[55607]
魂柱の謎について
投稿日時:2025年01月03日 16:18
投稿者:松毬(ID:ZVIYGDA)
サウンドポストは、元祖伊太利亜でアニマ、日本では神様みたいな感じの魂柱ってなりますね。パンパン(ニ礼二拍手一礼)
この魂柱が、バイオリンらにある、そもそも根本的な目的って何でしょうか?
また、もしも、この魂柱がなかったらバイオリンではない(ビウエラやガンバみたいな)のでしょうか?
皆様、ご存じないでしょうか? 今さら過ぎて知らずに恐縮てすが教え頂きたくお願いします。
無くても、其なりに魅力的な音だ!([3237]
魂柱のたってないバイオリン?)って話しもあるくらいだし、また、誰が採用したか?は分かっておらず、未だ根本的な目的を述べた方もいないようです
この魂柱が、バイオリンらにある、そもそも根本的な目的って何でしょうか?
また、もしも、この魂柱がなかったらバイオリンではない(ビウエラやガンバみたいな)のでしょうか?
皆様、ご存じないでしょうか? 今さら過ぎて知らずに恐縮てすが教え頂きたくお願いします。
無くても、其なりに魅力的な音だ!([3237]
[3237]
魂柱のたってないバイオリン?
投稿日時:2003年04月15日 10:34
投稿者:komachi(ID:NRdWg1M)
先日オークションで鈴木のバイオリンを買いましたが良く見ると魂柱がたってないような気がします!子どもがならうついでに私もと思い買いました!弾いてみると素人の私にとってはとっても魅力的に聞こえて満足しているのですが魂柱は修理して立てた方がいいのでしょうか?これはまた自分で修理出来るのでしょうか?どなたかアドバイスお願い致します
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[ 1コメント ]
[55608]
Re: 魂柱の謎について
投稿日時:2025年01月03日 16:25
投稿者:松毬(ID:ZVIYGDA)
捕捉 次らの話しは、魂柱ありきでそれらの機能もあることを説いてはいますが、そもそもの目的は述べていない感じです。 無いと本当に音が悪いのか?も判然とはしていないように思います
[1132]
Re: いい音色を出すには!? 至急即レス希望!!
[33829]
ヴァイオリンの音の仕組みについて
[33791]
Re: バイオリンの音色
[20586]
魂柱
[34786]
ヴァイオリンの調整(駒や魂柱)が非常に重要なのは、誰しも知るところですが、その基礎的な知識や技術を習得するにはどうしたら良いでしょうか?
当方、関東地方在住です。
よろしくお願いいたします。
調整を学ぶには?
[a18552]
魂柱と駒の調整
[33426]
駒と魂柱の調整実験について
[33466]
Re: 駒と魂柱の調整実験について
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Re: 駒と魂柱の調整実験について
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魂柱
[6324]
魂柱について教えてください
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魂柱の位置
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魂柱の調整
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弦の縦振動
[39160]
Re: ヴァイオリンのE・A・D・G線の理想的な音量バランスとは?
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Re: 「楽器を掘る感じ」の弓
[45719]
Re: 「楽器を掘る感じ」の弓
[1132]
[1132]
Re: いい音色を出すには!? 至急即レス希望!!
投稿日時:2002年05月07日 16:03
投稿者:t(ID:NDhyVFQ)
ヴァイオリンの良い音とは一体どんな音色を指すのでしょう?
色んな楽器を見聞きしてきましたが、個人的には柔らかな音が心地よいように思えます。ただ、時としてそれはコモッタ音である場合もあるので、微妙ですね。
大抵の場合、安楽器はカーカーした軋み系の音がしますよね。気に入らない場合は、魂柱の位置をずらしたり、駒の高さを変えることで音量を犠牲にしても音質を柔らか目にすることは出来ると思います。
どっちにしても、自分で選んで買った楽器であれば、その楽器の最高のパフォーマンスを引出すのが弾き手の役目でしょう。
色んな楽器を見聞きしてきましたが、個人的には柔らかな音が心地よいように思えます。ただ、時としてそれはコモッタ音である場合もあるので、微妙ですね。
大抵の場合、安楽器はカーカーした軋み系の音がしますよね。気に入らない場合は、魂柱の位置をずらしたり、駒の高さを変えることで音量を犠牲にしても音質を柔らか目にすることは出来ると思います。
どっちにしても、自分で選んで買った楽器であれば、その楽器の最高のパフォーマンスを引出すのが弾き手の役目でしょう。
[33829]
[33829]
ヴァイオリンの音の仕組みについて
投稿日時:2007年06月10日 00:56
投稿者:catgut(ID:KVYiWHM)
ヴァイオリンの音について、イメージ的にはなんとなく理解できるけれど、
よく分からないものがあります。それらについて仕組みを強引に考察してみました。補足や疑問がありましたらコメントをお願いします。
・こもった音
一般に「こもった音」とは高周波成分が少ない音です。ステレオのイコライザーなどで高音を出なくすると「こもった音」になります。
