[55609]
ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月04日 08:17
投稿者:長男(ID:kUlIBiA)
ファーストポジションの1の指の音程が必ずハマるようにする良い練習方法を教えてください。
ヴァイオリン掲示板に戻る
5 / 7 ページ [ 67コメント ]
[55662]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月16日 21:09
投稿者:松毬(ID:NYdEYhE)
[55660]
: pochi さん ありがとうございます
旋律的にはピタゴラス律準拠(大全音)
内声的には純正律準拠(長三度/長六度の小全音)
ってことで、更に、これらに表現へのイントネーションがのりますね
旋律演奏では、次の音のまま演奏しますか?
〉「旋律的にはE線DをD線の2oct.上の共鳴で取ると低めに聴こえる」
〉「E線オクターブ上のフラジオは旋律的には低く聴こえる」
〉E線GはG線との共鳴中心で取ると、ホンの少し低めになります。
[55660]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月16日 18:09
投稿者:pochi(ID:ORkFOEk)
旋律的にはピタゴラス律準拠(大全音)で弾きます。調に関係なく音名が同じなら音は全部同じで、表情の音程があるだけです。
例えばG-durのD線GとA線Hの重音なら純正律(小全音)で弾くのが原則です。
ヴァイオリンで「オクターブ伸長」があるのは、E線Dからで、Cは微妙、H迄はピッタリの完全五度です。Cisは高く取る事が多くてここでは問題になりません。
「旋律的にはE線DをD線の2oct.上の共鳴で取ると低めに聴こえる」
「E線オクターブ上のフラジオは旋律的には低く聴こえる」
言葉で習います。
(日本国内の事は知りません)
ヴァイオリンは下の弦との共鳴で取ると少し低めの傾向があり、上の弦との共鳴で取ると少し高めになる傾向があります。
従って、E線GはG線との共鳴中心で取ると、ホンの少し低めになります。
例えばG-durのD線GとA線Hの重音なら純正律(小全音)で弾くのが原則です。
ヴァイオリンで「オクターブ伸長」があるのは、E線Dからで、Cは微妙、H迄はピッタリの完全五度です。Cisは高く取る事が多くてここでは問題になりません。
「旋律的にはE線DをD線の2oct.上の共鳴で取ると低めに聴こえる」
「E線オクターブ上のフラジオは旋律的には低く聴こえる」
言葉で習います。
(日本国内の事は知りません)
ヴァイオリンは下の弦との共鳴で取ると少し低めの傾向があり、上の弦との共鳴で取ると少し高めになる傾向があります。
従って、E線GはG線との共鳴中心で取ると、ホンの少し低めになります。
旋律的にはピタゴラス律準拠(大全音)
内声的には純正律準拠(長三度/長六度の小全音)
ってことで、更に、これらに表現へのイントネーションがのりますね
旋律演奏では、次の音のまま演奏しますか?
〉「旋律的にはE線DをD線の2oct.上の共鳴で取ると低めに聴こえる」
〉「E線オクターブ上のフラジオは旋律的には低く聴こえる」
〉E線GはG線との共鳴中心で取ると、ホンの少し低めになります。
[55663]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月16日 21:28
投稿者:pochi(ID:ORkFOEk)
>旋律演奏では、次の音のまま演奏しますか?
