[52988]
教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年08月27日 14:45
投稿者:なつ(ID:OYkwJEI)
初めて投稿します。よろしくお願いします。
子供の発表会の選曲についてです。
現在9歳、習い始めて丸2年たったところです。
教本は鈴木4巻に入りました。
春に発表会があり、そろそろ選曲をと言われました。
好きな曲を弾いても良いと言われ、曲に詳しくないため困っています。
先生からは、ヴィヴァルディの春、amollあたりのレベルの曲をと言われました。次のレッスンまでに何曲かあげなくてはいけません。
子供はこの2曲なら、ヴィヴァルディの春が気に入っているようですが、他にもこのレベルで弾ける発表会向きの曲はあるでしょうか?
ビブラート、ポジション移動の練習も入ったところです。
よろしくお願いします。
子供の発表会の選曲についてです。
現在9歳、習い始めて丸2年たったところです。
教本は鈴木4巻に入りました。
春に発表会があり、そろそろ選曲をと言われました。
好きな曲を弾いても良いと言われ、曲に詳しくないため困っています。
先生からは、ヴィヴァルディの春、amollあたりのレベルの曲をと言われました。次のレッスンまでに何曲かあげなくてはいけません。
子供はこの2曲なら、ヴィヴァルディの春が気に入っているようですが、他にもこのレベルで弾ける発表会向きの曲はあるでしょうか?
ビブラート、ポジション移動の練習も入ったところです。
よろしくお願いします。
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2 / 3 ページ [ 20コメント ]
【ご参考】
[53003]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年08月29日 13:55
投稿者:なつ(ID:OYkwJEI)
pochiさん、大変詳しい丁寧な御回答、時間をさいてくださり、ありがとうございます。
早速、夏休み中の子供と物理実験をしてみました。
まず、私が勘違いしていました。楽器を上げれば良いのではなく、弦と床を平行にするということ。弦を 平行にすると楽器が少し上がるという感じなのを実感いたしました。
床にバイオリンを置いて、渦巻きを下げた状態で、弓を弦に直角にした状態で弾くと…、これにはびっくり!
子供は曲を弾いている間に時折、指板に弓が流れる時がありました。駒よりを弾きすぎることもありました。先生からは、弓の動きを見て!と、注意されていましたが、私はボーイングの肘に問題があると思っていました。
ところが、物理実験をやったら、渦巻きが下がった状態だと、弓が流れてしまう現象が同じに起こるではないですか!そして、平行にするとスムーズに弓が不思議なぐらい真っ直ぐ動くのです。子供もびっくりしていました。
また、時折、左手の親指1センチほど上に出ていることも注意されていたのですが、これも深く握りすぎていたのですね。
注意されていた理由の原因が理解出来、納得の嵐です!今までただ、気をつけて!と注意してるだけだったので、これからは深い注意が出来そうです。
譜読みについても勘違いしていました。子供は習い始め、音符1つ読めない状態で始めたので(学校の音楽の授業もチンプンカンプンでした。)、先生は指番号で指導してくれていましたが、子供が耳が良いとわかると、すぐに楽譜に何も書き込んでくれなくなりました。
家で指導する際、私は簡単な童謡曲でも、指番号に馴染みがなく、どうしてもドレミで教えてしまい、子供は自然にドレミがわかるようになり、セヴシックを始めた1年ぐらい前から、自分で音符を読むのが楽しくなったようで、それ以降、音符を読みながら弾くようになってしまいました。
譜読みは、楽器を置いてやるのですね。少しずつやってみます!歌いながら譜読してもいいのでしょうか?
高等テクニック!
橋本洋さん、弓を何の力も入っていないように持っていらっしゃり、驚愕いたしました。
まだまだですが、これが本当の持ち方だよ。と、一応子供にも頭の片隅に置いてもらいました。
子供は、先弓で音が減らないように、腕の重しを乗せるため、人差し指をちょっと弓に絡ませるように開いて持っていますが、それがない!
高等テクニックはそんな次元じゃないですね。いつか、子供も目指して。
そして、バイオリンの姿勢。美しいの一言です。
今井信子さんの貼っていただいた動画は残念ながら見られなかったのですが、YouTubeで検索いたしました!弓と弦の接点。意識して観察していきたいです。
本当に詳しく教えて頂き、ありがとうございます。
早速、夏休み中の子供と物理実験をしてみました。
まず、私が勘違いしていました。楽器を上げれば良いのではなく、弦と床を平行にするということ。弦を 平行にすると楽器が少し上がるという感じなのを実感いたしました。
床にバイオリンを置いて、渦巻きを下げた状態で、弓を弦に直角にした状態で弾くと…、これにはびっくり!
子供は曲を弾いている間に時折、指板に弓が流れる時がありました。駒よりを弾きすぎることもありました。先生からは、弓の動きを見て!と、注意されていましたが、私はボーイングの肘に問題があると思っていました。
ところが、物理実験をやったら、渦巻きが下がった状態だと、弓が流れてしまう現象が同じに起こるではないですか!そして、平行にするとスムーズに弓が不思議なぐらい真っ直ぐ動くのです。子供もびっくりしていました。
また、時折、左手の親指1センチほど上に出ていることも注意されていたのですが、これも深く握りすぎていたのですね。
注意されていた理由の原因が理解出来、納得の嵐です!今までただ、気をつけて!と注意してるだけだったので、これからは深い注意が出来そうです。
譜読みについても勘違いしていました。子供は習い始め、音符1つ読めない状態で始めたので(学校の音楽の授業もチンプンカンプンでした。)、先生は指番号で指導してくれていましたが、子供が耳が良いとわかると、すぐに楽譜に何も書き込んでくれなくなりました。
家で指導する際、私は簡単な童謡曲でも、指番号に馴染みがなく、どうしてもドレミで教えてしまい、子供は自然にドレミがわかるようになり、セヴシックを始めた1年ぐらい前から、自分で音符を読むのが楽しくなったようで、それ以降、音符を読みながら弾くようになってしまいました。
譜読みは、楽器を置いてやるのですね。少しずつやってみます!歌いながら譜読してもいいのでしょうか?
