいいのですが・・・
・中指と親指で輪を作り、弓元を弾くつもりで、手を構えます
・ダウンアップ方向で、肘で小さい楕円を描くように動かします
ボーイング全体についてのコメントは、
・ボーイングは、腕の上半分と下半分の組み合わせ。
元弓から1/2では、弓と腕が四角形になるように、残り1/2から先弓は四角形の位置からそのまま腕を伸ばすだけ
・ダウンは腕を動かすのではなく、弓の重さで下に落ちてしまったというイメージで。アップは多少押し上げる感あり
体験レッスンでまた考えることがあったので、練習メニューを変更しました。今まで練習してみた感想も上げておきます。
①弓を1/2の距離に分け、ダウンで中弓まで来たら一旦止めて先弓へ。アップは逆
変更→弓と腕の四角形からそのまま腕を伸ばす、を意識する
*「弓のカーブに沿って」弾いていると、先弓で肘が上がっていることがあるので、意識する点を変えました
②四分音符=60で、ダウン4拍で全弓。アップは1拍ずつ音を切りながら、4拍で元弓へ。逆も
目的→ダウンで息を吐く。アップは息を吸う
追加→音を切るときは、メトロノームの音の頭にキチッと合わせる
③四分音符=60で、弓を持っている指を、4拍数える毎に、小指、薬指、中指と順に離し、最後は親指と人差し指にして全弓
目的→弓を握らないため
*親指が安定してきたようです。他の4本の指が、それぞれ伸びたり曲がったり、弓が動く度にいろいろ形が変わっても、弓を落としそうな心配がなくなりました。じゅんさまのお話にあった「弓の重さを右手親指先で受け止める」はこの辺りに繋がるのかもしれません
④20秒のロングトーン
変更→弓と腕の四角形からそのまま腕を伸ばす、を意識する
⑤四分音符=60で2拍を見安に、ダウンは右へ、アップは左へ上半身を大きく捻る。始めは楽器なしで、次は全弓で弾きながら
目的→足が固まるのを防ぐため
*立って弾くと「すごく疲れる」から「ちょっと疲れる」になりました。手で引っ張ったり押したりして、ずいぶん力を入れて弓を動かしていたようです
追加⑥四分音符=60で、2拍でダウンを全弓。4拍で顔の前で大きく腕を回しながら弓を戻して再びダウン。アップも
目的→呼吸に合わせてきれいな軌道を作るため
⑦EとA、AとD、DとG、の組合わせで、ダウンで単音。キチッと移弦してから、アップで重音。逆のパターンも
目的→移弦方向の角度の精度を上げるため
追加⑧1stから3rdへポジションチェンジ
1stから3rdへは親指と手首を一緒に移動。1stに戻る時は、親指を先に1stの位置まで動かし、手首が後からついて行く
目的→左手もそれなりにできないと、ボーイングが安定しないため
*始めて1週間ほどですが、左手でぎゅーっとネックを掴んでいることがなくなってきました
⑨弓を1/4の距離に分けて、フィオッコ「アレグロ」の冒頭部分を弾く
*手首の固さを取る効果がなさそうので、メニューから外します
①~⑧まで一通りやるとほぼ30分。これを平日のメニューにしました。
週末は①~⑧に⑩をプラス。
⑩八分音符=60で、「きらきら星」タカタカ、タッタの変奏を、A、D、Gの各弦で。
目的→1週間のまとめとして、録音して確認する
*自分で聞いている音と録音の音の差がなくなってきました
しばらくこのメニューでやって行こうと思います。長い文章におつきあい下さって、ありがとうございました。
近所にある大人の音楽教室に、忙しい人のための月一コースが開設されたと聞いて、早速、体験レッスンを申し込みました。
申し込み時に「何か希望があれば」と言われたので、山岡耕筰、編・著「カール・フレッシュ」を持って行きました。
鈴木6巻のヘンデルのソナタをやっていた時に、平行して見てもらおうと買ったのですが、先生が壁紙を見ているようでイヤだ、と言うので、解説文を読んだだけで、お蔵入りになった本でした。
体験レッスンが始まって、まず最初に先生は、「カール・フレッシュ」Cの長調をリクエストしました。
と、ここで再び、そんなに激しくなかったけど、暴れ弓です。
ふと思ったのですが、私はなぜかCが苦手です。
他の音だと外したなりにも、今のは高かった、ちょっと低かった、と、そこそこ判断できるのですが、Cは、先生が合っていると言っても、いつもピンときません。どうやら私は、最初の一音を外すと、その動揺がもろに右手に出て、暴れ弓に繋がるみたいです。
きれいなボーイングを目指そうとすると、左手も上手くいかなきゃダメ、ということですね・・・
次に先生は、鈴木4巻ヴィヴァルディのイ短調をリクエストしました。
双方を踏まえて、
・カール・フレッシュは音大生向けなので、小野アンナがいい。ただしこれには指導者の解説が必要
・音階集だけだと、指を形で覚えてしまうので、ヴィヴァルディのイ短調のような、音階の入っている曲がオススメ
・指弓をし過ぎると音が抜ける
と、先生は言いました。
指摘された「指弓」は、自分ではやっているつもりはなかったので、ちょっとビックリでした。
考えられることは、弓の持ち方を、以前は小指を常にパールアイの上につけていましたが、