ヴァイオリンで「こもった音」にする簡単な方法は魂柱をきつく立てることです。こうすると表板が振動しにくくなり、高音が出ずに「こもった音」になります。通販品や安価な楽器は魂柱が倒れないようにきつく立ててあるため、「こもった音」になりがちです。表板が厚いプレス製造の楽器などでも同様の傾向があります。
・新作の音とモダン・オールドの音の違い
新作の多くは「硬い音」と言われ、モダン・オールド楽器の多くは「柔らかい音」と言われます。一般に「硬い音」とは高周波成分が多い音です。経年変化により木の性質が変わります。
実測結果によると、確かに新作では高周波成分が多く、オールド楽器では一定レベル以上の高周波成分は急激に減少する傾向があるそうです。オールド楽器のフォルマントは人間の声によく似ているそうです(もともと人間の声に似た楽器が尊重されて残ったのかもしれませんが)。
仕組みは私にはよく分かりませんが、新しい表板は高周波振動をしやすく、古い表板はよりまったりと振動するようです。
・枯れた音、鼻声、シルバートーン
モダン・オールド楽器の音を形容するのに「枯れた音」「鼻声」「シルバートーン」といった言葉がよく使われます。「枯れた音」とは木の経年変化によりレスポンスが早く、粒立ちの良いはっきりした音の意味で使われることが多いようです。「鼻声」は説明不要と思いますが、結果的により人間くさい音になるとも考えられます。特定の周波数の出方が強いか、「うなり」のような特殊な振動があるのかもしれません。「シルバートーン」はもっとも良く分かりませんが、やはり「うなり」のような振動に関係するような気がします。
新作楽器でも、使用する木材を選んだり削り方などの工夫でモダン・オールド楽器にある程度近い音が出せるようです。
よく分からないものがあります。それらについて仕組みを強引に考察してみました。補足や疑問がありましたらコメントをお願いします。
・こもった音
一般に「こもった音」とは高周波成分が少ない音です。ステレオのイコライザーなどで高音を出なくすると「こもった音」になります。
ヴァイオリンで「こもった音」にする簡単な方法は魂柱をきつく立てることです。こうすると表板が振動しにくくなり、高音が出ずに「こもった音」になります。通販品や安価な楽器は魂柱が倒れないようにきつく立ててあるため、「こもった音」になりがちです。表板が厚いプレス製造の楽器などでも同様の傾向があります。
・新作の音とモダン・オールドの音の違い
新作の多くは「硬い音」と言われ、モダン・オールド楽器の多くは「柔らかい音」と言われます。一般に「硬い音」とは高周波成分が多い音です。経年変化により木の性質が変わります。
実測結果によると、確かに新作では高周波成分が多く、オールド楽器では一定レベル以上の高周波成分は急激に減少する傾向があるそうです。オールド楽器のフォルマントは人間の声によく似ているそうです(もともと人間の声に似た楽器が尊重されて残ったのかもしれませんが)。
仕組みは私にはよく分かりませんが、新しい表板は高周波振動をしやすく、古い表板はよりまったりと振動するようです。
・枯れた音、鼻声、シルバートーン
モダン・オールド楽器の音を形容するのに「枯れた音」「鼻声」「シルバートーン」といった言葉がよく使われます。「枯れた音」とは木の経年変化によりレスポンスが早く、粒立ちの良いはっきりした音の意味で使われることが多いようです。「鼻声」は説明不要と思いますが、結果的により人間くさい音になるとも考えられます。特定の周波数の出方が強いか、「うなり」のような特殊な振動があるのかもしれません。「シルバートーン」はもっとも良く分かりませんが、やはり「うなり」のような振動に関係するような気がします。
新作楽器でも、使用する木材を選んだり削り方などの工夫でモダン・オールド楽器にある程度近い音が出せるようです。
[33791]
[33791]
Re: バイオリンの音色
投稿日時:2007年06月04日 21:59
投稿者:Stander-by(ID:I5kJhSE)
catgutさんの下記のカキコはユーモアに満ちていますね。
まぁ多少遊ぶのも息を抜くには無益ではない。
ただし私の知る限りでは下記にひとつも該当せず、しかも「こもった」音の楽器はいくらでも(ほんとに気の毒ですが)ころがっています。
本人は大まじめでこもった楽器で練習していますが…
>>>>>>>>>>>>>>>・表板が極端に厚い(またはグラデーションが悪い)・1/8以下の分数楽器
・駒が厚すぎる・魂柱が長すぎる(きつすぎる)・消音器をつけている・弓の毛がばらけている・あご当ての金具が表板に当たってしまい表板の振動を弱めている
まぁ多少遊ぶのも息を抜くには無益ではない。
ただし私の知る限りでは下記にひとつも該当せず、しかも「こもった」音の楽器はいくらでも(ほんとに気の毒ですが)ころがっています。
本人は大まじめでこもった楽器で練習していますが…
>>>>>>>>>>>>>>>・表板が極端に厚い(またはグラデーションが悪い)・1/8以下の分数楽器
・駒が厚すぎる・魂柱が長すぎる(きつすぎる)・消音器をつけている・弓の毛がばらけている・あご当ての金具が表板に当たってしまい表板の振動を弱めている
[20586]
[20586]
魂柱
投稿日時:2005年05月25日 19:56
投稿者:じゃーねー(ID:NYFygII)
最近ヴァイオリンを始めました。買ってすぐなのに、魂柱が大きくずれています。毎日弾いていますが、衝撃を与えていないはずなのですが。なぜですか。また、表板の下に当て木みたいのが見えてきたのですが、これはなんでしょう。おしえてください。宜しくお願いします。
[34786]
[34786]
調整を学ぶには?
