[a16665]
音程を修正する技術
投稿日時:2006年01月22日 21:25
投稿者:音痴を直したい(ID:mDaYQZA)
上手な方は正しい音程に瞬時に修正できるっていいますね。私は途中で音程をずらす癖をなくすようにと言われています。別のレッスンでプロが音階を3オクターブ弾いてみせてくれ、今10個音をはずしたけどあなたの耳に届く前に指や弓の圧力で音を修正したとおっしゃいました。それで、音のはずれる程度が私の思っているレベルの比ではないくらい正確なのだと察知しました。ほんのわずかな音を修正出来る人は頭の中はどういう働きをしているのでしょうか。反射的に手が動くのでしょうか。耳に届く前にどうやって音を聞き分けるのでしょうか。会得するのにどうしたらいいでしょうか。早いパッセージでもできるものなのでしょうか。教えてください。
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【ご参考】
[a16712]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年02月23日 13:12
投稿者:ねこ(ID:M2FEYIE)
匿名希望X 様
舌足らずでした。
このスレ主の方のテーマが「音程を修正する技術」(音痴を直したい)
で,幸太様のご意見の中の「頭の中で正確な音がイメージできますか」の意見がありましたので,不用意にその流れの中で「音痴」という言葉を使ってしまいまいた。
私は,自分のイメージしているドレミと絶対音(相対音でもよいのですが)としてのドレミとの間にズレがあります。
スケール練習をする際,いつも正しい音感を持っている先生がそばに居てズレた音を指摘していただけるのであればよいのですが,月2回のレッスンでは,それができません。
家で練習する場合において,チューナーによって音を確認し,指の位置を確認し,音を確認する。その反復によって正確な音階と自分の音階のイメージとを一致させる努力をすることは有効なのでしょうか?導音の問題,純正律などの御発言がありましので,この方法は有害なのでしょうか?
ただ,今回質問させていただいたものの,私は,ほんとの初心者で正確な音とイメージ上の音の差が大きいのでチューナーを使ってある程度の一致を見るまでチューナーの助けを借りてやってみようと思います。
申し訳ありませんでした。
舌足らずでした。
このスレ主の方のテーマが「音程を修正する技術」(音痴を直したい)
で,幸太様のご意見の中の「頭の中で正確な音がイメージできますか」の意見がありましたので,不用意にその流れの中で「音痴」という言葉を使ってしまいまいた。
私は,自分のイメージしているドレミと絶対音(相対音でもよいのですが)としてのドレミとの間にズレがあります。
スケール練習をする際,いつも正しい音感を持っている先生がそばに居てズレた音を指摘していただけるのであればよいのですが,月2回のレッスンでは,それができません。
家で練習する場合において,チューナーによって音を確認し,指の位置を確認し,音を確認する。その反復によって正確な音階と自分の音階のイメージとを一致させる努力をすることは有効なのでしょうか?導音の問題,純正律などの御発言がありましので,この方法は有害なのでしょうか?