・pochiさまの「中指と親指だけで」というお話
・ダウンアップ、どう動いても中指と親指の、指の形は変わらないはみたい
・パールアイの上につけっぱなしだと、小指がつっかえ棒になるような気がする
・中指と親指が弓についていれば、他の指は付いたり離れたりしても問題ないみたい
との結論から、最近は、先弓で小指が離れても無理してつけない、弓元に近づいて来たら弓が倒れない程度に小指をつける、に変えました。これが、指弓ぽかったのかもしれません。
暴れ弓ついては、「肩から腕の上の部分に力が入っているため」とのことでした。
そう言われると、弓の下半分では、右腕の上の方がカクカク動いているみたいです。
そこで、こんなエクササイズを考えてみました。これで腕の固さが取れればいいのですが・・・
・中指と親指で輪を作り、弓元を弾くつもりで、手を構えます
・ダウンアップ方向で、肘で小さい楕円を描くように動かします
ボーイング全体についてのコメントは、
・ボーイングは、腕の上半分と下半分の組み合わせ。
元弓から1/2では、弓と腕が四角形になるように、残り1/2から先弓は四角形の位置からそのまま腕を伸ばすだけ
・ダウンは腕を動かすのではなく、弓の重さで下に落ちてしまったというイメージで。アップは多少押し上げる感あり
体験レッスンでまた考えることがあったので、練習メニューを変更しました。今まで練習してみた感想も上げておきます。
①弓を1/2の距離に分け、ダウンで中弓まで来たら一旦止めて先弓へ。アップは逆
変更→弓と腕の四角形からそのまま腕を伸ばす、を意識する
*「弓のカーブに沿って」弾いていると、先弓で肘が上がっていることがあるので、意識する点を変えました
②四分音符=60で、ダウン4拍で全弓。アップは1拍ずつ音を切りながら、4拍で元弓へ。逆も
目的→ダウンで息を吐く。アップは息を吸う
追加→音を切るときは、メトロノームの音の頭にキチッと合わせる
③四分音符=60で、弓を持っている指を、4拍数える毎に、小指、薬指、中指と順に離し、最後は親指と人差し指にして全弓
目的→弓を握らないため
*親指が安定してきたようです。他の4本の指が、それぞれ伸びたり曲がったり、弓が動く度にいろいろ形が変わっても、弓を落としそうな心配がなくなりました。じゅんさまのお話にあった「弓の重さを右手親指先で受け止める」はこの辺りに繋がるのかもしれません
④20秒のロングトーン
変更→弓と腕の四角形からそのまま腕を伸ばす、を意識する
⑤四分音符=60で2拍を見安に、ダウンは右へ、アップは左へ上半身を大きく捻る。始めは楽器なしで、次は全弓で弾きながら
目的→足が固まるのを防ぐため
*立って弾くと「すごく疲れる」から「ちょっと疲れる」になりました。手で引っ張ったり押したりして、ずいぶん力を入れて弓を動かしていたようです
追加⑥四分音符=60で、2拍でダウンを全弓。4拍で顔の前で大きく腕を回しながら弓を戻して再びダウン。アップも
目的→呼吸に合わせてきれいな軌道を作るため
⑦EとA、AとD、DとG、の組合わせで、ダウンで単音。キチッと移弦してから、アップで重音。逆のパターンも
目的→移弦方向の角度の精度を上げるため
追加⑧1stから3rdへポジションチェンジ
1stから3rdへは親指と手首を一緒に移動。1stに戻る時は、親指を先に1stの位置まで動かし、手首が後からついて行く
目的→左手もそれなりにできないと、ボーイングが安定しないため
*始めて1週間ほどですが、左手でぎゅーっとネックを掴んでいることがなくなってきました
⑨弓を1/4の距離に分けて、フィオッコ「アレグロ」の冒頭部分を弾く
*手首の固さを取る効果がなさそうので、メニューから外します
①~⑧まで一通りやるとほぼ30分。これを平日のメニューにしました。
週末は①~⑧に⑩をプラス。
⑩八分音符=60で、「きらきら星」タカタカ、タッタの変奏を、A、D、Gの各弦で。
目的→1週間のまとめとして、録音して確認する
*自分で聞いている音と録音の音の差がなくなってきました
しばらくこのメニューでやって行こうと思います。長い文章におつきあい下さって、ありがとうございました。
[52103]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年11月21日 04:56
投稿者:ハル(ID:IJZ3QVk)
ご苦労、お察し申し上げます。
力が抜けて、弓が手に吸い付く感じがわかると良いですね。
力が抜けて、弓が手に吸い付く感じがわかると良いですね。
[52108]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年11月24日 13:37
投稿者:pochi(ID:GBUxgEE)
[52102]
マルコとアメデオ氏投稿、
>・ボーイングは、腕の上半分と下半分の組み合わせ。
> 元弓から1/2では、弓と腕が四角形になるように、残り1/2から先弓は四角形の位置からそのまま腕を伸ばすだけ