投稿日時:2007年09月14日 12:59
投稿者:ぶぶ(ID:SHORUgA)
ヴァイオリンの調整(駒や魂柱)が非常に重要なのは、誰しも知るところですが、その基礎的な知識や技術を習得するにはどうしたら良いでしょうか?
当方、関東地方在住です。
よろしくお願いいたします。
[a18552]
[a18552]
魂柱と駒の調整
投稿日時:2006年06月09日 13:28
投稿者:まこ(ID:IyV2U4g)
魂柱と駒の調整で音がだいぶかわると聞きました。
どれくらい変わるものなのでしょうか?
どれくらい変わるものなのでしょうか?
[33426]
[33426]
駒と魂柱の調整実験について
投稿日時:2007年05月07日 03:57
投稿者:catgut(ID:F4QTFBQ)
駒と魂柱の調整の実験をしてみましたので、ご参考としていくつか気付いた点をまとめて書きたいと思います。過去ログを検索すると結構突っ込んだ話があったようですね。駒のから揚げとか・・
エルマンは自ら魂柱調整を好んで行ったそうですが、演奏者の立場でもあまり高価でない楽器でいろいろ試してみると得るところが多いと思います。
ヴァイオリン関係の相談で良くみかけるのが「楽器が響かない」「E線がうるさい」というものです。多くの場合「楽器が響かない」のは楽器自体の問題とされ、「E線がうるさい」のは楽器自体の問題か、弦の問題とされることが多いようです。しかし実験結果からすると駒と魂柱の調整である程度は改善できるのではないかと思います。
なお今回はあくまで実験であり特定の楽器で「駒と魂柱の調整でどんなことが起きるか」を試した例に過ぎませんので、その点ご了承お願いします。
エルマンは自ら魂柱調整を好んで行ったそうですが、演奏者の立場でもあまり高価でない楽器でいろいろ試してみると得るところが多いと思います。
ヴァイオリン関係の相談で良くみかけるのが「楽器が響かない」「E線がうるさい」というものです。多くの場合「楽器が響かない」のは楽器自体の問題とされ、「E線がうるさい」のは楽器自体の問題か、弦の問題とされることが多いようです。しかし実験結果からすると駒と魂柱の調整である程度は改善できるのではないかと思います。
なお今回はあくまで実験であり特定の楽器で「駒と魂柱の調整でどんなことが起きるか」を試した例に過ぎませんので、その点ご了承お願いします。
[33466]
[33466]
Re: 駒と魂柱の調整実験について
投稿日時:2007年05月11日 03:52
投稿者:catgut(ID:IZWSMAY)
以下、私の感じた点を補足します。
・魂柱は一般には年輪の細かい古いスプルースが良いという説があるが、
あまり実感できない。あえて言えば表板と魂柱が面で接触しやすいという
観点では表板と硬度が近いか、わずかに柔らかいものが良いのでは?
・駒もある程度古くて乾燥したものが良いとされ(古過ぎるものは柔軟性がなく良くないとされる)確かにその通りだと思うが、実際には駒の形状(削り方)によって大きく音が左右される。
・駒と魂柱の調整は相互に関係しているが、どちらかといえば駒を調整
する前提として魂柱の調整をしたほうがよい。魂柱調整が適切でないと
駒の調整結果がよく反映されない。
・ウルフ音の軽減に駒の調整がある程度有効。
なお、歴史的には魂柱を2本立てたり、駒の足を3つにした試みが
あるそうです。
・魂柱は一般には年輪の細かい古いスプルースが良いという説があるが、
あまり実感できない。あえて言えば表板と魂柱が面で接触しやすいという
観点では表板と硬度が近いか、わずかに柔らかいものが良いのでは?