高等テクニック!
橋本洋さん、弓を何の力も入っていないように持っていらっしゃり、驚愕いたしました。
まだまだですが、これが本当の持ち方だよ。と、一応子供にも頭の片隅に置いてもらいました。
子供は、先弓で音が減らないように、腕の重しを乗せるため、人差し指をちょっと弓に絡ませるように開いて持っていますが、それがない!
高等テクニックはそんな次元じゃないですね。いつか、子供も目指して。
そして、バイオリンの姿勢。美しいの一言です。
今井信子さんの貼っていただいた動画は残念ながら見られなかったのですが、YouTubeで検索いたしました!弓と弦の接点。意識して観察していきたいです。
本当に詳しく教えて頂き、ありがとうございます。
[53007]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年08月29日 16:45
投稿者:pochi(ID:QSM3BJY)
橋本洋の運弓は、ジュリアード式で、ジュリアード弾きと呼んでいます。肘の高さを弦に依って固定して、平行四辺形の心算で弾きます。悪い訳ではないのですが、伝統的な弾き方ではなく、イヴァン・ガラミアンが始めた弾き方です。
体が大きな人に合った弾き方だと思います。
http://youtu.be/cvADrn6HU0E
ジョシュア・ベル少年が可哀想です。
============
ヘンリク・シェリングが様々なスタイルを混ぜあわせた現代奏法は、肘の上下で弾きます。私は19歳のジョシダイセイですが、私がヴァイオリンを習い始めた時代、理想的な運弓、とされていたのが、ティボール・ヴァルガで、今井信子の師匠です。
http://youtu.be/KkS0QRg_T2A
体重移動と運弓が不可分なのが解るでしょうか?
こんなのがあります。
http://youtu.be/vfiv9MTxBuI
行ってみれば解りますが、手が先端に行く前に、肩が逆方向に回り始めます。この子は少しぎこちないので、運弓もぎこちないものになっています。
運弓に応用すると、ダウンでは体重が右へ、しかし、先弓に到達する前に左へ移動し始めます。アップでは左へ、元弓フェルールに到達する前に右へ移動し始めます。
また、ダウンで先弓になると必然的に弓圧が足りなくなりますよね。この時に少し肘を少し上げます。自然に人差指側に荷重が掛かります。
上げ弓では重心よりも元弓になると弓圧が高くなりすぎますよね。この時に肘を下げると小指に上手く荷重が掛かります。結果的に、肘先行の運弓で、肘内回りになります。
簡単な練習法としては、ダウンをA線、アップをD線で弾きます。この感じを掴んでから、1弦を練習すると、肘内回りが解る様になります。
移弦では、肘外回りもありますから、一筋縄では行かないのが、ヴァイオリンの運弓です。
============
お問い合わせの、
>歌いながら譜読してもいいのでしょうか?
----歌いながら譜読みして下さい。ドレミファソラシドは、ヴァイオリン向きではなく、歌唱向きなのですが、ドレミでも構いません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A9
此方が参考になるでしょう。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=49513#49543
「マミムメモ」
上代倭語だと8母音ありますから、7音は十分です。
私はドレミで歌う時には移動のド、通常は独語音名で読譜しています。人それぞれでしょう。
【ドイツ式表記】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E5%90%8D%E3%83%BB%E9%9A%8E%E5%90%8D%E8%A1%A8%E8%A8%98
口に出しにくいのが欠点ですね。
体が大きな人に合った弾き方だと思います。
http://youtu.be/cvADrn6HU0E
ジョシュア・ベル少年が可哀想です。
============
ヘンリク・シェリングが様々なスタイルを混ぜあわせた現代奏法は、肘の上下で弾きます。私は19歳のジョシダイセイですが、私がヴァイオリンを習い始めた時代、理想的な運弓、とされていたのが、ティボール・ヴァルガで、今井信子の師匠です。
http://youtu.be/KkS0QRg_T2A
体重移動と運弓が不可分なのが解るでしょうか?
こんなのがあります。
http://youtu.be/vfiv9MTxBuI
行ってみれば解りますが、手が先端に行く前に、肩が逆方向に回り始めます。この子は少しぎこちないので、運弓もぎこちないものになっています。
運弓に応用すると、ダウンでは体重が右へ、しかし、先弓に到達する前に左へ移動し始めます。アップでは左へ、元弓フェルールに到達する前に右へ移動し始めます。
また、ダウンで先弓になると必然的に弓圧が足りなくなりますよね。この時に少し肘を少し上げます。自然に人差指側に荷重が掛かります。
上げ弓では重心よりも元弓になると弓圧が高くなりすぎますよね。この時に肘を下げると小指に上手く荷重が掛かります。結果的に、肘先行の運弓で、肘内回りになります。
簡単な練習法としては、ダウンをA線、アップをD線で弾きます。この感じを掴んでから、1弦を練習すると、肘内回りが解る様になります。
移弦では、肘外回りもありますから、一筋縄では行かないのが、ヴァイオリンの運弓です。
============
お問い合わせの、
>歌いながら譜読してもいいのでしょうか?
