パンシェルルは以下のようにニスについて皮肉っぽく書いています。ヴァイオリン族の楽器 マルク・パンシェルル著 文庫クセジュ(原書は初版1947年、原書第3版1970年からの翻訳)ワニスについては定説がなく、この問題は、弦楽器の理論...
父娘でVn始めましたさま、その記事はストリング誌2008年5月号の連載「革命的音楽論」ですね。
ストラディヴァリはニスでは(音の)本質的な変化は何もないと知っていたという説が紹介されています。
ストラディヴァリは買ってきた調合済み...
父娘でVn始めましたさま、理解できないとは不思議ですね。佐藤正人氏は
ストラディヴァリは調合済みで売られているニスを楽器に塗っていたであろうと指摘されていますが、これをどう思われますか?ニスが音を良くするならそんなはずはな...
カルボナーレさま、もちろん「はい」です。経年変化で木のヤング率が変わるのは別の話です。ヒル兄弟は「ニスで音色が変わる」と主張していますが、その根拠は以下のようなものです。・ヴィヨームが作った
ストラディヴァリとデル・ジェ...
カルボナーレさま、もちろん「はい」です。前に紹介したプロの製作者も書かれている通り、白木の状態で極力ベストの「音」にして、その状態をできるだけ長く保存するために「板の振動を妨げない成分のニスを薄めに」塗るわけです。参考...
暇人さま、小野晃明氏の研究によれば良質な楽器用スプルースを使用する限り理論的にすらヴァイオリンの音色はニスによって変化しません。それにもかかわらず一部の楽器製作者はニスで音色が変わるのは「科学的事実」であると信じ込んで...
ヴェクスバーク「ヴァイオリンの栄光」 野田彰訳からニスに関する記述を引用します。(p162)ーーーーー最近になって、ニスと絃楽器の音色の関係がはっきりと解明された。同じ製作者が作った一対の楽器の一方にはニスをかけ、もう一方に...
セロ弾きさま。超難解なパズルでしたが、見事にご解読戴きまして深く御禮を申し上げます。セロ弾きさま、私は、ヒル氏のご著書を読んだことがございませんので、ヒル氏御見解に対しましては存じませんという立場でして、賛成でも反対で...
父娘でVn始めましたさま、ヒル兄弟は無量塔蔵六氏が批判した「オイルニス至上論者」でしたが、クレモナのニスについては当時調合済みで売られていたと考えられ、それをそのまま使ったクレモナのメーカーもいると書いています。ヒル兄弟...
本掲示板上における白木最上論における音が良いというのは客観的に定義可能であるかどうかにつきましては、それなりの議論が深められた結果、つぎのような定義に到達しているようです。白木最上論においては、白木の状態のとき、そのヴ...