・駒もある程度古くて乾燥したものが良いとされ(古過ぎるものは柔軟性がなく良くないとされる)確かにその通りだと思うが、実際には駒の形状(削り方)によって大きく音が左右される。
・駒と魂柱の調整は相互に関係しているが、どちらかといえば駒を調整
する前提として魂柱の調整をしたほうがよい。魂柱調整が適切でないと
駒の調整結果がよく反映されない。
・ウルフ音の軽減に駒の調整がある程度有効。
なお、歴史的には魂柱を2本立てたり、駒の足を3つにした試みが
あるそうです。
[33433]
[33433]
Re: 駒と魂柱の調整実験について
投稿日時:2007年05月07日 13:39
投稿者:catgut(ID:F4QTFBQ)
pochiさま、コメントありがとうございます。
佐々木氏の「きつさ」についてのレポートはすでに読んでいました。
目の付け所が大変良いと思いました。
私も以前から感じていたことですが、
「箱鳴り」=「胴体が共鳴振動して胴体内部で残響音がする」ことだとすれば、それは奏者とごく近くの聴衆にしか聞えず、「ホールでの残響音」とははっきり区別できます。つまり、残響のない部屋ではまったく面白みのない音に調整した楽器が、良い残響のあるホールでは最高の楽器になる可能性はあり得ると思います。この場合、きつめの調整が有利ということになります。
ただ、佐々木氏のレポートは少し私の実験とは異なるところがあります。
・佐々木氏は「(表板と裏板の幅より)標準は+0.8mm付近」と書かれていますが、個人的には少し長めに思われます。
佐々木庸一はソースを明示していませんが「魔のヴァイオリン」P188で
「楽器の表板を二分の一ミリ持ち上げる長さがいちばん適当とされている。魂柱は長すぎると音が鋭く薄っぺらになる」とし、0.5mmを標準としています。ヘロン・アレンの「バイオリン製作 今と昔」などいくつかの文献で表板と裏板の幅に合わせると書かれていたと記憶します。すべての弦を緩めると魂柱が倒れるような調整もよく聞きます。
・「緩め」の時音が「ぼやける」傾向があると佐々木氏は書かれているが、私の実験では「ぼやける」のは魂柱が短すぎる(表板と裏板の幅より短い)場合です。
これらはもしかすると佐々木氏と私の測定の仕方(私のほうがもちろんいい加減)の差によるだけで、実際はほぼ同じ結果となっているのかもしれません。
なお、表板と裏板の幅にぴったり合わせた場合、確かにきつい場合に比べて「箱鳴り」=「胴体内部での残響音」は増えますが、全体としての音質も改善されるようの思います。さすがに7メートルでは試していませんが、3メートルの距離では明らかに音質が改善されて聞えました。7メートル以上では判別できなくなるのかもしれませんが、趣味や室内楽で使う場合には確実に良いように思われます。
佐々木氏の「きつさ」についてのレポートはすでに読んでいました。
目の付け所が大変良いと思いました。
私も以前から感じていたことですが、
「箱鳴り」=「胴体が共鳴振動して胴体内部で残響音がする」ことだとすれば、それは奏者とごく近くの聴衆にしか聞えず、「ホールでの残響音」とははっきり区別できます。つまり、残響のない部屋ではまったく面白みのない音に調整した楽器が、良い残響のあるホールでは最高の楽器になる可能性はあり得ると思います。この場合、きつめの調整が有利ということになります。
ただ、佐々木氏のレポートは少し私の実験とは異なるところがあります。
・佐々木氏は「(表板と裏板の幅より)標準は+0.8mm付近」と書かれていますが、個人的には少し長めに思われます。
佐々木庸一はソースを明示していませんが「魔のヴァイオリン」P188で
「楽器の表板を二分の一ミリ持ち上げる長さがいちばん適当とされている。魂柱は長すぎると音が鋭く薄っぺらになる」とし、0.5mmを標準としています。ヘロン・アレンの「バイオリン製作 今と昔」などいくつかの文献で表板と裏板の幅に合わせると書かれていたと記憶します。すべての弦を緩めると魂柱が倒れるような調整もよく聞きます。
・「緩め」の時音が「ぼやける」傾向があると佐々木氏は書かれているが、私の実験では「ぼやける」のは魂柱が短すぎる(表板と裏板の幅より短い)場合です。
これらはもしかすると佐々木氏と私の測定の仕方(私のほうがもちろんいい加減)の差によるだけで、実際はほぼ同じ結果となっているのかもしれません。
なお、表板と裏板の幅にぴったり合わせた場合、確かにきつい場合に比べて「箱鳴り」=「胴体内部での残響音」は増えますが、全体としての音質も改善されるようの思います。さすがに7メートルでは試していませんが、3メートルの距離では明らかに音質が改善されて聞えました。7メートル以上では判別できなくなるのかもしれませんが、趣味や室内楽で使う場合には確実に良いように思われます。
[36865]
[36865]
魂柱
投稿日時:2008年03月04日 21:34
投稿者:radicaldreamers(ID:QHlyCCI)
魂柱がずれたヴァイオリンはどのような音が出るのですか?
自分のヴァイオリンの魂柱が、ずれていないか心配です。
書き込みお願いします。
自分のヴァイオリンの魂柱が、ずれていないか心配です。
書き込みお願いします。
[6324]
[6324]
魂柱について教えてください
投稿日時:2003年11月01日 12:20
投稿者:MAMA(ID:MTFEBSA)
魂柱の位置というのは決まった場所があるんですか?
演奏家の好みで(たとえばもっとG線がなるようにとか)位置を変える事ができると聞いた事がありますが、どのくらい変わるものなんでしょうか?
G線がなるようにってことはE線は鳴らなくなるのですか?
素人な質問ですみません。
演奏家の好みで(たとえばもっとG線がなるようにとか)位置を変える事ができると聞いた事がありますが、どのくらい変わるものなんでしょうか?
G線がなるようにってことはE線は鳴らなくなるのですか?
素人な質問ですみません。
[33995]
[33995]
魂柱の位置
投稿日時:2007年06月28日 20:44
投稿者:JAMES(ID:OZGGQ0I)
魂柱の位置を調整してもらおうと思っているのですが、どれくらい音が変わるものなのでしょうか?
あいまいな質問でたいへん申し訳ないのですが、いくつか知恵を拝借できれば幸いです。
1 魂柱の位置をかえることによって、4本の音の粒をある程度均等にそろえることなんてできるんでしょうか?
2 位置を変えることによって弓の圧力最小限でもしっかり弦が反応するようにすることはある程度可能でしょうか?