----この指導法は有名ですが、私とはスタイルが違い、途中で運弓に段差が出来勝ちなので、賛成できません。
[52102]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年11月20日 22:16
投稿者:マルコとアメデオ(ID:kXh5EQ)
新しいメニューで練習して1ヶ月半ほど経ちました。
近所にある大人の音楽教室に、忙しい人のための月一コースが開設されたと聞いて、早速、体験レッスンを申し込みました。
申し込み時に「何か希望があれば」と言われたので、山岡耕筰、編・著「カール・フレッシュ」を持って行きました。
鈴木6巻のヘンデルのソナタをやっていた時に、平行して見てもらおうと買ったのですが、先生が壁紙を見ているようでイヤだ、と言うので、解説文を読んだだけで、お蔵入りになった本でした。
体験レッスンが始まって、まず最初に先生は、「カール・フレッシュ」Cの長調をリクエストしました。
と、ここで再び、そんなに激しくなかったけど、暴れ弓です。
ふと思ったのですが、私はなぜかCが苦手です。
他の音だと外したなりにも、今のは高かった、ちょっと低かった、と、そこそこ判断できるのですが、Cは、先生が合っていると言っても、いつもピンときません。どうやら私は、最初の一音を外すと、その動揺がもろに右手に出て、暴れ弓に繋がるみたいです。
きれいなボーイングを目指そうとすると、左手も上手くいかなきゃダメ、ということですね・・・
次に先生は、鈴木4巻ヴィヴァルディのイ短調をリクエストしました。
双方を踏まえて、
・カール・フレッシュは音大生向けなので、小野アンナがいい。ただしこれには指導者の解説が必要
・音階集だけだと、指を形で覚えてしまうので、ヴィヴァルディのイ短調のような、音階の入っている曲がオススメ
・指弓をし過ぎると音が抜ける
と、先生は言いました。
指摘された「指弓」は、自分ではやっているつもりはなかったので、ちょっとビックリでした。
考えられることは、弓の持ち方を、以前は小指を常にパールアイの上につけていましたが、
・pochiさまの「中指と親指だけで」というお話
・ダウンアップ、どう動いても中指と親指の、指の形は変わらないはみたい
・パールアイの上につけっぱなしだと、小指がつっかえ棒になるような気がする
・中指と親指が弓についていれば、他の指は付いたり離れたりしても問題ないみたい
との結論から、最近は、先弓で小指が離れても無理してつけない、弓元に近づいて来たら弓が倒れない程度に小指をつける、に変えました。これが、指弓ぽかったのかもしれません。
暴れ弓ついては、「肩から腕の上の部分に力が入っているため」とのことでした。
そう言われると、弓の下半分では、右腕の上の方がカクカク動いているみたいです。
そこで、こんなエクササイズを考えてみました。これで腕の固さが取れればいいのですが・・・
・中指と親指で輪を作り、弓元を弾くつもりで、手を構えます
・ダウンアップ方向で、肘で小さい楕円を描くように動かします
ボーイング全体についてのコメントは、
・ボーイングは、腕の上半分と下半分の組み合わせ。
元弓から1/2では、弓と腕が四角形になるように、残り1/2から先弓は四角形の位置からそのまま腕を伸ばすだけ
・ダウンは腕を動かすのではなく、弓の重さで下に落ちてしまったというイメージで。アップは多少押し上げる感あり
体験レッスンでまた考えることがあったので、練習メニューを変更しました。今まで練習してみた感想も上げておきます。
①弓を1/2の距離に分け、ダウンで中弓まで来たら一旦止めて先弓へ。アップは逆
変更→弓と腕の四角形からそのまま腕を伸ばす、を意識する
*「弓のカーブに沿って」弾いていると、先弓で肘が上がっていることがあるので、意識する点を変えました
②四分音符=60で、ダウン4拍で全弓。アップは1拍ずつ音を切りながら、4拍で元弓へ。逆も
目的→ダウンで息を吐く。アップは息を吸う
追加→音を切るときは、メトロノームの音の頭にキチッと合わせる
③四分音符=60で、弓を持っている指を、4拍数える毎に、小指、薬指、中指と順に離し、最後は親指と人差し指にして全弓
目的→弓を握らないため
*親指が安定してきたようです。他の4本の指が、それぞれ伸びたり曲がったり、弓が動く度にいろいろ形が変わっても、弓を落としそうな心配がなくなりました。じゅんさまのお話にあった「弓の重さを右手親指先で受け止める」はこの辺りに繋がるのかもしれません
④20秒のロングトーン
変更→弓と腕の四角形からそのまま腕を伸ばす、を意識する
⑤四分音符=60で2拍を見安に、ダウンは右へ、アップは左へ上半身を大きく捻る。始めは楽器なしで、次は全弓で弾きながら
目的→足が固まるのを防ぐため
*立って弾くと「すごく疲れる」から「ちょっと疲れる」になりました。手で引っ張ったり押したりして、ずいぶん力を入れて弓を動かしていたようです
追加⑥四分音符=60で、2拍でダウンを全弓。4拍で顔の前で大きく腕を回しながら弓を戻して再びダウン。アップも