-------差が有る事を耳で聴いて知っているのだから、正しいと思う音程で確信的に弾きます。
E線Gは響きの範囲内でド真ん中より少し上で取ります。
E線2倍音Eはフラジオの位置を少し強めに押さえると、概ね正しいと思えるEになります。
ペグでいい加減に合わせるのなら笛でも何でも良いのですが緊密に音を「確認」する時には必ず耳で行います。
料理でも味見するでしょ。機械で味を計ったりしません。塩分濃度計が有るのですが、あくまでも目安で最終的には味は舌で判断します。
当たり前の事を当たり前に考えましょう。
-------差が有る事を耳で聴いて知っているのだから、正しいと思う音程で確信的に弾きます。
E線Gは響きの範囲内でド真ん中より少し上で取ります。
E線2倍音Eはフラジオの位置を少し強めに押さえると、概ね正しいと思えるEになります。
ペグでいい加減に合わせるのなら笛でも何でも良いのですが緊密に音を「確認」する時には必ず耳で行います。
料理でも味見するでしょ。機械で味を計ったりしません。塩分濃度計が有るのですが、あくまでも目安で最終的には味は舌で判断します。
当たり前の事を当たり前に考えましょう。
[55664]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 01:39
投稿者:松毬(ID:NYdEYhE)
[55663]
: pochi さん ありがとうございます
ここまで、表現へのイントネーションを少しのこしますが、、、次の話しですね
[55616]
〉音程の取り方の基本は、[53964]
次の[55659]
は、いかがでしょうか?
〉また、次が少し良くわかりません。ご教示下さい
〉〉■DFAでピアノの調律との整合性を取り
〉〉■Gも合わせます
〉〉■Eは何故かピアノには合わせず完全五度ピッタリにしています。
〉
〉 ・整合とは何をすることでしょうか?
〉 ・Gは何と合わせるのでしょうか?
〉 ・完全五度ピッタリとは、純正の響き?
[55663]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月16日 21:28
投稿者:pochi(ID:ORkFOEk)
>旋律演奏では、次の音のまま演奏しますか?
-------差が有る事を耳で聴いて知っているのだから、正しいと思う音程で確信的に弾きます。
E線Gは響きの範囲内でド真ん中より少し上で取ります。
E線2倍音Eはフラジオの位置を少し強めに押さえると、概ね正しいと思えるEになります。
ペグでいい加減に合わせるのなら笛でも何でも良いのですが緊密に音を「確認」する時には必ず耳で行います。
料理でも味見するでしょ。機械で味を計ったりしません。塩分濃度計が有るのですが、あくまでも目安で最終的には味は舌で判断します。
当たり前の事を当たり前に考えましょう。
-------差が有る事を耳で聴いて知っているのだから、正しいと思う音程で確信的に弾きます。
E線Gは響きの範囲内でド真ん中より少し上で取ります。
E線2倍音Eはフラジオの位置を少し強めに押さえると、概ね正しいと思えるEになります。
ペグでいい加減に合わせるのなら笛でも何でも良いのですが緊密に音を「確認」する時には必ず耳で行います。
料理でも味見するでしょ。機械で味を計ったりしません。塩分濃度計が有るのですが、あくまでも目安で最終的には味は舌で判断します。
当たり前の事を当たり前に考えましょう。
ここまで、表現へのイントネーションを少しのこしますが、、、次の話しですね
[55616]
[55616]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月08日 16:14
投稿者:pochi(ID:QZZ0aZQ)
長男氏、始めまして、お早う御座居ます。今日は。今晩は。
>教えてください。
------残念ながらありません。
音を正確に覚える必要があり
「出来ない人には出来ない」
みたいです。
出来ないプロ・ヴァイオリン弾きとしている人の個人名を上げる事が可能です。音が解っていません。
音程の取り方の基本は、
[53964]
良く有る手の形としては、
「人差指第二間接辺りをネックとスクロールの間のカーブにくっ付ける(接触させる)」
と言いますが、精度と有効性に疑問があります。
ヴァイオリンの運指は1234ではなく4321(4312)で取ると覚えておいた方が良いでしょう。指を押さえて行くのではなく、予め押さえておいて、離して行きます。
>教えてください。
------残念ながらありません。
音を正確に覚える必要があり
「出来ない人には出来ない」
みたいです。
出来ないプロ・ヴァイオリン弾きとしている人の個人名を上げる事が可能です。音が解っていません。
音程の取り方の基本は、
[53964]
[53964]
再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本
投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================
【1st position】
■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。
■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。
■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。
■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。
■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。
■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。
■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。
■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。
■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。
■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。
【3rd position】
■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。
■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。
■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。
■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。
■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。
■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。
■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。
ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、
基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音
このようになっています。
長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。
従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。
全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。
どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。
上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。
長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。
ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。
こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0
パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。
更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。
E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。
E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。
その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。
=================
【純正律の理屈】
主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。
調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。
内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。
=================
重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================
【1st position】
■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。
■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。
■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。
■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。
■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。
■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。
■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。
■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。
■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。
■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。
【3rd position】
■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。
■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。
■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。
■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。
■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。
■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。
■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。
ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、
基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音
このようになっています。
長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。
従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。
全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。
どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。
上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。
長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。
ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。
こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0
パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。
更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。
E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。
E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。
その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。
=================
【純正律の理屈】
主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。
調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。
内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。
=================
重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
良く有る手の形としては、
「人差指第二間接辺りをネックとスクロールの間のカーブにくっ付ける(接触させる)」
と言いますが、精度と有効性に疑問があります。
ヴァイオリンの運指は1234ではなく4321(4312)で取ると覚えておいた方が良いでしょう。指を押さえて行くのではなく、予め押さえておいて、離して行きます。
[53964]
再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本
投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================
【1st position】
■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。
■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。
■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。
■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。
■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。
■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。
■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。
■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。
■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。
■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。
【3rd position】
■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。
■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。
■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。
■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。
■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。
■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。
■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。
ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、
基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音
このようになっています。
長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。
従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。
全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。
どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。
上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。
長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。
ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。
こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0
パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。
更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。
E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。
E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。
その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。
=================
【純正律の理屈】
主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。
調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。
内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。
=================
重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================
【1st position】
■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。
■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。
■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。
■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。
■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。
■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。
■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。
■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。
■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。
■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。
【3rd position】
■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。
■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。
■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。
■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。
■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。
■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。
■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。
ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、
基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音
このようになっています。
長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。
従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。
全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。
どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。
上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。
長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。
ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。
こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0
パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。
更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。
E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。
E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。
その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。
=================
【純正律の理屈】
主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。
調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。
内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。
=================
重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
次の[55659]
[55659]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月16日 17:30
投稿者:松毬(ID:NYdEYhE)
[55658] : pochiさん
ありがとうございます。 面白いですねぇ
■E線の完全四度下のH、Aから大全音 : 理論値204セントより拡がる傾向
➡️例えば. 204.6、205.1、205.9・・感じ
■D線の 長六度上のH、Aから小全音 : 理論値182セントより狭まる傾向
➡️例えば. 181.5、180.9、180.2・・感じ
これから分かることは、
1).傾向で示すところ、バラつきがあって要するに実験値と扱いは同じですね
2).E線、A線、D線の解放が、各々の間で702セントより拡いのではありませんかね?
[54770] 〉https://ja.wikipedia.org/wiki/インハーモニシティ
この影響なら理屈は合うと思います
また、次が少し良くわかりません。ご教示下さい
〉■DFAでピアノの調律との整合性を取り
〉■Gも合わせます
〉■Eは何故かピアノには合わせず完全五度ピッタリにしています。
・整合とは何をすることでしょうか?
・Gは何と合わせるのでしょうか?
・完全五度ピッタリとは、純正の響き?
最後、この 2つのHは、どのように使い分けるのでしょうか?
ありがとうございます。 面白いですねぇ
■E線の完全四度下のH、Aから大全音 : 理論値204セントより拡がる傾向
➡️例えば. 204.6、205.1、205.9・・感じ
■D線の 長六度上のH、Aから小全音 : 理論値182セントより狭まる傾向
➡️例えば. 181.5、180.9、180.2・・感じ
これから分かることは、
1).傾向で示すところ、バラつきがあって要するに実験値と扱いは同じですね
2).E線、A線、D線の解放が、各々の間で702セントより拡いのではありませんかね?