----歌いながら譜読みして下さい。ドレミファソラシドは、ヴァイオリン向きではなく、歌唱向きなのですが、ドレミでも構いません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A9
此方が参考になるでしょう。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=49513#49543
「マミムメモ」
上代倭語だと8母音ありますから、7音は十分です。
私はドレミで歌う時には移動のド、通常は独語音名で読譜しています。人それぞれでしょう。
【ドイツ式表記】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E5%90%8D%E3%83%BB%E9%9A%8E%E5%90%8D%E8%A1%A8%E8%A8%98
口に出しにくいのが欠点ですね。
[53009]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年08月30日 13:15
投稿者:なつ(ID:OYkwJEI)
pochiさん、ありがとうございます。
昨晩、早速、子供と練習で姿勢、楽器、弓の持ち方を確認しながらやってみました。
物理実験を先にやっていたため、子供は、弦と床を水平に、渦巻きが下がると指板へ弓が流れる、上がり過ぎると駒よりへと頭に入っていたため、自ら調整をしながら姿勢を正していました。
今まで弾き始め、何となく楽器を持って呼吸もしないですぐ弾き始めるくせがなかなか治らなかったのですが、1つ1つ確認し、顎で挟む力加減、深く持たないなど、チェック。
ボーイングを始めた時点で、凄い変化が!
子供「あれ?全然弓を持つ手に力が入ってないよ。凄い力が抜けてる!」と。
私から見ても、弓を持つ右手の形が綺麗なのです。そして、いつもは弓がなんとなく乱れていたのですが、真っ直ぐに。楽器はもちろん下がりません。
子供「なにこれ?本当に凄いよ!」
子供は、それからも弾く前にチェックしながら丁寧に練習。
曲の練習も終わると、
子供「いつも、弾き終わったあとに、右手の親指に引っ込んだ跡があるけど、それがない!時々手も痛いことあったけど、全くない!」
楽器が下がる、音色だけじゃなく色んなところに支障が出ていた。
正しい姿勢をすると、連動して、様々な部分が改善される。
正しい姿勢はもの凄く重要!
練習している子供が1番実感しており、自ら正すようになり、
こちらとしても嬉しいし、驚きでした。
ありがとうございます!練習が楽しくなります。
橋本洋さんのボーイング、体の大きな人向け何ですね。ボーイングにも色々とあるんですね。体が大きくなることを願って。
今の姿勢が定着出来たら、次に是非進んで行きたいです。
体重移動はまだ習ったことがないのですが、是非取り入れたいです。
曲を弾き、リズムに乗るときに子供は何故か上下に動きやすく、先生からは横の方が良いと言われていたので、体重移動が関係しているのかな?と、思いました。
A線D線を使ってのアップダウンの練習。なるほどなあと思いました。映像を見ながら頭を整理してやってみたいです。
読譜のお話。歌を歌いながらやります!
子供は学校でのブームで、口笛をふけるようにようになったのですが、暇なときは鼻歌感覚でamollなんかを良く口吹いています(笑)。歌で譜面見ながらやってみます!
pochiさんに教えて頂き、練習に手応えを感じます。
本当に親身に教えて頂きありがとうございます。
昨晩、早速、子供と練習で姿勢、楽器、弓の持ち方を確認しながらやってみました。
物理実験を先にやっていたため、子供は、弦と床を水平に、渦巻きが下がると指板へ弓が流れる、上がり過ぎると駒よりへと頭に入っていたため、自ら調整をしながら姿勢を正していました。
今まで弾き始め、何となく楽器を持って呼吸もしないですぐ弾き始めるくせがなかなか治らなかったのですが、1つ1つ確認し、顎で挟む力加減、深く持たないなど、チェック。
ボーイングを始めた時点で、凄い変化が!
子供「あれ?全然弓を持つ手に力が入ってないよ。凄い力が抜けてる!」と。
私から見ても、弓を持つ右手の形が綺麗なのです。そして、いつもは弓がなんとなく乱れていたのですが、真っ直ぐに。楽器はもちろん下がりません。
子供「なにこれ?本当に凄いよ!」
子供は、それからも弾く前にチェックしながら丁寧に練習。
曲の練習も終わると、
子供「いつも、弾き終わったあとに、右手の親指に引っ込んだ跡があるけど、それがない!時々手も痛いことあったけど、全くない!」
楽器が下がる、音色だけじゃなく色んなところに支障が出ていた。
正しい姿勢をすると、連動して、様々な部分が改善される。
正しい姿勢はもの凄く重要!
練習している子供が1番実感しており、自ら正すようになり、
こちらとしても嬉しいし、驚きでした。
ありがとうございます!練習が楽しくなります。
橋本洋さんのボーイング、体の大きな人向け何ですね。ボーイングにも色々とあるんですね。体が大きくなることを願って。
今の姿勢が定着出来たら、次に是非進んで行きたいです。
体重移動はまだ習ったことがないのですが、是非取り入れたいです。
曲を弾き、リズムに乗るときに子供は何故か上下に動きやすく、先生からは横の方が良いと言われていたので、体重移動が関係しているのかな?と、思いました。
A線D線を使ってのアップダウンの練習。なるほどなあと思いました。映像を見ながら頭を整理してやってみたいです。
読譜のお話。歌を歌いながらやります!