目的→呼吸に合わせてきれいな軌道を作るため
⑦EとA、AとD、DとG、の組合わせで、ダウンで単音。キチッと移弦してから、アップで重音。逆のパターンも
目的→移弦方向の角度の精度を上げるため
追加⑧1stから3rdへポジションチェンジ
1stから3rdへは親指と手首を一緒に移動。1stに戻る時は、親指を先に1stの位置まで動かし、手首が後からついて行く
目的→左手もそれなりにできないと、ボーイングが安定しないため
*始めて1週間ほどですが、左手でぎゅーっとネックを掴んでいることがなくなってきました
⑨弓を1/4の距離に分けて、フィオッコ「アレグロ」の冒頭部分を弾く
*手首の固さを取る効果がなさそうので、メニューから外します
①~⑧まで一通りやるとほぼ30分。これを平日のメニューにしました。
週末は①~⑧に⑩をプラス。
⑩八分音符=60で、「きらきら星」タカタカ、タッタの変奏を、A、D、Gの各弦で。
目的→1週間のまとめとして、録音して確認する
*自分で聞いている音と録音の音の差がなくなってきました
しばらくこのメニューでやって行こうと思います。長い文章におつきあい下さって、ありがとうございました。
近所にある大人の音楽教室に、忙しい人のための月一コースが開設されたと聞いて、早速、体験レッスンを申し込みました。
申し込み時に「何か希望があれば」と言われたので、山岡耕筰、編・著「カール・フレッシュ」を持って行きました。
鈴木6巻のヘンデルのソナタをやっていた時に、平行して見てもらおうと買ったのですが、先生が壁紙を見ているようでイヤだ、と言うので、解説文を読んだだけで、お蔵入りになった本でした。
体験レッスンが始まって、まず最初に先生は、「カール・フレッシュ」Cの長調をリクエストしました。
と、ここで再び、そんなに激しくなかったけど、暴れ弓です。
ふと思ったのですが、私はなぜかCが苦手です。
他の音だと外したなりにも、今のは高かった、ちょっと低かった、と、そこそこ判断できるのですが、Cは、先生が合っていると言っても、いつもピンときません。どうやら私は、最初の一音を外すと、その動揺がもろに右手に出て、暴れ弓に繋がるみたいです。
きれいなボーイングを目指そうとすると、左手も上手くいかなきゃダメ、ということですね・・・
次に先生は、鈴木4巻ヴィヴァルディのイ短調をリクエストしました。
双方を踏まえて、
・カール・フレッシュは音大生向けなので、小野アンナがいい。ただしこれには指導者の解説が必要
・音階集だけだと、指を形で覚えてしまうので、ヴィヴァルディのイ短調のような、音階の入っている曲がオススメ
・指弓をし過ぎると音が抜ける
と、先生は言いました。
指摘された「指弓」は、自分ではやっているつもりはなかったので、ちょっとビックリでした。
考えられることは、弓の持ち方を、以前は小指を常にパールアイの上につけていましたが、
・pochiさまの「中指と親指だけで」というお話
・ダウンアップ、どう動いても中指と親指の、指の形は変わらないはみたい
・パールアイの上につけっぱなしだと、小指がつっかえ棒になるような気がする
・中指と親指が弓についていれば、他の指は付いたり離れたりしても問題ないみたい
との結論から、最近は、先弓で小指が離れても無理してつけない、弓元に近づいて来たら弓が倒れない程度に小指をつける、に変えました。これが、指弓ぽかったのかもしれません。
暴れ弓ついては、「肩から腕の上の部分に力が入っているため」とのことでした。
そう言われると、弓の下半分では、右腕の上の方がカクカク動いているみたいです。
そこで、こんなエクササイズを考えてみました。これで腕の固さが取れればいいのですが・・・
・中指と親指で輪を作り、弓元を弾くつもりで、手を構えます
・ダウンアップ方向で、肘で小さい楕円を描くように動かします
ボーイング全体についてのコメントは、
・ボーイングは、腕の上半分と下半分の組み合わせ。
元弓から1/2では、弓と腕が四角形になるように、残り1/2から先弓は四角形の位置からそのまま腕を伸ばすだけ
・ダウンは腕を動かすのではなく、弓の重さで下に落ちてしまったというイメージで。アップは多少押し上げる感あり
体験レッスンでまた考えることがあったので、練習メニューを変更しました。今まで練習してみた感想も上げておきます。
①弓を1/2の距離に分け、ダウンで中弓まで来たら一旦止めて先弓へ。アップは逆
変更→弓と腕の四角形からそのまま腕を伸ばす、を意識する
*「弓のカーブに沿って」弾いていると、先弓で肘が上がっていることがあるので、意識する点を変えました
②四分音符=60で、ダウン4拍で全弓。アップは1拍ずつ音を切りながら、4拍で元弓へ。逆も
目的→ダウンで息を吐く。アップは息を吸う
追加→音を切るときは、メトロノームの音の頭にキチッと合わせる
③四分音符=60で、弓を持っている指を、4拍数える毎に、小指、薬指、中指と順に離し、最後は親指と人差し指にして全弓