ただ,今回質問させていただいたものの,私は,ほんとの初心者で正確な音とイメージ上の音の差が大きいのでチューナーを使ってある程度の一致を見るまでチューナーの助けを借りてやってみようと思います。
申し訳ありませんでした。
[a16714]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年02月24日 10:09
投稿者:QB(ID:KTGQaGA)
pochi氏
>運弓の練習には、チューナーは有効です。
まったくもって同意します。
デジタル式ではなくて、アナログの(実際の針が動く)タイプがベストですね。
>運弓の練習には、チューナーは有効です。
まったくもって同意します。
デジタル式ではなくて、アナログの(実際の針が動く)タイプがベストですね。
[a16715]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年02月24日 13:30
投稿者:MHO(ID:IRhTIHg)
チューナで針式でもS社の液晶表示のは応答が遅く用途によっては使い物になりません。PCソフト G-tuneのストロボ表示は速いですよ。1セントの狂いも逃しません。 Kreutzer No.2をMM120位で弾いてストロボのボールが微動だにしなければ神だと思います。音律設定機能、リアルタイム・スペアナ(周波数軸)、波形(時間軸)表示もついていてるので倍音、重音・差音の分析にも使えますし、もちろん弓圧・スピード・Sounding Pointによるピッチ・波形・倍音の変化も目視できます。レイトビギナーのおもちゃの域を超えていますよ。長生きはするもんですね。
MHO
MHO
[a16716]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年03月26日 07:04
投稿者:S(ID:FRYpg5c)
40を過ぎてヴァイオリンを習い始めて数ヶ月、楽しく悪戦苦闘中の初心者です。
MHOさんの投稿にある「PCソフト G-tune」に興味を持ち、検索をかけてみたのですが、ゲーム関係のヒットがずらりと並び、どのようなものか知ることができませんでした。
よろしければ、製品番号などもう少しヒントになる情報をお教えいただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。
MHOさんの投稿にある「PCソフト G-tune」に興味を持ち、検索をかけてみたのですが、ゲーム関係のヒットがずらりと並び、どのようなものか知ることができませんでした。
よろしければ、製品番号などもう少しヒントになる情報をお教えいただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。
[a16717]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年03月27日 03:45
投稿者:MHO(ID:kDFlKWA)
Sさん、g-tune jhc でググって下さい。
ストロボ表示は音程が1セントでも違うとゆっくり回り始めます。音程が高いと右回りに、低いと左回りに、又、はずれの程度が大きいほど早く回転します。
ストロボ表示は音程が1セントでも違うとゆっくり回り始めます。音程が高いと右回りに、低いと左回りに、又、はずれの程度が大きいほど早く回転します。
[a16718]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年03月27日 04:45
投稿者:kokukirin(ID:lEYDWRA)
ねこ様
チューナーで音を覚えるのは、絶対音感の獲得と同じですので、大人からでは無理です。
覚えるのは基準音からの音程ですので、もし、調弦をきちんとできるなら、五度の音程を取れると思います。次に四度の音程を覚えてみてください。開放弦から音程を取るようにしてかまいません。これが取ればオクターブ移動させることで二度も取れます。
それから三度に行きます(実はここからがちょっとやっかいです)。
音程は個々に覚えるのは一番後にして、まずは体系的に捉えるようにするといいと思います。
チューナーで音を覚えるのは、絶対音感の獲得と同じですので、大人からでは無理です。
覚えるのは基準音からの音程ですので、もし、調弦をきちんとできるなら、五度の音程を取れると思います。次に四度の音程を覚えてみてください。開放弦から音程を取るようにしてかまいません。これが取ればオクターブ移動させることで二度も取れます。
それから三度に行きます(実はここからがちょっとやっかいです)。
音程は個々に覚えるのは一番後にして、まずは体系的に捉えるようにするといいと思います。
[a16719]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年03月28日 11:08
投稿者:tomtom(ID:GAdWiWU)
みなさん、こんにちは、tomtomです。
[a16711]
の匿名希望Xさんへのレスです。
>結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
>チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
>ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとっては
>いけません。上達の妨げになると思います。
>非常な注意力をもって聴きながら弾く。
>間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
>これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
おっしゃることに強く同感します。音程の問題を考えるとき、なにか正しい音程というものがある、と考えることは間違っていると思います。正しい音程を捜し求めてクロマチクチューナーを使用するのは、クロマチックチューナーのヘルツの表示の中に正しい音程がある、と考えているからです。しかしこんな考え方は誤りです。
最近「アート・オブ・ヴァイオリン」の録画テープを見直してみました。この中で、ティボーがフランクのヴァイオリンソナタの演奏の中で、ある♭の付いている音を意図的に低めに取っているという例が指摘されていました。これは音に色をつけるためだそうです。その人その人が美しいと思う音程が正しい音程なのです。
[a16711]
[a16711]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年02月22日 22:41
投稿者:匿名希望X(ID:NXOSckE)
[a16710] ねこ様
>> 私は,音痴です。
>> ドレミの音が分からない者にとって
こういうご発言は、お気持ちが良く出ていて、お答えをさしあげたいのは山々ではあります。しかし、正直に申し上げて大いに弱ります。
「音痴」って何かまったく不明です。
ドレミが解らない、という言葉の意味も全く不明確です。
他人がヴァイオリンを弾いているのを聴いてドレミが解らないとしたら、楽しめませんね。いくら曲を聴いても区別がつきません。
そんな方にとって、クラシックを弾くことは無論、聴くことだって拷問でしかないでしょう。ですからこういう不正確な言い方はお互いにやめておいたほうが話が早く進みます。
ヴァイオリンの初級者にとって音程を正しく取ることは難しいのです。
それはフレットの無い楽器の宿命です。また運動と聴覚の連携もうまくいきません。ですから
「何度やってもドレミがつぼにはまらない」
程度であれば妥当な表現でしょう。
それは「まだドレミが毎回ふらついて正しく弾けない」
ということです。それなら音痴ではありません。
結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとってはいけません。上達の妨げになると思います。
非常な注意力をもって聴きながら弾く。
間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
>> 私は,音痴です。
>> ドレミの音が分からない者にとって
こういうご発言は、お気持ちが良く出ていて、お答えをさしあげたいのは山々ではあります。しかし、正直に申し上げて大いに弱ります。
「音痴」って何かまったく不明です。
ドレミが解らない、という言葉の意味も全く不明確です。
他人がヴァイオリンを弾いているのを聴いてドレミが解らないとしたら、楽しめませんね。いくら曲を聴いても区別がつきません。
そんな方にとって、クラシックを弾くことは無論、聴くことだって拷問でしかないでしょう。ですからこういう不正確な言い方はお互いにやめておいたほうが話が早く進みます。
ヴァイオリンの初級者にとって音程を正しく取ることは難しいのです。
それはフレットの無い楽器の宿命です。また運動と聴覚の連携もうまくいきません。ですから
「何度やってもドレミがつぼにはまらない」
程度であれば妥当な表現でしょう。
それは「まだドレミが毎回ふらついて正しく弾けない」
ということです。それなら音痴ではありません。
結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとってはいけません。上達の妨げになると思います。
非常な注意力をもって聴きながら弾く。
間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
>結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
>チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
>ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとっては
>いけません。上達の妨げになると思います。
>非常な注意力をもって聴きながら弾く。
>間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
>これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
おっしゃることに強く同感します。音程の問題を考えるとき、なにか正しい音程というものがある、と考えることは間違っていると思います。正しい音程を捜し求めてクロマチクチューナーを使用するのは、クロマチックチューナーのヘルツの表示の中に正しい音程がある、と考えているからです。しかしこんな考え方は誤りです。