[54770] 〉https://ja.wikipedia.org/wiki/インハーモニシティ
この影響なら理屈は合うと思います
また、次が少し良くわかりません。ご教示下さい
〉■DFAでピアノの調律との整合性を取り
〉■Gも合わせます
〉■Eは何故かピアノには合わせず完全五度ピッタリにしています。
・整合とは何をすることでしょうか?
・Gは何と合わせるのでしょうか?
・完全五度ピッタリとは、純正の響き?
最後、この 2つのHは、どのように使い分けるのでしょうか?
〉また、次が少し良くわかりません。ご教示下さい
〉〉■DFAでピアノの調律との整合性を取り
〉〉■Gも合わせます
〉〉■Eは何故かピアノには合わせず完全五度ピッタリにしています。
〉
〉 ・整合とは何をすることでしょうか?
〉 ・Gは何と合わせるのでしょうか?
〉 ・完全五度ピッタリとは、純正の響き?
[55665]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 01:50
投稿者:pochi(ID:ORkFOEk)
ヴァイオリン演奏はピアノ伴奏が多い(殆ど)なのピアノと開放弦が明らかに違うと具合が悪いから、純正完全五度からピアノに歩み寄る調弦をする、という意味です。当たり前でしょう。
ヴァイオリンを習った事が有るのなら当然知っている筈です。
ヴァイオリンを習った事が有るのなら当然知っている筈です。
[55666]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 04:14
投稿者:長男(ID:IYRiKSE)
フラジオレットは低くなります。同じ音でも高い時,低い時と幅がありますよ。それをその時に応じて弾き分けるのが瞬時にできません。ピアノとソナタならばピタゴラスのまま弾きます。ピアノが入らない編成の時は難しいです。
[55667]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 12:47
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
[55665]
: pochi さん
ありがとうございます。 分かりました
先に、[55666]
: 長男 様へpochiさんの解決法を上げて頂けないでしょうか?。 後で続けます
[55665]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 01:50
投稿者:pochi(ID:ORkFOEk)
ヴァイオリン演奏はピアノ伴奏が多い(殆ど)なのピアノと開放弦が明らかに違うと具合が悪いから、純正完全五度からピアノに歩み寄る調弦をする、という意味です。当たり前でしょう。
ヴァイオリンを習った事が有るのなら当然知っている筈です。
ヴァイオリンを習った事が有るのなら当然知っている筈です。
ありがとうございます。 分かりました
先に、[55666]
[55666]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 04:14
投稿者:長男(ID:IYRiKSE)
フラジオレットは低くなります。同じ音でも高い時,低い時と幅がありますよ。それをその時に応じて弾き分けるのが瞬時にできません。ピアノとソナタならばピタゴラスのまま弾きます。ピアノが入らない編成の時は難しいです。
[55668]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 14:14
投稿者:pochi(ID:I4ZEIkA)
長男氏、松毬氏、
ヴァイオリンは音が出た瞬間に修正を掛けながら弾く楽器で歌と同じです。音階練習はこの「修正」幅を出来る限り小さくする為に行うもので一発で当たる筈がありません。「修正」は指の角度で常に行っています。
ヴァイオリンの「音程認識と修正」は脳の「言語野」で行っているみたいだから、話(歌い)ながら弾く事が不可能です。脳の中でぶつかります。無理矢理行うと音程がいい加減になります。その証拠に歌を歌いながらヴァイオリンで伴奏を付ける(オブリガートを弾く)楽曲が存在し無いでしょう。ピアノには「音程修正が無い」から弾き歌いが当たり前に有りますね。
>その時に応じて弾き分けるのが瞬時にできません
-------音のイメージ通りの運指とその修正は幼少期からの訓練の賜物で大人に成ってからでは出来る様に成ら無いみたいです。
ヴァイオリンが弾けると言える人に取っては、
「何故出来ないのか?」
が解らないものです。
一流歌手でも、自分の声が全く聴こえないヘッドホンを着けて歌わせると、酷い音痴になります。自分の声の音程をフィードバックして修正しながら歌っている所作がこれで解ります。
修正幅が大きいと「幽霊」の様になります。これも「ヴァイオリン」・「歌」共通です。
ヴァイオリンは音が出た瞬間に修正を掛けながら弾く楽器で歌と同じです。音階練習はこの「修正」幅を出来る限り小さくする為に行うもので一発で当たる筈がありません。「修正」は指の角度で常に行っています。