子供は学校でのブームで、口笛をふけるようにようになったのですが、暇なときは鼻歌感覚でamollなんかを良く口吹いています(笑)。歌で譜面見ながらやってみます!
pochiさんに教えて頂き、練習に手応えを感じます。
本当に親身に教えて頂きありがとうございます。
[53010]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年08月30日 18:57
投稿者:pochi(ID:QSOBU0Y)
幾ら子供とは謂え、効果が出るのが早過ぎます。1ヶ月位は様子を見た方が良く、定着するのに3~6ヶ月程度は掛かります。
============
体重移動と運弓が不可分である事は早期に覚えた方が良いと思います。
①椅子に座って両足(片足)を上げて弾く
②フカフカのソファーにどっかり座って弾く
③立って片足を空中に上げて弾く
④立って片足を椅子などに上げて弾く
⑤立って柱等に背中を凭れて弾く
何れもマトモに弾けない筈で、関係なく弾ける(心算である)のであれば、何かが間違っています。①~⑤は行ってみても下手には成りませんから、行ってみると良いでしょう。
============
子供の段階では、暗譜して、
「弦と弓の接点を見て弾く」
のが当然で、
「読譜≒暗譜」
です。
「弦と弓の接点を見て弾く」
のは、プロ奏者も同じですが、見ていなくても意識はしています。
============
運弓法には様々なスタイルがあるのですが、私が習ったのは、
・ヴァイオリンは、弓を柔らかく持って肘で弾く
・アップでは、手首を鼻、肘を耳に持ってくる心算で弾く
実は、ダウンはハッキリ覚えていませんが、多分、そのまま下ろせ、と指導されたのではないか、と思います。
============
2m近くある「オーギュスタン・デュメイ」と、150cmチョットの「五嶋みどり」が同じ弾き方である方がオカシイとは思いませんか?
手の大きさにも同じ事が謂えて、左手の形は、掌の大きさ、指の長さとそのバランスで、人それぞれです。
手の大きめの人は、左手を深く持ち、手の小さめの人は左手を浅く持つ傾向があります。
「これは間違っている」
というのはあっても、
「これが正しい」
というのはありません。
============
弓の持ち方が間違っています。
thumbs.dreamstime.com/z/woman-violin-isolated-white-35068047.jpg
d2gg9evh47fn9z.cloudfront.net/800px_COLOURBOX4695194.jpg
68.media.tumblr.com/4ec4a8b650d55be69da086797e7a2ccb/tumblr_mprt1jtUjV1sytl6zo1_400.jpg
顎当てが逆であるべきでしょう。松脂で指板がベタベタになります。
s-media-cache-ak0.pinimg.com/736x/f6/07/b6/f607b62264133778472dd1e5c147f303.jpg
これらを見ると、弾いた事が無い人達だな、と解るワケです。
============
体重移動と運弓が不可分である事は早期に覚えた方が良いと思います。
①椅子に座って両足(片足)を上げて弾く
②フカフカのソファーにどっかり座って弾く
③立って片足を空中に上げて弾く
④立って片足を椅子などに上げて弾く
⑤立って柱等に背中を凭れて弾く
何れもマトモに弾けない筈で、関係なく弾ける(心算である)のであれば、何かが間違っています。①~⑤は行ってみても下手には成りませんから、行ってみると良いでしょう。
============
子供の段階では、暗譜して、
「弦と弓の接点を見て弾く」
のが当然で、
「読譜≒暗譜」
です。
「弦と弓の接点を見て弾く」
のは、プロ奏者も同じですが、見ていなくても意識はしています。
============
運弓法には様々なスタイルがあるのですが、私が習ったのは、
・ヴァイオリンは、弓を柔らかく持って肘で弾く
・アップでは、手首を鼻、肘を耳に持ってくる心算で弾く
実は、ダウンはハッキリ覚えていませんが、多分、そのまま下ろせ、と指導されたのではないか、と思います。
============
2m近くある「オーギュスタン・デュメイ」と、150cmチョットの「五嶋みどり」が同じ弾き方である方がオカシイとは思いませんか?
手の大きさにも同じ事が謂えて、左手の形は、掌の大きさ、指の長さとそのバランスで、人それぞれです。
手の大きめの人は、左手を深く持ち、手の小さめの人は左手を浅く持つ傾向があります。
「これは間違っている」
というのはあっても、
「これが正しい」
というのはありません。
============
弓の持ち方が間違っています。
thumbs.dreamstime.com/z/woman-violin-isolated-white-35068047.jpg
d2gg9evh47fn9z.cloudfront.net/800px_COLOURBOX4695194.jpg
68.media.tumblr.com/4ec4a8b650d55be69da086797e7a2ccb/tumblr_mprt1jtUjV1sytl6zo1_400.jpg
顎当てが逆であるべきでしょう。松脂で指板がベタベタになります。
s-media-cache-ak0.pinimg.com/736x/f6/07/b6/f607b62264133778472dd1e5c147f303.jpg
これらを見ると、弾いた事が無い人達だな、と解るワケです。
[53012]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年09月01日 08:24
投稿者:なつ(ID:OYkwJEI)
pochiさん、おはようございます。
はい、効果早すぎました。
というか、やっぱり効果は出ています!楽器の下がり方が違います。以前は楽器自体が下がっていましたが、今は下がっても弦が2センチほど下がるのみです。
ただ、やはり曲になると弓を持つ手に力が入り、運弓が孤を描くようになりがち(先弓で駒のほうに、元で何となく自分のほうに引き気味。)です。
ダウンで真っ直ぐ、アップで鼻先・肘にを心掛けます。そして、毎日チェック。上手なバランスを保てる時間を増やしたいです。
①から⑤やってみます!これは、この姿勢では弾けないと認識することが大事なんですよね?とにかくやってみます。
姿勢、運弓が乱れると、やはり、1音の響きが汚く感じますね。ザラザラというか。力が抜けて弾けている時は音色も綺麗に感じます。
日々のチェック、頑張ります!
