ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web
ヴァイオリン・ウェブ | Violin Web

ファーストポジションの1の指の音程 | ヴァイオリン掲示板

ヴァイオリン好きのための情報サイト ヴァイオリン・ウェブ
[55609]

ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月04日 08:17
投稿者:長男(ID:kUlIBiA)
ファーストポジションの1の指の音程が必ずハマるようにする良い練習方法を教えてください。
ヴァイオリン掲示板に戻る
7 / 8 ページ [ 74コメント ]
[55682]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 17:26
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
話しの根拠やソース、出展、を示したまで

論文をWEB参照できる様にするのはあっても、S.N.Sで論文書く方は知りません
[55683]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 17:48
投稿者:pochi(ID:FJkUmHg)
松毬氏、

[55681]
[55681]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 15:46
投稿者:マルコムX(ID:QUAkaXg)
【話が逸れるから指摘しようと思ってもやめたこと その1】

ネット情報の中から自分に都合のいい情報だけを探し出して提示するネトウヨレベルの行動をしても、残念ながら「エビデンスをを示して道理に従った」とは言わないのですよ

論文を書くときにウィキペディアを使ってはならない理由を教わりませんでしたか?
は、
>エビデンスも例も示めして道理に従って説明
---------にはなっていない、
という指摘だと読みました。

ウィキペディア云々はドーデモイー。
[55684]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 18:08
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
単語の意味は、下記と明記しました
 [55682]
[55682]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 17:26
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
話しの根拠やソース、出展、を示したまで

論文をWEB参照できる様にするのはあっても、S.N.Sで論文書く方は知りません
〉話しの根拠やソース、出展、を示した

それ以上も以下もありませんよ
[55685]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 18:11
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
なお、道理が違うと云うなら、話しをすべきことです
[55686]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 18:25
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
[55680]
[55680]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 15:16
投稿者:pochi(ID:FJkUmHg)
松毬氏、

こちら[54767]
[54767]

Re: 絶対に音程をはずさずに正しく弾くには?

投稿日時:2023年09月10日 12:47
投稿者:松毬(ID:JiAyiCg)
こんちは むむむさん

結論から言って、厳格な先生について基礎練習をしたら如何でしょう。恐らく、その先生について[54736]をやることになると思います。1音毎に音が高い低いと指摘され正確に音が出ないと次の音に行けず先には進めません。たとえば小野アンナで言えば、P7,かP15,の1フレーズを正確に出来にようになるには1年もかかるかもしれませんが、手の形と音が身に付くようになると思います。

下り音程の時に外すのは、一連の動きの手の形は上りと下りは異なっており、何となくやっていると上りの形に引きずられて外し勝ちです。例えば1psでは、0(開放),1,2,3,4と指を同じ弦の上において手の形を憶えていきますが、音階や旋律では上りは0,1,2,3,0で移弦しますが、下りは1,4で移弦し3,2,1と続き、この時、同じ弦での4,3,2,1の手の形と、1と移弦の4,3,2の手の形は異なります。移弦で4がズレて3,2とずれ1もズレます。先ずは1-4間の距離が違うのを指が知り、指で1-2間の距離の違いから覚えることが必要です。また、他にも音階でも旋律でも上りの音と下りの音が異なる譜面でも似たようなことが起きます。基本的にHi-psでも同じことです。

根本は、[54749]同音(完全一度)が正確にワカラナイ人は処置なしです。それは、先ず1度と8度の響きに続いて、5度と4度の響きがあり、ここで初めて5度調弦が出来ることになります。そして、2度と7度、3度と6度と続いて、それぞれの響きを耳で覚えることになります。これらの響きを音程順に整理して音階、又は、旋律で表現することになります。

これらの響きは、共振や共鳴を強く伴う音なので普通の人の耳の感度で識別することが可能ですが、初めての人や知見がない人は判断ができずただただ見逃してしまいます。理科の共振や共鳴の実験で、オシロスコープで音の周波を見ながら、2つの音の周波数を少しずつ変えて、周波数が一致する時に耳で聞く音の調子が変ることは誰にでも解ります。これが、同音(完全一度)が正確に分かると言うことです。この現象をバイオリンを弾いて解るようにする必要があります。

同音(完全一度、オクターブ)は分かり易いのですが、5度、4度、2度、7度、3度、6度と共振や共鳴度が下がって解り辛くなります。もしも、むむむさんが響きが解らないなら、初めのうちは視覚的にオシロの代わりにチューナーの周波数表示を使って、周波数で音を合わせ、それを5度、4度等重音で響きを確認して行くと、取っ掛かりが掴めるでしょう。

また、先生に指摘して貰うときも、傍らで計測しておくとよいですよ。
①先生がどの位の感度をもっていて指摘しているか?が、視覚的に分かります。
②5度、4度、2度、7度、3度、6度の理論計算値と異なる音を要求される場合は、よくあります。どこでどの位、理論値と異なる音が求められるか定量値で理解しておくことが大切です。ピタゴラ音律・純正律の違いもありますが、音程は旋律から取られており両者とも異なる場合があります。これは先生によります。例えば、調弦で、先ず A≠442Hzで、443Hz程度とする場合や、Eを純正5度より広く取る場合もありますますので、価値観の違いにへこまない様にして下さい。

なお、普通のチューナーなら平均律セント表示なので、各周波数をセント変換してメモリの位地をズラシテ見ます。(チューナ側のAを442や443に合わせられればセント値のズラシメモリはどちらも同じになります。)
 Aから、A(0)- E(+2.0) - B(+3.9) - F♯(+5.9) - C♯(+7.8) - G♯(+9.8)- D♯(+11.7) - A♯(+13.7) -(E♯(F+15.6) -B♯(C+17.6))の順に、各間で1.955セント程ずつ加算した高いメモリで読みます。
 Aから、A(0)- D(-2.0) - G(-3.9) - C(-5.9) - F(-7.8) - B♭(-9.8)- E♭(-11.7) - A♭(-13.7) -D♭(-15.6) -G♭(-17.6)-(C♭(B-19.6)-F♭(E-21.5))の順に、各間で2セント程ずつ減算した低いメモリで読みます。
 音階順に並べ直すと次です。
            , C(-5.9)  , (C♭(B-19.6))
    (B♯(C+17.6)) , B(+3.9)  , B♭(-9.8)
    A♯(+13.7)   , A(0)   , A♭(-13.7)
    G♯(+9.8)   , G(-3.9)  , G♭(-17.6)
    F♯(+5.9)   , F(-7.8)  , (F♭(E-21.5))
    (E♯(F+15.6)) , E(+2.0)  , E♭(-11.7)
    D♯(+11.7)  , D(-2.0)  , D♭(-15.6)
    C♯(+7.8)   , C(-5.9)