ヴァイオリンの「音程認識と修正」は脳の「言語野」で行っているみたいだから、話(歌い)ながら弾く事が不可能です。脳の中でぶつかります。無理矢理行うと音程がいい加減になります。その証拠に歌を歌いながらヴァイオリンで伴奏を付ける(オブリガートを弾く)楽曲が存在し無いでしょう。ピアノには「音程修正が無い」から弾き歌いが当たり前に有りますね。
>その時に応じて弾き分けるのが瞬時にできません
-------音のイメージ通りの運指とその修正は幼少期からの訓練の賜物で大人に成ってからでは出来る様に成ら無いみたいです。
ヴァイオリンが弾けると言える人に取っては、
「何故出来ないのか?」
が解らないものです。
一流歌手でも、自分の声が全く聴こえないヘッドホンを着けて歌わせると、酷い音痴になります。自分の声の音程をフィードバックして修正しながら歌っている所作がこれで解ります。
修正幅が大きいと「幽霊」の様になります。これも「ヴァイオリン」・「歌」共通です。
[55669]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 15:50
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
アッハッハハ🤣 pochiさん 何か毒舌っぽいの! 仕方ないなぁ
長男 様
フラジオで出す音を信じて決めて、[55639]
と同じでしょう。 日を追って速くして行きます。
先ず、" 一発で音に当てるように!"って、初めはゆっくりと単一のアクションを正確に反復して、同じ動作が出来るように記憶させます
使い分けが必要なら、もう一の音も同様にです
反射的アクションに(小脳の制御だけで)出来るようにすることです。 体のアクションは、小脳で制御されており、側頭葉からの聴覚情報と前頭前野の判断から運動を修正するのと連携して行動を決めます
[55643]
〉音を出すアクションの運動から音を聴くまで、体の動作感覚と音の感覚は、記憶で紐付
〉第2回:ピアノを演奏する時って、脳のどこが働いているの?
〉https://research.piano.or.jp/series/piano_happen/brain/2019/09/taki02.html
次は、pochi氏説もありますが、私はそのままでも良いと思います
〉ピアノとソナタならばピタゴラスのまま弾きます。
次は、上と同様に[55639]
〉ピアノが入らない編成の時は難しいです。
長男 様
フラジオで出す音を信じて決めて、[55639]
[55639]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月14日 23:07
投稿者:pochi(ID:FYgCFlA)
昔からこの様に練習すると決まっています。
https://youtu.be/R5y1uR5txww
一拍休みで音を鳴らして2音でも構いません。
https://youtu.be/CJWfTWzq7bA
ノンヴィブラートで速度を上げて行きます。
最初の40の速度でチューナーを見詰めていても音程が良くなるなる可能性は有りません。
https://youtu.be/R5y1uR5txww
一拍休みで音を鳴らして2音でも構いません。
https://youtu.be/CJWfTWzq7bA
ノンヴィブラートで速度を上げて行きます。
最初の40の速度でチューナーを見詰めていても音程が良くなるなる可能性は有りません。
先ず、" 一発で音に当てるように!"って、初めはゆっくりと単一のアクションを正確に反復して、同じ動作が出来るように記憶させます
使い分けが必要なら、もう一の音も同様にです
反射的アクションに(小脳の制御だけで)出来るようにすることです。 体のアクションは、小脳で制御されており、側頭葉からの聴覚情報と前頭前野の判断から運動を修正するのと連携して行動を決めます
[55643]
[55643]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月15日 10:52
投稿者:松毬(ID:NYdEYhE)
記憶についての補足
音を出すアクションの運動から音を聴くまで、体の動作感覚と音の感覚は、記憶で紐付いていており、いずれも大脳の長期記憶(学習記憶)です
音の記憶は、大脳の海馬や扁桃体から
運動記憶は、小脳から
この定着には訓練と睡眠を繰り返すので日数をかけます
参考
未来では、音感など、アプリを入れ替えるように簡単に変更できるかもしれません
最近、意図的に脳の記憶の書き換えやすり替えが出来ることが分かっています
NHK番組・ヒューマニエンス「“記憶” 未来を切り拓く源泉」
https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/5Z24L7X6XG/
このノート
https://note.com/sugamari_spirit/n/n8029362d20e5
第2回:ピアノを演奏する時って、脳のどこが働いているの?
