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テールピースと駒の間の間隔 | ヴァイオリン掲示板

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楽器・付属品 18 Comments
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テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年02月04日 21:51
投稿者:TS(ID:YQMGcFA)
質問です。一般的には弦長(約32.5cm)の6分の1(約5.4cm)と言われていますが,それよりも短くした場合、または長くした場合の音や音量、弾いた感覚にどのような影響があるでしょうか?
宜しくお願いいたします。
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Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年03月01日 13:05
投稿者:あい(ID:gGeTWYA)
>G(steif) Eudoxa, D(silver) Oliv, A dominant, E Gold broket

比較的新しい楽器をお使いですか?
[54919]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年03月05日 11:27
投稿者:pochi(ID:QAAzkCU)
あい氏、

チェロではよくある
「金属製テイルピースガット」
はヴァイオリンではどうなのでしょうか?
使った事がありません。

テイルピースの素材も影響する筈です。
https://classicalbeast.com/wp-content/uploads/2023/01/violin-tailpiece-768x574.jpg
こんなのがありますし、
https://ae01.alicdn.com/kf/HLB1X8dCX2c3T1VjSZPfq6AWHXXaw/New-STRADPET-Titanium-Tailpiece-Set-for-violin-with-Titanium-tailgut-Pro-Options-3-kinds-of-titanium.jpg
こんなのもあります。

チェロでは、プラスティック製が良い、という噂もあります。

楽器、弦の素材、テイルピース、テイルピースガットの素材によって、理想的な比はかわってくるのではないでしょうか?

音色に多少の違いはあれど、
「アジャスタ内蔵型テイルピース」
の音が悪い、とするレビューは見た事がありません。

私は使いませんが、どうなのでしょうね。
テイルピースガットの長さにも当然影響する筈です。

ソリストの標準的な弦は音量の為に、A線でオイドクサで13・3/4だった筈です。
標準は13・1/2で、何も言わずにオイドクサを買えば、これでした。

当然御存知の筈ですが、弦の張力によって、適切な、
「テイルガットの長さ」
は変わるのではないでしょうか?
[54940]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年03月30日 04:21
投稿者:松毬(ID:NlAThmY)
はじめまして、TS様

[54256]
[54256]

テールピースと駒の間の距離 6:1について

投稿日時:2021年06月19日 01:24
投稿者:あい(ID:OQEHQAQ)
どなたか、なぜ上ナットから駒までの距離:駒からテールピース
までの距離=6:1の整数比がスタンダード位置なのか教えてくれませんか?
何が根拠になっているのですか?



の話しのオプションと思いますが、先ず、ご質問の真意を確認させてください。

駒からテールピースカラーまでの長さは、名目上は弦長の1/6、約55mmとの理解です。これは名目上の話で[54386]
[54386]

Re: テールピースと駒の間の距離 6:1について

投稿日時:2021年10月06日 00:12
投稿者:松毬(ID:M4VIMjg)

 あいさん

 銘器の基本的な寸法と、テールピース側の5度調弦の弦長は、次を読む方が良いでしょう。
  
 神田侑晃氏「ヴァイオリンの見方・選び方 基礎編」P19とP49の記載が詳しい。
   
 *ここでは、58mmとの記載ですが、カラーからは55mmに相当します。それで、6:1になりますが、この比のP19記載欄では空白にしています。  P49記載の通り、テールピース側5度調弦の長さは標準的に58mmで落ち着くことが多いようですが、理論よりも実験的に調整して諸々影響を含めて弾いた音が良い設定にします。 


 また、一般の方なら、何に跳ね返るか知らないので、音の調整は気ままにはできないでしょうし、コードの長さを変えるだけでもとても大変。テールピース等は、職人といろいろとある調整の全体と要望を相談しながらと思います。

 なお、6:1のフィールド調査なら、お店などで現物計測が良いですよ。写真記事では、手軽でラフに扱うにはよいですが、特に誤差が大きく出るので充てにはできません。
 理論寸法的に、楽器が妥当か?は、まず先に、ボディ長:ノミナル 約355mm(±10mmほど)、ストップ:195mm、ネック長:130mm、弦長:328mm から前提を確認することが大切です。 駒ですら、寸法上ちゃんと立てていない楽器屋も、けっこう多くあるほどです。。。。。。
をもう少し掘り下げると、神田侑晃氏「ヴァイオリンの見方・選び方 基礎編」P49にある通り、弦長の1/6の「長さ」そのものではなくて、テールピース等があることから、弦長の2オクターブ上の5度(1/2*1/2*2/3=1/6)を指しており、「この音になる距離を標準」として神田氏は考えています。そして、ここでの標準の長さ「55mm-α」で一般的には良いのですが、±6mmの範囲で音量、音質が劇的に変化する場合があると言っています。