最近「アート・オブ・ヴァイオリン」の録画テープを見直してみました。この中で、ティボーがフランクのヴァイオリンソナタの演奏の中で、ある♭の付いている音を意図的に低めに取っているという例が指摘されていました。これは音に色をつけるためだそうです。その人その人が美しいと思う音程が正しい音程なのです。
[a16720]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年03月28日 16:08
投稿者:rio(ID:QjhScAA)
>これは音に色をつけるためだそうです。
>その人その人が美しいと思う音程が
>正しい音程なのです。
調性や音律のことを考えると
その人が美しいと思う音程は
曲の解釈の結果による音程であり
正しい音程という言葉とは少し意味が異なると思うのです
調性や音律は、余裕があればしっかり覚えるべきことだと思います。
>その人その人が美しいと思う音程が
>正しい音程なのです。
調性や音律のことを考えると
その人が美しいと思う音程は
曲の解釈の結果による音程であり
正しい音程という言葉とは少し意味が異なると思うのです
調性や音律は、余裕があればしっかり覚えるべきことだと思います。
[a16721]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年03月28日 19:48
投稿者:匿名希望X(ID:QEBVBUc)
>これは音に色をつけるためだそうです。
>その人その人が美しいと思う音程が
>正しい音程なのです。
::::::::::::::::::::::::
初級向け、中級向け、上級向けで違うと思うのですが…
「音に色をつける」というのはいきなり来る話じゃないんです。
初級・中級までは楽器がよく鳴る音程を取れるように努力しなくてはいけません。この段階はピアノの音にあわせないことはとても大切です。
楽器の響きをよく聴きながら練習するのです。メンデルスゾーンまで弾いている高校生でも楽器がさっぱり鳴っていない=共鳴していないことに気付かない人はいると思います。
楽器が良くなるつぼをちゃんと知っているという前提で、その次に「或る調をそれらしくきちんと響かせる」技術が来ると思います。これは重要なことです。短調をそれらしく、ということを含めて完全に出来ると非常に音程が良いと言えます。
"The Art of Violin"というDVDは私も持っています。ギトリスが「色」という意味の言葉を言っている個所も存じています。これは音程の個人様式ですが、上記の「或る調をそれらしく」の延長線上にあると私個人は思っています。音色とも関係しますね、緊張感のある音は高めに感じます。暗い音色だと低く感じるのではないでしょうか。
友人のピアニストは35歳からヴァイオリンを習いました(私が教えたようなものです)が、彼女は素敵な音程で弾きます。私の耳で聴いても一つ一つの音が和声的な意味を帯びている弾き方だと思います。これは彼女が弦のコレペティをやったことと、作曲の勉強をしたことと関係するとも思いますが、もともと彼女は学生時代から弦の音程に鬼のようにやかましかったと思います。
未熟で理論に暗い私があれこれ書きすぎました。赤面の至りです。
>その人その人が美しいと思う音程が
>正しい音程なのです。
::::::::::::::::::::::::
初級向け、中級向け、上級向けで違うと思うのですが…
「音に色をつける」というのはいきなり来る話じゃないんです。
初級・中級までは楽器がよく鳴る音程を取れるように努力しなくてはいけません。この段階はピアノの音にあわせないことはとても大切です。
楽器の響きをよく聴きながら練習するのです。メンデルスゾーンまで弾いている高校生でも楽器がさっぱり鳴っていない=共鳴していないことに気付かない人はいると思います。
楽器が良くなるつぼをちゃんと知っているという前提で、その次に「或る調をそれらしくきちんと響かせる」技術が来ると思います。これは重要なことです。短調をそれらしく、ということを含めて完全に出来ると非常に音程が良いと言えます。
"The Art of Violin"というDVDは私も持っています。ギトリスが「色」という意味の言葉を言っている個所も存じています。これは音程の個人様式ですが、上記の「或る調をそれらしく」の延長線上にあると私個人は思っています。音色とも関係しますね、緊張感のある音は高めに感じます。暗い音色だと低く感じるのではないでしょうか。
友人のピアニストは35歳からヴァイオリンを習いました(私が教えたようなものです)が、彼女は素敵な音程で弾きます。私の耳で聴いても一つ一つの音が和声的な意味を帯びている弾き方だと思います。これは彼女が弦のコレペティをやったことと、作曲の勉強をしたことと関係するとも思いますが、もともと彼女は学生時代から弦の音程に鬼のようにやかましかったと思います。
未熟で理論に暗い私があれこれ書きすぎました。赤面の至りです。
[a16722]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年03月28日 23:31
投稿者:tomtom(ID:GAdWiWU)
rioさん、匿名希望Xさん、こんにちは、tomtomです。
>調性や音律のことを考えると
>その人が美しいと思う音程は
>曲の解釈の結果による音程であり
>正しい音程という言葉とは少し意味が異なると思うのです
>調性や音律は、余裕があればしっかり覚えるべきことだと思います。
そうですね。私が[a16719]
の投稿をした後、[a16711]