https://research.piano.or.jp/series/piano_happen/brain/2019/09/taki02.html
音を出すアクションの運動から音を聴くまで、体の動作感覚と音の感覚は、記憶で紐付いていており、いずれも大脳の長期記憶(学習記憶)です
音の記憶は、大脳の海馬や扁桃体から
運動記憶は、小脳から
この定着には訓練と睡眠を繰り返すので日数をかけます
参考
未来では、音感など、アプリを入れ替えるように簡単に変更できるかもしれません
最近、意図的に脳の記憶の書き換えやすり替えが出来ることが分かっています
NHK番組・ヒューマニエンス「“記憶” 未来を切り拓く源泉」
https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/5Z24L7X6XG/
このノート
https://note.com/sugamari_spirit/n/n8029362d20e5
第2回:ピアノを演奏する時って、脳のどこが働いているの?
https://research.piano.or.jp/series/piano_happen/brain/2019/09/taki02.html
〉音を出すアクションの運動から音を聴くまで、体の動作感覚と音の感覚は、記憶で紐付
〉第2回:ピアノを演奏する時って、脳のどこが働いているの?
〉https://research.piano.or.jp/series/piano_happen/brain/2019/09/taki02.html
次は、pochi氏説もありますが、私はそのままでも良いと思います
〉ピアノとソナタならばピタゴラスのまま弾きます。
次は、上と同様に[55639]
[55639]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月14日 23:07
投稿者:pochi(ID:FYgCFlA)
昔からこの様に練習すると決まっています。
https://youtu.be/R5y1uR5txww
一拍休みで音を鳴らして2音でも構いません。
https://youtu.be/CJWfTWzq7bA
ノンヴィブラートで速度を上げて行きます。
最初の40の速度でチューナーを見詰めていても音程が良くなるなる可能性は有りません。
https://youtu.be/R5y1uR5txww
一拍休みで音を鳴らして2音でも構いません。
https://youtu.be/CJWfTWzq7bA
ノンヴィブラートで速度を上げて行きます。
最初の40の速度でチューナーを見詰めていても音程が良くなるなる可能性は有りません。
〉ピアノが入らない編成の時は難しいです。
[55670]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 16:28
投稿者:pochi(ID:I4ZEIkA)
>ピアノとソナタならばピタゴラスのまま弾きます。
--------原則、ピタゴラス音律で弾いて長い音はピアノに合わせます。
>ピアノが入らない編成
---------ヴァイオリン属弦楽器の音には「優先順位」が有って開放弦又はその倍音が優先だから、その音が有ればそちらに合わせます。例えば、ヴィオラ(2nd Vn)がDであれば強力だから、旋律であっても長三度上のFisはDに対して純正長三度の低いFisで弾きます。クァルテットのクラスで習った筈です。
音大トップクァルテットで鼻っ柱の強い連中を宥め透かして1音1音教えました。苦労して教えたのに試験前になると偉い先生方がお出ましになって散々文句を言って去って行きます。弦楽四重奏の和音合わせは勘所なので、
「やれるもんならやってみろ」
と思っていました。これで奨学金か給料かよく解らない生活には十分なお金が大学から出ていたみたいだから仕方がないのですけどね。
--------原則、ピタゴラス音律で弾いて長い音はピアノに合わせます。
>ピアノが入らない編成