これらの点は、駒からテールナットまでの合成弦(1~4番線の駒から先とテールピースとコード)が共振する点(共振点)と思います。

そこで、ご質問は、予め共振点からズレた状態から、短く、又は、長くした場合、と言うよりも、先ず、共振点に持ってきたら、音はどうなるか??でしょうか?。
この時は、音量、音質が良くなるでしょう。

それとも、ご質問は、この共振点よりも、短く、又は、長くした場合、音は??ということなら、音量、音質が下がるのは当然で、それが各々どの様な音質に変るか??ということでしょうか?。
この時は、楽器によりけりですが、要は、共振点を外した状態の音質で、体験された通りと思います。また、音を除く弓の感覚も、ダンピングが変って体験された通りと思います。

ですが、そもそも共振点を外す意味はあまりないでしょうから、先ずは音調整として共振点に置くことが先にあると思いますが、如何でしょうか??
[55048]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年05月05日 12:48
投稿者:T.S.(ID:GWITZZI)
54918
あい様

仕事仕事で追われてなかなかここに来れませんでした。
楽器は250歳のイタリア人です。(笑)
[55049]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年05月05日 12:57
投稿者:T.S.(ID:GWITZZI)
松毬様

>この共振点よりも、短く、又は、長くした場合、音は??ということなら、音量、音質が下がるのは当然で、それが各々どの様な音質に変るか??ということでしょうか?。

その通りです。音量、また弾き心地がどうなるかが気になっています。
自分の楽器ですと5.5cm(共振点ということにここではしときます(笑))よりも長くすると弾きやすさは少し上がるのですが、短い場合よりも少し音に芯(?)が無くなった感覚があります。また短くすると弓が弦に対して反発感が上がる(長い時よりも毛が弦に噛みつきにくいと言うのでしょうか?)感じがあります。
[55050]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年05月05日 13:09
投稿者:T.S.(ID:GWITZZI)
Pochi様

弦は
G線をオリーブsteifの場合では標準(15 3/4)かそれよりも細い15 1/2(の方が発音が良いような気がします), eudoxa steif(節約の為に) の場合は 16 (音量の為に)

D線は oliv silver 14

A線 eudoxa 13 3/4 か 14

です。

じゃないとE線の 0.27には 強さがかなわないような気がします。 0.26の方が甘い音が出ますが0.27の煌びやか(悪く言うとキンキンした音)にハマると中々辞められません(笑)。 多分自分が悪趣味なのでしょう(爆)
[55051]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年05月06日 04:47
投稿者:松毬(ID:VpKIRzA)
T.S.様 

標準として、ボディ長355mm、ストップ195mm、有効ネック長130mm、有効弦長328mmとして示します。6:1の単純長さは、55mm ≒ 54.7mm = 1/6 * 328mm となります。ですが、55mmズバリでは半音程下がり、少し短く50mm前後辺りの感じが多いかも知れません(※2※3)。これは、弦のアンカー側は、識別巻きなど線形が太いことと弦振動の節(固定)にならずテールピースの振動でアンカーは動いており、音が下がり勝手です。

T.S.様の[54912]
[54912]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年02月29日 05:45
投稿者:TS(ID:YQMGcFA)
ご無沙汰しております。仕事で重なり試す時間が無かったのですが、やっと今日 少し長さを変えてみました。短め(44mm)にしてみると音量はあるのですが弓が弦に乗りにくく(弦が弓に反発する感じ? ヴォルフトーンをどの音でも弾いてる感じ?)なりました。
又長め?(45mm)にすると少し弾きやすくなったのですが、音量が少し落ちたかもという感覚がありますが、フラジオが出やすくなりました(夏薔薇の最終バリエーション他)。
弦はちなみにG(steif) Eudoxa, D(silver) Oliv, A dominant, E Gold broket です。大事な本番はG はOliv steif なのですが、何しろ値段が高い。 何時も使うと自己破産必須です(笑)。

又時間が出来たらもっと試したいですが、なかなか難しいところです。 何がベストなのでしょうか。。。 弓のコントロールをもっと上達させて短めでするか、 楽をとって長めにするか 迷います。。。
で探られた、44mm~45mm 辺りは、上記より 5mm~10mm ほど短いゾーンです。これが真なら後述(5)-③パターンであり、44mm、45mmは何れも弓の操作はシビアゾーンの中での「弓の操作を取るか?この時の音を取るか?」の話で、この時の音の方を優先している様に私から見えます。
であれば、現状の長さのままが、T.S.様にとってベストなのではないでしょうかね??