いつもいつもご丁寧にありがとうございます。
はい、効果早すぎました。
というか、やっぱり効果は出ています!楽器の下がり方が違います。以前は楽器自体が下がっていましたが、今は下がっても弦が2センチほど下がるのみです。
ただ、やはり曲になると弓を持つ手に力が入り、運弓が孤を描くようになりがち(先弓で駒のほうに、元で何となく自分のほうに引き気味。)です。
ダウンで真っ直ぐ、アップで鼻先・肘にを心掛けます。そして、毎日チェック。上手なバランスを保てる時間を増やしたいです。
①から⑤やってみます!これは、この姿勢では弾けないと認識することが大事なんですよね?とにかくやってみます。
姿勢、運弓が乱れると、やはり、1音の響きが汚く感じますね。ザラザラというか。力が抜けて弾けている時は音色も綺麗に感じます。
日々のチェック、頑張ります!
いつもいつもご丁寧にありがとうございます。
[53013]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年09月01日 10:47
投稿者:pochi(ID:QSOBU0Y)
なつ氏、
>やはり曲になると弓を持つ手に力が入り、運弓が孤を描くようになりがち(先弓で駒のほうに、元で何となく自分のほうに引き気味。)
----見本を示して指導しないと無理ですが、、、
先弓では、右腕を内側に捻じります。
アップは、捻った状態そのままで、肘を耳、手首を鼻、の心算です。
元弓の重心依も元では、そのまま捻った状態で上がって来た腕をリリースして、ダウンです。即ち、弓を返す前に、肘が下がります。必然的に小指荷重になり、運弓が楽に真っ直ぐになります。
この肘の動きと、親指の動きが連動して、結果的に「指弓」状態になります。
「指弓」から教える教え方もあるのですが、私は賛成出来ません。理由は、弓を硬く持ち過ぎる傾向が出てくるから、です。
>楽器の下がり方が違います。
----子供は楽器が下がってしまう傾向があるのですが、弦を水平に保つ、という考え方は、楽器の固定に繋がるので、賛成出来ません。あくまでも、弦と弓の接点が動かない様に弾くのが、目的であって、水平にするのは、手段に過ぎません。
逆に表現の為に、弓を指板寄りに逃したいのなら、肘を引き気味にするか、楽器を下げれば良いのです。
こちらは、肩当てをして、体に対しては楽器をほぼ固定した弾き方です。
http://youtu.be/wn0XkLAM8eE
しかし、楽器は上下にも動いています。彼女は体が小さいので、動きを大きくしないと、全弓が使えないから、こんな弾き方になります。
私の弾き方は少し違って、鼻がスクロールの方を向いているだけで、フニャフニャに持って、前後左右に動かして弾きます。欠点は、肩当てが外れやすい事だけ、です。肩当て無しで弾いても良いのですが、私は首が長いので、肩当てを使っています。フニャフニャに持った方が音が伸びる様な気がします。
アイザック・スターンは、肩当てを使っている生徒の肩当てを毟り取って、投げ捨てていました。生徒が可哀想になって、「オマエは猪首だから肩当てはいらん」と思わず言いそうになったのを、グッと堪えました。彼は、首が短い上に、顎下の肉が多くて、肩当ては要りません。
⑥フニャフニャに持つ為の練習法もあります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=4508&t=2003#4512
楽器は右下に傾いているので、A線とD線ではなく、G線とD線の間です。指板と駒の間とは限らず、G線とD線の間ならどこでも構いません。
8mm程度のビーズかビー玉を弦の間に置いて、落ちない様にE線1弦1オクターブを弾きます。出来ればポジション移動があった方が良いのですが、1st positionだけでも構いません。力が少しでも入っていると、ビーズが落ちますから結構難しいのですが、ビーズを置くのを止めると、何故か、楽に持てる様になります。
肘を使った運弓法は、先生の前でやってみて、ダメだと言われたら先生の指示に従うのでも構いませんが、先生とはスタイルが違うかも知れないので、参考程度に留めて下さい。
これらは、どんなスタイルの先生でも問題なく、行えます。
①椅子に座って両足(片足)を上げて弾く
②フカフカのソファーにどっかり座って弾く
③立って片足を空中に上げて弾く
④立って片足を椅子などに上げて弾く
⑤立って柱等に背中を凭れて弾く
⑥フニャフニャに持つ為の練習法
>やはり曲になると弓を持つ手に力が入り、運弓が孤を描くようになりがち(先弓で駒のほうに、元で何となく自分のほうに引き気味。)
----見本を示して指導しないと無理ですが、、、
先弓では、右腕を内側に捻じります。
アップは、捻った状態そのままで、肘を耳、手首を鼻、の心算です。
元弓の重心依も元では、そのまま捻った状態で上がって来た腕をリリースして、ダウンです。即ち、弓を返す前に、肘が下がります。必然的に小指荷重になり、運弓が楽に真っ直ぐになります。
この肘の動きと、親指の動きが連動して、結果的に「指弓」状態になります。
「指弓」から教える教え方もあるのですが、私は賛成出来ません。理由は、弓を硬く持ち過ぎる傾向が出てくるから、です。
>楽器の下がり方が違います。
----子供は楽器が下がってしまう傾向があるのですが、弦を水平に保つ、という考え方は、楽器の固定に繋がるので、賛成出来ません。あくまでも、弦と弓の接点が動かない様に弾くのが、目的であって、水平にするのは、手段に過ぎません。
逆に表現の為に、弓を指板寄りに逃したいのなら、肘を引き気味にするか、楽器を下げれば良いのです。