3 ヴァイオリン専門店に頼んだ場合、音調整の費用はどれぐらい平均してかかりますか?
ご存知のかたいらっしゃいましたら教えていただければありがたいです。
* 理想ばかり書き散らしました。よろしくお願いします。
あいまいな質問でたいへん申し訳ないのですが、いくつか知恵を拝借できれば幸いです。
1 魂柱の位置をかえることによって、4本の音の粒をある程度均等にそろえることなんてできるんでしょうか?
2 位置を変えることによって弓の圧力最小限でもしっかり弦が反応するようにすることはある程度可能でしょうか?
3 ヴァイオリン専門店に頼んだ場合、音調整の費用はどれぐらい平均してかかりますか?
ご存知のかたいらっしゃいましたら教えていただければありがたいです。
* 理想ばかり書き散らしました。よろしくお願いします。
[40689]
[40689]
魂柱の調整
投稿日時:2009年08月20日 22:23
投稿者:南社(ID:KGQ2lSM)
魂柱の調整はまだ4回しか経験無いけど、いつも思うことは、調整後はすごっく調子いいのに1週間経つとまた前と同じような音になってしまう。
皆さん、そんな経験していませんか?
調整直後は魂柱がゆるく立ってるけど1週間もするとまたきつくなるから?
自分の耳が、その音に慣れるから?
皆さん、そんな経験していませんか?
調整直後は魂柱がゆるく立ってるけど1週間もするとまたきつくなるから?
自分の耳が、その音に慣れるから?
[14535]
[14535]
Re: 音程が良い事
投稿日時:2004年07月30日 01:43
投稿者:pochi(ID:KDEQRIY)
Chokingは、ブルース音階ならヴァイオリンでも使いますね。E線で練習するのは指に厳しいので、G線で行いましょう。
昔、メキシコシティーでマリアッチのオッチャンのヴァイオリンを奪って弾いたら、音程が良過ぎると云われ、不評でした。半音と全音の区別を無くし、発音を極めて悪くして、弓を雲古握りで持って弾いたら、褒められました。宴会小唄は、魂柱を外して弾くのが奥義だそうです。
世の中、色んな指標が有るので、難しいですね。
昔、メキシコシティーでマリアッチのオッチャンのヴァイオリンを奪って弾いたら、音程が良過ぎると云われ、不評でした。半音と全音の区別を無くし、発音を極めて悪くして、弓を雲古握りで持って弾いたら、褒められました。宴会小唄は、魂柱を外して弾くのが奥義だそうです。
世の中、色んな指標が有るので、難しいですね。
[16793]
[16793]
「遠鳴り成分」と「近鳴り成分」
投稿日時:2004年10月14日 13:17
投稿者:匿名希望A(ID:IZdRMkg)
バイオリンの音には、「遠鳴り成分」と「近鳴り成分」があると教わっています。
勿論、奏者の力量と、バイオリン・弓のトータルな性能が、「遠鳴り成分」に大きく影響することは周知のことですが。
それはそれとして、次のような「因子」に分解して、それぞれが、どのように、遠鳴り・近鳴りに影響を与えているか、分析できませんでしょうか。
例えば、ボーイングの様式、弓のタイプ、弓の毛、松脂、弦、音程の正確さ、バイオリン本体の種類、作られてからの年数、根柱・駒の調整具合、ニスという具合です。
勿論、奏者の力量と、バイオリン・弓のトータルな性能が、「遠鳴り成分」に大きく影響することは周知のことですが。
それはそれとして、次のような「因子」に分解して、それぞれが、どのように、遠鳴り・近鳴りに影響を与えているか、分析できませんでしょうか。
例えば、ボーイングの様式、弓のタイプ、弓の毛、松脂、弦、音程の正確さ、バイオリン本体の種類、作られてからの年数、根柱・駒の調整具合、ニスという具合です。
[a18455]
[a18455]
Re: 駒の形の不思議
投稿日時:2006年06月05日 22:02
投稿者:shironeko(ID:F3NxhgE)
私ばっかりすみません。面白くて。
消しゴムの実験、興味深く拝見しました。
駒をハイテク素材で密度とかをうまく変えてみると面白いのかなと想像しました。魂柱側の足を支点にして、バスバー側を振動させているのなら、カマボコ型でも、魂柱側にダンピングするような構造を設け、バスバー側の素材を硬くしたりすれば、低コストで結構響く駒ができるかも?ダメなスピーカーボックスでもそれなりに響かせることができるかもしれないですね。
で、ヤ○ハさんの電気楽器はどうなのかな、と思い、特許電子図書館の初心者検索のところで、企業名、駒、バイオリンで検索してみたところ、特許公開2003-157079「擦弦楽器および音響信号生成装置」などがあり、みてみたのですが、これは筐体ないことが前提なので、駒の両足に低音側、高温側にわけたピックアップを設けるもので、なんだかこのスレとは関係ない方向にいってしまいました。。。
消しゴムの実験、興味深く拝見しました。
駒をハイテク素材で密度とかをうまく変えてみると面白いのかなと想像しました。魂柱側の足を支点にして、バスバー側を振動させているのなら、カマボコ型でも、魂柱側にダンピングするような構造を設け、バスバー側の素材を硬くしたりすれば、低コストで結構響く駒ができるかも?ダメなスピーカーボックスでもそれなりに響かせることができるかもしれないですね。
で、ヤ○ハさんの電気楽器はどうなのかな、と思い、特許電子図書館の初心者検索のところで、企業名、駒、バイオリンで検索してみたところ、特許公開2003-157079「擦弦楽器および音響信号生成装置」などがあり、みてみたのですが、これは筐体ないことが前提なので、駒の両足に低音側、高温側にわけたピックアップを設けるもので、なんだかこのスレとは関係ない方向にいってしまいました。。。