通常のリズムで音階や旋律を鳴らすなら、譜面が速すぎてチューナのレスポンスも人の識別も付いていけず判別できないでしょう。音がとれている方に隣で弾いてもらう方が良いですよ。ロングトーンなどでピタゴラの音を上記でチューナ確認するときに役立つでしょう。
 また、転調しなければウルフの問題もありません。ウルフはある特定の転調での話になります。
に「チューナー真理教」(チューナーの針を見詰める教)の教義(算数・簡易対数表)がありますね。この教義がヴァイオリン演奏には無効で上達を阻害する事を詳細に説明しています。

【音は耳で聴いて確認する物理現象で目で確認しても正確にはは成らない】
【機械を使って目で音を確認しても正確な音程で演奏する事には繋がらない】
が、
「美しい整数比や調和する音程を感じて美意識として表現する教」
の、対「チューナー真理教」教義の趣旨なのです。

ヴァイオリン演奏は、元々は歌伴だったのだそうですが、多分(基督教の)宗教行為でしょう。理屈の発見は古代エジプトから繋がっていて基督教よりも古い美意識を基準としています。

>そして、私はエビデンスも例も示めして道理に従って説明してきました
--------有効なエヴィデンスは、
【正確な音程で弾ける様になった上達例】
だけですよ。

「美しい整数比や調和する音程を感じて美意識として表現する教」
の「修行法」[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
エヴィデンスは、
「ヤッシャ・ハイフェッツ」
1人で十分でしょう。
 : pochiさん

ここから始まるのが巷の常識のようです

https://youtu.be/QeYL5bJlcs8?si=s3LOZJGAGSF7rzX9

次らは、変わって行けば良いのではないの?

[49070]
[49070]

初心者がチューナーで練習するのは本当にダメなのでしょうか?

投稿日時:2014年10月13日 23:48
投稿者:peach(ID:hiNBc1A)
だとすると、下記はなにかの間違いでしょうか。

ttp://okesen.snacle.jp/msg/korg1

ttp://kze-violin.com/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3/2013-03-11/%E9%9F%B3%E7%A8%8B%E7%B7%B4%E7%BF%92%E3%81%AE%E4%BB%95%E6%96%B9/
ttp://izaino.blogzine.jp/izainowaima/2010/07/post_aac1.html

ttps://twitter.com/yurikaviolin/status/10964736357

ttp://www.eriko-violin.com/instrument.html

ttp://bviolin.exblog.jp/d2014-02-24/
 〉Http://kze-violin.com/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3/2013-03-11/

  ⬇️

[55671]
[55671]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月17日 18:27
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
[55658] : pochiさん  に続けます

話しの接点として、

[55658] 〉チェロ弾きで、駒の上に細めのチューナーを乗せて、いきなり弓で行っていますが、最後はヴァイオリンと同じで耳で

どこまでチューナーで寄せてるのか詳しくは、この使い方される方に聞きたいところですね
それはさておき、音が分からない者らの中では、バイオリンでも上と同じように使っている方は多いのでは? ないでしょうか?

こんなのありますよ
https://musica-pinoco.com/2020/04/19/バイオリンを純正律で調弦する
〉Gは-4cent、Dは-2cent、Eは+2centするとだいぶ近い値になるのがわかります。

〉なお、先ほどのチューニングメーターですと、ここまで細かいcentは図りにくいので、感覚的に「ちょっと針が低い/高い方に触れる」くらいの感じになってしまいます。
〉※ちなみにバイオリンの先生はチューナーを使う際はこのような方法で調弦

チューナー精度が今一甘くて、この様な表現になっているのですが、此だったら、最後は絶対に耳でやんないと、純正 5度の調弦になりませんね
で、音や響きを覚えたらチューナー無くてもいいですね

これらは補助的にチューナーを使う話しで、これらのケースならpochiさんの理解が得られる範疇かしら?
 〉https://musica-pinoco.com/2020/04/19/バイオリンを純正律で調弦する
〉〉Gは-4cent、Dは-2cent、Eは+2centするとだいぶ近い値になるのがわかります。
〉〉
〉〉なお、先ほどのチューニングメーターですと、ここまで細かいcentは図りにくいので、感覚的に「ちょっと針が低い/高い方に触れる」くらいの感じになってしまいます。
〉〉※ちなみにバイオリンの先生はチューナーを使う際はこのような方法で調弦

  ⬇️

 耳で取る

と変わって行けばいいんじゃないの??

リンク先がアップロードした内容の真意を確かめる必要ありますが、要は、
・平均律➡️ピタゴラ律➡️バイオリンの音
・チューナー利用➡️耳で取る

と進むと良いでしょう

学習レベルの違いもあり、状況により合理的にチューナーは使えば良いと思います

上と同じ流れに位置つきますが、次のワードが気になったのでしょう。 枝葉末節、揚げ足とりです
[54767]
[54767]

Re: 絶対に音程をはずさずに正しく弾くには?

投稿日時:2023年09月10日 12:47
投稿者:松毬(ID:JiAyiCg)
こんちは むむむさん

結論から言って、厳格な先生について基礎練習をしたら如何でしょう。恐らく、その先生について[54736]をやることになると思います。1音毎に音が高い低いと指摘され正確に音が出ないと次の音に行けず先には進めません。たとえば小野アンナで言えば、P7,かP15,の1フレーズを正確に出来にようになるには1年もかかるかもしれませんが、手の形と音が身に付くようになると思います。

下り音程の時に外すのは、一連の動きの手の形は上りと下りは異なっており、何となくやっていると上りの形に引きずられて外し勝ちです。例えば1psでは、0(開放),1,2,3,4と指を同じ弦の上において手の形を憶えていきますが、音階や旋律では上りは0,1,2,3,0で移弦しますが、下りは1,4で移弦し3,2,1と続き、この時、同じ弦での4,3,2,1の手の形と、1と移弦の4,3,2の手の形は異なります。移弦で4がズレて3,2とずれ1もズレます。先ずは1-4間の距離が違うのを指が知り、指で1-2間の距離の違いから覚えることが必要です。また、他にも音階でも旋律でも上りの音と下りの音が異なる譜面でも似たようなことが起きます。基本的にHi-psでも同じことです。