こちらは、肩当てをして、体に対しては楽器をほぼ固定した弾き方です。
http://youtu.be/wn0XkLAM8eE
しかし、楽器は上下にも動いています。彼女は体が小さいので、動きを大きくしないと、全弓が使えないから、こんな弾き方になります。
私の弾き方は少し違って、鼻がスクロールの方を向いているだけで、フニャフニャに持って、前後左右に動かして弾きます。欠点は、肩当てが外れやすい事だけ、です。肩当て無しで弾いても良いのですが、私は首が長いので、肩当てを使っています。フニャフニャに持った方が音が伸びる様な気がします。
アイザック・スターンは、肩当てを使っている生徒の肩当てを毟り取って、投げ捨てていました。生徒が可哀想になって、「オマエは猪首だから肩当てはいらん」と思わず言いそうになったのを、グッと堪えました。彼は、首が短い上に、顎下の肉が多くて、肩当ては要りません。
⑥フニャフニャに持つ為の練習法もあります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=4508&t=2003#4512
楽器は右下に傾いているので、A線とD線ではなく、G線とD線の間です。指板と駒の間とは限らず、G線とD線の間ならどこでも構いません。
8mm程度のビーズかビー玉を弦の間に置いて、落ちない様にE線1弦1オクターブを弾きます。出来ればポジション移動があった方が良いのですが、1st positionだけでも構いません。力が少しでも入っていると、ビーズが落ちますから結構難しいのですが、ビーズを置くのを止めると、何故か、楽に持てる様になります。
肘を使った運弓法は、先生の前でやってみて、ダメだと言われたら先生の指示に従うのでも構いませんが、先生とはスタイルが違うかも知れないので、参考程度に留めて下さい。
これらは、どんなスタイルの先生でも問題なく、行えます。
①椅子に座って両足(片足)を上げて弾く
②フカフカのソファーにどっかり座って弾く
③立って片足を空中に上げて弾く
④立って片足を椅子などに上げて弾く
⑤立って柱等に背中を凭れて弾く
⑥フニャフニャに持つ為の練習法
[53015]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年09月04日 11:26
投稿者:なつ(ID:OYkwJEI)
pochiさん、ありがとうございます。
弦と床の平行の固定化は 良くないのですね。確かに五嶋みどりさんは楽器が下を向いて弾いていらっしゃいます。体の大きさにより変わること理解出来ました。
肩当てなしで弾かれている方も!うちの子供も首が長い方ですので、肩当て必須ですね。
レッスンにて、子供が嬉しそうにpochiさんが教えて下さった方法を先生に披露していました。弓を持つ手の力が脱力出来てるね。素直で良い音が鳴ってるね。と、言われていました。ありがとうございます。
曲はやはり編曲された「春」に決まりました。それでも3、4、5ポジションくらいまで出てくるらしいので、3positionという教本が始まりました。
①~⑤、ふかふかのクッションがなく、そちらはまだやっていませんが、他はやってみました。子供は弾けなくて笑いながらチャレンジしていました。
嬉しいことに、やはり楽器が以前ほど下がらなくなりました。初めてすぐの頃は、渦巻き部分が弾きながら回転(左側に移動していく)していき(笑)、先生から壁にタオルをあて、渦巻きを押し付けて固定して弾く練習を指示されて、いつの間にか治りましたが、楽器が下がることはなかなか治りませんでした。それが良くなり子供もやはり驚いています。
次は体重移動ですが、子供を見ているとなんとなく弾きながら左右に動いているような感じがしますが、ダウンで左に動いているような時もあり、まちまちです。
運弓と体重移動をちょっとずつ練習に入れていきたいです。
たくさんのご教示、ありがとうございます。
弦と床の平行の固定化は 良くないのですね。確かに五嶋みどりさんは楽器が下を向いて弾いていらっしゃいます。体の大きさにより変わること理解出来ました。
肩当てなしで弾かれている方も!うちの子供も首が長い方ですので、肩当て必須ですね。
レッスンにて、子供が嬉しそうにpochiさんが教えて下さった方法を先生に披露していました。弓を持つ手の力が脱力出来てるね。素直で良い音が鳴ってるね。と、言われていました。ありがとうございます。
曲はやはり編曲された「春」に決まりました。それでも3、4、5ポジションくらいまで出てくるらしいので、3positionという教本が始まりました。
①~⑤、ふかふかのクッションがなく、そちらはまだやっていませんが、他はやってみました。子供は弾けなくて笑いながらチャレンジしていました。
嬉しいことに、やはり楽器が以前ほど下がらなくなりました。初めてすぐの頃は、渦巻き部分が弾きながら回転(左側に移動していく)していき(笑)、先生から壁にタオルをあて、渦巻きを押し付けて固定して弾く練習を指示されて、いつの間にか治りましたが、楽器が下がることはなかなか治りませんでした。それが良くなり子供もやはり驚いています。
次は体重移動ですが、子供を見ているとなんとなく弾きながら左右に動いているような感じがしますが、ダウンで左に動いているような時もあり、まちまちです。
運弓と体重移動をちょっとずつ練習に入れていきたいです。
たくさんのご教示、ありがとうございます。
[53017]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年09月08日 14:04
