[9633]
ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年02月04日 01:11
投稿者：fiddlin' economist(ID：MhFZBZE)
「バイオリン以外の趣味、スポーツ等‥」のスレで、ヴァイオリンをやっている人に理工系が割に多く、数学好きも多いのではと推察しました。
私も大学は”いちおう”数学ででています。もっとも数学力の限界はすでに高校のときに感じていまして、どちらかというと数学教育のほうに興味を持っていました。数セミはあまり読まずもっぱら現代数学（のコラムばっかり）を読んでおり、森毅のファンでした。
子供の頃、ヴァイオリンを習いたいと言ったのは私なのですが、私の父親がヴァイオリンをやると数学に強くなるらしい、と聞いてきて習わせ始めたと言っておりました。日本にいた時の子供の先生も高校までは数学の道も考えていたけれど、結局ヴァイオリンで音大に行ったということでした。
pochiさんご指摘の形式美に魅せられるというところはあるのかもしれません。ロマンチックなものは嫌いではありませんが、少し苦手です。
--別に剣道に対抗しようというつもりはありません。念のため：）
私も大学は”いちおう”数学ででています。もっとも数学力の限界はすでに高校のときに感じていまして、どちらかというと数学教育のほうに興味を持っていました。数セミはあまり読まずもっぱら現代数学（のコラムばっかり）を読んでおり、森毅のファンでした。
子供の頃、ヴァイオリンを習いたいと言ったのは私なのですが、私の父親がヴァイオリンをやると数学に強くなるらしい、と聞いてきて習わせ始めたと言っておりました。日本にいた時の子供の先生も高校までは数学の道も考えていたけれど、結局ヴァイオリンで音大に行ったということでした。
pochiさんご指摘の形式美に魅せられるというところはあるのかもしれません。ロマンチックなものは嫌いではありませんが、少し苦手です。
--別に剣道に対抗しようというつもりはありません。念のため：）
ヴァイオリン掲示板に戻る
4 / 4 ページ [ 39コメント ]
【ご参考】
[10114]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年02月17日 01:21
投稿者：pochi(ID：QldGBIA)
猊下はやっぱり意地悪だ！私が10000を狙っていた事を知っていた癖に！10の4乗って、何か特別な意味が有る様に思ってたのに、、、ふん！私の「間」の悪さの象徴かも、、、。
[10110]
天音のパパ氏[04/02/17 0:04:49]投稿、
件の先生は小柴昌俊博士。江崎ダイオードの御爺さんも出て来て、かなりお耄けが入っていて面白かった番組でしょうか？
[10110]
[10110]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年02月17日 00:04
投稿者：天音のパパ(ID：NyR1gDI)
昨年の新春のNHKの番組だったかなぁで、ノーベル賞とったお三方が対談する番組で、
カミオカンデのおっさん（名前忘れた）が、”私はモーツァルトが好きで、モーツァルトは天才だと思う。アインシュタインも天才だが、もしアイシュタインが、相対性理論やらを発見しなくても、誰かしらがの後の時代なりに同じ発見をしただろう、モーツァルトの曲はそうはいかない、モーツァルトにしかかけない、科学者と違い音楽家とか、芸術家は天才だと思う。”見たいなことを言ってました。
一方、野依先生は”いやいや、そうではなくて、科学も、芸術も発生する起源は同じで、最終目的というか究極の行き着くとろ求めるべきところは同じだと思う。現在は、まだ科学が芸術に比べると圧倒的に遅れているだけで、科学より芸術が優れてる、アインシュタインよりモーツァルトの方が天才うんぬんではなくて、科学も芸術のような境地に達しなければいけない”見たいな事を言ってました。
カミオカンデのおっさん（名前忘れた）が、”私はモーツァルトが好きで、モーツァルトは天才だと思う。アインシュタインも天才だが、もしアイシュタインが、相対性理論やらを発見しなくても、誰かしらがの後の時代なりに同じ発見をしただろう、モーツァルトの曲はそうはいかない、モーツァルトにしかかけない、科学者と違い音楽家とか、芸術家は天才だと思う。”見たいなことを言ってました。
一方、野依先生は”いやいや、そうではなくて、科学も、芸術も発生する起源は同じで、最終目的というか究極の行き着くとろ求めるべきところは同じだと思う。現在は、まだ科学が芸術に比べると圧倒的に遅れているだけで、科学より芸術が優れてる、アインシュタインよりモーツァルトの方が天才うんぬんではなくて、科学も芸術のような境地に達しなければいけない”見たいな事を言ってました。
件の先生は小柴昌俊博士。江崎ダイオードの御爺さんも出て来て、かなりお耄けが入っていて面白かった番組でしょうか？
[10443]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年02月27日 00:44
投稿者：fiddlin' economist(ID：MhFZBZE)