根本は、[54749]同音(完全一度)が正確にワカラナイ人は処置なしです。それは、先ず1度と8度の響きに続いて、5度と4度の響きがあり、ここで初めて5度調弦が出来ることになります。そして、2度と7度、3度と6度と続いて、それぞれの響きを耳で覚えることになります。これらの響きを音程順に整理して音階、又は、旋律で表現することになります。

これらの響きは、共振や共鳴を強く伴う音なので普通の人の耳の感度で識別することが可能ですが、初めての人や知見がない人は判断ができずただただ見逃してしまいます。理科の共振や共鳴の実験で、オシロスコープで音の周波を見ながら、2つの音の周波数を少しずつ変えて、周波数が一致する時に耳で聞く音の調子が変ることは誰にでも解ります。これが、同音(完全一度)が正確に分かると言うことです。この現象をバイオリンを弾いて解るようにする必要があります。

同音(完全一度、オクターブ)は分かり易いのですが、5度、4度、2度、7度、3度、6度と共振や共鳴度が下がって解り辛くなります。もしも、むむむさんが響きが解らないなら、初めのうちは視覚的にオシロの代わりにチューナーの周波数表示を使って、周波数で音を合わせ、それを5度、4度等重音で響きを確認して行くと、取っ掛かりが掴めるでしょう。

また、先生に指摘して貰うときも、傍らで計測しておくとよいですよ。
①先生がどの位の感度をもっていて指摘しているか?が、視覚的に分かります。
②5度、4度、2度、7度、3度、6度の理論計算値と異なる音を要求される場合は、よくあります。どこでどの位、理論値と異なる音が求められるか定量値で理解しておくことが大切です。ピタゴラ音律・純正律の違いもありますが、音程は旋律から取られており両者とも異なる場合があります。これは先生によります。例えば、調弦で、先ず A≠442Hzで、443Hz程度とする場合や、Eを純正5度より広く取る場合もありますますので、価値観の違いにへこまない様にして下さい。

なお、普通のチューナーなら平均律セント表示なので、各周波数をセント変換してメモリの位地をズラシテ見ます。(チューナ側のAを442や443に合わせられればセント値のズラシメモリはどちらも同じになります。)
 Aから、A(0)- E(+2.0) - B(+3.9) - F♯(+5.9) - C♯(+7.8) - G♯(+9.8)- D♯(+11.7) - A♯(+13.7) -(E♯(F+15.6) -B♯(C+17.6))の順に、各間で1.955セント程ずつ加算した高いメモリで読みます。
 Aから、A(0)- D(-2.0) - G(-3.9) - C(-5.9) - F(-7.8) - B♭(-9.8)- E♭(-11.7) - A♭(-13.7) -D♭(-15.6) -G♭(-17.6)-(C♭(B-19.6)-F♭(E-21.5))の順に、各間で2セント程ずつ減算した低いメモリで読みます。
 音階順に並べ直すと次です。
            , C(-5.9)  , (C♭(B-19.6))
    (B♯(C+17.6)) , B(+3.9)  , B♭(-9.8)
    A♯(+13.7)   , A(0)   , A♭(-13.7)
    G♯(+9.8)   , G(-3.9)  , G♭(-17.6)
    F♯(+5.9)   , F(-7.8)  , (F♭(E-21.5))
    (E♯(F+15.6)) , E(+2.0)  , E♭(-11.7)
    D♯(+11.7)  , D(-2.0)  , D♭(-15.6)
    C♯(+7.8)   , C(-5.9)

通常のリズムで音階や旋律を鳴らすなら、譜面が速すぎてチューナのレスポンスも人の識別も付いていけず判別できないでしょう。音がとれている方に隣で弾いてもらう方が良いですよ。ロングトーンなどでピタゴラの音を上記でチューナ確認するときに役立つでしょう。
 また、転調しなければウルフの問題もありません。ウルフはある特定の転調での話になります。
 〉チューナ確認するときに

右は、理論だから [55680]
[55680]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 15:16
投稿者:pochi(ID:FJkUmHg)
松毬氏、

こちら[54767]
[54767]

Re: 絶対に音程をはずさずに正しく弾くには?

投稿日時:2023年09月10日 12:47
投稿者:松毬(ID:JiAyiCg)
こんちは むむむさん

結論から言って、厳格な先生について基礎練習をしたら如何でしょう。恐らく、その先生について[54736]をやることになると思います。1音毎に音が高い低いと指摘され正確に音が出ないと次の音に行けず先には進めません。たとえば小野アンナで言えば、P7,かP15,の1フレーズを正確に出来にようになるには1年もかかるかもしれませんが、手の形と音が身に付くようになると思います。

下り音程の時に外すのは、一連の動きの手の形は上りと下りは異なっており、何となくやっていると上りの形に引きずられて外し勝ちです。例えば1psでは、0(開放),1,2,3,4と指を同じ弦の上において手の形を憶えていきますが、音階や旋律では上りは0,1,2,3,0で移弦しますが、下りは1,4で移弦し3,2,1と続き、この時、同じ弦での4,3,2,1の手の形と、1と移弦の4,3,2の手の形は異なります。移弦で4がズレて3,2とずれ1もズレます。先ずは1-4間の距離が違うのを指が知り、指で1-2間の距離の違いから覚えることが必要です。また、他にも音階でも旋律でも上りの音と下りの音が異なる譜面でも似たようなことが起きます。基本的にHi-psでも同じことです。

根本は、[54749]同音(完全一度)が正確にワカラナイ人は処置なしです。それは、先ず1度と8度の響きに続いて、5度と4度の響きがあり、ここで初めて5度調弦が出来ることになります。そして、2度と7度、3度と6度と続いて、それぞれの響きを耳で覚えることになります。これらの響きを音程順に整理して音階、又は、旋律で表現することになります。

これらの響きは、共振や共鳴を強く伴う音なので普通の人の耳の感度で識別することが可能ですが、初めての人や知見がない人は判断ができずただただ見逃してしまいます。理科の共振や共鳴の実験で、オシロスコープで音の周波を見ながら、2つの音の周波数を少しずつ変えて、周波数が一致する時に耳で聞く音の調子が変ることは誰にでも解ります。これが、同音(完全一度)が正確に分かると言うことです。この現象をバイオリンを弾いて解るようにする必要があります。