目的→弓を握らないため
*親指が安定してきたようです。他の4本の指が、それぞれ伸びたり曲がったり、弓が動く度にいろいろ形が変わっても、弓を落としそうな心配がなくなりました。じゅんさまのお話にあった「弓の重さを右手親指先で受け止める」はこの辺りに繋がるのかもしれません
④20秒のロングトーン
変更→弓と腕の四角形からそのまま腕を伸ばす、を意識する
⑤四分音符=60で2拍を見安に、ダウンは右へ、アップは左へ上半身を大きく捻る。始めは楽器なしで、次は全弓で弾きながら
目的→足が固まるのを防ぐため
*立って弾くと「すごく疲れる」から「ちょっと疲れる」になりました。手で引っ張ったり押したりして、ずいぶん力を入れて弓を動かしていたようです
追加⑥四分音符=60で、2拍でダウンを全弓。4拍で顔の前で大きく腕を回しながら弓を戻して再びダウン。アップも
目的→呼吸に合わせてきれいな軌道を作るため
⑦EとA、AとD、DとG、の組合わせで、ダウンで単音。キチッと移弦してから、アップで重音。逆のパターンも
目的→移弦方向の角度の精度を上げるため
追加⑧1stから3rdへポジションチェンジ
1stから3rdへは親指と手首を一緒に移動。1stに戻る時は、親指を先に1stの位置まで動かし、手首が後からついて行く
目的→左手もそれなりにできないと、ボーイングが安定しないため
*始めて1週間ほどですが、左手でぎゅーっとネックを掴んでいることがなくなってきました
⑨弓を1/4の距離に分けて、フィオッコ「アレグロ」の冒頭部分を弾く
*手首の固さを取る効果がなさそうので、メニューから外します
①~⑧まで一通りやるとほぼ30分。これを平日のメニューにしました。
週末は①~⑧に⑩をプラス。
⑩八分音符=60で、「きらきら星」タカタカ、タッタの変奏を、A、D、Gの各弦で。
目的→1週間のまとめとして、録音して確認する
*自分で聞いている音と録音の音の差がなくなってきました
しばらくこのメニューでやって行こうと思います。長い文章におつきあい下さって、ありがとうございました。
>・ボーイングは、腕の上半分と下半分の組み合わせ。
> 元弓から1/2では、弓と腕が四角形になるように、残り1/2から先弓は四角形の位置からそのまま腕を伸ばすだけ
----この指導法は有名ですが、私とはスタイルが違い、途中で運弓に段差が出来勝ちなので、賛成できません。
[52125]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年12月03日 22:47
投稿者:マルコとアメデオ(ID:NWEYdFI)
ハルさま
ありがとうございます。
バイオリンは10年やって、やっとスタートラインに立てる、というお話なので、「そう簡単にはできない楽器なんだよ~」と言い聞かせながら、出来るだけ焦らずにがんばります。
pochiさま
・ボーイングは、腕の上半分と下半分の組み合わせ。
元弓から1/2では、弓と腕が四角形になるように、残り1/2から先弓は四角形の位置からそのまま腕を伸ばすだけ
この四角形の練習を2週間ほどやってみたのですが、腕の上半分から下半分に切り替わるところが変なので、これが「段差ができる」ということなのかな、と思いました。
今現在の私は、ダウンでは、弓の当たる部分が、小指から人差し指へ順番に移っていく(アップは逆)ような感じがあるので、四角形の練習よりも、この感覚をキープした方がいいような気がします。
ありがとうございます。
バイオリンは10年やって、やっとスタートラインに立てる、というお話なので、「そう簡単にはできない楽器なんだよ~」と言い聞かせながら、出来るだけ焦らずにがんばります。
pochiさま
・ボーイングは、腕の上半分と下半分の組み合わせ。
元弓から1/2では、弓と腕が四角形になるように、残り1/2から先弓は四角形の位置からそのまま腕を伸ばすだけ
この四角形の練習を2週間ほどやってみたのですが、腕の上半分から下半分に切り替わるところが変なので、これが「段差ができる」ということなのかな、と思いました。
今現在の私は、ダウンでは、弓の当たる部分が、小指から人差し指へ順番に移っていく(アップは逆)ような感じがあるので、四角形の練習よりも、この感覚をキープした方がいいような気がします。
[52126]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年12月04日 00:54
投稿者:ヒロ(ID:WJEDVZA)
3メートルくらい の長い弓をイメージしたことがありました。真ん中をもつイメージです。ロングトーン練習に役にたったような気はします。誰に教わったか出典はどこだったか忘れました。
[52127]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年12月04日 04:28
投稿者:pochi(ID:JjdkF0g)
どう教えたら上手くなる事が多いのか、という観点では、
・弓の毛と弦の接点を見て弾く