投稿者:pochi(ID:MJQwQnk)
http://fstrings.com/board/index.asp?id=52988#53015
なつ氏、
以下、ヴァイオリンの先生向け、ポジション移動指導法になります。
スズキのポジションエチュードは、あんまり勧められません。
http://youtu.be/B5dCCA0dkwM
この人は、音が正確に解っておらず、上行と下降で音が違います。特にHCに問題があります。エチュードとしてイマイチだから、こんな事になってしまうのだと思います。HDは低いですね。下から探って音を取っているから、指が立ち過ぎだと思います。
どんな楽譜の「ヴィヴァルディの四季から春」を弾くのか解りませんが、ポジション移動の王道は、クロイツェル11番です。
http://youtu.be/GfhzWyFjfgM
基礎が無く、下手糞で聴いていられません。音程が不正確で楽器が鳴っておらず、運弓も下手だから、音が潰れています。
3音ずつのスラーで弾いています。
http://youtu.be/nMLIkp0sJ5o
ポジション移動時の中間音をしっかり入れて、ゆっくり3音ずつ弓を返して練習します。三連符ですが、16分音符に変更して、ポジション移動の中間音を4音目として付加して弾きます。
次に楽譜通りの三連符で、ゆっくりのまま、指をずらした中間音を徐々に速くし、限界速度に達したら、中間音を入れるのをやめて、飛び付きます。正確に飛び付ける様になってから、全体の速度を上げます。最後に6音12音のスラーです。逆弓でも弾きます。
伝統的な練習法なので、ヤッシャ・ハイフェッツも行った筈、です。
クロイツェル11番が良いのは、それぞれのポジションの手の形が崩れない、事です。スズキのポジションエチュード方式だと、手の形が崩れても、探って音が出せてしまいます。だから、指を押さえたままでも、上行と下降で音が違ったりしてしまいます。
どんな「ヴィヴァルディの春」を弾くのか存じませんが、何れにせよ、クロイツェル2~11を弾いてから、にした方が良いと思います。
3rd. 5thだけの練習なら、クロイツェル11番、冒頭4小節だけで、A線D線、即ちA-dur、D-durに移調して練習します。
/////
私事ですが、小学校入学直後、冒頭4小節を絞られただけで、後は要領が解っているので、レッスンでは流しただけ、でした。この頃からレッスンが練習の仕方だけで、一々全部は教えてくれなくなりました。その分、課題が増えて、辛い時代に突入しました。
なつ氏、
以下、ヴァイオリンの先生向け、ポジション移動指導法になります。
スズキのポジションエチュードは、あんまり勧められません。
http://youtu.be/B5dCCA0dkwM
この人は、音が正確に解っておらず、上行と下降で音が違います。特にHCに問題があります。エチュードとしてイマイチだから、こんな事になってしまうのだと思います。HDは低いですね。下から探って音を取っているから、指が立ち過ぎだと思います。
どんな楽譜の「ヴィヴァルディの四季から春」を弾くのか解りませんが、ポジション移動の王道は、クロイツェル11番です。
http://youtu.be/GfhzWyFjfgM
基礎が無く、下手糞で聴いていられません。音程が不正確で楽器が鳴っておらず、運弓も下手だから、音が潰れています。
3音ずつのスラーで弾いています。
http://youtu.be/nMLIkp0sJ5o
ポジション移動時の中間音をしっかり入れて、ゆっくり3音ずつ弓を返して練習します。三連符ですが、16分音符に変更して、ポジション移動の中間音を4音目として付加して弾きます。
次に楽譜通りの三連符で、ゆっくりのまま、指をずらした中間音を徐々に速くし、限界速度に達したら、中間音を入れるのをやめて、飛び付きます。正確に飛び付ける様になってから、全体の速度を上げます。最後に6音12音のスラーです。逆弓でも弾きます。
伝統的な練習法なので、ヤッシャ・ハイフェッツも行った筈、です。
クロイツェル11番が良いのは、それぞれのポジションの手の形が崩れない、事です。スズキのポジションエチュード方式だと、手の形が崩れても、探って音が出せてしまいます。だから、指を押さえたままでも、上行と下降で音が違ったりしてしまいます。
どんな「ヴィヴァルディの春」を弾くのか存じませんが、何れにせよ、クロイツェル2~11を弾いてから、にした方が良いと思います。
3rd. 5thだけの練習なら、クロイツェル11番、冒頭4小節だけで、A線D線、即ちA-dur、D-durに移調して練習します。
/////
私事ですが、小学校入学直後、冒頭4小節を絞られただけで、後は要領が解っているので、レッスンでは流しただけ、でした。この頃からレッスンが練習の仕方だけで、一々全部は教えてくれなくなりました。その分、課題が増えて、辛い時代に突入しました。
[53024]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年09月11日 11:53
投稿者:なつ(ID:OYkwJEI)
pochiさん、ありがとうございます。大変勉強になります。
3positionという教本は、篠崎さんが書かれた本のようです。正確にはTHIRDPOSITIONでした。鈴木からも教本が出されているのですね。
春は、アンコールピースという楽譜のものです。今は絶版されているようです。本当の春の楽譜が手元にないので比べられないのですが、見開きページなので短くなっているように感じます。嵐の表現の部分がないなど、省略されている気がします。