また、私の問いに対しても、現状は55mmなら後述(4)-②であるかも知れず、そのままでも良いか、少し短くしてコードは伸ばしてみる話もあると思います。
何れにせよ、お持ちの個体の特性含めて、再度確認してみては如何でしょうか??

 現象の再確認へは、次の通りやってみては如何でしょうか??

(1). 6:1の音程とは、1/6 = 1/2 * 1/2 * 2/3 (∴開放2オクターブ上の5度上)です。

(2). 事前に、駒とテールピースカラーまでの長さを測って下さい。
 測り方は、ヘッドナットの端から、駒を跨いでテールピースカラーまでの値を測り、同時にヘッドナットから駒までの値も測り、その差を駒とテールピース間距離として下さい。

(3). 先ず、正規的に正確に純正5度(702セント)の調弦をしてください。

(4). (1)(3)より、同音1度の共鳴で鳴るはずで、そうなっているか確かめます。
 2番線、開放Aの2オクターブ上のAを弾きます。次に、3番線の駒を跨いでテールピース側を弾きます。
  ①.同音で純正1度共鳴しているなら、基準は、(2)の長さと分ります。
  ②.デールピース側が低いなら、(2)の長さは、基準より長めでと分ります。
  ③.デールピース側が高いなら、(2)の長さは、基準より短めでと分ります。

  ※1 なお、次でも確認してみると良いです。
     1番線と2番線のテールピース側、3番線と4番線でも同様です。
     1番線の2オクターブ上の5度上(シ)と1番線のテールピース側。

(5). テールコードの長さ調整を考えてみる。

 ①.共鳴の音量、音質を求めるなら、(4)-①の基準の長さへ。(4)-②ならコードを伸ばし、(4)-③ならコードを短くです。音程のズレから概算長さは求まります。
 ②. (4).-②を是とし、弓が乗り易いなら、上記(5)-①の音を抑え、この時の音質や音色※2が望む所。
 ③. (4).-③を是とし、弓が乗り難いでも、上記(5)-①の音を抑えてこの時の音質や音色※3が望む所。

※2、※3、その個体ずばりでやってみないと何とも言えない、何とも表現のしようもありません。
[55052]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年05月06日 06:37
投稿者:松毬(ID:VpKIRzA)
追伸
 注意
 1.〉1番線の2オクターブ上の5度上(シ)と1番線のテールピース側。

  ウイットナー式アジャスターなら、ズレて当たり前なので確認する意味がない。
  この シ は、指板上にないのでフラジオ。

 2.4弦に用いる種類によって、長さも音色もバラツキも、バラツキます。
[55076]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年05月16日 04:40
投稿者:松毬(ID:VpKIRzA)
補足 恐縮です。

私が示した[55051]
[55051]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年05月06日 04:47
投稿者:松毬(ID:VpKIRzA)
T.S.様 

標準として、ボディ長355mm、ストップ195mm、有効ネック長130mm、有効弦長328mmとして示します。6:1の単純長さは、55mm ≒ 54.7mm = 1/6 * 328mm となります。ですが、55mmズバリでは半音程下がり、少し短く50mm前後辺りの感じが多いかも知れません(※2※3)。これは、弦のアンカー側は、識別巻きなど線形が太いことと弦振動の節(固定)にならずテールピースの振動でアンカーは動いており、音が下がり勝手です。

T.S.様の[54912]で探られた、44mm~45mm 辺りは、上記より 5mm~10mm ほど短いゾーンです。これが真なら後述(5)-③パターンであり、44mm、45mmは何れも弓の操作はシビアゾーンの中での「弓の操作を取るか?この時の音を取るか?」の話で、この時の音の方を優先している様に私から見えます。
であれば、現状の長さのままが、T.S.様にとってベストなのではないでしょうかね??