・アップは、肘を耳、手首を鼻に持ってくる様に弾く
・ダウンは、床にそれぞれの弦に応じた印を付けて、そこへ弓のスクリューを突き刺す心算で弾く
これに体重移動を組み合わせます。
ヴァイオリンの運弓法は、古くは、肘内周りが基本なので、
・D線アップ、A線ダウンで弾く
・この感じで、D線だけを弾く
[51844]
で、理想的な運弓法として、ティボール・ヴァルガを紹介しています。動画が音に対して遅れて見えます。youtubeの技術的問題かも知れません。
ペンキ塗りとか、長いフランスパンにバターを塗るとか、一定の圧力で弾く、のがヴァイオリンの運弓ですから、腕の形が四角形とか、考えて弾いても弾ける様にならない、と私は考えています。
書道にも近くて、
・肘で弾く
・足の指が大切
書道では、以前にも同趣旨を投稿したと思いますが、
http://livedoor.blogimg.jp/kazurii555/imgs/4/c/4c1572a7.jpg
左手前紺色Adidasの人の足では良い字は書けません。真ん中の灰色フード付きの女性の足が大切です。滑るので、裸足が望ましいと思います。
/////////////
初心者の段階で、オーケストラで弾くと、座って、楽譜と指揮者を見なければならないので、
・弦と弓の接点を見る習慣が身に付かず、
・体重移動を使った運弓が出来ず、
良い運弓獲得が完全否定されます。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=45192&t=2012#45240
「曲を弾くときに譜面や指揮者でなく、自分の弦を見る人はいませんよね?」
Milk Tea氏は、運弓獲得が完全否定されています。
・弓の毛と弦の接点を見て弾く
・アップは、肘を耳、手首を鼻に持ってくる様に弾く
・ダウンは、床にそれぞれの弦に応じた印を付けて、そこへ弓のスクリューを突き刺す心算で弾く
これに体重移動を組み合わせます。
ヴァイオリンの運弓法は、古くは、肘内周りが基本なので、
・D線アップ、A線ダウンで弾く
・この感じで、D線だけを弾く
[51844]
[51844]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年09月30日 17:12
投稿者:pochi(ID:EiUJFoc)
[51842]マルコとアメデオ氏、
>「右腕はあまり動かさないで、左肩、左腕の方を左右に回転させる感覚で弾いてみてください」は、ピンとこなくてすみません。私の先生が言う「ダウンで身体を外へ、アップは身体を中へ動かす」のことなのかな、と思いました。先生は「アップは楽器で迎えに行く」とも言います。
----この件に就いては投稿済みです。
>「アップは楽器で迎えに行く」
----fstringsでは、私も全く同じ表現を使ったことがあると思います。検索してみてください。
/////////////
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51727#51734
>運弓の基本は、体重移動があるので、サイトではなかなか指導が出来ないのが現実だと思います。
>http://youtu.be/-lOdbEcV5Hk
>私が習った運弓法は、ヲロシアンスタイルで、大筆の筆遣いと同じく肘から弾く心算で、運弓は左右ではなく上下に弾きますが、上の動画は、弓を左右に左右に動かしている様に見えます。
>ダウンの時は、右へ体重移動、先弓では弓を返す前に左へ体重移動しますから、この指導法は、間違っているとは言い切れない迄も、私とは違います。
>弓のどの部分でどれだけ体重移動するのかは、音楽表現の一部にもなります。
----補足すると、アップの時には、左へ体重移動します。元弓で弓を返す前に、腰から右へ体重移動します。右へ腰を捻る感じです。
続きが[51821]
>「左肩、左腕の方を左右に回転させる感覚」
>----弓の両端で、弓を動かしている方向と逆方向に腰から行うと思います。弓の1/3位の場合もあれば、弓の1/8位の事もあると思います。体重移動と不可分で、音楽表現の一部なので、適切な監督下でないと、間違った運弓を覚える可能性を否定し切れません。
/////////////
ヴァイオリン奏法には、色々なスタイルがあるのですが、私は、ヴァイオリンを顎でしっかり挟まず、左手で持っている様な、顎で挟んでいる様な、ギリギリの状態、ふらふらで弾くのを良い、としています。ダウンシフトの時には、顎で挟まないと、楽器が体から離れてしまいますから、軽く挟むようにします。
伸ばしの音では、音が伸びるようにする為に、顎を顎当てから浮かして弾く事もあります。
/////////////
私は、19歳のジョシダイセイですが、私が幼少期にヴァイオリンを習った時代、美しい運弓の見本とされていたのが、ティボール・ヴァルガでした。
http://youtu.be/KkS0QRg_T2A