久しぶりに数学史の本を眺めてみました。
伊東俊太郎先生（筑摩、数学講座、数学史）によれば、ピュタゴラス派は数学を算術、音楽、その他としていたように言及されていました。Geiger1951さんのおっしゃる通り、当時は音楽は数学の一部なのですね。特に伊東先生はピュタゴラス派はバビロニアの数学から学んだという点を強調されているようで興味深かったです。
当時の楽器の代表選手はなんだったんでしょうか？
伊東俊太郎先生（筑摩、数学講座、数学史）によれば、ピュタゴラス派は数学を算術、音楽、その他としていたように言及されていました。Geiger1951さんのおっしゃる通り、当時は音楽は数学の一部なのですね。特に伊東先生はピュタゴラス派はバビロニアの数学から学んだという点を強調されているようで興味深かったです。
当時の楽器の代表選手はなんだったんでしょうか？
[10451]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年02月27日 08:28
投稿者：pochi(ID：FwAWiEY)
ハープ（琴）と笛だったと思います。太鼓もあった。
[10532]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年02月28日 13:09
投稿者：何を語りたいスレか分かりませんが(ID：JXSCdDg)
数学の能力と音楽の能力には相関性があります。
特に、読譜は算数なので、 数の概念や量感がしっかりしている人のほうが遥かに教えやすい。しかし音楽的センスは別物です。
立派な大人でも全音符を基準に二分音符・四分音符・八分音符・・・・の
意味と割合を理解するのに図に書いてあげても判らない人、社会人として心配な人がいたりする一方で、一を教えれば十を理解するような幼児もいます。能力差とは残酷なもので、ここで大きな時間的な差ができます。
また数学的能力（＝合理性）が著しく欠けた人は精神論に走る割合が高く、無い能力に更に拍車を掛ける結果を産みがち、というのもよく感じることです。
勿論、完璧な相関関係を見出せるほど簡単な話ではありませんが。
特に、読譜は算数なので、 数の概念や量感がしっかりしている人のほうが遥かに教えやすい。しかし音楽的センスは別物です。
立派な大人でも全音符を基準に二分音符・四分音符・八分音符・・・・の
意味と割合を理解するのに図に書いてあげても判らない人、社会人として心配な人がいたりする一方で、一を教えれば十を理解するような幼児もいます。能力差とは残酷なもので、ここで大きな時間的な差ができます。
また数学的能力（＝合理性）が著しく欠けた人は精神論に走る割合が高く、無い能力に更に拍車を掛ける結果を産みがち、というのもよく感じることです。
勿論、完璧な相関関係を見出せるほど簡単な話ではありませんが。
[10566]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年02月29日 06:27
投稿者：pochi(ID：NEiCSZg)
私は、数学は得意でした。
掲示板の性格上、最初の主題と全く関係のない方向へ話題が展開して行くのは、会話と同じく仕方がない事だと思います。
[10532]
何を語りたいスレか分かりませんが氏[04/02/28 13:09:16]投稿、
全面的に同意致します。
特に中段は、米国で初心者を教えた時、痛感しました。学校教育で音楽を全く習わないで大学に入学する人が多数派だったからです。以後、初心者は教えない事にしました。
掲示板の性格上、最初の主題と全く関係のない方向へ話題が展開して行くのは、会話と同じく仕方がない事だと思います。
[10532]
[10532]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年02月28日 13:09
投稿者：何を語りたいスレか分かりませんが(ID：JXSCdDg)
数学の能力と音楽の能力には相関性があります。
特に、読譜は算数なので、 数の概念や量感がしっかりしている人のほうが遥かに教えやすい。しかし音楽的センスは別物です。
立派な大人でも全音符を基準に二分音符・四分音符・八分音符・・・・の
意味と割合を理解するのに図に書いてあげても判らない人、社会人として心配な人がいたりする一方で、一を教えれば十を理解するような幼児もいます。能力差とは残酷なもので、ここで大きな時間的な差ができます。
また数学的能力（＝合理性）が著しく欠けた人は精神論に走る割合が高く、無い能力に更に拍車を掛ける結果を産みがち、というのもよく感じることです。
勿論、完璧な相関関係を見出せるほど簡単な話ではありませんが。
特に、読譜は算数なので、 数の概念や量感がしっかりしている人のほうが遥かに教えやすい。しかし音楽的センスは別物です。
立派な大人でも全音符を基準に二分音符・四分音符・八分音符・・・・の
意味と割合を理解するのに図に書いてあげても判らない人、社会人として心配な人がいたりする一方で、一を教えれば十を理解するような幼児もいます。能力差とは残酷なもので、ここで大きな時間的な差ができます。
また数学的能力（＝合理性）が著しく欠けた人は精神論に走る割合が高く、無い能力に更に拍車を掛ける結果を産みがち、というのもよく感じることです。