また、私の問いに対しても、現状は55mmなら後述(4)-②であるかも知れず、そのままでも良いか、少し短くしてコードは伸ばしてみる話もあると思います。
何れにせよ、お持ちの個体の特性含めて、再度確認してみては如何でしょうか??

 現象の再確認へは、次の通りやってみては如何でしょうか??

(1). 6:1の音程とは、1/6 = 1/2 * 1/2 * 2/3 (∴開放2オクターブ上の5度上)です。

(2). 事前に、駒とテールピースカラーまでの長さを測って下さい。
 測り方は、ヘッドナットの端から、駒を跨いでテールピースカラーまでの値を測り、同時にヘッドナットから駒までの値も測り、その差を駒とテールピース間距離として下さい。

(3). 先ず、正規的に正確に純正5度(702セント)の調弦をしてください。

(4). (1)(3)より、同音1度の共鳴で鳴るはずで、そうなっているか確かめます。
 2番線、開放Aの2オクターブ上のAを弾きます。次に、3番線の駒を跨いでテールピース側を弾きます。
  ①.同音で純正1度共鳴しているなら、基準は、(2)の長さと分ります。
  ②.デールピース側が低いなら、(2)の長さは、基準より長めでと分ります。
  ③.デールピース側が高いなら、(2)の長さは、基準より短めでと分ります。

  ※1 なお、次でも確認してみると良いです。
     1番線と2番線のテールピース側、3番線と4番線でも同様です。
     1番線の2オクターブ上の5度上(シ)と1番線のテールピース側。

(5). テールコードの長さ調整を考えてみる。

 ①.共鳴の音量、音質を求めるなら、(4)-①の基準の長さへ。(4)-②ならコードを伸ばし、(4)-③ならコードを短くです。音程のズレから概算長さは求まります。
 ②. (4).-②を是とし、弓が乗り易いなら、上記(5)-①の音を抑え、この時の音質や音色※2が望む所。
 ③. (4).-③を是とし、弓が乗り難いでも、上記(5)-①の音を抑えてこの時の音質や音色※3が望む所。

※2、※3、その個体ずばりでやってみないと何とも言えない、何とも表現のしようもありません。
では、3番線で合わせる形ですが、正して、2番線で基準の距離を考え(4).は1番線と2番線のテールピース側で確認して考えるです。

[54940]
[54940]

Re: テールピースと駒の間の間隔

投稿日時:2024年03月30日 04:21
投稿者:松毬(ID:NlAThmY)
はじめまして、TS様

[54256] の話しのオプションと思いますが、先ず、ご質問の真意を確認させてください。

駒からテールピースカラーまでの長さは、名目上は弦長の1/6、約55mmとの理解です。これは名目上の話で[54386]をもう少し掘り下げると、神田侑晃氏「ヴァイオリンの見方・選び方 基礎編」P49にある通り、弦長の1/6の「長さ」そのものではなくて、テールピース等があることから、弦長の2オクターブ上の5度(1/2*1/2*2/3=1/6)を指しており、「この音になる距離を標準」として神田氏は考えています。そして、ここでの標準の長さ「55mm-α」で一般的には良いのですが、±6mmの範囲で音量、音質が劇的に変化する場合があると言っています。

これらの点は、駒からテールナットまでの合成弦(1~4番線の駒から先とテールピースとコード)が共振する点(共振点)と思います。

そこで、ご質問は、予め共振点からズレた状態から、短く、又は、長くした場合、と言うよりも、先ず、共振点に持ってきたら、音はどうなるか??でしょうか?。
この時は、音量、音質が良くなるでしょう。

それとも、ご質問は、この共振点よりも、短く、又は、長くした場合、音は??ということなら、音量、音質が下がるのは当然で、それが各々どの様な音質に変るか??ということでしょうか?。
この時は、楽器によりけりですが、要は、共振点を外した状態の音質で、体験された通りと思います。また、音を除く弓の感覚も、ダンピングが変って体験された通りと思います。

ですが、そもそも共振点を外す意味はあまりないでしょうから、先ずは音調整として共振点に置くことが先にあると思いますが、如何でしょうか??
の神田侑晃氏「ヴァイオリンの見方・選び方 基礎編」P49は、2番線で合わせるとしており、これに基準の距離を合わせるのが合理的と思います。

また、音程とは、1/6(∴開放2オクターブ上の5度上)など示した点、正しくは音程の弦長です。ズバリ音程では逆数の 6 です。お詫びいたします。
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