演奏家としても一流でしたが、早々に半ば引退して、教育者として非常に有名で、最近まで存命だったので、日本にも弟子が大勢いると思います。
理想的な弓の配分と体重移動が見事に音楽表現の一部になっています。ヴィブラートも上手く、上品なロマンティシズムがあります。「先生弾き」と呼んでいます。若い頃はもっとロマンティックな弾き方をしていました。
>「右腕はあまり動かさないで、左肩、左腕の方を左右に回転させる感覚で弾いてみてください」は、ピンとこなくてすみません。私の先生が言う「ダウンで身体を外へ、アップは身体を中へ動かす」のことなのかな、と思いました。先生は「アップは楽器で迎えに行く」とも言います。
----この件に就いては投稿済みです。
>「アップは楽器で迎えに行く」
----fstringsでは、私も全く同じ表現を使ったことがあると思います。検索してみてください。
/////////////
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51727#51734
>運弓の基本は、体重移動があるので、サイトではなかなか指導が出来ないのが現実だと思います。
>http://youtu.be/-lOdbEcV5Hk
>私が習った運弓法は、ヲロシアンスタイルで、大筆の筆遣いと同じく肘から弾く心算で、運弓は左右ではなく上下に弾きますが、上の動画は、弓を左右に左右に動かしている様に見えます。
>ダウンの時は、右へ体重移動、先弓では弓を返す前に左へ体重移動しますから、この指導法は、間違っているとは言い切れない迄も、私とは違います。
>弓のどの部分でどれだけ体重移動するのかは、音楽表現の一部にもなります。
----補足すると、アップの時には、左へ体重移動します。元弓で弓を返す前に、腰から右へ体重移動します。右へ腰を捻る感じです。
続きが[51821]
>「左肩、左腕の方を左右に回転させる感覚」
>----弓の両端で、弓を動かしている方向と逆方向に腰から行うと思います。弓の1/3位の場合もあれば、弓の1/8位の事もあると思います。体重移動と不可分で、音楽表現の一部なので、適切な監督下でないと、間違った運弓を覚える可能性を否定し切れません。
/////////////
ヴァイオリン奏法には、色々なスタイルがあるのですが、私は、ヴァイオリンを顎でしっかり挟まず、左手で持っている様な、顎で挟んでいる様な、ギリギリの状態、ふらふらで弾くのを良い、としています。ダウンシフトの時には、顎で挟まないと、楽器が体から離れてしまいますから、軽く挟むようにします。
伸ばしの音では、音が伸びるようにする為に、顎を顎当てから浮かして弾く事もあります。
/////////////
私は、19歳のジョシダイセイですが、私が幼少期にヴァイオリンを習った時代、美しい運弓の見本とされていたのが、ティボール・ヴァルガでした。
http://youtu.be/KkS0QRg_T2A
演奏家としても一流でしたが、早々に半ば引退して、教育者として非常に有名で、最近まで存命だったので、日本にも弟子が大勢いると思います。
理想的な弓の配分と体重移動が見事に音楽表現の一部になっています。ヴィブラートも上手く、上品なロマンティシズムがあります。「先生弾き」と呼んでいます。若い頃はもっとロマンティックな弾き方をしていました。
ペンキ塗りとか、長いフランスパンにバターを塗るとか、一定の圧力で弾く、のがヴァイオリンの運弓ですから、腕の形が四角形とか、考えて弾いても弾ける様にならない、と私は考えています。
書道にも近くて、
・肘で弾く
・足の指が大切
書道では、以前にも同趣旨を投稿したと思いますが、
http://livedoor.blogimg.jp/kazurii555/imgs/4/c/4c1572a7.jpg
左手前紺色Adidasの人の足では良い字は書けません。真ん中の灰色フード付きの女性の足が大切です。滑るので、裸足が望ましいと思います。
/////////////
初心者の段階で、オーケストラで弾くと、座って、楽譜と指揮者を見なければならないので、
・弦と弓の接点を見る習慣が身に付かず、
・体重移動を使った運弓が出来ず、
良い運弓獲得が完全否定されます。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=45192&t=2012#45240
「曲を弾くときに譜面や指揮者でなく、自分の弦を見る人はいませんよね?」
Milk Tea氏は、運弓獲得が完全否定されています。
[52142]
Re: ボーイングができなくて困っています
投稿日時:2016年12月24日 23:49
投稿者:マルコとアメデオ(ID:GQgpkGM)
新しいメニューで練習して3ヶ月ほど経ちました。
中弓ちょい上辺りが時々暴れますが、全体的にはかなり落ち着いてきました。皆さま、ありがとうございました。現在は、弓が暴れそうな気配がしたら、呪文を唱えることにしています。
呪文① 中指と親指でOK!