の匿名希望Xさんの投稿文の前後のスレッドの文脈を読んで見ました。すると、rioさんのご指摘のように、また匿名希望Xさんも言及されているように、音階練習の段階での正しい音程の認識というのは重要だと思います。この段階では、演奏者の主観如何ではない、もっと客観性のある正しい音程の概念を習得する必要がありますね。
>友人のピアニストは35歳からヴァイオリンを習いました(私が教えた
>ようなものです)が、彼女は素敵な音程で弾きます。私の耳で聴いて
>も一つ一つの音が和声的な意味を帯びている弾き方だと思います。
ピアニストの中では、弦のコレペティや声楽のコレペティをやった経験のある方のイントネーションの感覚は、そういった経験の全くないピアニストの感覚とは明らかに違いますね。
>調性や音律のことを考えると
>その人が美しいと思う音程は
>曲の解釈の結果による音程であり
>正しい音程という言葉とは少し意味が異なると思うのです
>調性や音律は、余裕があればしっかり覚えるべきことだと思います。
そうですね。私が[a16719]
[a16719]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年03月28日 11:08
投稿者:tomtom(ID:GAdWiWU)
みなさん、こんにちは、tomtomです。
[a16711]
の匿名希望Xさんへのレスです。
>結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
>チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
>ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとっては
>いけません。上達の妨げになると思います。
>非常な注意力をもって聴きながら弾く。
>間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
>これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
おっしゃることに強く同感します。音程の問題を考えるとき、なにか正しい音程というものがある、と考えることは間違っていると思います。正しい音程を捜し求めてクロマチクチューナーを使用するのは、クロマチックチューナーのヘルツの表示の中に正しい音程がある、と考えているからです。しかしこんな考え方は誤りです。
最近「アート・オブ・ヴァイオリン」の録画テープを見直してみました。この中で、ティボーがフランクのヴァイオリンソナタの演奏の中で、ある♭の付いている音を意図的に低めに取っているという例が指摘されていました。これは音に色をつけるためだそうです。その人その人が美しいと思う音程が正しい音程なのです。
[a16711]
[a16711]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年02月22日 22:41
投稿者:匿名希望X(ID:NXOSckE)
[a16710] ねこ様
>> 私は,音痴です。
>> ドレミの音が分からない者にとって
こういうご発言は、お気持ちが良く出ていて、お答えをさしあげたいのは山々ではあります。しかし、正直に申し上げて大いに弱ります。
「音痴」って何かまったく不明です。
ドレミが解らない、という言葉の意味も全く不明確です。
他人がヴァイオリンを弾いているのを聴いてドレミが解らないとしたら、楽しめませんね。いくら曲を聴いても区別がつきません。
そんな方にとって、クラシックを弾くことは無論、聴くことだって拷問でしかないでしょう。ですからこういう不正確な言い方はお互いにやめておいたほうが話が早く進みます。
ヴァイオリンの初級者にとって音程を正しく取ることは難しいのです。
それはフレットの無い楽器の宿命です。また運動と聴覚の連携もうまくいきません。ですから
「何度やってもドレミがつぼにはまらない」
程度であれば妥当な表現でしょう。
それは「まだドレミが毎回ふらついて正しく弾けない」
ということです。それなら音痴ではありません。
結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとってはいけません。上達の妨げになると思います。
非常な注意力をもって聴きながら弾く。
間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
>> 私は,音痴です。
>> ドレミの音が分からない者にとって
こういうご発言は、お気持ちが良く出ていて、お答えをさしあげたいのは山々ではあります。しかし、正直に申し上げて大いに弱ります。
「音痴」って何かまったく不明です。
ドレミが解らない、という言葉の意味も全く不明確です。
他人がヴァイオリンを弾いているのを聴いてドレミが解らないとしたら、楽しめませんね。いくら曲を聴いても区別がつきません。
そんな方にとって、クラシックを弾くことは無論、聴くことだって拷問でしかないでしょう。ですからこういう不正確な言い方はお互いにやめておいたほうが話が早く進みます。
ヴァイオリンの初級者にとって音程を正しく取ることは難しいのです。
それはフレットの無い楽器の宿命です。また運動と聴覚の連携もうまくいきません。ですから
「何度やってもドレミがつぼにはまらない」
程度であれば妥当な表現でしょう。
それは「まだドレミが毎回ふらついて正しく弾けない」