勿論、完璧な相関関係を見出せるほど簡単な話ではありませんが。
全面的に同意致します。
特に中段は、米国で初心者を教えた時、痛感しました。学校教育で音楽を全く習わないで大学に入学する人が多数派だったからです。以後、初心者は教えない事にしました。
[10686]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年03月03日 05:11
投稿者：fiddlin' economist(ID：MhFZBZE)
pochiさんの書かれたハープというのは弓で弾くハープでしょうか？
下記のようなものをみつけました。
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/b1orc1/b1orc3/b101st/IPA-orc230.htm
音楽が数学の一部だった時代に遡れば数学と擦弦楽器との深い関りが何かでてくるかと思ったんですが。
下記のようなものをみつけました。
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/b1orc1/b1orc3/b101st/IPA-orc230.htm
音楽が数学の一部だった時代に遡れば数学と擦弦楽器との深い関りが何かでてくるかと思ったんですが。
[10687]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年03月03日 06:08
投稿者：pochi(ID：EyA4ZDM)
ハープはエジプトの時代、撥弦楽器だったと記憶しています。
希臘の神「ポリュヒュムニア」は、元々数学と音楽の神だったと記憶しています。
希臘の神「ポリュヒュムニア」は、元々数学と音楽の神だったと記憶しています。
[10802]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年03月05日 01:53
投稿者：fiddlin' economist(ID：MhFZBZE)
どうも絵の見方を間違えてしまったみたいです。（[10686]
のリンク先）
弦一本のものを弓と見間違えたのですが、ちゃんと解説を読むとこれもはじいて弾くハープのようです。
ピュタゴラスの時代にも擦弦楽器がメジャーでなかったとすると、特殊ヴァイオリンと数学の関係というのは歴史を遡ることでみつかるものでもなさそうですね。
[10686]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年03月03日 05:11
投稿者：fiddlin' economist(ID：MhFZBZE)
pochiさんの書かれたハープというのは弓で弾くハープでしょうか？
下記のようなものをみつけました。
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/b1orc1/b1orc3/b101st/IPA-orc230.htm
音楽が数学の一部だった時代に遡れば数学と擦弦楽器との深い関りが何かでてくるかと思ったんですが。
下記のようなものをみつけました。
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/b1orc1/b1orc3/b101st/IPA-orc230.htm
音楽が数学の一部だった時代に遡れば数学と擦弦楽器との深い関りが何かでてくるかと思ったんですが。
弦一本のものを弓と見間違えたのですが、ちゃんと解説を読むとこれもはじいて弾くハープのようです。
ピュタゴラスの時代にも擦弦楽器がメジャーでなかったとすると、特殊ヴァイオリンと数学の関係というのは歴史を遡ることでみつかるものでもなさそうですね。
[10813]
Re: ヴァイオリンと数学
投稿日時：2004年03月05日 12:45
投稿者：kaya(ID：IjcwgXM)
[ 10687]pochiさま
古代ギリシアの壁画にのこっているのは、リラまたはキタラという發弦楽器ではないかといわれています。7本（6本説もあり）の弦が貼られています。
一般的に、リラはキタラよりも一回り小さく、一般向き（キタラは専門家向き）の楽器だったのではないかというところまでは調査が進んでいるようです。また、管楽器では、アウロスというものがあります。（横笛）
ちなみに、出典は何だったか覚えていません。悪しからず。
古代ギリシアの壁画にのこっているのは、リラまたはキタラという發弦楽器ではないかといわれています。7本（6本説もあり）の弦が貼られています。
一般的に、リラはキタラよりも一回り小さく、一般向き（キタラは専門家向き）の楽器だったのではないかというところまでは調査が進んでいるようです。また、管楽器では、アウロスというものがあります。（横笛）
ちなみに、出典は何だったか覚えていません。悪しからず。
[10814]
書き忘れました。
投稿日時：2004年03月05日 12:47
投稿者：kaya(ID：IjcwgXM)
リラもキタラも「弓を使わず、指で弾いていた」と書かれていたように記憶しています。
ヴァイオリン掲示板に戻る
4 / 4 ページ [ 39コメント ]