同音(完全一度、オクターブ)は分かり易いのですが、5度、4度、2度、7度、3度、6度と共振や共鳴度が下がって解り辛くなります。もしも、むむむさんが響きが解らないなら、初めのうちは視覚的にオシロの代わりにチューナーの周波数表示を使って、周波数で音を合わせ、それを5度、4度等重音で響きを確認して行くと、取っ掛かりが掴めるでしょう。

また、先生に指摘して貰うときも、傍らで計測しておくとよいですよ。
①先生がどの位の感度をもっていて指摘しているか?が、視覚的に分かります。
②5度、4度、2度、7度、3度、6度の理論計算値と異なる音を要求される場合は、よくあります。どこでどの位、理論値と異なる音が求められるか定量値で理解しておくことが大切です。ピタゴラ音律・純正律の違いもありますが、音程は旋律から取られており両者とも異なる場合があります。これは先生によります。例えば、調弦で、先ず A≠442Hzで、443Hz程度とする場合や、Eを純正5度より広く取る場合もありますますので、価値観の違いにへこまない様にして下さい。

なお、普通のチューナーなら平均律セント表示なので、各周波数をセント変換してメモリの位地をズラシテ見ます。(チューナ側のAを442や443に合わせられればセント値のズラシメモリはどちらも同じになります。)
 Aから、A(0)- E(+2.0) - B(+3.9) - F♯(+5.9) - C♯(+7.8) - G♯(+9.8)- D♯(+11.7) - A♯(+13.7) -(E♯(F+15.6) -B♯(C+17.6))の順に、各間で1.955セント程ずつ加算した高いメモリで読みます。
 Aから、A(0)- D(-2.0) - G(-3.9) - C(-5.9) - F(-7.8) - B♭(-9.8)- E♭(-11.7) - A♭(-13.7) -D♭(-15.6) -G♭(-17.6)-(C♭(B-19.6)-F♭(E-21.5))の順に、各間で2セント程ずつ減算した低いメモリで読みます。
 音階順に並べ直すと次です。
            , C(-5.9)  , (C♭(B-19.6))
    (B♯(C+17.6)) , B(+3.9)  , B♭(-9.8)
    A♯(+13.7)   , A(0)   , A♭(-13.7)
    G♯(+9.8)   , G(-3.9)  , G♭(-17.6)
    F♯(+5.9)   , F(-7.8)  , (F♭(E-21.5))
    (E♯(F+15.6)) , E(+2.0)  , E♭(-11.7)
    D♯(+11.7)  , D(-2.0)  , D♭(-15.6)
    C♯(+7.8)   , C(-5.9)

通常のリズムで音階や旋律を鳴らすなら、譜面が速すぎてチューナのレスポンスも人の識別も付いていけず判別できないでしょう。音がとれている方に隣で弾いてもらう方が良いですよ。ロングトーンなどでピタゴラの音を上記でチューナ確認するときに役立つでしょう。
 また、転調しなければウルフの問題もありません。ウルフはある特定の転調での話になります。
に「チューナー真理教」(チューナーの針を見詰める教)の教義(算数・簡易対数表)がありますね。この教義がヴァイオリン演奏には無効で上達を阻害する事を詳細に説明しています。

【音は耳で聴いて確認する物理現象で目で確認しても正確にはは成らない】
【機械を使って目で音を確認しても正確な音程で演奏する事には繋がらない】
が、
「美しい整数比や調和する音程を感じて美意識として表現する教」
の、対「チューナー真理教」教義の趣旨なのです。

ヴァイオリン演奏は、元々は歌伴だったのだそうですが、多分(基督教の)宗教行為でしょう。理屈の発見は古代エジプトから繋がっていて基督教よりも古い美意識を基準としています。

>そして、私はエビデンスも例も示めして道理に従って説明してきました
--------有効なエヴィデンスは、
【正確な音程で弾ける様になった上達例】
だけですよ。

「美しい整数比や調和する音程を感じて美意識として表現する教」
の「修行法」[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
エヴィデンスは、
「ヤッシャ・ハイフェッツ」
1人で十分でしょう。
〉簡易対数表
右と、裏腹に一体です [55680]
[55680]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 15:16
投稿者:pochi(ID:FJkUmHg)
松毬氏、

こちら[54767]
[54767]

Re: 絶対に音程をはずさずに正しく弾くには?

投稿日時:2023年09月10日 12:47
投稿者:松毬(ID:JiAyiCg)
こんちは むむむさん

結論から言って、厳格な先生について基礎練習をしたら如何でしょう。恐らく、その先生について[54736]をやることになると思います。1音毎に音が高い低いと指摘され正確に音が出ないと次の音に行けず先には進めません。たとえば小野アンナで言えば、P7,かP15,の1フレーズを正確に出来にようになるには1年もかかるかもしれませんが、手の形と音が身に付くようになると思います。

下り音程の時に外すのは、一連の動きの手の形は上りと下りは異なっており、何となくやっていると上りの形に引きずられて外し勝ちです。例えば1psでは、0(開放),1,2,3,4と指を同じ弦の上において手の形を憶えていきますが、音階や旋律では上りは0,1,2,3,0で移弦しますが、下りは1,4で移弦し3,2,1と続き、この時、同じ弦での4,3,2,1の手の形と、1と移弦の4,3,2の手の形は異なります。移弦で4がズレて3,2とずれ1もズレます。先ずは1-4間の距離が違うのを指が知り、指で1-2間の距離の違いから覚えることが必要です。また、他にも音階でも旋律でも上りの音と下りの音が異なる譜面でも似たようなことが起きます。基本的にHi-psでも同じことです。

根本は、[54749]同音(完全一度)が正確にワカラナイ人は処置なしです。それは、先ず1度と8度の響きに続いて、5度と4度の響きがあり、ここで初めて5度調弦が出来ることになります。そして、2度と7度、3度と6度と続いて、それぞれの響きを耳で覚えることになります。これらの響きを音程順に整理して音階、又は、旋律で表現することになります。

これらの響きは、共振や共鳴を強く伴う音なので普通の人の耳の感度で識別することが可能ですが、初めての人や知見がない人は判断ができずただただ見逃してしまいます。理科の共振や共鳴の実験で、オシロスコープで音の周波を見ながら、2つの音の周波数を少しずつ変えて、周波数が一致する時に耳で聞く音の調子が変ることは誰にでも解ります。これが、同音(完全一度)が正確に分かると言うことです。この現象をバイオリンを弾いて解るようにする必要があります。