[40263]
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弦の縦振動
投稿日時:2009年05月27日 13:24
投稿者:スガラボット(ID:NAgJgTE)
Xin さん、セロ轢きのGosh さん、こんにちは。スガラボットです。
佐々木朗さんの弦楽器についてのHPはいつも参考にさせて頂いています。特に魂柱を支点とした駒の回転運動によって、低弦については弦の横方向の振動が楽器の表板及び裏板を縦方向に叩く振動に変換されるメカニズムについての解説は説得力がありますね。またE線など高弦については駒の回転運動が寄与する割合が少なく、むしろ弦の横方向の振動が弦の伸縮を促すことにより、支点となる魂柱から前方に立っている位置関係から駒が表板(と魂柱を介して裏板)を垂直方向に叩く力が生じて表板(と裏板)を振動させる効果が大きいと説明しています。また、この時生じる弦の伸縮運動は横振動の2倍の振動数となることも説明されています。
この佐々木さんが説明された弦楽器の発音メカニズムは、あくまで倍音を伴った楽音を発生させる仕組みについての説明です。そして佐々木さんが言われる縦振動は駒が弦の横振動を表板(と裏板)を垂直に叩く方向に変換した振動という意味で使っておられます。
僕が先のピュア・プリランテに関する記事で同じ「縦振動」という言葉を用いたため少し混乱させてしまいましたが、僕が言いたかったのはこの目的とする楽音とは関係ない弦の伸縮方向の振動という意味です。これは例えばピアノを弾いたとき、叩いた鍵盤の音程となる振動とは別に「シャーン」という金属的な響きが聞こえますね。あの種の響き(振動)のことを言いたかったのです。こういう音はピアノ線がスチールで硬いことにより発生する振動で、特定の張力と長さを持った弦が横方向に振動して発する音程のある音とは別に、その長さと太さを持つ金属固有の音です。そしてこの音は剛性を持つ固体が伸縮することに起因して発生すると考えられます。
弦楽器では裸ガット弦などは素材の剛性が高くないため、こういう金属的な固有音は殆ど発生しませんが、スチール弦や特に金属巻きのシンセティック弦では無視できない程度に発生するのではないかと思っています。
弦楽器でも剛性の高い弦を張るとこの種の音(非楽音)が目立つようになり、それが好ましい色付けの範囲を超えてくると雑音として聞こえるのではないかと思います。P.B.は確かにこうした音を抑制する効果があります。そしてその効果はpochiさんが「結局は楽器をならなくする方向に作用している」と仰るのは少し意味が異なるような気がします。なぜなら本来の楽音を発生させる弦の横方向の振動を抑制する効果は無視できる程度に少ないと思われるからです。P.B.を付けると音が落ち着いた感じにはなりますが音量が落ちることは殆どありません。その意味で駒の振動を抑えるミュートとは異なります。
佐々木朗さんの弦楽器についてのHPはいつも参考にさせて頂いています。特に魂柱を支点とした駒の回転運動によって、低弦については弦の横方向の振動が楽器の表板及び裏板を縦方向に叩く振動に変換されるメカニズムについての解説は説得力がありますね。またE線など高弦については駒の回転運動が寄与する割合が少なく、むしろ弦の横方向の振動が弦の伸縮を促すことにより、支点となる魂柱から前方に立っている位置関係から駒が表板(と魂柱を介して裏板)を垂直方向に叩く力が生じて表板(と裏板)を振動させる効果が大きいと説明しています。また、この時生じる弦の伸縮運動は横振動の2倍の振動数となることも説明されています。
この佐々木さんが説明された弦楽器の発音メカニズムは、あくまで倍音を伴った楽音を発生させる仕組みについての説明です。そして佐々木さんが言われる縦振動は駒が弦の横振動を表板(と裏板)を垂直に叩く方向に変換した振動という意味で使っておられます。
僕が先のピュア・プリランテに関する記事で同じ「縦振動」という言葉を用いたため少し混乱させてしまいましたが、僕が言いたかったのはこの目的とする楽音とは関係ない弦の伸縮方向の振動という意味です。これは例えばピアノを弾いたとき、叩いた鍵盤の音程となる振動とは別に「シャーン」という金属的な響きが聞こえますね。あの種の響き(振動)のことを言いたかったのです。こういう音はピアノ線がスチールで硬いことにより発生する振動で、特定の張力と長さを持った弦が横方向に振動して発する音程のある音とは別に、その長さと太さを持つ金属固有の音です。そしてこの音は剛性を持つ固体が伸縮することに起因して発生すると考えられます。
弦楽器では裸ガット弦などは素材の剛性が高くないため、こういう金属的な固有音は殆ど発生しませんが、スチール弦や特に金属巻きのシンセティック弦では無視できない程度に発生するのではないかと思っています。
弦楽器でも剛性の高い弦を張るとこの種の音(非楽音)が目立つようになり、それが好ましい色付けの範囲を超えてくると雑音として聞こえるのではないかと思います。P.B.は確かにこうした音を抑制する効果があります。そしてその効果はpochiさんが「結局は楽器をならなくする方向に作用している」と仰るのは少し意味が異なるような気がします。なぜなら本来の楽音を発生させる弦の横方向の振動を抑制する効果は無視できる程度に少ないと思われるからです。P.B.を付けると音が落ち着いた感じにはなりますが音量が落ちることは殆どありません。その意味で駒の振動を抑えるミュートとは異なります。
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Re: ヴァイオリンのE・A・D・G線の理想的な音量バランスとは?