---------ヴァイオリン属弦楽器の音には「優先順位」が有って開放弦又はその倍音が優先だから、その音が有ればそちらに合わせます。例えば、ヴィオラ(2nd Vn)がDであれば強力だから、旋律であっても長三度上のFisはDに対して純正長三度の低いFisで弾きます。クァルテットのクラスで習った筈です。
音大トップクァルテットで鼻っ柱の強い連中を宥め透かして1音1音教えました。苦労して教えたのに試験前になると偉い先生方がお出ましになって散々文句を言って去って行きます。弦楽四重奏の和音合わせは勘所なので、
「やれるもんならやってみろ」
と思っていました。これで奨学金か給料かよく解らない生活には十分なお金が大学から出ていたみたいだから仕方がないのですけどね。
[55671]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月17日 18:27
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
[55658]
: pochiさん に続けます
話しの接点として、
[55658]
〉チェロ弾きで、駒の上に細めのチューナーを乗せて、いきなり弓で行っていますが、最後はヴァイオリンと同じで耳で
どこまでチューナーで寄せてるのか詳しくは、この使い方される方に聞きたいところですね
それはさておき、音が分からない者らの中では、バイオリンでも上と同じように使っている方は多いのでは? ないでしょうか?
こんなのありますよ
https://musica-pinoco.com/2020/04/19/バイオリンを純正律で調弦する
〉Gは-4cent、Dは-2cent、Eは+2centするとだいぶ近い値になるのがわかります。
〉
〉なお、先ほどのチューニングメーターですと、ここまで細かいcentは図りにくいので、感覚的に「ちょっと針が低い/高い方に触れる」くらいの感じになってしまいます。
〉※ちなみにバイオリンの先生はチューナーを使う際はこのような方法で調弦
チューナー精度が今一甘くて、この様な表現になっているのですが、此だったら、最後は絶対に耳でやんないと、純正 5度の調弦になりませんね
で、音や響きを覚えたらチューナー無くてもいいですね
これらは補助的にチューナーを使う話しで、これらのケースならpochiさんの理解が得られる範疇かしら?
[55658]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月16日 15:20
投稿者:pochi(ID:ORkFOEk)
私は機械では有りませんから、機械の感受性何て解りません。音響工学の専門家に任せるとしています。
大全音では機械が204セントと判断するよりも高く(広く)なる傾向が強く、小全音では機械が182セントと判断しているよりも低い(狭い)傾向が強いのです。略ピッタリの事もありますが、A線1指Hに関しては書いた通りです。
使い方を散々研究した上で、
「チューナーは無効である」
としています。
分数楽器の一般的な調弦法を御存知ですか?
■弓は使わず
■弦をはじいて
■ピアノに合わせて
■ペグで大まかな調弦します。
■弓で弾いた残響でピアノのAに合わせて
■アシャスターで五度調弦を行い
■DFAでピアノの調律との整合性を取り
■Gも合わせます
■Eは何故かピアノには合わせず完全五度ピッタリにしています。
ピアノの代わりにチューナーを使うのが多くのチェロ弾きで、駒の上に細めのチューナーを乗せて、いきなり弓で行っていますが、最後はヴァイオリンと同じで耳で聴いてアジャスターで合わせています。
チューナーで「確認」する事はあり得ません。
大全音では機械が204セントと判断するよりも高く(広く)なる傾向が強く、小全音では機械が182セントと判断しているよりも低い(狭い)傾向が強いのです。略ピッタリの事もありますが、A線1指Hに関しては書いた通りです。
使い方を散々研究した上で、
「チューナーは無効である」
としています。
分数楽器の一般的な調弦法を御存知ですか?