結局、第6positionまで出て来るみたいで、この曲をやりながら、position移動を徹底すると言われました。
3positionへの移動、3positionの音階(今までは1positionの音階練習でした。)、ハーモニクスの練習をとりあえず言われました。
春は、これらの練習を主にしながら、少しずつ区切って練習していくようです。
クロイツェルですか。まだ、楽譜持っていません。難しいエチュードだと聞いたことあります。
子供はカイザーも用意していますが、とりあえずセブシックを進めていこうということで、まだ入っていません。
(子供は現在やっと毎日1時間練習するようになったところです。先生から本気でやるか決めた?と聞かれますが、毎日4時間練習と言われ、外で遊ぶ時間がないと本人が断っています(笑)。)
クロイツェル、本屋さんで見てきます。
position移動は、何となく音程を探り合わせていくのではなく、確実にパッと合わせるようにと。
子供は弾きながら音を探り、合わせていく癖が最初の頃からあり、1positionでは大分治ったのですが、3positionも探り癖が出て来ると思うのでその戦いです。
pochiさん、小学校入学後にはクロイツェルですか…。凄いです!3歳からとか始められていたのですか?
知り合いに小さい頃から頑張っている方がいるのですが、それでも小学校入学後クロイツェルは凄いと思います。才能の世界ですね!
ありがとうございます。
3positionという教本は、篠崎さんが書かれた本のようです。正確にはTHIRDPOSITIONでした。鈴木からも教本が出されているのですね。
春は、アンコールピースという楽譜のものです。今は絶版されているようです。本当の春の楽譜が手元にないので比べられないのですが、見開きページなので短くなっているように感じます。嵐の表現の部分がないなど、省略されている気がします。
結局、第6positionまで出て来るみたいで、この曲をやりながら、position移動を徹底すると言われました。
3positionへの移動、3positionの音階(今までは1positionの音階練習でした。)、ハーモニクスの練習をとりあえず言われました。
春は、これらの練習を主にしながら、少しずつ区切って練習していくようです。
クロイツェルですか。まだ、楽譜持っていません。難しいエチュードだと聞いたことあります。
子供はカイザーも用意していますが、とりあえずセブシックを進めていこうということで、まだ入っていません。
(子供は現在やっと毎日1時間練習するようになったところです。先生から本気でやるか決めた?と聞かれますが、毎日4時間練習と言われ、外で遊ぶ時間がないと本人が断っています(笑)。)
クロイツェル、本屋さんで見てきます。
position移動は、何となく音程を探り合わせていくのではなく、確実にパッと合わせるようにと。
子供は弾きながら音を探り、合わせていく癖が最初の頃からあり、1positionでは大分治ったのですが、3positionも探り癖が出て来ると思うのでその戦いです。
pochiさん、小学校入学後にはクロイツェルですか…。凄いです!3歳からとか始められていたのですか?
知り合いに小さい頃から頑張っている方がいるのですが、それでも小学校入学後クロイツェルは凄いと思います。才能の世界ですね!
ありがとうございます。
[53027]
Re: 教えて下さい!よろしくお願いします。
投稿日時:2017年09月12日 11:29
投稿者:なつ(ID:OYkwJEI)
pochiさん、ありがとうございます。
朝起きて見てみたら、何故かpochiさんの投稿が消えていましたが、昨日全て読ませて頂きました。
海野義雄さん、私は存じ上げませんでしたが、昔、そのような事件があったのですね。YouTubeで少し動画があり見てみました。
pochiさんのお話は真実だと思います。
私はクラシック業界に無縁で生きてきましたが、あまり詳しく書けませんが、実はある時から色んなお話を耳にするようになりました。
私の知識など全て受け売りですが、pochiさんのお話と符合する点が多く、改めて納得することばかりです。
純粋に音楽への愛と才能だけでは渡れない世界、疑問、怒り?ショックなどが素人ながらわいてきます。
色々書きたいけれど(受け売りですが)、私は書けません(素人なので。)。
pochiさんのような方が、本物を、真実を、伝えて下さることが重要なのだと思います。
朝起きて見てみたら、何故かpochiさんの投稿が消えていましたが、昨日全て読ませて頂きました。
海野義雄さん、私は存じ上げませんでしたが、昔、そのような事件があったのですね。YouTubeで少し動画があり見てみました。
pochiさんのお話は真実だと思います。
私はクラシック業界に無縁で生きてきましたが、あまり詳しく書けませんが、実はある時から色んなお話を耳にするようになりました。
私の知識など全て受け売りですが、pochiさんのお話と符合する点が多く、改めて納得することばかりです。
純粋に音楽への愛と才能だけでは渡れない世界、疑問、怒り?ショックなどが素人ながらわいてきます。
色々書きたいけれど(受け売りですが)、私は書けません(素人なので。)。
pochiさんのような方が、本物を、真実を、伝えて下さることが重要なのだと思います。
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