投稿日時:2009年02月09日 20:32
投稿者:QB(ID:NUZwmDc)
>セロ轢きのGosh氏
これには別の原理も関係します。詳しく書きませんが、セロ轢きのGosh氏ならお分かりになるかと。
かなり乱暴な単純モデルにすると、駒上の(弦の乗る)溝が力点、右足(魂柱側)が支点、左足(バスバー側)が作用点です。
これには別の原理も関係します。詳しく書きませんが、セロ轢きのGosh氏ならお分かりになるかと。
かなり乱暴な単純モデルにすると、駒上の(弦の乗る)溝が力点、右足(魂柱側)が支点、左足(バスバー側)が作用点です。
[39155]
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Re: ヴァイオリンのE・A・D・G線の理想的な音量バランスとは?
投稿日時:2009年02月08日 12:10
投稿者:catgut(ID:JHIkRQU)
魂柱の位置に対して駒の位置を上下に動かすと、魂柱を上下に動かすのと近似の効果がありますから、魂柱の端と駒足の端が接触する位置から始めて駒を指板側に3mm程の範囲で微妙に動かす(1mmごとくらいに動かしてみる)と弦の強さや響きはかなり変わります。A線だけに効果があるというのは難しいと思います。
ただし楽器によって効果は違うと思いますし、魂柱がきつく立てられていると効果は薄いと思います。
ただし楽器によって効果は違うと思いますし、魂柱がきつく立てられていると効果は薄いと思います。
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Re: PPを弾こうとしたら音がかすれる
投稿日時:2009年11月17日 00:25
投稿者:あまあま(ID:J0GUGWQ)
>やはり技術でしょうか?
駒もしくは魂柱あるいは両方の調整に不備があるとA線の音がハーモニクスのよう音がでないことは確かにあります。
弾き方のためなのか楽器に要因があるか一度上手な方に弾いてみていただいたらいかがでしょうか?
駒もしくは魂柱あるいは両方の調整に不備があるとA線の音がハーモニクスのよう音がでないことは確かにあります。
弾き方のためなのか楽器に要因があるか一度上手な方に弾いてみていただいたらいかがでしょうか?
[42109]
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Re: ストラディヴァリのニス
投稿日時:2009年12月19日 18:00
投稿者:catgut(ID:EDNYgpY)
古い楽器を調整した経験がある方はご存知の通り、100年以上経った魂柱は新しい魂柱とは全然違う物質といってもいいくらい違います。古いものはかなり硬く、脆い感じです。イメージで言えば焼いた食パンと生の食パンの違いのようなものでしょうか。
ストラディヴァリと同様の音を得るためには、木の経年変化は十分条件ではありませんが、必要条件ではあると思います。ヤマハが加工した木や、サーモウッドは自然に経年変化した木とはやや違う性質があるかもしれませんが、このような木を使ってヴァイオリンを製作して見ることは実に挑戦的なことだと思います。
ストラディヴァリ自身、アーチを高くしたり低くしたり、パターンを長くしたり短くしたり、実に過激な挑戦をした人です。もしストラディヴァリが木質改善技術を知っていたら間違いなく試してみたことでしょう。従来ニスにかけていた時間をこのような挑戦に回したほうがずっと面白い結果が得られるのではないかと思います。
ストラディヴァリと同様の音を得るためには、木の経年変化は十分条件ではありませんが、必要条件ではあると思います。ヤマハが加工した木や、サーモウッドは自然に経年変化した木とはやや違う性質があるかもしれませんが、このような木を使ってヴァイオリンを製作して見ることは実に挑戦的なことだと思います。
ストラディヴァリ自身、アーチを高くしたり低くしたり、パターンを長くしたり短くしたり、実に過激な挑戦をした人です。もしストラディヴァリが木質改善技術を知っていたら間違いなく試してみたことでしょう。従来ニスにかけていた時間をこのような挑戦に回したほうがずっと面白い結果が得られるのではないかと思います。
[42119]
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新作バイオリンの魂柱
投稿日時:2009年12月23日 12:32
投稿者:シゲ(ID:QSSTBFU)
以前とある職人さんから、新作バイオリンに最初に付いていた魂柱は短くなって合わなくなるから取り替えた方が良いと言われたのですが、理解不能だったので無視しておりました。
こういうことはよくあり得るのでしょうか?
こういうことはよくあり得るのでしょうか?