同音(完全一度、オクターブ)は分かり易いのですが、5度、4度、2度、7度、3度、6度と共振や共鳴度が下がって解り辛くなります。もしも、むむむさんが響きが解らないなら、初めのうちは視覚的にオシロの代わりにチューナーの周波数表示を使って、周波数で音を合わせ、それを5度、4度等重音で響きを確認して行くと、取っ掛かりが掴めるでしょう。

また、先生に指摘して貰うときも、傍らで計測しておくとよいですよ。
①先生がどの位の感度をもっていて指摘しているか?が、視覚的に分かります。
②5度、4度、2度、7度、3度、6度の理論計算値と異なる音を要求される場合は、よくあります。どこでどの位、理論値と異なる音が求められるか定量値で理解しておくことが大切です。ピタゴラ音律・純正律の違いもありますが、音程は旋律から取られており両者とも異なる場合があります。これは先生によります。例えば、調弦で、先ず A≠442Hzで、443Hz程度とする場合や、Eを純正5度より広く取る場合もありますますので、価値観の違いにへこまない様にして下さい。

なお、普通のチューナーなら平均律セント表示なので、各周波数をセント変換してメモリの位地をズラシテ見ます。(チューナ側のAを442や443に合わせられればセント値のズラシメモリはどちらも同じになります。)
 Aから、A(0)- E(+2.0) - B(+3.9) - F♯(+5.9) - C♯(+7.8) - G♯(+9.8)- D♯(+11.7) - A♯(+13.7) -(E♯(F+15.6) -B♯(C+17.6))の順に、各間で1.955セント程ずつ加算した高いメモリで読みます。
 Aから、A(0)- D(-2.0) - G(-3.9) - C(-5.9) - F(-7.8) - B♭(-9.8)- E♭(-11.7) - A♭(-13.7) -D♭(-15.6) -G♭(-17.6)-(C♭(B-19.6)-F♭(E-21.5))の順に、各間で2セント程ずつ減算した低いメモリで読みます。
 音階順に並べ直すと次です。
            , C(-5.9)  , (C♭(B-19.6))
    (B♯(C+17.6)) , B(+3.9)  , B♭(-9.8)
    A♯(+13.7)   , A(0)   , A♭(-13.7)
    G♯(+9.8)   , G(-3.9)  , G♭(-17.6)
    F♯(+5.9)   , F(-7.8)  , (F♭(E-21.5))
    (E♯(F+15.6)) , E(+2.0)  , E♭(-11.7)
    D♯(+11.7)  , D(-2.0)  , D♭(-15.6)
    C♯(+7.8)   , C(-5.9)

通常のリズムで音階や旋律を鳴らすなら、譜面が速すぎてチューナのレスポンスも人の識別も付いていけず判別できないでしょう。音がとれている方に隣で弾いてもらう方が良いですよ。ロングトーンなどでピタゴラの音を上記でチューナ確認するときに役立つでしょう。
 また、転調しなければウルフの問題もありません。ウルフはある特定の転調での話になります。
に「チューナー真理教」(チューナーの針を見詰める教)の教義(算数・簡易対数表)がありますね。この教義がヴァイオリン演奏には無効で上達を阻害する事を詳細に説明しています。

【音は耳で聴いて確認する物理現象で目で確認しても正確にはは成らない】
【機械を使って目で音を確認しても正確な音程で演奏する事には繋がらない】
が、
「美しい整数比や調和する音程を感じて美意識として表現する教」
の、対「チューナー真理教」教義の趣旨なのです。

ヴァイオリン演奏は、元々は歌伴だったのだそうですが、多分(基督教の)宗教行為でしょう。理屈の発見は古代エジプトから繋がっていて基督教よりも古い美意識を基準としています。

>そして、私はエビデンスも例も示めして道理に従って説明してきました
--------有効なエヴィデンスは、
【正確な音程で弾ける様になった上達例】
だけですよ。

「美しい整数比や調和する音程を感じて美意識として表現する教」
の「修行法」[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
エヴィデンスは、
「ヤッシャ・ハイフェッツ」
1人で十分でしょう。
〉美しい整数比

これに続けて、[54769]
[54769]

Re: 絶対に音程をはずさずに正しく弾くには?

投稿日時:2023年09月10日 21:07
投稿者:松毬(ID:JiAyiCg)
基本的に[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
とおりですので、
同音・オクターブがワカラナイ、五度調弦が出来ない人にはヴァイオリン演奏は向きませんところを、出来きるようにして演奏に向くようにする話です。

この[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
前提の完全5度は、純正5度です。
この純正5度を聴いて分からないと全く話は異なり全て狂います。アマオケなどは狂っているのが当たり前の様だし、ピアノや平均律の音で5度調弦を取っても、もうアウトです。せっかく[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
と在っても無意味と化す。

そこで、話を戻して
正確に純正5度(701.955セント)のG,D,A,Eになっていると云うことは、物理的に平均律の5度(700セント)から、G=Ge(-3.9セント),D=De(-2.0),A=Ae(0),E=Ee(+2.0)の関係になります。{小文字eは平均律の音につけた}

初めはチューナを使ってAをピッタリ合わせるのと同じように、G=Ge(-3.9),D=De(-2.0),E=Ee(+2.0)を目指して、先ずチューナで開放弦を合わせ、微妙にずれてるところをファインチューナで音の変化を聞きながら響きを探り当てることになります。微妙にずれるのは、チューナ精度の問題があること、1音1音をチューナで取ると1音毎にバラつきがでること、弓を弾く圧力と速度変化で音がブレています。二音の重音の響きで取ると、二音のバラつきがより小さくなり精度が上がります。
微妙にずれているとは言え、平均律よりは純正5度に近く、なんとなく響きが解る感じに近ずいて、微妙に音を変えながら純正5度に落ち着かせることになります。この時、耳は音の違いの全て聞き取っており、また、純正5度の音はどれか認知することになります。耳がG-D,D-A,A-Eの純正5度を認知して、耳ができる事なります。
耳ができるまでは、ペグよりファインチューナがとても便利です

以下同様に、pochi氏が[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
に示す音と、私が[54767]示す平均律からの差で示した物理的な音は、基本は同じ音に鳴り、1mmの相違もありません。

但し、話の前提とチューナ活用の考え方が異なるものの、結果は同じです。

 pochi氏
 [53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
のご提示ありがとうございました。

