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「良い指揮者」
投稿日時:2004年02月09日 23:06
投稿者:けいちゃん(ID:MSUHFSk)
文章できたら、pochiさんスレッド消した後でした…。
大抵のアマチュアオケ団員にとって「いい指揮者」とは、拍がわかり難くなる箇所で細かく振って、合わせやすくしてくれる人を考えるだろうと思います。アマオケではそういう指揮者が求められるので、コマ割にして、ある程度曲の流れやフレーズ感が損なわれても、我々のような下手な人たちにも合わせてくれるのだろうと思います。指揮者にとって振って面白いことではないだろうし、本人の勉強にもなりません。ご本人も営業と割り切って振っておられることでしょう。一定のレベルまで曲が仕上がればOKということです。
指揮者を覚醒させるには、それなりの気持ちの入った演奏で応えていくしかないです。合奏体としての技量が伴わないと、指揮者の本領が発揮できない、見れないというお互いのジレンマがあります。
オケに参加している方、経験ある方など意見ありますでしょうか。
大抵のアマチュアオケ団員にとって「いい指揮者」とは、拍がわかり難くなる箇所で細かく振って、合わせやすくしてくれる人を考えるだろうと思います。アマオケではそういう指揮者が求められるので、コマ割にして、ある程度曲の流れやフレーズ感が損なわれても、我々のような下手な人たちにも合わせてくれるのだろうと思います。指揮者にとって振って面白いことではないだろうし、本人の勉強にもなりません。ご本人も営業と割り切って振っておられることでしょう。一定のレベルまで曲が仕上がればOKということです。
指揮者を覚醒させるには、それなりの気持ちの入った演奏で応えていくしかないです。合奏体としての技量が伴わないと、指揮者の本領が発揮できない、見れないというお互いのジレンマがあります。
オケに参加している方、経験ある方など意見ありますでしょうか。
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[ 5コメント ]
[9819]
Re: 「良い指揮者」
投稿日時:2004年02月10日 17:26
投稿者:pochi(ID:NDBDhIA)
私は、セミプロオケでもコンサートマスターをする時には、スコアを全部憶えて、殆ど全ての「パー錬」を行います。1回合奏すれば、どの人が何処でどんな間違い方をする傾向があるのか、全て憶えられますから、全部練習してもらって、2回目の合奏をむえます。3回目が本番なので、仕方がありません。天才的な能力だと自慢げに思っていましたが、そんな人は沢山居て、面倒だから、敢えて行わないだけなのだそうです。
私が観客として観た「ヘルベルト・フォン・カラヤン」の本番のベルリンフィル向け指揮では、素人オケは演奏不能だと思います。全く解らない指揮です。「フルトヴェングラー」の指揮はもっと解りにくかったのだそうです。
私が観客として観た「ヘルベルト・フォン・カラヤン」の本番のベルリンフィル向け指揮では、素人オケは演奏不能だと思います。全く解らない指揮です。「フルトヴェングラー」の指揮はもっと解りにくかったのだそうです。
[9820]
Re: 「良い指揮者」
投稿日時:2004年02月10日 18:01
投稿者:TORU(ID:OEmQWII)
=振ると面食らう
[9822]
Re: 「良い指揮者」
投稿日時:2004年02月10日 19:09
投稿者:yoritomo(ID:M1hZFXk)
>アマオケで「いい指揮者」とは
私の経験で「豚が木に登った(登らせてもらった)」ことがりました。
あるパッセージがモヤモヤしていました。そこで棒はそのパート達のみを演奏させました。棒の助言及び指摘の易しい言葉がみるみるそのパッセージをクリアにしてしまいした。更なる解りやすい言葉で一層良くなりました。
大事なことは演奏していない奏者が「えったったあの一言であんなにも変わるのか!自分達もあんな風になれるぞ」とその気にさせてくれることです。
練習も本番もその棒が非常に楽しいものにしてくれたことを思い出しました。
でもこのような指揮者は稀ですね。
私の経験で「豚が木に登った(登らせてもらった)」ことがりました。
あるパッセージがモヤモヤしていました。そこで棒はそのパート達のみを演奏させました。棒の助言及び指摘の易しい言葉がみるみるそのパッセージをクリアにしてしまいした。更なる解りやすい言葉で一層良くなりました。
大事なことは演奏していない奏者が「えったったあの一言であんなにも変わるのか!自分達もあんな風になれるぞ」とその気にさせてくれることです。
練習も本番もその棒が非常に楽しいものにしてくれたことを思い出しました。
でもこのような指揮者は稀ですね。
[9823]
Re: 「良い指揮者」
投稿日時:2004年02月10日 19:50
投稿者:けいちゃん(ID:MSUHFSk)
カラヤンは、ベルリンフィルでレパートリーに入っている曲は、本番前にそう何度もゲネプロ行うと新鮮味がなくなるなどということで、わざと練習回数減らしたり、振り方変えたりして活きの良さを保持しようとしていたようです。
ブラ2のライブ演奏では、まぁ滅多にアインザッツが乱れるなんてことはないのに、クレッシェンドの頂点に向かってワサワサ音が縒り集まっていく迫力に、スタジオ録音→編集版にはない面白さを感じました。どんな指揮ぶりか、今となっては想像の域でしかないですが。
最近では、叩き上げのワレリー・ゲルギエフ=キーロフなんかが、そういう意味でライブの良さが味わえたんじゃないのかな、と思っています。聴いていないから本当はどうかわかりません。
ブラ2のライブ演奏では、まぁ滅多にアインザッツが乱れるなんてことはないのに、クレッシェンドの頂点に向かってワサワサ音が縒り集まっていく迫力に、スタジオ録音→編集版にはない面白さを感じました。どんな指揮ぶりか、今となっては想像の域でしかないですが。
最近では、叩き上げのワレリー・ゲルギエフ=キーロフなんかが、そういう意味でライブの良さが味わえたんじゃないのかな、と思っています。聴いていないから本当はどうかわかりません。
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Re: 「良い指揮者」
投稿日時:2004年02月10日 20:56
投稿者:けいちゃん(ID:MSUHFSk)
yoritomoさん
>棒の助言及び指摘の易しい言葉がみるみるそのパッセージをクリアにしてしまいした。
私自身は、家で練習して弾けないところは合奏でも弾けないタイプの人間ですが、こういう指揮者の指導で、明らかに弾けそうではなかった人が「弾いてしまった」ように見えたことが何度かありました。プレーヤーの気持ちを引きつけて乗せてしまえる指揮者というのは貴重だと思います。
>棒の助言及び指摘の易しい言葉がみるみるそのパッセージをクリアにしてしまいした。
私自身は、家で練習して弾けないところは合奏でも弾けないタイプの人間ですが、こういう指揮者の指導で、明らかに弾けそうではなかった人が「弾いてしまった」ように見えたことが何度かありました。プレーヤーの気持ちを引きつけて乗せてしまえる指揮者というのは貴重だと思います。
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