[44961]
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Re: ストラディヴァリの板の厚みについて
投稿日時:2012年08月03日 20:40
投稿者:Xin(ID:IGGGaBI)
弦の張力の影響を大きくうける表板の部位は主に駒の直下です。
駒は2本足で表板に立っていて高音側の圧力は魂柱で受けます。
低音側の圧力はバスバーで受けます。
バロックバイオリンからの改造で、ネックとバスパーの交換されています。
魂柱の当たるところはパッチを当てるので対応できます。
一番大きな応力が加わる駒の直下が補強されていれば表板の強度アップは考慮しなくてもいいのではないでしょうか。
駒は2本足で表板に立っていて高音側の圧力は魂柱で受けます。
低音側の圧力はバスバーで受けます。
バロックバイオリンからの改造で、ネックとバスパーの交換されています。
魂柱の当たるところはパッチを当てるので対応できます。
一番大きな応力が加わる駒の直下が補強されていれば表板の強度アップは考慮しなくてもいいのではないでしょうか。
[45714]
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Re: 「楽器を掘る感じ」の弓
投稿日時:2012年11月13日 20:17
投稿者:ちょいちゃか(ID:JEiXJ4Q)
結局、立ち上がりの良い弓が良いと思うわけですが、掘ると言うのはある鈍感さを感じます。
弦楽器は、準備をきちんとして音を立ち上げることが重要なのですが、そこでよく言われる「弦鳴り」と言う状況が起こることもあります。
本来の姿として、弦に弓の圧力をかけ、表板よりも先に裏板を鳴らす、そして魂柱から振動を伝えて、表板を響かせる、という順序で音が鳴ります。
なので、物理的に必要な弓の重さ、というのが、如何なる材質であっても存在するわけで、その重さが裏板の厚さ、強さとマッチングしていれば掘れる、ということなんでしょうか?
なので、まずそういった物理的な相性の良いものの中で、すこしでも立ち上がりの良い弓を選べればよいのではないでしょうか?
弦楽器は、準備をきちんとして音を立ち上げることが重要なのですが、そこでよく言われる「弦鳴り」と言う状況が起こることもあります。
本来の姿として、弦に弓の圧力をかけ、表板よりも先に裏板を鳴らす、そして魂柱から振動を伝えて、表板を響かせる、という順序で音が鳴ります。
なので、物理的に必要な弓の重さ、というのが、如何なる材質であっても存在するわけで、その重さが裏板の厚さ、強さとマッチングしていれば掘れる、ということなんでしょうか?
なので、まずそういった物理的な相性の良いものの中で、すこしでも立ち上がりの良い弓を選べればよいのではないでしょうか?
[45719]
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Re: 「楽器を掘る感じ」の弓
投稿日時:2012年11月14日 02:36
投稿者:pochi(ID:EyRIKDA)
ちょいちゃか氏とコクシネル氏が説明してくれた通りです。
「弦に弓の圧力をかけ、表板よりも先に裏板を鳴らす、そして魂柱から振動を伝えて、表板を響かせる、という順序で音が鳴ります。」
「心地よい抵抗感とともに、楽器全体を振動させている感覚」
ところで、硬い弓は音が悪い傾向があるのですが、縦方向に硬くても、横方向に少し柔らかめの弓があります。そんな弓の方が音が良いと思います。
それにしても、よい名前が付いていて、音の良い弓は、非常に高価です。木に馬の毛が張ってあるだけなのに、どうしてこんな値段がするのか?1/100くらいの値段で出来るだろう、と思ってしまいます。でも、良い音の弓は、楽器と同じく新作には無いのです。
初心者・初級者の方々には、まったく関係有りませんよ。音程が正確で、ヴァイオリン本来の発音が出来る人だけに、感じられる事です。
普通の運弓の上達にとっては、必ずしも音の美しい弓である必要はなく、CodaBowで充分です。CodaBowは、前の人の頭を弓で殴っても、弓の事を考える必要が無い、子供のチャンバラ向けですね。
弓は、ソファーの上に置くな!
鉄則ですよ。
悲しい事故が起こり勝ちです。
「弦に弓の圧力をかけ、表板よりも先に裏板を鳴らす、そして魂柱から振動を伝えて、表板を響かせる、という順序で音が鳴ります。」
「心地よい抵抗感とともに、楽器全体を振動させている感覚」
ところで、硬い弓は音が悪い傾向があるのですが、縦方向に硬くても、横方向に少し柔らかめの弓があります。そんな弓の方が音が良いと思います。
それにしても、よい名前が付いていて、音の良い弓は、非常に高価です。木に馬の毛が張ってあるだけなのに、どうしてこんな値段がするのか?1/100くらいの値段で出来るだろう、と思ってしまいます。でも、良い音の弓は、楽器と同じく新作には無いのです。
初心者・初級者の方々には、まったく関係有りませんよ。音程が正確で、ヴァイオリン本来の発音が出来る人だけに、感じられる事です。
普通の運弓の上達にとっては、必ずしも音の美しい弓である必要はなく、CodaBowで充分です。CodaBowは、前の人の頭を弓で殴っても、弓の事を考える必要が無い、子供のチャンバラ向けですね。
弓は、ソファーの上に置くな!
鉄則ですよ。
悲しい事故が起こり勝ちです。
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