 しかし、しかーしです、日頃、pochi氏は女子大生で、変態との評判で、しかも尻の穴が小さくて、もっと掘ってほしいらしいのでしょ。
 pochi氏は「上の人、オクターブを三度と六度に分割するとか屁理屈を垂れています。三度と六度に分割しても、「オクターブの幅が狭くなる事は無い」ので、間違っています。」と言っていますが、
 先ず、私は、
 ①「オクターブを三度と六度に分割するとか」の話はしていません。
 ② pochi氏が「屁理屈を垂れています。」と云う根拠はなく、事実無根です。
 ③「オクターブの幅が狭くなる事は無い」のは、その通りで、
   私は、オクターブの幅が狭くなることを言っていません。
 ④pochi氏が「「オクターブの幅が狭くなる事は無い」ので、間違っています。」という根拠はなく、事実無根です。

 次に、pochi氏は、次と言うのだけども
「・チューナーの針を見て練習しても、
 ・チューナーで音程を確認しても、
 「音程が良くなった人は存在しません」
 チューナーを使うのは、調弦のAだけなら問題はありません。」も、少し矛盾していて、中途半端なんだよねぇ~。pochi氏の立場なら、440Hz,442Hz,443Hzなどの音叉です!!か、ピアノのAです!!とかだけど、チューナ認めてるから矛盾するんだよねぇ。どっかに「嘘」があったり、「暗黙の前提違い」とか、勘繰りたくなるんですよねぇ。
「誰が何と強弁しようと、過去約40年で実証されています。この掲示板で散々議論してきた通りです。「嘘」を蒸し返しちゃ、イケマセン。」と言うけど、そう言えば言うほど余計に嘘か真か?科学的に根本から掘り返して見たくなる衝動が、ドンドン大きくなるよね。掲示板で散々議論が、全てとは知りません。
 〉基本的に[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
とおりですので

としてありますが

[55680]
[55680]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 15:16
投稿者:pochi(ID:FJkUmHg)
松毬氏、

こちら[54767]
[54767]

Re: 絶対に音程をはずさずに正しく弾くには?

投稿日時:2023年09月10日 12:47
投稿者:松毬(ID:JiAyiCg)
こんちは むむむさん

結論から言って、厳格な先生について基礎練習をしたら如何でしょう。恐らく、その先生について[54736]をやることになると思います。1音毎に音が高い低いと指摘され正確に音が出ないと次の音に行けず先には進めません。たとえば小野アンナで言えば、P7,かP15,の1フレーズを正確に出来にようになるには1年もかかるかもしれませんが、手の形と音が身に付くようになると思います。

下り音程の時に外すのは、一連の動きの手の形は上りと下りは異なっており、何となくやっていると上りの形に引きずられて外し勝ちです。例えば1psでは、0(開放),1,2,3,4と指を同じ弦の上において手の形を憶えていきますが、音階や旋律では上りは0,1,2,3,0で移弦しますが、下りは1,4で移弦し3,2,1と続き、この時、同じ弦での4,3,2,1の手の形と、1と移弦の4,3,2の手の形は異なります。移弦で4がズレて3,2とずれ1もズレます。先ずは1-4間の距離が違うのを指が知り、指で1-2間の距離の違いから覚えることが必要です。また、他にも音階でも旋律でも上りの音と下りの音が異なる譜面でも似たようなことが起きます。基本的にHi-psでも同じことです。

根本は、[54749]同音(完全一度)が正確にワカラナイ人は処置なしです。それは、先ず1度と8度の響きに続いて、5度と4度の響きがあり、ここで初めて5度調弦が出来ることになります。そして、2度と7度、3度と6度と続いて、それぞれの響きを耳で覚えることになります。これらの響きを音程順に整理して音階、又は、旋律で表現することになります。

これらの響きは、共振や共鳴を強く伴う音なので普通の人の耳の感度で識別することが可能ですが、初めての人や知見がない人は判断ができずただただ見逃してしまいます。理科の共振や共鳴の実験で、オシロスコープで音の周波を見ながら、2つの音の周波数を少しずつ変えて、周波数が一致する時に耳で聞く音の調子が変ることは誰にでも解ります。これが、同音(完全一度)が正確に分かると言うことです。この現象をバイオリンを弾いて解るようにする必要があります。

同音(完全一度、オクターブ)は分かり易いのですが、5度、4度、2度、7度、3度、6度と共振や共鳴度が下がって解り辛くなります。もしも、むむむさんが響きが解らないなら、初めのうちは視覚的にオシロの代わりにチューナーの周波数表示を使って、周波数で音を合わせ、それを5度、4度等重音で響きを確認して行くと、取っ掛かりが掴めるでしょう。

また、先生に指摘して貰うときも、傍らで計測しておくとよいですよ。
①先生がどの位の感度をもっていて指摘しているか?が、視覚的に分かります。
②5度、4度、2度、7度、3度、6度の理論計算値と異なる音を要求される場合は、よくあります。どこでどの位、理論値と異なる音が求められるか定量値で理解しておくことが大切です。ピタゴラ音律・純正律の違いもありますが、音程は旋律から取られており両者とも異なる場合があります。これは先生によります。例えば、調弦で、先ず A≠442Hzで、443Hz程度とする場合や、Eを純正5度より広く取る場合もありますますので、価値観の違いにへこまない様にして下さい。

なお、普通のチューナーなら平均律セント表示なので、各周波数をセント変換してメモリの位地をズラシテ見ます。(チューナ側のAを442や443に合わせられればセント値のズラシメモリはどちらも同じになります。)
 Aから、A(0)- E(+2.0) - B(+3.9) - F♯(+5.9) - C♯(+7.8) - G♯(+9.8)- D♯(+11.7) - A♯(+13.7) -(E♯(F+15.6) -B♯(C+17.6))の順に、各間で1.955セント程ずつ加算した高いメモリで読みます。
 Aから、A(0)- D(-2.0) - G(-3.9) - C(-5.9) - F(-7.8) - B♭(-9.8)- E♭(-11.7) - A♭(-13.7) -D♭(-15.6) -G♭(-17.6)-(C♭(B-19.6)-F♭(E-21.5))の順に、各間で2セント程ずつ減算した低いメモリで読みます。
 音階順に並べ直すと次です。
            , C(-5.9)  , (C♭(B-19.6))
    (B♯(C+17.6)) , B(+3.9)  , B♭(-9.8)
    A♯(+13.7)   , A(0)   , A♭(-13.7)
    G♯(+9.8)   , G(-3.9)  , G♭(-17.6)
    F♯(+5.9)   , F(-7.8)  , (F♭(E-21.5))
    (E♯(F+15.6)) , E(+2.0)  , E♭(-11.7)
    D♯(+11.7)  , D(-2.0)  , D♭(-15.6)
    C♯(+7.8)   , C(-5.9)