→手の中でフロッグがぐらついても、この2本指が当たっていれば何とかなる。持ち直そうとすると余計おかしくなる
呪文② スクリューを突き刺す!
→なまじ手首だの、肘など考えると、ますます力が入る
呪文③ 音を外したら、はい、次!
→音を外した動揺が真っ先に弓に出るので、今は気にしない
私の体験レッスンの旅は終盤に差し掛かっています。
今回はバイオリンとビオラの両刀使いの先生でした。
ボーイングについては、
・ダウンは、弓はその重さで勝手に落ちて行くに任せる。自分で動かそうとしない
・アップは、中弓まで来たら、二の腕で上げていく
→同じ事を言っていても、先生によって表現に違いがありますが、私には「二の腕」が一番わかりやすかったです。
この先生は、N響でビオラを弾いていたということで、座り方も教えてくれました。
・椅子に浅く腰掛けます
・片膝をついているイメージで、左足はそのまま下に置いて体重をかけ、右足はかかとを後ろへ引きます
・身体を起こして、弓は左足と右足の間に落として弾きます
また、ちょっとしたエクササイズも。
エクササイズA
・弓の毛を下に向け、おへその当たりで、左手で真ん中を持ちます
・右手をお化けの手のように、上から弓に置いて持ちます
・弓を持ったまま、指の関節を全部曲げ、次に全部伸ばします。繰り返し
エクササイズB
・弓の毛を自分の方に向けて、おへその当たりで、弓先を上に向けて縦に持ちます
・その状態で手を下へまっすぐ下ろし、腕が伸びたら、今度は上へ戻ります
・手が、手首と肘が一直線になる位置まできたら、一直線のまま、肘を肩まで上げます。繰り返し
ボーイング迷子さんの皆さまの参考になれば幸いです。
中弓ちょい上辺りが時々暴れますが、全体的にはかなり落ち着いてきました。皆さま、ありがとうございました。現在は、弓が暴れそうな気配がしたら、呪文を唱えることにしています。
呪文① 中指と親指でOK!
→手の中でフロッグがぐらついても、この2本指が当たっていれば何とかなる。持ち直そうとすると余計おかしくなる
呪文② スクリューを突き刺す!
→なまじ手首だの、肘など考えると、ますます力が入る
呪文③ 音を外したら、はい、次!
→音を外した動揺が真っ先に弓に出るので、今は気にしない
私の体験レッスンの旅は終盤に差し掛かっています。
今回はバイオリンとビオラの両刀使いの先生でした。
ボーイングについては、
・ダウンは、弓はその重さで勝手に落ちて行くに任せる。自分で動かそうとしない
・アップは、中弓まで来たら、二の腕で上げていく
→同じ事を言っていても、先生によって表現に違いがありますが、私には「二の腕」が一番わかりやすかったです。
この先生は、N響でビオラを弾いていたということで、座り方も教えてくれました。
・椅子に浅く腰掛けます
・片膝をついているイメージで、左足はそのまま下に置いて体重をかけ、右足はかかとを後ろへ引きます
・身体を起こして、弓は左足と右足の間に落として弾きます
また、ちょっとしたエクササイズも。
エクササイズA
・弓の毛を下に向け、おへその当たりで、左手で真ん中を持ちます
・右手をお化けの手のように、上から弓に置いて持ちます
・弓を持ったまま、指の関節を全部曲げ、次に全部伸ばします。繰り返し
エクササイズB
・弓の毛を自分の方に向けて、おへその当たりで、弓先を上に向けて縦に持ちます
・その状態で手を下へまっすぐ下ろし、腕が伸びたら、今度は上へ戻ります
・手が、手首と肘が一直線になる位置まできたら、一直線のまま、肘を肩まで上げます。繰り返し
ボーイング迷子さんの皆さまの参考になれば幸いです。
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