■弓は使わず
■弦をはじいて
■ピアノに合わせて
■ペグで大まかな調弦します。
■弓で弾いた残響でピアノのAに合わせて
■アシャスターで五度調弦を行い
■DFAでピアノの調律との整合性を取り
■Gも合わせます
■Eは何故かピアノには合わせず完全五度ピッタリにしています。
ピアノの代わりにチューナーを使うのが多くのチェロ弾きで、駒の上に細めのチューナーを乗せて、いきなり弓で行っていますが、最後はヴァイオリンと同じで耳で聴いてアジャスターで合わせています。
チューナーで「確認」する事はあり得ません。
話しの接点として、
[55658]
[55658]
Re: ファーストポジションの1の指の音程
投稿日時:2025年01月16日 15:20
投稿者:pochi(ID:ORkFOEk)
私は機械では有りませんから、機械の感受性何て解りません。音響工学の専門家に任せるとしています。
大全音では機械が204セントと判断するよりも高く(広く)なる傾向が強く、小全音では機械が182セントと判断しているよりも低い(狭い)傾向が強いのです。略ピッタリの事もありますが、A線1指Hに関しては書いた通りです。
使い方を散々研究した上で、
「チューナーは無効である」
としています。
分数楽器の一般的な調弦法を御存知ですか?
■弓は使わず
■弦をはじいて
■ピアノに合わせて
■ペグで大まかな調弦します。
■弓で弾いた残響でピアノのAに合わせて
■アシャスターで五度調弦を行い
■DFAでピアノの調律との整合性を取り
■Gも合わせます
■Eは何故かピアノには合わせず完全五度ピッタリにしています。
ピアノの代わりにチューナーを使うのが多くのチェロ弾きで、駒の上に細めのチューナーを乗せて、いきなり弓で行っていますが、最後はヴァイオリンと同じで耳で聴いてアジャスターで合わせています。
チューナーで「確認」する事はあり得ません。
大全音では機械が204セントと判断するよりも高く(広く)なる傾向が強く、小全音では機械が182セントと判断しているよりも低い(狭い)傾向が強いのです。略ピッタリの事もありますが、A線1指Hに関しては書いた通りです。
使い方を散々研究した上で、
「チューナーは無効である」
としています。
分数楽器の一般的な調弦法を御存知ですか?
■弓は使わず
■弦をはじいて
■ピアノに合わせて
■ペグで大まかな調弦します。
■弓で弾いた残響でピアノのAに合わせて
■アシャスターで五度調弦を行い
■DFAでピアノの調律との整合性を取り
■Gも合わせます
■Eは何故かピアノには合わせず完全五度ピッタリにしています。
ピアノの代わりにチューナーを使うのが多くのチェロ弾きで、駒の上に細めのチューナーを乗せて、いきなり弓で行っていますが、最後はヴァイオリンと同じで耳で聴いてアジャスターで合わせています。
チューナーで「確認」する事はあり得ません。
どこまでチューナーで寄せてるのか詳しくは、この使い方される方に聞きたいところですね
それはさておき、音が分からない者らの中では、バイオリンでも上と同じように使っている方は多いのでは? ないでしょうか?
こんなのありますよ
https://musica-pinoco.com/2020/04/19/バイオリンを純正律で調弦する
〉Gは-4cent、Dは-2cent、Eは+2centするとだいぶ近い値になるのがわかります。
〉
〉なお、先ほどのチューニングメーターですと、ここまで細かいcentは図りにくいので、感覚的に「ちょっと針が低い/高い方に触れる」くらいの感じになってしまいます。
〉※ちなみにバイオリンの先生はチューナーを使う際はこのような方法で調弦
チューナー精度が今一甘くて、この様な表現になっているのですが、此だったら、最後は絶対に耳でやんないと、純正 5度の調弦になりませんね
で、音や響きを覚えたらチューナー無くてもいいですね
これらは補助的にチューナーを使う話しで、これらのケースならpochiさんの理解が得られる範疇かしら?
ヴァイオリン掲示板に戻る
5 / 7 ページ [ 67コメント ]