通常のリズムで音階や旋律を鳴らすなら、譜面が速すぎてチューナのレスポンスも人の識別も付いていけず判別できないでしょう。音がとれている方に隣で弾いてもらう方が良いですよ。ロングトーンなどでピタゴラの音を上記でチューナ確認するときに役立つでしょう。
 また、転調しなければウルフの問題もありません。ウルフはある特定の転調での話になります。
に「チューナー真理教」(チューナーの針を見詰める教)の教義(算数・簡易対数表)がありますね。この教義がヴァイオリン演奏には無効で上達を阻害する事を詳細に説明しています。

【音は耳で聴いて確認する物理現象で目で確認しても正確にはは成らない】
【機械を使って目で音を確認しても正確な音程で演奏する事には繋がらない】
が、
「美しい整数比や調和する音程を感じて美意識として表現する教」
の、対「チューナー真理教」教義の趣旨なのです。

ヴァイオリン演奏は、元々は歌伴だったのだそうですが、多分(基督教の)宗教行為でしょう。理屈の発見は古代エジプトから繋がっていて基督教よりも古い美意識を基準としています。

>そして、私はエビデンスも例も示めして道理に従って説明してきました
--------有効なエヴィデンスは、
【正確な音程で弾ける様になった上達例】
だけですよ。

「美しい整数比や調和する音程を感じて美意識として表現する教」
の「修行法」[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
エヴィデンスは、
「ヤッシャ・ハイフェッツ」
1人で十分でしょう。
 〉「修行法」[53964]
[53964]

再修正版ヴァイオリンの音程の取り方の基本

投稿日時:2020年03月02日 16:14
投稿者:pochi(ID:NmOIIIA)
こちらに有ります。
http://fstrings.com/board/index.asp?id=51303#51329
加筆、再投稿しておきます。
=================

【1st position】

■4の指
G線D、D線A、A線Eは、開放弦と同音ですから、ピッタリ合わせられます。音が吸い込まれる様に感じます。E線Hは少し難しいのですが、(G-Dの幅)=(D-Aの幅)=(A-Eの幅)=(E-Hの幅)でE線Hを弾きます。4の指の高さは全部同じです。和音で取る方法としては、E線に対するA線Hを完全四度の和音で取り、A線HのオクターブでE線Hを弾きます。ピッタリ合わせて下さい。

■3の指
E線A、A線D、D線Gは響くので簡単です。G線Cは少し難しいのですが、3の指は全部同じ高さ、(E-Aの幅)=(A-Dの幅)=(D-Gの幅)=(G-Cの幅)です。全部同じ高さなので、慣れれば弾けます。平均律の完全四度よりも若干狭めです。

■1の指
G線A、D線Eは、開放弦のオクターブ下なので響きます。A線HはE線との完全四度で弾けます。この(G-Aの幅)=(D-Eの幅)=(A-Hの幅)で、(E-Fisの幅)を弾きます。1の指の音も全部同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からH・Fis・Cis・Gis
1の指で取ったD線Eに対して完全四度の重音でG線Hを取ります。残りのFisCisGisはすべて同じ高さです。結構高めです。

■2の指G線からB・F・C・G
G線2オクターブにピッタリのE線Gが鳴らせます。この高さで、G・C・F・Bと弾きます。ピアノよりも低めです。

■1の指G線からAs・Es・B・F
2の指で取ったA線Cの完全四度上のE線Fを取ります。この高さで、As・Es・B・Fを弾きます。低めです。

■4の指G線からDes・As・Es・B
1の指で取ったA線Bのオクターブ上のE線Bを取ります。D線Esでもオクターブ上のA線Esが取れます。これも全部同じ高さで、Des・As・Es・Bが弾けます。結構低めです。

■3の指G線からCis・Gis・Dis・Ais
2の指で取ったFisやCisの完全四度下の重音で取ります。同じ高さでCis・Gis・Dis・Aisが弾けます。結構高めです。

■1の指G線からGis・Dis・Ais・Eis
3の指で取ったGis・Dis・Aisに対してオクターブ下です。全部同じ高さでEisも取れます。ベートーヴェンのメヌエットト長調でA線Aisが出てきます。結構高めです。

■3の指G線からCes・Ges・Des・As
既に取った1の指G線のAsに対して2オクターブのE線3の指Asを取ります。 導音が解れば、E線2の指Gを導音とする様に3の指でAsを取ります。
3の指の♭は全部同じ高さ、 (G-Cesの幅)=(D-Gesの幅)=(A-Desの幅)=(E-Asの幅) です。

【3rd position】

■1の指
G線からC・G・D・Aに移動します。当たり前ですよね。

■4の指
G線からF・C・G・Dです。 G線に対する2オクターブ上のA線Gが取れますから、残りは全部同じ高さです。 響きますから、容易に取れます。

■3の指
G線EをE線との共鳴で取れます。G線からE・H・Fis・Cisが取れます。全部同じ高さです。結構高めです。 D線HをG線の5倍音で取ってしまうと低くなるので、注意が必要です。

■2の指
簡単です。G線からD・A・E・Hですね。全部同じ高さです。

■3の指を加筆 E線からC・F・B・Es
A線4指GをG開放弦の2オクターブの響きで取り、そのGに対して完全四度上のE線Cを重音で取ります。
C・F・B・Esは同じ高さで弾きます。 1の指のE線からA・D・G・Cに対して短三度(A-C)(D-F)(G-B)(C-Es)は全部同じ幅です。
結構低い音なのですが、低くなり過ぎない様に弾くのがポイントです。

■4の指
G線からFes・Ces・Ges・Desです。通常は3の指にくっつけるのですが、1st.positionを根拠にします。低い音です。

■2の指 G線からDes・As・Es・B
1の指にくっつける音です。1st.positionで取って、3rdで取り直します。低い音です。指が太い人は、1・2を同時に押さえても押さえ切れず、指を入れ替える(1の指を離す)必要がある人も居るでしょう。