ということです。それなら音痴ではありません。
結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとってはいけません。上達の妨げになると思います。
非常な注意力をもって聴きながら弾く。
間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
>結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
>チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
>ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとっては
>いけません。上達の妨げになると思います。
>非常な注意力をもって聴きながら弾く。
>間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
>これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
おっしゃることに強く同感します。音程の問題を考えるとき、なにか正しい音程というものがある、と考えることは間違っていると思います。正しい音程を捜し求めてクロマチクチューナーを使用するのは、クロマチックチューナーのヘルツの表示の中に正しい音程がある、と考えているからです。しかしこんな考え方は誤りです。
最近「アート・オブ・ヴァイオリン」の録画テープを見直してみました。この中で、ティボーがフランクのヴァイオリンソナタの演奏の中で、ある♭の付いている音を意図的に低めに取っているという例が指摘されていました。これは音に色をつけるためだそうです。その人その人が美しいと思う音程が正しい音程なのです。
[a16711]
Re: 音程を修正する技術
投稿日時:2006年02月22日 22:41
投稿者:匿名希望X(ID:NXOSckE)
[a16710] ねこ様
>> 私は,音痴です。
>> ドレミの音が分からない者にとって
こういうご発言は、お気持ちが良く出ていて、お答えをさしあげたいのは山々ではあります。しかし、正直に申し上げて大いに弱ります。
「音痴」って何かまったく不明です。
ドレミが解らない、という言葉の意味も全く不明確です。
他人がヴァイオリンを弾いているのを聴いてドレミが解らないとしたら、楽しめませんね。いくら曲を聴いても区別がつきません。
そんな方にとって、クラシックを弾くことは無論、聴くことだって拷問でしかないでしょう。ですからこういう不正確な言い方はお互いにやめておいたほうが話が早く進みます。
ヴァイオリンの初級者にとって音程を正しく取ることは難しいのです。
それはフレットの無い楽器の宿命です。また運動と聴覚の連携もうまくいきません。ですから
「何度やってもドレミがつぼにはまらない」
程度であれば妥当な表現でしょう。
それは「まだドレミが毎回ふらついて正しく弾けない」
ということです。それなら音痴ではありません。
結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとってはいけません。上達の妨げになると思います。
非常な注意力をもって聴きながら弾く。
間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
>> 私は,音痴です。
>> ドレミの音が分からない者にとって
こういうご発言は、お気持ちが良く出ていて、お答えをさしあげたいのは山々ではあります。しかし、正直に申し上げて大いに弱ります。
「音痴」って何かまったく不明です。
ドレミが解らない、という言葉の意味も全く不明確です。
他人がヴァイオリンを弾いているのを聴いてドレミが解らないとしたら、楽しめませんね。いくら曲を聴いても区別がつきません。
そんな方にとって、クラシックを弾くことは無論、聴くことだって拷問でしかないでしょう。ですからこういう不正確な言い方はお互いにやめておいたほうが話が早く進みます。
ヴァイオリンの初級者にとって音程を正しく取ることは難しいのです。
それはフレットの無い楽器の宿命です。また運動と聴覚の連携もうまくいきません。ですから
「何度やってもドレミがつぼにはまらない」
程度であれば妥当な表現でしょう。
それは「まだドレミが毎回ふらついて正しく弾けない」
ということです。それなら音痴ではありません。
結論から言うとチューナーでスケールを浚うのはお勧めしません。
チューナーは耳で無く目で音を合わせます。
ヴァイオリンは耳と身体の連携が大事ですから、目で音をとってはいけません。上達の妨げになると思います。
非常な注意力をもって聴きながら弾く。
間違えたらもう一度注意深く聴いて弾く。
これがあらゆる段階のもっとも大切なポイントでしょう。
>友人のピアニストは35歳からヴァイオリンを習いました(私が教えた
>ようなものです)が、彼女は素敵な音程で弾きます。私の耳で聴いて
>も一つ一つの音が和声的な意味を帯びている弾き方だと思います。
ピアニストの中では、弦のコレペティや声楽のコレペティをやった経験のある方のイントネーションの感覚は、そういった経験の全くないピアニストの感覚とは明らかに違いますね。
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