ヴァイオリンの音程の基本はピタゴラス音律で、

基音1に対して、
長二度は、五度と四度の差の9/8倍(周波数)音
長三度は、81/64倍(周波数)音←協和音には聴こえない
短三度は、五度の裏側なので、32/27倍(周波数)音←協和音には聴こえない
完全四度は、4/3倍(周波数)音
完全五度は、3/2倍(周波数)音
短六度は、128/81倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長六度は、27/16倍(周波数)音←協和音には聴こえない
長七度は、243/128倍(周波数)音←協和音には聴こえない
オクターブが、2倍音

このようになっています。

長二度が常に、9/8倍(周波数)音(約204セント)、
短二度が常に、256/243倍(周波数)音(約90セント)
になっているのが特徴です。

従って、♯や♭は、約114セント上下となります。
約204セントの全音を、トノス
約90セントの狭い半音を、リンマ
約24セントの異名同音の差を、カンマ
と呼びます。

全音「トノス」=「リンマ+カンマ+リンマ」 になっています。

どの調でも音名が同じなら指の位置は同じ、という単純明快なものです。

上記だけでは足りなくて、表現としての音程を取る場合は、第三音と第七音を狂わせます(長調では高く、短調では低く取る事が殆ど)。

長調では移動のドで、
・ド-レ間と、レ-ミ間では、レ-ミ間の方が広い
・ファ-ソ間と、ソ-ラ間は同じなのですが、ラ-シ間は広い
従って、半音の幅が更に狭くなります。
この加減が、音程による表現になります。

ド-レ間=ファ-ソ間=ソ-ラ間≦レ-ミ間≦ラ-シ間
この様に弾くと、ヴァイオリンらしくなります。

こちらに明確な説明があります。
http://youtu.be/u1FInAUOhP0

パブロ・カザルスは、旋律の音階での
「半音は全音の1/3」
と言っています。数学的ピタゴラス律だと約44%になります。

更に、オクターブ伸張を勘案する必要が有ります。

E線4指H迄はE線に対してピッタリの3/2倍周波数音の完全五度で良く、Cから微妙で、
「E線DはD線の4倍音では少し低く聴こえる」
と習います。

E線2倍音のEのフラジオがそのままでは(弦が新しくても)旋律の中で低めに成るのは、皆さん御存知の通りです。

その他、注意すべき事として、ヴァイオリンのCは楽器が響きを低めに持っている傾向が有る事です。響きを追い掛けてCを取ると、常に低く成ります。

=================

【純正律の理屈】

主音1倍音に対して、
短2度 16/15倍(周波数)音
長2度 9/8倍(周波数)音
短3度 6/5倍(周波数)音
長3度 5/4倍(周波数)音
完全4度 4/3倍(周波数)音
完全5度 3/2倍(周波数)音
短6度 8/5倍(周波数)音
長6度 5/3倍(周波数)音
短7度 9/5倍(周波数)音
長7度 15/8倍(周波数)音
完全8度 2倍音
この音律で旋律を弾くと、冴えない感じになります。

調に依って運指の幅が違うので五度調弦の旋律楽器であるヴァイオリンには難しく成っています。

内声を演奏する人は、旋律の音程と和声の音程を弾き分ける必要があり、特にヴィオラは音程の取り方が極めて難しくなっています。

=================

重音の基本は、
①上の音をピタゴラス音律で取り、純正律で下の音を付ける。
②下の音が開放弦とその倍音なら、上の音を下の音に純正律で付ける。
③残響が少ない場所では、どちらともピタゴラス音律で弾く(アルペジオも同様)。
④ポピュラー音楽では、平均律っぽく弾く(特に電子楽器では調弦が違います)。
エヴィデンスは
    〉1人で十分でしょう。
と言うのは、浮気されないようにとの願望でしょう。 pochi さんはそんなに私のことを愛してるの💕💕😌💕💕❔思ちゃいますが

どうチューナーを使うか知りませんが、実際に、pochiさんの思わずに次の話しもあり、世界は広いのでしょう
[49070]
[49070]

初心者がチューナーで練習するのは本当にダメなのでしょうか?

投稿日時:2014年10月13日 23:48
投稿者:peach(ID:hiNBc1A)
だとすると、下記はなにかの間違いでしょうか。

ttp://okesen.snacle.jp/msg/korg1

ttp://kze-violin.com/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3/2013-03-11/%E9%9F%B3%E7%A8%8B%E7%B7%B4%E7%BF%92%E3%81%AE%E4%BB%95%E6%96%B9/
ttp://izaino.blogzine.jp/izainowaima/2010/07/post_aac1.html

ttps://twitter.com/yurikaviolin/status/10964736357

ttp://www.eriko-violin.com/instrument.html

ttp://bviolin.exblog.jp/d2014-02-24/
 〉Https://twitter.com/yurikaviolin/status/10964736357
[55687]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 18:44
投稿者:pochi(ID:FJkUmHg)
松毬氏、

>ここから始まるのが巷の常識のようです
------詐欺的です。

平均律云々は抜きにして、弦はテイルピースを4本で引っ張り合っているので1回では合いません。少なくとも2~3回行います。

こんな先生に習ってはイケマセン。

前提が間違っているから次の段階は有りません。残念でした。
[55688]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 20:28
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
巷の常識が良いと言ってあるわけではありません

ネットから見るとボトムラインやスタートラインのおおくが、このような状況が実態でしょう
[55689]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 21:24
投稿者:pochi(ID:FJkUmHg)
松毬氏、

イクラ何でも辛子明太子、滑って転んで大分県、桜が咲いて埼玉県って感じ。関わり合いに成りたく有りません。
[55690]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 22:18
投稿者:松毬(ID:MBSIkpM)
どうぞ
 しつこいやつは嫌われますよ
[55693]

Re: ファーストポジションの1の指の音程

投稿日時:2025年01月18日 23:49
投稿者:マルコムX(ID:EJhYkHY)
平均律が簡単なのはオクターブを12等分したという理屈だけで、音を取るのも実際に演奏するのも難しいです

ピタゴラスは音が単純な整数比になっていて人間の自然な感覚に沿っているので音が取りやすく、5度調弦のヴァイオリンでは演奏しやすいのです

平均律でヴァイオリンを弾くって結構難しいですよ

導入に平均律を使ってヴァイオリンの音程を身に付けるというのはありえない

書き込む度にボロが出ているという状況なので、そろそろ観念した方がいいでしょう
ヴァイオリン掲示板に戻る
7 / 8 ページ [ 74コメント ]

関連スレッド

この話題にコメントする

投稿者名

タイトル

コメント

ひらがなで『掲示板』と入力(スパム対策です)